ガレージキットフィギュアの作り方
HOW TO BUILD GARAGE KIT FIGURE



 工程4 気泡埋め

 材質が無発泡ウレタンの筈なのに気泡があるのは納得し兼ねるかも知れませんが、現実にそこに有る以上消すしかありません。そう言う物だと割り切りましょう。

 気泡には幾つか種類があります。

  表面に小さく出来たもの。
  表面に小さく出ているけど実は中に本体が有る気泡。
  細かい気泡が密集している
  キャストが流れていなかった・・・


 について
 これはパーティングラインと同じ要領で、ペーパーで消えるまで研いてやるのがベストですが、気泡を消す為に形か変ってしまう様であれば後述すると同じ手順でバテ埋めをしてやる方が良いでしょう。
 小さな気泡は無塗装状態や、下地塗装状態で目立ってしまっても、色を塗ってしまえば鏡面処理でもしていない限り目立たなくなってしまう物なので、密集している様であれば話は別ですが、点在している小さな気泡は見逃しても構わないと思います。
 小さな気泡が密集してるい場合、一つ一つ消すのは効率が悪いので、気泡が出ている一帯を彫刻刀の丸刀等で掘り、その部分をパテ埋めするのが合理的です。

 について
 これが気泡の中で一番よく有るパターンですね。業者抜きでも多少出てきます。
 私の場合、以適当な径のピンバイスで彫ってやり、気泡本体のサイズがピンバイスのドリルのサイズより大きければ。彫刻刀の丸刀かデザインナイフでさらに広げてから、キャスト棒か、SSP、ポリパテ、瞬間接着剤等で埋めて、ペーパー掛けをして表面を整えてやります。私の場合、3Mの耐水ペーパーの320〜600番で研いています。
 『塗装してから、充填してやった部分が盛り上がっていた』なんて事(良く有る)の無い様にしっかり表面を研いて整えましょう。
 小さい気泡だと、ラッカーパテで埋めてしまう人が多いのですが、塗装の時に失敗して、塗装をシンナーで落とすと一緒に落ちてしまうのと、時間が経つと浮いてくる可能性が高いのであまりオススメしていません。ただ、タミヤの白いラッカーパテはラッカーパテとしては乾燥も早く切削性も良いので、私自信は下地塗装で露見した気泡埋めに多用しています。

 について
 彫刻刀の丸刀や、リューターで気泡部分をまとめて掘ってやり、後は基本的にはパテを使ったパーティングラインの処理と同じです。
 全体に細かい気泡が無数にある場合、表面の大部分がパテに置換されてしまうなんて事も有りますが。現在新品して流通している市販キットでは先ず無い事なのでご安心を。

 について
 これが気泡と呼ぶには抵抗が有るかも知れませんが、型に空気溜まりが出来た為に発生した気泡には違い有りません。諦めましょう・・・と言いたい所ですがそれでは話にならないので、ポリパテを流れていない部分に充填してやり、欠損部分を彫刻刀とデザインナイフ、ヤスリ、ペーパーを駆使して削り出しで作るしか有りません。ま、これがガレージキットの醍醐味っ奴でしょう。 もっとも、は普通、業者抜き(ボークスのも含む。ボークスのキットはパーティングライン以外は綺麗です)ではめったに遭遇しないので安心して下さい。

1:購入  2:バリ取り  3:パーティングライン処理  4:気泡埋め

5:仮組  6:合わせ目消し  7:モールドの彫り直し  8:塗装前の下準備

9:下地塗装と下塗り  10:彩色  11:接着

工具  電動工具レビュー  各パテの使用感とか

 エッチングパーツの自作

Project Nimbus

模型材料、工具もあみあみ