メール版「<吉本隆明>本 新刊のお知らせ(12)」2011年

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●2011年のバックナンバー(※内容は少し修正してあります)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/12/28

追加情報。やや詳しくわかりました。
○「吉本隆明が語る親鸞」
   判型・A5判?/**頁(DVD-ROM附)
    2835円(税込) 東京糸井重里事務所

 *帯の文
   
親鸞さんを、吉本さんが、
  里の人へ、町の人へと語る。
  時空を超えて、ことばが届く。

   
   講演5本 計420分!
   吉本隆明講演音源DVD-ROMつき
   
 *内容
   プロローグ〜吉本隆明×糸井重里対談 2011.7.29収録
   1現代に生きる親鸞
   2親鸞の声について
   3親鸞の転換
   4親鸞からの未来(1988年大谷大学での講演、こちらが初出)
   5未来に生きる親鸞
   
 ※発行所から装丁見本のスナップ写真と内容について知らせていただきました。
  糸井氏との対談は新しいもので、講演5本の内の1本が先の大箱には
  未収録ということのようです。
 ※さらに詳細がわかればお知らせいたします。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/12/27

2012年1月24日発売予定
○「吉本隆明が語る親鸞」
   判型**/**頁(DVD附) 2835円(税込) 東京糸井重里事務所

 ※「ほぼ日」サイトにはまだ詳細が出ていないようですが、制作担当の方のページに下記のような
      記事が出ています。
  
  「吉本さんと糸井との最新対談あり、親鸞の足跡がわかる地図や年表、コラムあり、用語説明あり、
     そして、吉本さんが親鸞について語った講演をわかりやすく文字にした本文と、講演音声420分つき!」
   
 ※“最新対談”とはいまでも「ほぼ日」で読める2007年の「親鸞」のことなのか、それとも、別に最新の対談
     もあるのかは不明です。
 ※講演の本数、タイトル、日時が不明のため、過去に文字として刊行されたことのあるものなのかどうかが
     不明です。また音声は以前に同社から出た「吉本隆明 五十度の講演」に収録されたもの以外にもあるのか
  どうかも不明です。こちらにはCD6枚分ほど親鸞物がありました。今回のDVDは映像なしで音声のみの
    オーディオDVDと思いますが確実ではありません。
 ※ほとんど既出のものばかりの可能性が無きにしもあらずですが、本日よりご予約を受け付けます。
     この本に限り、国内送料は無料です。
 ※さらなる詳細がわかればすぐにお知らせいたします。


本日発売
○「週刊新潮 2012年1月5・12日新年特大号」
   定価370円(税込) 新潮社
   
 “「吉本隆明」2時間インタビュー 「反原発で猿になる」”
    “押し戻すことはできない”“「戦後」に似ている”
 
 ※インタビューは3頁分、「批判を受けるのは承知の上」とのキャプション附きの写真あり。 
 ※余分はほとんどありません。
   本日発売の週刊誌ですから、全国どこの書店・コンビニ・キオスクで買えるでしょう。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/12/19

ご予約いただいた分は満数入荷し、順次出荷中です
「kototoi 創刊号」編集・菊谷倫彦
   初版500部和綴じ製本/A5判116頁/一段組(一部、三段組)/写真あり(モノクロ) 
        定価1850円(税込) 発行・菊谷文庫  
※売り切れ
   
 ※吉本隆明氏のインタビュー「固有値としての自分のために」は「『荒地』との出会い」、
     「現在の詩作の問題」ほか詩についての内容で1段組23頁分。
     収録日の記載はありませんが、6月24日だそうです。
  なお「第1回」となっていて、続きは来年3月刊行予定の次号に掲載とのことです。
 ※お詫び。奥付に「定価千八百五十円(税・送料込)」と印刷されていますが、これは直販の
     場合のことだそうです。当店はそのようなことは事前に聞いていなかった上に、この号に
     関しては“適正利潤”を得ることができておりませんので、送料100円を上乗せさせていた
     だきます。ご予約いただいた方には事後承諾になりますがなにとぞご容赦ください。
 ※初版500部で追加の仕入は難しそうです。現在余分は数冊です。ご注文はお早めにどうぞ。


非<吉本>本入荷のお知らせ
○「怪傑ハリマオ 8号
   B5判/52頁/400円+税  発行人・根石吉久
   
 *目次
   
 人泥                山下徹   p.02
   花房のふじいさんに         今村秀雄  p.06
   読捨ニャンニャン日録        松岡祥男  p.08
   流a再見              井谷泰彦  p.19
   旧友                高橋幸夫  p.22
   編集後記その他           根石吉久  p.24
  

 ※通販の送料は80円
 ※バックナンバーも販売中(※一部補充中)  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/12/13

近日入荷予定。少部数限定につき先着順に受付、売り切れ御免。
○「kototoi 創刊号」編集・菊谷倫彦
   初版500部和綴じ製本/A5判116頁/一段組(一部、三段組)/写真あり(モノクロ) 
       定価1850円(税込)  発行・菊谷文庫
   
 *目次
   吉本隆明インタビュー「固有値としての自分のために」
   玄侑宗久エッセイ「『新しい感性』を待ちながら」
   井坂洋子 詩「露くさ通り」
   友川カズキ 詩「わかば」
   若狭麻都佳 詩「夢原罪T」
   勝俣誠エッセイ「大西洋の漁港からーコトバの獲得に向けて」
   中野佳裕 評論「リスク社会から脱成長社会へ」
   高坂勝エッセイ「うつらうつらテツガクするー第一回昼寝革命」
   菊谷倫彦エッセイ「詩を失った時代に」
   
 ※吉本氏インタビューは23頁分
 ※印刷はできあがっているそうですが、和綴じ製本は発行人の手作業とのことで、
     もう少し時間がかかるようです。
 ※初版500部ですから、追加の仕入は難しいかもしれません。
  ご予約は先着順に受け付けますが、売り切れの場合はご容赦ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/12/09

本夕入荷。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集111:ハイ・イメージ論(『母型論』)8
   全158頁 頒価1700円+税(送料80円)
   
 ・目次
 
  ハイ・イメージ論8……………………… 2(イ)
    母型論、連環論、大洋論、異常論、
    病気論T・U、語母論
   農業から見た現在…………………………95(ロ)
   『清水幾太郎著作集』内容見本……… 147(ハ)
   究極の左翼性とは何か………………… 148(ニ)
    編集ノート…………………………… 157


 ※(イ)は『マリクレール』1991年5月号〜1991年11月号掲載、のちに学研1995年刊の「母型論」、
      思潮社2004年刊「母型論・新版」に収録。
  (ロ)は1991年に中越高校にて『修羅』同人主催で行われた講演で、吉田恵吉氏主宰「高屋敷の十字路」より転載。
  (ハ)は1992年講談社刊。
  (ニ)は1987年のイベント「いま、吉本隆明25時」での講演。のちに1988年弓立社刊の
     「いま、吉本隆明25時:24時間連続講演と討論・全記録」 に収録。(カセット本も出ていました)


本日入荷
○「週刊読書人 2011/12/09号」 定価260円(税込)
   
 *吉本隆明氏ロング・インタビュー
   “持続する思考、生きた言葉”
   「『試行』創刊五十年、『完本 情況への発言』(洋泉社)刊行を機に」
   「安保闘争敗北のなかで」「物書きが天職」「生きた雑誌とは」
   「村上一郎さんのこと」「今の情況への発言」

 ※ほぼ2面分のインタビューです。日時不明。写真2葉あり。
 ※現在余分なし。追加取り寄せ中です。ご予約下さい。送料80円。
 

ちょっと前に出ていた本(奥付記載日2011/11/30発行)
○宮本孝二「吉本隆明の社会理論
  2011年11日30日発行/A5判上製/260頁 定価2800円+税 晃洋書房

 *帯の文
  「現在」と常に正面から取り組み、人間と社会についての洞察を深めてきた戦後最大の思想家吉本隆明。
  社会学者である著者が膨大な吉本の著作群を精緻に読み解き再構成することで、吉本の達成点を明らか
  にし、社会理論に有用な視点を提示する意欲作。

 *目次
   序章 吉本隆明と社会理論
   第1章 基礎理論としての心的現象論
   第2章 対幻想とは何か
   第3章 『言語にとって美とはなにか』
   第4章 『マス・イメージ論』と『ハイ・イメージ論』
   第5章 90年代の著作と対象化の社会理論
   第6章 資本主義、国家、運動
   第7章 知識人論
   第8章 差別問題をめぐって
   第9章 アジア的とは何か
   第10章 宗教をめぐって

 *著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
   1949年大阪府生まれ。1973年大阪大学文学部卒業。1983年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程
   単位取得満期退学。現在、桃山学院大学社会学部教授。人間科学博士
   
 ※通販送料120円です。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/12/01

非<吉本>本入荷のお知らせ
○齋藤愼爾句集『永遠と一日』
  四六判並製/288頁 定価2600円+税 思潮社

 *宣伝文
  〈俳句で小説を書く詩人〉(野村喜和夫)――齋藤愼爾の2001年から2011年まで10年間の作品を集成。
     父、母、姉、〈3.11〉の死者たちへの鎮魂を響かす新句集。

 ※<吉本>本を多数編集、出版してこられた齋藤愼爾氏の新句集です。

 
非<吉本>本近刊のお知らせ
○眞鍋呉夫「天馬漂泊」 *12月下旬刊行予定
  四六上製/306頁 予価2800円+税 幻戯書房
  
 *宣伝文
   敗戦直後、若き日の文壇の青春群像
   檀一雄との密接な交流を軸に、太宰治、佐藤春夫、横光利一、菊池寛、井伏鱒二、三島由紀夫、
      阿川弘之、島尾敏雄、高見順、中山義秀、森敦、大西巨人、五味康祐、保田與重郎、亀井勝一郎、
      河上徹太郎、鈴木信太郎、火野葦平、三好達治、柳田國男、駒田信二、庄野潤三、杉浦明平、
      谷川雁、中村真一郎、富士正晴らが跳躍、当時の文芸誌、同人誌の息吹も伝える青春の記録。
   登場人物はすべて実名のドキュメンタリー小説
   長編の表題作に加え、短篇2篇を収録
   
 ※吉本氏の名前は見当たりませんが、島尾敏雄、谷川雁とありますからちらと出てくるかもしれません。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/11/18

○「比嘉加津夫 書評誌 Myaku 9号(2011年11月)」※売り切れ
          A5判/67頁 定価500円(税込)  脈発行所
   
 *目次
   清田政信の初期の詩ノート(松島渉)
   吉本隆明という像
    吉本隆明と妹
    埴谷雄高と吉本隆明
    吉本隆明のすごさ
    吉本隆明の思想
    吉本隆明のことば
    よしもとばななとの対話から あたりまえを普通に
   谷川雁という像
   バーチャル・インタビュー島尾敏雄との関係 
   編集後記

 ※「吉本隆明という像」は“エッセイ”で2段組み12頁分。
 ※送料80円にて通販いたします。極小部数の制作(100部程度)のようですから、お早めにどうぞ。
 ※比嘉加津夫氏については同氏のブログ「Myaku脈」をごらんください
  ※なお「書評誌Myaku」の他に「脈」というのが現在73号まで出ているようです。

○市田良彦/王寺賢太/小泉義之/すが秀実/長原豊「脱原発「異論」
       A5判並装/211頁 定価1800円+税  作品社
  
 *宣伝文
   「3・11」以降の思想的・運動的状況を総括して、議論なきまま「脱原発」に流れ行く風潮に異論を呈し、
   射程はるかな資本主義批判の視座を提示する、5人の論客による、過激にしてまっとうな討論!
   
 ※第一部座談会の中に、“吉本『「反核」異論』を読む”の項が約30頁分あります。
  
 ※入荷は1冊のみ(※売り切れ補充中)。通販送料120円です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/11/16

やっと現物が入荷しました
○「完本 情況への発言
   A5判/並装/704頁(本文2段組み)/定価3000円+税 洋泉社
   
 *帯の文
   時代と格闘する思想家・吉本隆明の35年にわたる発言をこの一冊に凝縮!
   〈自立〉の思想的拠点であった雑誌『試行』の巻頭を飾った
   「情況への発言」をすべて収録。
   表層(文化)主義や機能主義の跋扈を根底から否定する、
   著者の真骨頂を示す記念碑的作品! 
   時代の課題を決して逸らさず、真正面で受け止め、思索し、
   発言してきた魂の記録がここに!

 *目次
   情況への発言(一九六二年十月)〜(一九九七年十二月)
   直接購読者諸氏へ(一九九七年十二月)
   新書版のためのあとがき1
   新書版のためのあとがき2
   新書版のためのあとがき3
   解説 松岡祥男

 ※末頁に“本書はMC新書「『情況への発言』全集成」の三冊を合本し、「解説」を書き下ろして
   一冊としたもの”とありますが、「解説」の1項から3項は新書版にそれぞれ附されていたもの
   とほぼ同じで、4項のみが書き下ろしのようです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/11/15

やっとご予約者に発送を終えました
「撃論 vol.3」
   定価1143円+税 オークラ出版
   
 *特別インタビュー(3段組8頁)
   吉本隆明が解剖する「<脱原発>という思想」
    “反原発・推進両派を突き刺す巨人の寸鉄”
     ・反原発は文明の放棄だ
     ・思想と技術は切り離すべき
     ・原発で取り返した自信
     ・放射能不安と経済不安を煽る脅迫者
     ・技術の進歩とは
     ・自然エネ礼賛は反動思考
     ・原子力行政のあり方

 ※11月1日のお知らせにて8月18日発売と記しましたが、これは発行所のサイトの掲示が間違っていたためで、
      実際は10月18日だったようです。目次等の詳細もそちらでごらんください。    


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/11/09

本日入荷
○「中央公論2011年12月号」
   定価857円+税 中央公論新社
  “内田樹×高橋源一郎「吉本隆明と江藤淳−最後の批評家」”

  ※この対談は3段組12頁分です。
  ※現在余分はございません
  

近刊のお知らせ(※12月刊行予定)
○「いつもそばに本が
   A5版並製/480頁/予価2200円+税 ワイズ出版

 *宣伝文
   73人の表現者 知の原点
   本についてのエッセイと、各人スナップ写真(撮影・首藤幹夫)

 ※朝日新聞読書欄連載(1999-2004)の単行本化です。吉本氏は1999年11月に3回掲載されていますが、
     これらは既に光文社から出た2001年「読書の方法―なにを、どう読むか」に収録済みで、現在は2006年
     刊の光文社文庫が入手可能です。


非<吉本>本入荷のお知らせ
○高橋秀明個人誌「うさぎ通信 第1号(または終刊号)」
  “『怪傑ハリマオ』徹底粉砕”
  B5判/25頁/頒価350円(税込) 発行所・うさぎ通信
  
 *目次
   発行に際しての註
   『怪傑ハリマオ』徹底粉砕
   
 ※2011/06/19に非<吉本>本としてお知らせした「怪傑ハリマオ 7号」に「松岡祥男への異論」を寄稿された
   高橋秀明氏の個人誌です。
 ※「発行に際しての註」によれば、「根石氏は拙稿を7号に掲載した上で、その編集後記においてあらぬことを
   挙げたて私への誹謗に及んだ。」とのことで、この「通信」は「根石氏への反撃であるとともにその経緯が意
   味するものについての考察としても書かれた」のだそうです。
 ※よーするに「怪傑ハリマオ 7号」を未読の方にとっては、何のことやらわからないかと思われますが、購読
   ご希望の方には送料80円にて通販いたしますのでどうぞ。
   なお、「怪傑ハリマオ」も1号から7号まで在庫しておりますのでこちらもどうぞ。 


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/11/08

本夕入荷。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集110:消費のなかの芸(初出)・上」
   全164頁 頒価1700円+税(送料80円)
   
 ・目次
   
消費のなかの芸・上……………………… 2(イ)
  旧来の知識世界は壊滅状態にある…… 160(ロ)
   編集ノート…………………………… 163


 ※(イ)は『CUT』1991年3月号〜1998年1月号(隔月刊)まで全40回掲載
     されました。今回の上巻には1994年5月号の分までが収録され
     ています。この連載は、ロッキングオンから1996年に「消費の
     中の芸〜ベストセラーを読む」として刊行されましたが、これ
     には1996年5月号までしか収録されておらず、以降は単行本未
     収録です。下巻をお待ちください。
  (ロ)は『あぐれ』1991年11月号掲載のインタビュー記事です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/11/01

以前に出ていたのにぜんぜん知らなかった
○「撃論 vol.3」2011/08/18?発売(10月18日かも?)
   定価1143円+税 オークラ出版
   
 *特別インタビュー
   吉本隆明が解剖する「<脱原発>という思想」
   
 ※まだ実物を見ていないので詳しいことはわかりませんが、3段組8頁分あるそうです。
  
 ※至急取り寄せますが、入荷までに1週間以上かかるでしょう。
  お待ちいただける方はご注文ください。
  
近刊のお知らせ(11月上旬刊行予定)
○「完本 情況への発言」
   A5判/704頁/予価3000円+税 洋泉社
   
 ※現在、洋泉社新書版3冊で出ているのと本文はまったく同じです。
   松岡祥男氏の解説も同じですが一部訂正されたそうです(ご本人談)。
 ※新書版は1冊1900円+税でしたから、この本はほぼ半額の上に、活字が大きくなり読みやすくなって
     いるのが長所です。
 ※近刊予定を知るのが遅かったので、発売日よりも入荷が数日遅れるかもしれません。
     分厚いので送料も300円以上かかるでしょう。
 ※猫々堂資料集 110集「消費のなかの芸・上 他」は11月10日ごろの入荷予定です。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/10/24

本日入荷
○吉本隆明×江藤淳「文学と非文学の倫理
   四六判/307頁/定価2200円+税 中央公論新社
   
 *帯の文
   戦後精神の精華
   文学から思想、政治から時代状況まで、
   戦後を代表する二大批評家による白熱の全対談
   
 *目次
   文学と思想(1966年)
   文学と思想の原点(1970年)
   勝海舟をめぐって(1970年)
   現代文学の倫理(1982年)
   文学と非文学の倫理(1988年)
   編集付記
   索引
   
 ※すべての対談はそれぞれの単著に収録されていますが、共著としてまとまったのは
   この本が初めてです。脚注附き。吉本氏によるあとがき等はありません。
  
○「中央公論特別編集 江藤淳1960」中央公論編集部 編
   A5判/223頁/定価2200円+税 中央公論新社
   
 *宣伝文
   1960年代、江藤淳はいかに闘ったのか。安保闘争ドキュメント、
   大江健三郎論を中心に、批評家・江藤淳の政治と文学に焦点を当てる決定版アンソロジー。
   吉本隆明、石原慎太郎のインタビューなども掲載。[日販MARCより]
   
 *目次
   批評家とは何か:エッセイ&対談
   江藤淳の六〇年安保闘争:ドキュメント
   好敵手・大江健三郎:作家論
   戦後という時代:座談会&エッセイ
   江藤淳を語る:特別インタビュー
    吉本隆明「江藤さんについて」(聞き手=大日方公男)
    石原慎太郎「江藤は批評家になるしかなかった」
   批評家たちの江藤淳:江藤淳論
   江藤淳略年譜
   
 ※吉本氏のインタビューは2011年9月9日収録。3段組8頁分
   
おまけ。ちょっと前に出た雑誌。
○「猫びより 2011年9月号」2011年8月刊。950円(税込)
  “ハルノ宵子のシロミ看護日誌(その37) 巨人の愛した猫”
 
 ※吉本家の長老猫「フランシスコ♀」がお亡くなりになったそうです。
  享年17歳。「父とフランシスコ」について挿絵つきで書かれていますが、吉本氏は「ふつーの人
  のように、悲しみをただ感じることができない人なので、悲しいという情況を考えて考えて考え
  抜いて分析して咀しゃくしてる」そうです。
  
 ※この雑誌は在庫ございません。隔月刊行で最新号は11月号ですから、書店の店頭には並ん
   でいないでしょう。取り寄せは可能ですが時間がかなりかかります。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/10/04

本夕入荷。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集109:三島由紀夫の思想と行動/詩的な喩の問題」
   全153頁 頒価1600円+税(送料80円)
   
 
・目次
   檄のあとさき……………………………… 2(イ)
   三島由紀夫の思想と行動(対談)…………13(ロ)
   「超近代」という時代(対談)……………35(ハ)
   濃密な圧力感を生命力とする映画………64(ニ)
   些事を読みとる……………………………68(ホ)
   ニーチェ『偶像の黄昏・アンチクリスト』…69(ヘ)
   鶴見さんのこと……………………………82(ト)
   俳句表現のアポリア(対談)………………84(チ)
   詩的な喩の問題………………………… 105(リ)
   宮沢賢治の文学と宗教………………… 123(ヌ)
    編集ノート…………………………… 152

 ※(イ)『新潮』1990年12月号
  (ロ)西部邁と対談。『文藝春秋』1990年12月号
  (ハ)中沢新一と対談『マリクレール』1991年2月号
  (ニ)『マリクレール classics theaters』パンフレット、1991年2月
  (ホ)『文藝春秋』1991年3月号ほか
  (ヘ)『偶像の黄昏・アンチクリスト』1991年白水社刊の解説
  (ト)『鶴見俊輔集5』1991年筑摩書房刊の月報
  (チ)夏石番矢と対談。『俳句空間17号』1991年6月
  (リ)『「フェスタ・イン・なごや」記録集』1991年6月
  (ヌ)1989年11月の講演。


 ※(イ)が『余裕のない日本を考える』コスモの本1995年刊に、(ヌ)が『愛する作家たち』
   コスモの本1994年刊に収録されている以外は、単行本未収録とのことです。   

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/10/03

近刊のお知らせ(10月下旬刊行予定)
○「中央公論特別編集 江藤淳1960」
   A5判/***頁/予価2200円+税 中央公論新社

 ※編集担当の方からいただいたメールによると、吉本氏の新たなインタ ビュー
      「江藤さんについて」(聞き手=大日方公男)、8頁分が収録されるとのことです。
  
 ※先にお知らせした吉本隆明と江藤淳の全対談集「文学と非文学の倫理」は5編収録ですが、
   単行本未収録のものはないそうです。
 
 ※この2冊は今月下旬(25日以降)に同時発売予定です。 ご予約ください。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/09/17

近刊のお知らせ(10月下旬刊行予定)
○吉本隆明×江藤淳「文学と非文学の倫理」
   四六判/***頁/予価2200円+税 中央公論新社
  
 *宣伝文
   戦後批評の2大巨頭・吉本隆明と江藤淳、この両者が1960年代半ばから80年代後半に
      かけて行った白熱の全対談を初めて集成する。
   
 ※おそらくどの対談も「吉本隆明全対談(全12巻)」その他に収録されているはずで、単行本
      未収録のはなかろうと思いますが、いまのところ不明です。なお、この本のタイトルとなっ
      た「文学と非文学の倫理」は「文藝 1988年冬季号」掲載で「吉本隆明全対談(全12巻)」
      には未収録です。
  
 ※送料は120円の予定です。ご予約ください。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/09/13

見本誌受贈御礼。<吉本隆明>記事あり。
○及川俊哉・編集「ウルトラ14:特集 吉岡実2011」
  A5判/400頁/定価1000円(たぶん税込)
  発行人・和合亮一/発行所・ウルトラの会
  
 *及川俊哉「生活の密議−吉本隆明『戦後詩人論』における吉岡実評から」7頁分掲載
    
 ※2008年に出た「ウルトラ12」は吉本隆明の特集でした(※完売。発行所にも在庫なし)。
   今回の吉岡実特集は400頁もあるのにわずか 1000円という安さです。会津若松市方面は印刷製本が
   安いのでしょうか?
 ※さらに気前のよいことに、編集長からのメールによれば「今号より電子版を無料配布することになりま
     した。近日中に六本木詩人会HP等で発表予定です。内容は紙版と全く同じ物になりますので、あらか
     じめご了承ください。」とのことです。  
 ※そういうわけですから、この号は当店では仕入れないことにします。紙版がお入り用の方は直接ご購
     入ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/09/12

本日入荷
○高橋順一「吉本隆明と共同幻想論
   四六判/並製/218頁/定価1800円+税 社会評論社
  
 *帯なし
 *吉本隆明の個性的な風貌は、どのように形成されていったのか。戦後日本の思想界において独自な
   地歩を占めてきた吉本隆明という思想家について主として時系列に沿いながら、その軌跡を明らかにする。
       [日販MARCより]
   
 *主要目次(2011/08/22にてお知らせ済み)
   
 ※通販送料120円。ご予約者には本日発送します。


非<吉本隆明>本入荷のお知らせ
○谷川雁研究会機関誌「雲よ ―現点と越境―第6号
        2011年8月15日・発行/A5判/204頁/頒価1800円(税込)
       編集:谷川雁研究会世話人(編集部)
       発行:谷川雁研究会(代表・松本輝夫)

 *目次の一部
   3・11後の世界と谷川雁(松本輝夫)
   賢治、雁、仁三郎(仁衡琢磨)
   三十八年後の唐桑半島の風景(矢部顕)
   「サークル村」終刊五十年記念の筑豊・中間集会に参加して
   谷川澄子と谷川雁(内田聖子)
   谷川雁と保田與重郎 戦争の内在化と戦後の歩み(北野辰一)
   ほか

  ※目次を見る限りでは吉本氏に直接関係する記事はなさそうです。
  ※送料は1冊100円
  ※バックナンバーもすべて在庫あります
  
※「谷川雁の本」の在庫はこちら※「谷川雁の本」の在庫はこちら


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/09/10

今朝の新聞記事(現物もコピーも未見)
○「読売新聞 2011/09/10」
    昭和時代 第1部30年代 20「安保と知識人」
    
 ※この記事を見た方からのメールによれば「この特集中に、丸山真男、清水幾太郎、江藤淳らとともに、
     吉本氏の囲み記事が掲載されています。丸山真男についての短いインタビュー談話もあります。」との
     ことです。残念ながら、このシリーズはネットで無料公開されてはいないようです。
  
ほぼこじつけですが、非<吉本>本入荷のお知らせ
○山本かずこ「日日草」
    四六判上製/209頁 定価2000円+税 北冬舎
  
 *帯の文
   たくさんの、失ったもの、得たもの、思い出を、大切に思い出す。
   激しく変容する〈戦後の昭和〉に生まれ、時代の渦中を生きてきた女性詩人が、切なく、なつかしい
      〈人生の一日〉を、丁寧に書きとどめた、胸打つエッセイ集。

 ※山本かずこ氏は1952年高知生まれ。著書にミッドナイト・プレスからの詩集4冊のほか、小説、エッセイ
   など数冊あり。
 ※松岡祥男氏の「猫々堂主人」には、吉本×松岡の対談2本と山本かずこ×松岡の対談1本が附されて
   います。吉本×山本の対談はありませんが、とりあえずニアミス程度の関係はあったということでよろしく。
 ※「猫々堂主人:情況の最前線へ」2005年、ボーダーインク刊 定価2000円+税。在庫あります。

ダメ元本のその後
○8月30日にお知らせした宇田亮一著「吉本隆明『心的現象論』の読み方」は、案外よい本かもしれません。
 お買いあげいただいた方から「わたしにとっての良書になりそうです。吉本世界をビジネス書のように扱いた
 いというのが気に入りました。」とのメールをいただきました。
 ほかの方もご感想をお寄せいただけば、匿名/筆名にてこのメールにて紹介させていただきます(もちろん
 本名でもかまいません)。よーするに、Amazonのカスタマーレビューのまねですが、未購読の方の参考にな
 るはずです、そしてうちの店の仕入の参考にも。なにとぞよろしく。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/09/08

新刊入荷(ご予約者には逐次発送中)
宇田亮一「吉本隆明『心的現象論』の読み方」
   四六判/並製/205頁/定価1200円+税 文芸社
  
 *帯の文(※目次は2011/08/30掲載済)
   対人関係としての心的現象
   体壁幻想(動物の心)と内蔵幻想(植物の心)からなる
   身体構造の“心の世界”が交錯する。
   
 *著者略歴
   1952年生まれ。キリンビール山口支社長、キリンビジネスシステム取締役社長、横浜工場副工場長を経て退職。
   2008年に立教大学の博士課程前期課程に入学され、臨床心理学を専攻。現在は立教大学心理教育相談所研
   究員をされております。(※三木成夫の会のサイトより)
   
   
 ※本文は未読ですが、「はじめに」を読んだ限りでは、まともな本のようです。
  
 ※三木成夫に関する吉本隆明の文が載っている三木成夫の本(在庫あります)
 
  「海・呼吸・古代形象:生命記憶と回想」三木成夫著
              1992年刊 定価2428円+税 うぶすな書院
   ・吉本隆明による解説「三木成夫について」2頁分。
  
  「モルフォロギア ゲーテと自然科学 第16号 “三木成夫の思想”」
        1994年刊 定価1262円+税 ゲーテ自然科学の集い
   ・吉本隆明「三木成夫さんについて(講演)」2段組16頁分。
  
 ※三木成夫の著書の在庫はこちらをごらんください   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/30

近刊のお知らせ(9月上旬刊行予定らしい)
○宇田亮一「吉本隆明『心的現象論』の読み方」
   四六判/並製/205頁/予価1200円+税 文芸社
  
 *宣伝文
   いのちの電話相談員などをつとめた著者が、心理臨床の現場での悩みを克服するために吉本隆明の
   大作『心的現象論序説』と『本論』を読み解いた一書。出来る限り平易な解説を心がけつつ、現代の心
   理療法の潮流や三木成夫の発生学などを踏まえて対人関係論の観点に立ち、人の心のあり方を問い
   さらに児童虐待、ひきこもり、自殺願望から臓器移植問題などの難題にも挑む。
   
 *目次
   第1章 “心”をどうとらえるか;
   第2章 “心の不調”とは“対人関係の不調”のことである;
   第3章 “心理療法”を“対人関係”の視点から読み解く;
   第4章 『心的現象論』には知恵が詰まっている
   
 ※著者の略歴は不明。ちょっと検索した限りではこの本以外の著書は見あたりません。
   発行所は自費出版の大手であまりよい評判を聞きませんが、宣伝文に三木成夫の名があるあたりは、
   ちょっと期待できるかもというあたりです。安価な本ですからダメ元でご予約下さい。入荷は1週間ほど
   先になるでしょう。送料100円〜120円の予定。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/25

本日入荷。ご予約者には発送済みです。
○猫々堂「吉本隆明資料集108:ニッポンの現在
   全160頁 頒価1700円+税(送料80円)
   
 ・目次
   
ニッポンの現在(全17回)………………… 2(イ)
  宮沢賢治は文学者なのか…………………63(ロ)
  渦巻ける漱石1〜3………………………74(ハ)
  文学の現在的課題(質疑応答)………… 124(ニ)
  『林檎園日記』の頃など……………… 146(ホ)
  わたしの地名挿話……………………… 153(ヘ)
   編集ノート…………………………… 158

 ※(イ)『熊本日日新聞』1990年12月〜1991年12月に断続的に掲載され、後に
          「見えだした社会の限界(コスモの本)」に収録。
  (ロ)『鳩よ!』1990年11月号
  (ハ) 1990年の講演。『ちくま』1990年11月号〜91年1月号掲載。推敲を経て
          「夏目漱石を読む(筑摩書房)」に収録。
  (ニ)『吉本隆明講演録 文学の現在的課題』立命館大学日本文学研究会、1975年刊。
           講演本編は「知の岸辺(弓立社)」に収録。
  (ホ)『久保栄研究11号』1988年11月刊掲載(執筆は1973年)。
  (ヘ)『角川日本地名大事典:熊本県』1987年刊の月報所収


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/22

近刊のお知らせ(9月中旬刊行予定)
○高橋順一「吉本隆明と共同幻想論」
   四六判/並製/224頁/予価1800円+税 社会評論社
  
 *宣伝文
   大好評「吉本隆明と親鸞」と双璧をなす第2弾
   「共同幻想論」という幻想性の構造についての原理的考察
   にまで至りつく、吉本隆明の軌跡とその核心を読み解く
   
 *主要目次
   1 敗戦記におけるマルクス体験
   2 安保闘争の意味と第二のマルクス体験
   3 「大の原像」と「自立」
   4 「共同幻想論」の世界
   5 「共同幻想論」以後の課題
   しめくくりに代えて 吉本隆明と竹内好
   
 ※通販送料130円の予定です。ご予約ください
 
 ※既刊在庫あります
   高橋順一「吉本隆明と親鸞」定価1800円+税 社会評論社


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/21

本日入荷。ご予約者には本日発送します
○「飢餓陣営36 2011夏号」(編集・佐藤幹夫)
  “【特集】吉本隆明と東北を想う”
   A5判/250頁 定価1000円+税  飢餓陣営発行所
   
 *吉本隆明、「東北」を想う(特別掲載)1段組24ページ
   3.11をどう受けとめたか/「東北」の風土とはなにか、/
   宮沢賢治の文学・思想の世界/宮沢賢治の他界観/ほか
  (1段組23頁分。聞き手・佐藤幹夫。2011/4/19&26。吉本氏宅にて。)
 
 *聞き書き 編集者=小川哲生(聞き手及び註解 佐藤幹夫)
  (第1回)「小さな会社だからこそ、著者一番の仕事をもらいなさい」
    私はなぜ「編集者」になったか/「吉本隆明」にたどりつくまで/
    筑豊「サークル村」の書き手たちとの交流/ほか(2段組15頁分)

 ※その他の詳細は発行所のサイトでどうぞ  
 ※通販送料は100円です。
 
 ※佐藤幹夫氏の近著
  「ルポ 青年期の発達障害とどう向き合うか」定価1900円+税 PHP研究所
  「ルポ 認知症ケア最前線 (岩波新書)」定価800円+税 岩波書店  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/18

ごくごく僅かながら〈吉本〉本
○「流砂 04号」栗本信一郎+三上治・共同責任編集
   A5判215頁 1200円+税 批評社
   
 *柴崎明「吉本隆明を巡る私にとっての諸問題4」2段組み23頁分
 *三上治、中村礼治、柏木信、宮内広利、山家歩、桑野弘義ほか
 
 ※送料100円です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/12

非<吉本>本入荷のお知らせ
○「路上120号(2011/8) 第1期終刊号」佐藤通雅・編集
                     A5判136頁 1000円+税 路上発行所
   
 ※佐藤氏が「試行」「無名鬼」「あんかるわ」等の影響を受けて1966年に創刊された個人誌「路上」の
     第1期終刊号です。通常記事のほかに、全号の総目次と執筆者名簿が掲載されています。名簿に
     吉本隆明氏の名はありませんが、吉本和子氏が2件、村瀬学氏が12件ありました。よく探せばほか
     にも「試行」執筆者の名があるかもしれません。
 ※発行所のサイトにて総目次等公開されています。
 ※当店の在庫は終刊号を含む10号分ほどが飛びとびに残っています。
 
 ※「路上」の取り扱いは2011年12月末にてすべて終了しました。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/08

近刊のお知らせ。8月下旬発行予定。
○「飢餓陣営36 2011夏号」(編集・佐藤幹夫)
  “【特集】吉本隆明と東北を想う”
   A5判/250頁 予価1000円+税  飢餓陣営発行所
   
 *目次の一部
   吉本隆明、「東北」を想う(特別掲載)1段組24ページ
    3.11をどう受けとめたか/「東北」の風土とはなにか、/宮沢賢治の文学・思想の世界/ほか
   神山睦美:東北常民のエートス
   夏木智:東日本大震災個人的体験記(1)
   佐藤通雅:3.11手稿
   佐藤幹夫:被災地に立って
   北明哲:「3.11」クリップボード
   橋爪大三郎ロングインタビュー(第2回) 「3.11」とこれからの日本の方位 
   聞き書き 編集者=小川哲生(聞き手・文・註解 佐藤幹夫)
   (第1回)「小さな会社だからこそ、著者一番の仕事をもらいなさい」
   【追悼】山内修:東京ふらふら文学散歩・永井荷風と向島編(遺稿)
   〈ゲスト対談〉清水眞砂子×滝川一廣 「希望を失くさない」という生き方(1)

  ※通販送料は100円〜120円の予定です。ご予約ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/08/05

今朝の新聞記事
○「日本経済新聞 2011/08/05」
  “8.15からの眼差し−震災5ヵ月(3)”
    『科学に後戻りはない』吉本隆明氏
    
 ※幅4分の1面、7段組程度の談話記事です。
   中見出しは“原発 完璧な安全装置を”
 ※(3)となっていますが吉本氏はこの回のみです。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/30

ごく僅かながらも〈吉本〉本
○成田昭男「塹壕と模倣:鮎川信夫・北川透・中原中也」
  A5判上製/480頁 定価3000円+税 幻原社(成田昭男・気付)
  
 *目次の一部(帯は無し)
   1 中原中也
   2 啄木・賢治・朔太郎
   3 北川透
   4 塹壕と伝達
   5 小バーにゆられて
   6 詩論
   7 鮎川信夫(戦前編)
   8 鮎川信夫(戦後編)
   あとがき
   
 *4に“鮎川信夫と吉本隆明の別れ目”2段組8頁分あり
 *成田昭男氏は1947年生まれ。元「菊屋」同人、現[VAV」共同発行人。
 
 ※この本は「あんかるわ」「菊屋」「風淋通信」「ガニメデ」「VAV」その他の雑誌に寄稿された文章を
     集めたものです。「ガニメデ」と「VAV」は現在も当店にて扱っていますし、「あんかるわ」なども
  当時は扱っていました。
 ※吉本氏がタイトルに出ているのは上の1項のみですが、その他の文中にも出てくるかもしれません。
 ※通販送料300円
 ※武田肇・編集「文體を問う詩歌文藝誌 ガニメデ」と陶山幾朗・編集
  「VAV」の在庫は“他店ではあまり見かけない本”のページでごらんください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/29

7月15日発売済み。現物がやっと入荷しました。
○「真贋」(講談社文庫) 
   文庫判/258頁 講談社
  
  ※2007年講談社インターナショナル刊行本と同一内容で、新たなあとがきも解説もついていません。
       帯によしもとばなな氏の読書日記からとして「自分の親の本だということを忘れてのめりこんだ。…」
       という文章が引用されています。この「読書日記」が出版された本なのか、ネットで公開されている
       のかはまだ検索できていません。
   
秋までに出るとよいのですが
○佐藤幹夫個人編集「飢餓陣営36 2011・夏号」
  *特集*吉本隆明と東北(特別インタビュー・吉本隆明)
    A5判/…頁/定価未定 飢餓陣営発行所
    
 ※発行日と定価が決まったらお知らせしますから、ご予約はそれ以降にしてください。
 
 ※在庫のあるバックナンバー一覧

  「樹が陣営35号」“橋爪大三郎のマルクス講義1”ほか
  「樹が陣営34号」小特集“人間の発達と社会”西研、滝川一廣、ほか
  「樹が陣営32号」特集“三島由紀夫と吉本隆明” 橋爪大三郎ほか
  「樹が陣営31号」特集“『子ども問題』は『大人問題』である、徹底再考”
  「樹が陣営30号」特集“神なき時代の宗教”浜田寿美男、ほか 
  「樹が陣営29号」特集“人間はどこまで自由か”長谷川三千子ほか
  「樹が陣営28号」特集“自由・社会的逸脱・精神医療”村瀬学ほか
  「樹が陣営27号」特集“『知』はそしてトリビアになった”橋爪ほか
  「樹が陣営26号」特集“この国はどこへ向かっているのか”橋爪ほか
  「樹が陣営25号」特集“吉本隆明”村瀬学ほか
                             (定価は25号と32号が1200円+税、その他は1000円+税)
    

FAXで届いた新聞記事
※「日本経済新聞2011/07/28」に“戦後日本のカリスマ思想家4”として、
 “吉本隆明 下町知識人同時代を伴走”という竹内洋氏の文章が載っています。
   大見出しは“啓蒙と一線、大衆を内包”、およそ半頁6段程度です。
    4となってますが、吉本氏の回は今回のみと思われます。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/25

ウェブ・マガジンの最新記事
○「VOBO ECSTACY WEB MAGAZINE」
   “吉本隆明、性を語る。”(2011年7月5日、東京・駒込、吉本隆明邸にて。)

 ※親切なお方にお知らせいただくまで、ぜんぜん知りませんでしたが、このサイトはコアマガジンの制作によるらしい、
   たいへんけっこうなものです。吉本氏の記事は写真数葉付きの読みごたえのあるインタビューです。
  

文庫解説、ただし旧稿の再録
○「エロティシズムの歴史 呪われた部分−普遍経済学の試み:第2巻」
   ジョルジュ・バタイユ/湯浅博雄・中地義和 訳
   文庫判/330頁 定価1300円+税 筑摩書房
 *(解説)「実感に伴う形而上学−ある読解」吉本隆明
 
 ※この解説8頁分は「マリクレール」1987年5月号からの転載です。後に、1992年刊行メタローグ刊「新・書物の解体学」に
   収録(*絶版)。 また、猫々堂資料集83「新・書物の解体学1」にも収録されています。
 ※「エロティシズムの歴史」の元版は1987年哲学書房刊で、同社による2001年「再刊本(哲学文庫) にも、この吉本氏の
  文章が収録されています。
  よーするに、吉本氏はこの1987年2月に出た最初の版を読んで、その書評を「マリクレール」5月号に掲載されたわけです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/21

本日入荷。ご予約者には発送済みです。
○猫々堂「吉本隆明資料集107:都市、時代そして自然
   全123頁 頒価1400円+税(送料80円)
   
 ・目次
   
イメージとしての都市…………………… 2(イ)
   
都市、時代そして自然(対談)……………15(ロ)
  ポストモダンとは何か(対談)……………22(ハ)
  熱中TV討論(対談)………………………37(ニ)
  小栗康平監督『死の刺』…………………76(ホ)
  戦時中の恋愛心理ドラマ…………………81(ヘ)
  稀有なつよい生活の意志力………………84(ト)
  変容する都市空間…………………………85(チ)
  永遠なる、究極なるもの…………………94(リ)
  対話について     ……………… 112(ヌ)
   編集ノート…………………………… 122


  ※(
イ)1989年12月、「つかしん」での講演で「正論」1990年4月号掲載
  (ロ)笠原芳光との対談で日時会場も掲載誌も(イ)と同じ
  (ハ)も同日の笠原との対談の続きで「正論」1990年5月号掲載
  (ニ)清野徹との対談で、1990年文春ネスコ刊の清野徹
     「おしゃべりな天才(タレント)たち―「いいこと言うじゃん」テレビ生録ドッキリ語録」所収。
  (ホ)「マリ・クレール」1990年6月号掲載。
  (ヘ)1990年6月刊の文春文庫「洋画・邦画ラブシーン ベスト150」
  (ト)1990年6月刊福武書店刊の永瀬清子「すぎ去ればすべてなつかしい日々」帯文
  (チ)「山梨日々新聞」1990年7月20日号、24日号、8月1日号に三回分載
  (リ)「アーガマ」1990年9月号掲載のインタビューで、副題は“大衆消費社会における倫理の課題”
  (ヌ)1990年10月新潮社刊「吉本隆明「五つの対話」」序文
 ※(イ)〜(ヌ)の大部分は単行本未収録のように思われますが不確かです。


  ※続刊予定
    *108集「ニッポンの現在」他いろいろ
    *109集「三島由紀夫の思想と講堂」他いろいろ
    *110集「消費のなかの芸・上」他
    *111集「ハイ・イメージ論8」他
    *112集「世界観権力の終焉と言語」他いろいろ     


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/15

本日入荷
「ニッチ別冊3号 特集:3.11東日本大震災・福島原発事故、そして資本主義のゆくえ」   
       A5判並製/160頁 定価1200円+税 批評社
   
 *目次の一部
   第1部 吉本隆明インタビュー(聞き手・津森和治)
    資本主義の新たな段階と価値論の射程−贈与・被贈与、そして相互扶助をめぐって
   第2部 3.11東日本大震災と資本主義・科学技術のアポリア
    浅野弘毅、立岩真也ほか
 
 ※吉本氏のインタビューはほぼ一年前、2010年6月1日に収録されたもので、2段組30頁分。   
 ※通販送料は100円です

5月に出ていた本
○佐伯剛正「一九七二年 作家の肖像
  A5判並製/254頁 定価2500円+税 清流出版

 *帯の文
   一九六〇年代後半から七〇年代初頭にかけての激動の時代。世界が大きく変わるかもしれなかった
   歴史的にも希有な時代。
   一九七二年三十六人の作家・詩人・評論家・思想家が特異な情景の中で撮影された。 
   秋山駿/井上光晴/江藤淳/大岡信/小川國夫/加賀乙彦/北杜夫/黒田喜夫/澁澤龍彦/
   埴谷雄高/吉増剛造/吉本隆明 他全36人
   
 ※吉本氏の項は5頁分で、当時の自宅周辺で撮影されたモノクロ写真が2葉。
   著者によるコメントはありますが、吉本氏本人によるコメント等は一切ありません。
   この写真が未発表なのか、雑誌等に掲載済みなのかも不明です。
   吉本氏は白のポロシャツ?に白の半ズボン。2枚目の写真には娘さんらしき人も写ってます。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/06

新本バーゲンのお知らせ
○「西川徹郎全句集(普及版)
   2001年刊 46判上製/972頁 沖積舎
   
  ※元定価9800円+税を新本特価3920円+税(送料284円)
   

 *帯の文
   吉本隆明氏、絶賛!
   俳句の詩人の全句集
   俳句の革命、40年間の精華
   解説・吉本隆明
   
   正岡子規以来の近現代の俳句の極北に輝く阿修羅の詩人西川徹郎の
   未刊句集2冊を含む全13句集。<実存俳句>総5338句を集成!

 ※吉本氏の解説「西川俳句について」は10頁分。1999年執筆ですが、その後、
      吉本氏の本に収録済みかどうかは調査中です。
 ※巻頭写真頁に平成2年撮影の吉本氏とのツーショットが1枚あります。

  〈吉本隆明〉本バーゲン・コーナ

  
先月末に出ていた本
○KAWADE道の手帖「作家と戦争 太平洋戦争70年」
               A5判/191頁 定価1600円+税 河出書房新社
  
 ※吉本隆明「文学者の戦争責任」が収録されていますが、もちろん旧稿で、底本は大和書房の
      「〜全集撰3」となっています。
  その他の内容は河出のサイトでどうぞ


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/07/01

近刊のお知らせ
○「ニッチ別冊3号 特集:3.11東日本大震災・福島原発事故そして資本主義のゆくえ」
   
   A5判並製/160頁 予価1200円+税 批評社
   7月中旬発売予定
   
 *目次の一部
   吉本隆明インタビュー◇資本主義の新たな段階と価値論の射程(聞き手・津森和治)
   浅野弘毅◇精神科病院からみた東日本大震災
   立岩真也◇まともな逃亡生活を支援することを支持する
   大類善啓◇既存マスメディアは原発報道で敗北した

 ※通販送料100円の予定です。ご予約ください。

 ※バックナンバーも入手可能です
  *「ニッチ別冊1号」2004年1月発売 定価500円+税
  *「
ニッチ別冊2号」2010年6月発売 定価1000円+税


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/06/27

本日入荷。ご予約者には本日発送します
「ユリイカ 2011年7月号 特集・宮沢賢治−東北、大地と祈り」
   定価1238円+税 青土社

 *吉本隆明インタビュー(聞き手・編集部)「風の変わり目:世界認識としての宮沢賢治」
    [5月30日、吉本邸にて収録]
 ※このインタビューは全8頁、三段組みですからわりと長めです。
  その他の記事についてはhttp://www.seidosha.co.jp/でどうぞ
 ※通販送料100円です。
  
本日発売。現物未見。至急取り寄せ中。
○「月刊ビッグトゥモロウ 2011年8月号
   定価619円+税 青春出版社
   
 *考え続ける87歳インタビュー 吉本隆明 思想家
  「思い描いていた大人に僕はなりきれていない」/「誰かが示した安易で簡単な答えに飛びつ
  かないことが大切です」/「大震災後をどう生きるか。僕は考え続けて生きたいと思う」――
  今回の大震災で「原発はもうダメだ」と口々にいう社会。そんな言葉にすぐ引っ張られてしまう
  日本人に対し、“思想界の巨人”は、静かに「待った」をかけた。
  
 ※この号の特集は「金持ちサラリーマン100人の会社では話せない秘密のマネー習慣」。
   http://www.seishun.co.jp/magazine/big/
   うちの店には入荷しておりません。至急取り寄せておりますが、順調な場合明後日あたりの入荷
  でしょう。お待ちいただける方はご予約ください。送料は100円の予定です。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/06/19

非<吉本>本入荷のお知らせ
○「怪傑ハリマオ 7号
   B5判/40頁/300円+税  発行人・根石吉久
   
 
*目次
   二〇一〇年、私のクリパ                        田中エリス p.02
   北川透の<退廃>ほか(ニャンニャン裏通り・出前版7)   松岡祥男  p.04
   松岡祥男への異論                           高橋秀明  p.13
   どかどか拾遺ばっさばさ<編集後記>                   根石吉久  p.17
   (お便り無断掲載)            

   
 ※通販の送料は80円
 ※バックナンバーも販売中


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/06/17

近刊のお知らせ。6月20日発売?
○「思想としての3・11」河出書房新社編集部・編
   A5判/208頁 予価1600円+税  河出書房新社

 *宣伝文
   あの日から何が変わったのか、何が変わらないのか、何を変えるべきなのか。
       生、死、自然、震災、原発、国家、資本主義…… 
   思索者たちがいまこそ問う
   
   震災/津波/フクシマは何をわれわれに問うているのか、なにを考えるべきなのか。
      吉本隆明、鶴見俊輔、山折哲雄、中井久夫、木田元、加藤典洋らから酒井隆史、立岩真也、
      高祖岩三郎まで。
   
 ※現在わかっているのは以上ですべてです。単行本ですが、雑誌の増刊かなにかのような感じ
      のものと思われます。執筆者は上記ですべてなのかわかりませんが、吉本氏の分はせいぜ
      い10頁程度の談話でしょう。
  
 ※かなり急に出ることになったらしく、予約するのが遅かったので、発売日に十分な冊数が入荷
     するとは思えません。少しお待ちいただけるようでしたらご予約ください。来週後半には発送で
      きるでしょう。
  送料は100円の予定。   

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 ※現物入荷。吉本氏のは
“これから人類は危うい橋をとぼとぼわたって行くことになる”9頁分でした。

 ※その他の寄稿者は佐々木中、鶴見俊輔、中井久夫、木田元、山折哲雄、加藤典洋、他


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/06/16

本日入荷。ご予約者には発送済みです。
○猫々堂「吉本隆明資料集106:匂いを讀む
   全163頁 頒価1700円+税(送料80円)
   
 
・目次
   匂いを讀む………………………………… 2(イ)
   現代における匂いとは何か………………90(ロ)
   芥川・堀・立原の話…………………… 139(ハ)
    編集ノート…………………………… 162

  ※(イ)季刊・香りの専門誌『パルファム』76号(1990/12)から100号(1996/12)
            にかけて合計24回連載。 
   (ロ)『パルファム』105号(1998/10)から109号(1998/10)に5回掲載された、
            平田幸子(同誌主宰)との対談。
      (イ)と(ロ)は1999年に光芒社から単行本「匂いを読む」として刊行されましたが、
      発行所解散で絶版となってます。
   (ハ)は1978年10月の講演で、『磁場18号』(国文社・1979)に掲載、その後、
      「言葉という思想」(弓立社・1881&1987)にも収録。

 ※次号は「都市、時代そして自然」で、7月下旬刊行予定です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/06/08

近刊のお知らせ
○「ユリイカ 2011年7月号 特集・宮沢賢治」6月末刊行予定
   予価1238円+税 青土社
   
 
*宣伝文
   短い生涯の起点(三陸地震津波・陸羽地震)と終点(三陸沖地震)に災厄を迎えた宮沢賢治の
      まなざしは、神妙でありながらどこかひねたようでもある。童話の奇想と論理は供養の気配を
      感じさせる。そして、大地は安定せず、覆されるものとしてある。
   その世界は平和ではない。
   本特集は、言葉は変奏され、妖異の如く転変する宮沢賢治の作品の新たな魅力を、震災があっ
      た今にこそ問い直したい。


 *目次予定
    【インタビュー】吉本隆明/桑島法子
    【創作】ますむらひろし/高原英理/小笠原鳥類ほか
    【論考】天沢退二郎/池内紀/鈴木創士/田中純ほか
    【資料】宮沢賢治イーハトーブ風土記(編=岡村民夫)

 ※吉本氏のインタビューのタイトルと頁数は不明です。
   桑島氏が聞き手なのか、別のインタビュー記事なのかは不明です。
  
 ※送料100円の予定です。ご予約ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/31

追悼文は抜粋ではなく全文掲載でした
○「梶木剛遺稿集 文学的視線の構図
   四六判/478頁/定価3500円+税 深夜叢書社
   
 *目次の一部
   1 文学に関する断片
   2 齋藤茂吉紀行
   3 正岡子規紀行
   4 夏目漱石紀行
   5 柳田国男紀行
   6 断章
   初出一覧
   年譜
   哀辞(月村敏行)
   告別式の記録 弔辞 吉本隆明/ほか
   
 ※吉本氏の弔辞は一頁分で、帯にも抜粋が掲載されています。
 ※本文の「断章」に「吉本隆明一望」10頁分が収録されていますが、この初出は講談社文芸文庫
   「マチウ書試論・転向論  」(*在庫あり)の作家案内です。
 ※通販送料340円。ご予約者には本日よりご予約順に発送いたしますが、現在、余分はございません。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/30

3日前の夕刊記事らしい
○「毎日新聞 2011/05/27東京夕刊」
  “特集ワイド:巨大地震の衝撃・日本よ!”
    <この国はどこへ行こうとしているのか>
   ◇科学技術に退歩はない−文芸評論家・吉本隆明さん(86)

 ※記事の現物は見ておりません。関西版に掲載されたかどうかも不明ですが、
      内容は毎日新聞のサイトにて無料で読むことができます。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/23

現物未入荷。至急取り寄せ中。
○梶木剛「文学的視線の構図」
   四六判/478頁/定価3500円+税 深夜叢書社
   
 ※2010年に亡くなった梶木剛の文学評論集ですが、編集担当氏のメールによれば
     「同書の帯には、梶木さんの告別式の時に、月村敏行氏を通して寄せられた吉本
     隆明さんの弔文(抜粋)が掲載されて」いるとのことです。
 ※発注しましたが、入荷するのは今週末か来週初めになるでしょう。
  分厚そうなので、送料は350円しそうな気がします。


本日入荷。ご予約者には本日発送します
○高橋順一「吉本隆明と親鸞
   四六判/並製/201頁/定価1800円+税 社会評論社
   
 *帯なし
 *目次の一部
   1 鎌倉仏教の誕生:像から言語へ
   2 吉本隆明は親鸞をどう読んだか:往相と還相
   3 『最後の親鸞』という場所:〈信〉という空隙
   あとがき
   
 ※巻末に同じ著者の「吉本隆明と共同幻想」の近刊予告が掲載されています。
   9月刊行予定、予価1800円+税。発売日等が確定しましたら、改めてお知らせします。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/19

本日入荷。ご予約者には本日発送します。
○合田正人「吉本隆明と柄谷行人
   新書判/313頁/定価760円+税 PHP研究所

 *帯の文
   日本思想界の最高峰に挑む
   知の巨人たちの格闘から半歩でも踏み出すために
   
 *目次の一部
   1 思考の地殻変動
   2 個体とは何か
   3 意味とは何か
   4 システムとは何か
   終章 倫理とはなにか−愛も正義もないところで
   
 ※通販の送料は100円です 


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/17

帯に吉本氏の推薦文
○小川哲生・著「編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた」
  村瀬学・編 A5判並製/432頁 定価2000円+税 言視舎
  
 *宣伝文
   伝説の人文書編集者が作った265冊の読みどころ!
   東京新聞「大波小波」記事がきっかけで問い合わせが殺到した私家版を市販用にバージョンアップ。
   「これはひとつの思想的事件というものだ」(東京新聞「大波小波」2011.2.2)
   自らが編集した、渡辺京二、村瀬学、石牟礼道子、田川建三、清水眞砂子、小浜逸郎、勢古浩爾ら
   の著書265冊の1冊1冊に添えられた編集者による「解説」を集成。読者にとって未公開だった幻の
   ブックガイドがここに出現する。

 *附録「編集者小川哲生」論執筆=渡辺京二、勢古浩爾、田川建三、河谷史夫、清水眞砂子、
                       小浜逸郎、佐藤幹夫
   
 ※小川哲生氏は大和書房、JICC出版局(現・宝島社)、洋泉社で吉本氏の本を多数編集された方です。
   この本は村瀬学氏が自主刊行された元版にカバー、帯、附録(12頁)を増補されたものです。
   吉本氏は帯文の執筆のみです。
  
 ※5月下旬刊行予定です。ご予約ください。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/11

一昨日発売
○「中央公論 2011/06」
   定価900円(税込) 中央公論新社
   
 *特集 私が選ぶ「昭和の言葉」
   浅田次郎/田原総一朗/中曽根康弘/八代亜紀/吉本隆明ほか

 ※入荷しなかったので見落としていました。現物未見につき内容不明ですが、おそらく
     1頁程度の談話でしょう。
 ※その他の内容はこちら
 ※至急取り寄せますが、入荷は週末か来週初めでしょう


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/05/10

今夕入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集105:加速する変容/宮沢賢治を語る
   全146頁 頒価1500円+税(送料80円)
   
 ・目次
   高次産業社会の構図……………………… 2(イ)
   加速する変容(対談)………………………32(ロ)
   川端要壽『春日野清隆と昭和大相撲』…97(ハ)
   写真術のはじまり……………………… 100(ニ)
   魔術師のうしろから…………………… 105(ホ)
   魔術師からおくれて…………………… 110(ヘ)
   宮沢賢治を語る………………………… 114(ト)
    編集ノート…………………………… 145

  ※(イ)1989年10月の講演で『全講演ライブ集12』所収 
   (ロ)栗本慎一郎対談集『加速する変容』1991年扶桑社刊所収 
   (ハ)『春日野清隆と昭和大相撲』1990年河出書房新社刊の序文
   (ニ)『FROG』1990年1月号
   (ホ)同上2月号
   (ヘ)同上3月号。(ニホヘ)の一部は「見えだした社会の限界」所収
   (ト)1990年2月の講演で『全講演ライブ集8』

  
  ※『見えだした社会の限界 』は1992年コスモの本刊。在庫なし。


現物未見。詳細不明の本(2011年3月刊)
○篠弘「残すべき歌論 二十世紀の短歌論
  A5判/上製/584頁 定価10000円+税 角川学芸出版
 
 *宣伝文
   二十世紀の短歌論を総覧、近現代短歌が歩んできた道程を知る!
   伊藤左千夫から高野公彦まで、53人の歌論のエッセンスを取り出し検証。二十世紀を
       「歌論の世紀」と定義した著者が、引き継ぐべき遺産を明らかにする。
   短歌史研究の第一人者によるライフワークの集大成。

 ※この53名の中に“吉本隆明・岡井隆との定型論争”という項があります。
  「その核心を採録、わかりやすく解説」した本とのことですが、吉本氏の部分がどの程度の
     量あるのかは不明です(※現物を見たら10頁分でした)。吉本氏以外の歌論に興味がない
   方は図書館でコピーされれば十分でしょう。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/04/24

「ほぼ日」にほぼ1年ぶりのインタビューがアップされてます
○「吉本隆明:ほんとうの考え 14・私(2011-04-24)
 
 ※話題は今回の、震災後の状況その他で、動画もあります


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/04/22

近刊のお知らせ(5月下旬刊行予定)
○高橋順一「吉本隆明と親鸞」
   四六判/並製/200頁/予価1800円+税 社会評論社
  
 *宣伝文
   親鸞の時代は戦乱、地震、飢餓が蔓延した時代だった。
   3月11日の事態とともにもたらされた状況のなかで、
   あらためて親鸞の思想的意味が浮かび上がってきた。
   
 *主要目次
   1 鎌倉仏教の誕生:像から言語へ
   2 吉本隆明は親鸞をどう読んだか:往相と還相
   3 『最後の親鸞』という場所:〈信〉という空隙
   
 *高橋順一(1950年 - )は日本の比較思想史家。宮城県出身。立教大学文学部卒、
  埼玉大学大学院文化科学研究科修了。現在、早稲田大学教育学部(教育・総合科
  学学術院)教授。専攻はドイツ・ヨーロッパ思想史。(ウィキペディアより)
  
 ※通販送料130円の予定です。ご予約ください


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/04/15

本日の新刊
○勢古浩爾「最後の吉本隆明」(筑摩選書0016)
  四六判/338頁 定価1800円+税 筑摩書房

 *帯の文
   思想を生き抜く。
   −そういう人間が、いる。
   
 *目次(2011/02/28にお知らせ済み)

 ※手違いにより当店への入荷が遅れております。明日、あるいは来週初めには届く予定です。
     申し訳ございませんが、ご予約いただいた皆様は暫時お待ちください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/04/11

たいへん残念なお知らせ
※「老いの幸福論」は本日入荷しましたが、2001年刊の「幸福論」をそのまま新書判にしただけの本
 でした。「あとがき」のみ書き下ろしです。
 ご予約はいったんすべてキャンセルとさせていただきます。下記の内容でもよろしい方はあらため
 てご注文ください。

○「老いの幸福論
   新書判/221頁 定価800円+税 青春出版社
 
 *帯の文
   逃れられない心の不安と、どう向き合うか
   老いや死への恐怖、自己への焦り…
   人生のさまざまな悩みにたいして
   “思想界の巨人”が行き着いた答えとは

 *目次の一部
   1 こきざみの幸福に気づく
   2 知識より叡智が大事
   3 家庭内離婚もいいかもしれない
   4 我が子の罪の償いかた
   5 老親問題も育児問題も一緒
   6 ガタがきた体とつきあう
   7 死を迎える心の準備なんてない
   あとがき
   新書化にあたってのあとがき
   
 ※「新書あとがき」は2頁分です。
 ※通販の送料は100円です


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/09

本日入荷
○「文藝春秋 2011年5月号」定価800円+税
   “東日本大震災日本人の再出発 われらは何をなすべきか”

 *吉本隆明「精神の傷の治癒が最も重要だ」
 
 ※吉本氏の記事は3段組ほぼ1頁半分です。
 ※その他の内容は文藝春秋のサイトをごらんください。
 ※通販の送料は110円。余分は数冊のみです。 


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/04/07

今夕入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集104:猫の話 そのほかの話
   全138頁 頒価1500円+税(送料80円)
   
 
・目次
   「ほんとうの詩、うその詩」など……… 2(イ)
   猫の話 そのほかの話(1〜9) ……………17(ロ)
   三浦知義、科学の現在、そして詩の……91(ハ)
   阪神大震災、いじめ、大江健三郎…… 104(ニ)
   未知の普遍的な言語へ………………… 125(ホ)
   猫の肉球に関する考察………………… 132(ヘ)
   大きい猫と小さい子供の話…………… 133(ト)
   遊々ライフ……………………………… 135(チ)
    編集ノート…………………………… 137

  ※(イ)『MP04』1989年10月 ミッドナイト・プレス 
   (ロ)『MP06〜14』1990年5月号〜1993年12月 同上 
   (ハ)『MP16』1994年10月 同上
   (ニ)『MP17』1995年05月 同上
   (ホ)『MP19』1996年5月 同上
   (ヘ)『猫びより 2005年7月号』 日本出版社
   (ト)『猫びより 2008年3月号』 日本出版社
   (チ)『中日新聞 2009年4月13日』

  
  ※MPは『詩の雑誌 ミッドナイト・プレス』の略。
  ※(ロ)は一部を省いてミッドナイト・プレス刊『なぜ、猫とつきあうか』に収録、 のち
        河出文庫化(*品切)。(ト)は『芸術言語論への覚書』に収録。
    その他は単行本未収録だそうです。
  ※大震災の影響で紙とインクの生産が大幅に低下しているため、今後しばらくは、
    出版物の刊行延期、中止、値上がり等が頻発しそうな状況です。ただし、猫々堂
    さんはいまのところ問題なしとのことでした。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/29

見落としていた雑誌(3月25日発売)
○「ダイヤモンドMOOK 親鸞の歩き方
      歩く、識る、触れる、親鸞を体感する 京都&西本願寺ガイドブック」
         A4判/128頁 定価880円(税込) ダイヤモンド社
   
 ※吉本隆明(インタビュー)「逆説の親鸞」は3段組4頁分。写真多数。
 ※現在、在庫はございません。至急取り寄せますが、1週間ほどかかるでしょう。
     お待ちいただける方はご予約下さい。送料100円予定。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/28

近刊のお知らせ(4月中旬刊行予定→5月刊行予定に延期)
○合田正人「吉本隆明と柄谷行人(仮題)」
   新書判/…頁/予価777円+税 PHP研究所
  
 *宣伝文
   戦後日本を代表する2人の思想家。吉本隆明と柄谷行人の哲学を読み解く試み。
       いまなお仰ぎ見られる現代思想の可能性、限界とは何か。
   
 *「合田正人(ごうだ まさと、1957年-)は哲学研究者。代表的な日本のフランス哲学研究者。
     エマニュエル・レヴィナスやウラジミール・ジャンケレヴィッチの研究で有名。ユダヤ思想に
     造詣が深く、数多くの翻訳を手がけている。」(ウィキペディアより)
   
 ※東北大震災の影響で発売が遅れる可能性があります。
 ※通販送料は100円の予定。
   現在、岩手・宮城・福島へのメール便は発送不能です。発売日までに復旧するかどうか
  はわかりませんのでご留意ください。(青森・秋田・山形へは本日から配送可能となりました)  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/19

近刊のお知らせ(4月上旬刊行予定)
○「老いの幸福論」
  新書判/…頁/予価800円+税 青春出版社
  
 *宣伝文
   老いや死への恐怖、自己への焦り。誰しもが抱える人生の悩みに対して、
      「思想界の巨人」が幸せのヒントを示す。
   
 ※東北大震災の影響で発売日は遅れる可能性があります。
 ※通販送料は100円の予定。
      現在、東北方面へのメール便は発送不能です。発売日までに復旧するかどうかはわかりませんのでご留意ください。
  
#ついでですが、原発事故関係のサイトとしては、武田邦彦氏のブログが、読みやすく親切で、
   更新も早いのでおすすめです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/11

本日入荷
○勢古浩爾 「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語
  文庫判/294頁 定価880円+税 筑摩書房
  
 *裏表紙の文
   世間の俗物たちを糾弾して止まぬ著者が、これまで幾度も読み返し、影響を受けてきた
   吉本隆明の著作や発言から、とくに心に突き刺さったフレーズ、生きていく上で指針となっ
   た言葉を選び出し、それを手掛かりに吉本思想のエッセンスを探っていく。権威や価値
   観が大きく揺らぎ、将来への不安を抱えて生きる現代人に、自らの力で生き抜く術を与
   えてくれる一冊。

 *目次
   まえがき
   第1章 生きる−結婚して子供を生み
   第2章 闘う−自らを辱めざらんことを
   第3章 考える−十年やりゃあいい
   第4章 恋をする−籍を入れない男女の関係ってのはさ
   第5章 低くする−有能な奴と闘える無能
   第6章 認める−僕は敗戦まで軍国主義者だった
   第7章 老いる−幸福な老人とかがあると思わないほうがいい
   第8章 死ぬ−さようなら、ご機嫌よう
   あとがき
   文庫版あとがき


見落としていた雑誌(3月1日発売)
○「サンデー毎日 2011年3月13日号」定価380円(税込)

 “余命18日どう過ごしますか?”
   「寝っころんでます。自分の能力は示せたから」思想家・吉本隆明

※こういう記事が載っているそうですが、現物は見ておりません。おそらく、ごく短い談話でしょう。
  当店に在庫はございません。他店の店頭で見ることもおそらく難しいでしょう。
  仕入は可能と思いますがかなり時間がかかります。      


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/10

本日入荷
○「文藝春秋 2011年4月号」定価781円+税
   “超大型企画 これが私たちの望んだ日本なのか”

 *吉本隆明「理念がないからダメになる」
 
 ※吉本氏の記事は3段組ほぼ1頁分です。
 ※その他の内容は文藝春秋のサイトをごらんください。   
 ※通販の送料は110円。余分は数冊のみです。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/06

今朝の新聞
○「朝日新聞2011/03/06朝刊」
  “on reading 本を開けば” 『吉本隆明さん(1) 本の世界 貸本屋で学んだ』(談)
    
 ※読書欄の記事で、たぶん4回連載のはずです。過去の記事は朝日のサイトで全文読めます。
      吉本氏のも今週中にはアップされるでしょう。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/03/05

本日入荷
○「季刊 コトバ第3号(2011年春号)
   B5判/258頁 定価1333円+税 集英社
   
 *吉本隆明インタビュー(仲俣暁生=インタビュー)
  「政治指導者になれと言われたら実現させたい考えはあります」
 
 ※本日発売ですが余分はまったくございません。
  追加が入荷するのは来週末ごろの予定です。
  吉本氏の記事は3段組6頁。下記サイトで少しだけ読めます
 
近刊予定
○「戦争文学 10 “オキュパイド ジャパン”」集英社
     *吉本隆明『一九四九年冬』
  
 ※6月から刊行予定の全21冊のシリーズの第10巻に吉本氏の詩が収録の予定です。
     四六判で各巻640頁〜840頁で予価3760円〜3990円。
  この巻には小説家20名、斎藤茂吉の短歌などが予定されています。
  吉本氏の頁数等はまったく不明です。
  詳しくはこちらをどうぞ


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/02/28

近刊のお知らせ
○勢古浩爾「最後の吉本隆明」(筑摩選書0016)
  四六判/338頁 予価1800円+税 筑摩書房
  2011年4月13日刊行予定

 *宣伝文
   「戦後最大の思想家」「思想界の巨人」と冠される吉本隆明。その吉本がこだわった
   「最後の親鸞」の思考に倣い、「最後の吉本隆明」の思想の本質を追究する。

 *目次
   まえがきーあの夏の吉本隆明
   第1章 吉本隆明という稀有
   第2章 人生の辛酸と不屈
   第3章 「事件」としての恋
   第4章 無敵の論争、背後の含羞
   第5章 独学独力による知の極北
   第6章 片言隻句としての思想
   第7章 「世界認識」x「大衆の原像」=吉本思想
   第8章 一条の光射しこむ還り道
   第9章 最後の吉本隆明
   あとがきー手のひらの吉本隆明


 ※著者からのメールによれば“「まえがき」はある小冊子に、3章は「樹が陣営」に書いたものが
   元になっていますがいずれも大幅に加筆訂正し、それいがいはすべて書き下ろし”とのことです。
 ※送料は120円の予定です。ご予約ください。
 ※3月9日刊行予定のちくま文庫、勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」とはまったく
   別の本ですからお間違えのないように。   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/02/27

非<吉本>本入荷のお知らせ
○「怪傑ハリマオ 6号
   B5判/40頁/300円+税  発行人・根石吉久
   
 
*目次
   二〇一〇年、私のクリパ       田中エリス p.02
   北川透徹底批判ほか(ニャンニャン裏通り・出前版6)
                     松岡祥男  p.04
   アルバイトと空のいろ        長谷川博之 p.14
   あの頃からのボク、俺、私      浜田順二  p.20
   編集後記日録その他         根石吉久  p.40

   
 ※通販の送料は80円
 ※バックナンバーも販売中


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/02/26

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集103:ハイ・イメージ論(初出)7」
      全158頁 頒価1700円+税(送料80円)
     
  ・目次
    ハイ・イメージ論7(10回分)
    ポエム インタビュー
    委細面談(じっくりインタビュー)
    編集ノート

 ※「ハイ・イメージ論」は『海燕』1989年10月号から1990年7月号掲載分
   「ポエム」は『詩芸術』1990年1月号掲載で5頁分
   「面談」は『熊本日日新聞』1990年7月1日掲載で3頁分。
 ※折込「猫だより」にハルノ宵子「膨張し続ける遊び仲間たち」(初出『東京人』1994年10月号掲載)が
     転載されています。
 ※次号は「猫の話そのほかの話」で4月上旬刊行予定


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/01/29

近刊のお知らせ
○勢古浩爾 「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」
  文庫判/304頁 予価880円+税 筑摩書房
  2011年3月9日刊行予定

 *宣伝文
   吉本隆明の著作や発言の中から、とくに心に突き刺さったフレーズ、
   人生の指針となった言葉を選び出し、それを手掛かりに彼の思想を探っていく。

 ※元版は2005年1月に二見書房から刊行され、すでに絶版の
     「生きていくのに大切な言葉 吉本隆明74語」。
  著者からのメールによりますと、「本文を訂正加筆し、14語を増補して改題したもの」だそうです。

 ※通販送料は100円弱の予定です。ご予約ください。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/01/27

昨年末に出ていた本(2011/01/19の続報)
○安丸良夫、喜安朗編
  「戦後知の可能性―歴史・宗教・民衆」
    A5判/上製/441頁 定価3500円+税 山川出版社

 *第4章 吉本隆明の思想と宗教―一九四〇年代から六〇年代まで
   はじめに
   1 近代日本国家の宗教性と天皇制
   2 〈自然〉・宗教・幻想・自立
   3 究極の倫理と宗教
   おわりに
  
 ※執筆者は島薗進で43頁分です。
 


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/01/19

本日入荷しました。ご予約者には本日発送しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集102:新・書物の解体学3
    全160頁 頒価1700円+税(送料80円)
    
  ・目次
    新・書物の解体学3
    日本農業論
    消息
        
     編集ノート

  ※「新・書物の解体学」は『マリクレール』連載分で、「3」には1989年8月号〜1991年3月号」
        掲載を収録。全3分冊。(「1」は83集、「2」は95集)。
    「日本農業論」は1989年7月5日「修羅」同人主催の講演(於・長岡市)で、その後「吉本隆明
        全講演ライブ集」第5巻に収録。25頁分。
   「消息」は1943年刊行の「和楽路会誌3号」掲載。わずか2行分ですが、「初期ノート」にも未
       収録の新資料だそうです。この件については宿沢あぐり氏による詳細な解説が「吉本隆明
       資料拾遺10」としして別刷附録されてます。


昨年末に出ていた本
○安丸良夫、喜安朗、磯前順一、島薗進、臼杵陽、林淳
  「戦後知の可能性―歴史・宗教・民衆
               A5判/***頁            定価3500円+税 山川出版社
  
 *宣伝文
   戦後日本の新たな現実と向き合い、学知探求の筋道を模索した先学たち。その軌跡を
       辿り、啓蒙から出発した戦後日本の知の変貌を見据える。歴史・宗教・民衆研究会とい
       う研究会を母体にした、6人の著者による論文集。

 *目次
   序章 戦後知の変貌;
   第1章 石母田正と敗北の思考―一九五〇年代における転回をめぐって
   第2章 丸山眞男の宗教理解―日本仏教史と思想史の方法論
   第3章 竹内好のイスラム観―戦前と戦後のあいだで
   第4章 吉本隆明の思想と宗教―一九四〇年代から六〇年代まで
   第5章 村上重良の近代宗教史研究―政教分離をめぐる生き方
   第6章 黒田俊雄の中世宗教史研究―顕密体制論と親鸞
   第7章 網野善彦における絶対自由の精神―境界領域を踏破する歴史学
   第8章 色川大吉と戦後歴史学―「民衆史」の構想力
   第9章 宮田登と民俗学の変貌―挑戦する「もう一つの史学」
   第10章 柄谷行人から酒井直樹へ―ポストモダン思想における外部と普遍
   終章 変貌する知識人―知と身体

 ※ごらんのように吉本氏に関する章立てがありますが、その著者や頁数等は不明です。
     現在、現物も在庫はございません。至急仕入れますが、入荷は来週になります。 


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2011/01/06

今朝の新聞
○「沖縄タイムス 2011/01/06」
    “年始インタビュー 吉本隆明さんに聞く”
    
 ※共同通信の配信記事かと思いますが、今のところ、他の地方新聞に掲載されたという噂は
   聞いておりません。
 ※広告を除いた紙面のおよそ4分の1程度の記事で、5段組、自宅でのポートレイト写真付き。
   中見出しは“漱石が手本”、“一番の問題”。

連載の最終回
○「ダンチュー 2011年2月号」
    “おいしく 愉しく 食べてこそ−梅色吐息”
        定価819円+税 プレジデント社
    
 ※しばらく休載が続いていましたが、「食べ物についてのタネは尽きた」とのことで今号で終了です。
   最終回の食べ物は、粥状の白米に温泉玉子とトマトと梅干しを載せてかき混ぜて載せるという、
   毎日の定番食でした。たいしておいしくはないようです。
   連載が1冊にまとまって出版されるとよいのですが、まだ未定です。
 
 ※現在余分はまったくございません。再入荷はかなり先になるでしょう。  


●2010年のバックナンバー→

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