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<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/12/19
非<吉本>本 近刊のお知らせ 1月下旬刊行予定
○飢餓陣営叢書7「橋爪大三郎のマルクス講義:現代を読み解く『資本論』」
四六判上製/…頁 予価1600円+税 言視舎
*宣伝文
シリーズ強化の1作!
『資本論』には現代社会を考えるヒントがたくさん隠れている。
目からウロコが落ちる「橋爪レクチャー」。
マルクスの「革命」からは何も見えてこない。しかし『資本論』には現代社会を考えるヒントがたくさん隠れている。
世界で最初に書かれた完璧な資本主義経済の解説書『資本論』は、どのような理論的な手続きによって現代に
生かすことができるのか?
ゼロからの人にはもちろん、知ったつもりの人にとっても、目からウロコが落ちる「橋爪レクチャー」。
…マルクスは気分で資本主義を批判したのではなく、厳密な理論を考えたのです。
*目次
第1章 マルクスは現代の貧困を救いうるか〜
グローバル化の中の資本主義/資本家がいなくなった/いま、日本経済で起こっていること
第2章 『資本論』以前のマルクスをどう読むか〜
マルクス主義は「宗教」か/マルクスの天才的着眼
第3章 『資本論』をてかがりに日本を読み解く〜
現在の「デフレと失業」問題は『資本論』の議論とどう連関しているのか/
『資本論』の単純化モデルの問題点/世界経済の未来はどうなっているのか
※「飢餓陣営」の35号、37号、39号に掲載されたインタビューをまとめたもののようですが、どの程度の加筆・修正が
あるのかは不明です。
※通販送料100円か120円の予定です。ご予約ください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/12/13
ちょっと前に出ていた本。入荷しました。
○上村武男「吉本隆明 孤独な覚醒者」
B6判/331頁 定価2300円+税 白地社
*帯の文
思考と表現と生活の三位一体。自身の精神の作法、
悲劇的感性が詩人的思想家吉本隆明との交響のなかで見つめ、
寄り添い、あとづける。著者吉本論考の集大成。
吉本講演及び討論の全記録「人間にとって思想とはなにか」を付す。
*目次の一部
序 一年遅れの手紙
第一章 初期吉本隆明に関する手稿
第二章 高村光太郎と吉本隆明
第三章 埴谷雄高と吉本隆明
第四章 吉本隆明の光太郎研究史への一瞥
第五章 言葉なき声、形象なき形
第六章 連とう三十首詠
第七章 詩と思想と生活者
自己劇化による高村像〜上村武男「高村光太郎」書評/吉本隆明
人間にとって思想とはなにか〜講演および討論の記録/吉本隆明
吉本講演にむけて前日に書いたメモ(上村武男)
第八章 吉本さんの足の裏
あとがき
※上村氏の文章は書き下ろしと過去に発表されたものと両方です。
※吉本氏の書評は1975年弓立社刊の上村著書の折り込み附録で、1979年青土社刊の吉本本
「初原への言葉」に収録。3頁半分。
※吉本氏の講演は1967年11月に國學院大学にて行われたもので、上村氏の筆録によって冊子
にまとめられ、1972年勁草書房刊の「吉本隆明全著作集 14」に質疑応答部分を除いて収録。
講演22頁分、討論38頁分。「猫々堂資料集47」には講演後の討論のみ収録されています。
※上村氏の旧著には「吉本隆明手稿
」弓立社 (1978年刊。絶版)ほか。
近刊書としては「ふかい森の奥の池の静謐〜古代・祝詞・スサノオ」2011年白地社刊ほか数冊あります。
※通販送料は120円です。現在入荷は少しですが、追加は週明けに届く予定です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/12/06
本日入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集131:総論 柳田民俗学」
全179頁 頒価1800円+税(送料80円)
・目次
総論 柳田民俗学…………………………………2(イ)
共同幻想の時間と空間〜柳田国男の周辺……32(ロ)
詩魂の起源………………………………………62(ハ)
わが歴史論〜柳田思想と日本人………………77(ニ)
幻の王朝から現代都市へ…………………… 104(ホ)
《遠野物語》別考…………………………… 161(ヘ)
編集ノート………………………………… 158
※(イ)1992年の講演。播磨学研究所編『再考 柳田国男と民俗学』1994年神戸新聞総合出版センター刊所収。
(ロ)1986年の講演。『國文学』1986年11月号、、
(ハ)講演(日時場所不明)。『現代詩手帖』1987年1月号
(ニ)1987年の講演。『柳田国男論集成』1990年宝島社刊所収
(ホ)1987年の講演(質疑応答附き)。『幻の王朝から現代都市へ〜ハイ・イメージの横断
(河合ブックレット
12』1987年河合文化研究所刊。
(ヘ)『内藤正敏写真集・遠野物語』1983年春秋社刊解説
新本バーゲンのお知らせ。2009年に出ていた本。50%引き。
○「吉本隆明のDNA」藤生京子著
B6判/299頁 元定価1900円+税 朝日新聞出版版
新本特価950円+税
*帯の文
吉本隆明とは何者か―
6人の論客が「思想」と「人」を語り、
それぞれの人生をも投影させた吉本論の決定版!
*目次
まえがき
姜尚中「世界の本質をつかむ、根っからの詩人」
上野千鶴子「空前絶後、根底的にものを考える人」
宮台真司「実存主義者の倫理」
茂木健一郎「どきっとするような本質」
中沢新一「最も強力な、日本語をもちいて思考した人」
糸井重里「態度への共感」
あとがき
※送料120円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/12/03
本日入荷
○井崎正敏「〈戦争〉と〈国家〉の語りかた:
戦後思想はどこで間違えたのか」(飢餓陣営叢書6)
四六判/222頁 定価2000円+税 言視舎
※目次等詳細は2013/10/10にお知らせ済みです。
※吉本氏の名前が出てくる章は
“序章 戦後思想の初心と挫折 吉本隆明の「戦争」”が32頁分、
“第6章 国家は共同幻想なのか? 吉本隆明の「国家」”が23頁分、
他にも数箇所のサブ項目に名前があります。
※通販送料120円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/29
非<吉本隆明>本 近刊のお知らせ
○「kototoi 6号(2013秋)」編集・菊谷倫彦 発行・菊谷文庫
A5判/130頁 初版400部
和綴じ版・定価2150円+税/ふつう製本版・定価1850円+税
*目次
寺脇研 インタビュー「ポスト近代の豊かな学びに向けてー価値観の脱学校化のために」
宇井眞紀子 エッセイ「アイヌ民族に寄り添って3」
園田源二郎 絵・俳句「萌し」
岡島弘子 詩「いのちのみぎわで」
片山ふく子 詩「灯篭流し」
藤村靖之 インタビュー「生きることとつくることー科学技術・文化・発明」第二回
ナガイケジョー 小説「万事低音無事に済めばよい」
勝俣誠 エッセイ「新宿駅のホームからーコトバの獲得に向けて6」
高坂勝 エッセイ「うつらうつらテツガクするー第六回 理想の自分を取り戻す」
編集後記 へその声
※通販送料100円。とくにご希望がない限りふつう版をお送りします。
10月に出ていた本
○橋爪大三郎・編著「小室直樹の世界:社会科学の復興をめざして」
四六判/507頁 定価2500円+税 ミネルヴァ書房
*帯の文
伝説の小室ゼミの出身者たちが語るそのアカデミズムの真髄とは。
小室直樹博士著作目録・略年譜に加え、2011年3 月に行なわれ
た記念シンポジウムを完全採録。
*目次の一部
第1部 社会科学者・小室直樹博士
第2部 小室直樹博士記念シンポジウム―社会科学の復興をめざして
第3部 対論 小室直樹博士を語る
小室直樹と吉本隆明(副島隆彦・橋爪大三郎)
※吉本の項は34頁分です。
※その他の詳細はミネルヴァ書房のサイトでお確かめください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/16
非<吉本>本 入荷のお知らせ
○「Myaku18 特集:作家・大城立裕」
A5判/104頁 定価900円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
※目次は2013/10/22にお知らせ済み。通販送料80円。
※現在、新本でふつうに入手可能な大城立裕の著作は講談社文庫「小説
琉球処分(上・下)」、
岩波現代文庫「カクテル・パーティー
」、新潮社「普天間よ」、カモミール社「花の幻―琉球組踊十番」
程度しかないようです。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/08
昨日出ていた雑誌。在庫なし。取り寄せ中。
○「婦人公論 11月22日号」
定価550円(税込) 中央公論社
*嵐山光三郎×ハルノ宵子
作家と娘が語る、唯一無二の“父の味” 「マズい」が偉大な、吉本隆明一家の悪食
※上記対談が載っていますが、現物未見です。
※至急取り寄せ中です。お待ちいただける方は御注文ください。送料100円。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/06
本日入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集130:心について/自衛隊『合憲』論の歴史的犯罪」
全159頁 頒価1700円+税(送料80円)
・目次
まだのまないコーヒーの話……………… 2(イ)
追悼にならない追悼……………………… 4(ロ)
『ねじまき鳥クロニクル』は愚作中の愚作か?(対談)… 7(ハ)
原子力・環境・言葉………………………16(ニ)
遥かな米沢ロード…………………………27(ホ)
金杉忠男と中村座の初印象………………32(ヘ)
心の理路について…………………………38(ト)
大学をよくする方法………………………41(チ)
三島由紀夫と「戦後五十年」(対談)……45(リ)
土俵は舞台、力士は役者(対談)…………55(ヌ)
戦後思想史から現代思想史へ(対談)……67(ル)
自衛隊『合憲』論の歴史的犯罪…………85(ヲ)
心について……………………………… 100(ワ)
源氏物語と現代………………………… 126(カ)
編集ノート…………………………… 158
※(イ)『思い出のカフェ』1994年9月刊所収
(ロ)『新潮』1994年10月号
(ハ)安原顕との対談。『クレア』1994年10月号
(ニ)『原子力文化』1994年10月号
(ホ)『るつぼ』1994年10月発行
(ヘ)金杉忠男『グッバイ原っぱ』1994年11月刊序文
(ト)『河合隼雄著作集14』1994年11月刊月報
(チ)『日本の大学どこがダメか』1994年12月刊所収
(リ)猪瀬直樹と対談。『週刊ポスト』1994年12月2日号
(ヌ)川端要壽と対談。『大相撲』1995年1月号
(ル)山本哲士と対談。『週刊読書人』1995年1月6日号
(ヲ)『情況』1995年1月号
(ワ)1994年9月の講演。『ちくま』1995年1月号と2月号所収
(カ)1983年3月の講演。『白熱化した言葉』1986年刊所収
※(カ)以外は吉本氏の単行本には未収録だそうです。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/05
余分はありません。直接購読してください。
○「春秋 2013年11月号」春秋社
*菊谷倫彦「無名なものの詩(うた)と革命―孫世代から見た吉本隆明 (1)無名なものからの光」(2段組4頁)
※菊谷倫彦氏は「kototoi」の版元菊谷文庫の代表です。
※この連載は6回程度の予定だそうです。
※大手の書店店頭でなら無料で配布しているかもしれません。
※春秋社ではバラ売りはしていないようですが、1年分800円で購読可能です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/04
10月24日に出ていた本。現物無し。
○よしもとばなな「すばらしい日々」
B6判/114頁 定価1300円+税 幻冬舎
*宣伝文
父と母を相継ぎ看取った著者が、どんな苦しみの中にもある輝きと希望を紡いだ珠玉のエッセイ。
手が震え文字が血でにじんだり、かすれたりしてひとつも読めない血まみれの手帳。父・吉本隆明
の血糖値の記録。それはどんな著作よりもはっきりと、最後まで生きることをあきらめなかった父の
姿勢を教えてくれた。両親が衰えていくのを見て、何回も涙した。信じたくないと思ったし、こわかっ
た。でも、その恐ろしい中にも緩急があり、笑顔があり、落ち着けるときもあった。産まれること、生
きること、子を育てること、死ぬこと、看取ること。人間として避けては通れない時を、著者は娘とし
て、親として、一人の女性として真摯に過ごしてきた。どんな苦しみの中にもある輝きと希望を紡ぐ
珠玉のエッセイ。
※幻冬舎の新刊は仕入れ困難のため、入荷時期は未定です。
※この本の表紙画像は上記の手帖です。Amazonで拡大画像をごらんください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/03
○「吉本隆明全集」内容見本が晶文社のサイトこアップされました
※全16頁すべて開いてを読むことができます。
※内容見本の現物は、<吉本>本通販の際に同封いたしますが、とりあえずネットでご確認ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/11/01
非<吉本隆明>本 本日入荷。
○村瀬学「徹底検証古事記:すり替えの物語を読み解く」飢餓陣営叢書5
四六判/並製/約342頁 定価2200円+税 言視舎
※目次等は2013/09/12にお知らせ済みです。
※通販送料200円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/10/30
「吉本隆明全集」詳細決定
○内容見本「吉本隆明全集 全38巻・別巻1」
B5判/16頁 非売品 晶文社
*表紙 カラー写真(撮影者不明)
刊行あたって 晶文社
ご挨拶 ハルノ宵子
推薦文 鶴見俊輔、上野千鶴子、福島泰樹、糸井重里、鷲田清一、中沢新一、見城徹、
父と全集 よしもとばなな
*書かれたすべての著作を断簡零墨にいたるまで収録し、重要な講演、インタビュー、談話などのいくらかを補った。
*全38巻は年代順の編集で「1 1941-1949」から「36 2007-2012」までと「37・38 書簡1 川上春雄宛全書簡、書簡2」
*別巻は、写真アルバム、生活史年表(石関善治郎編)、著作年譜(宿沢あぐり編)
*A5変形/上製カバー装丁/各巻590頁(平均)/予価6000円+税(平均)
*第1回配本 第6巻「1959-1961 戦後世代の政治思想 擬制の終焉」
2014年3月上旬発売 予価6500円+税
第2回配本 第7巻「丸山真男論ほか」 6月発売
第3回配本 第4巻「固有詩との対話ほか」 9月発売
第4回配本 第5巻「高村光太郎ほか」12月発売
以降は隔月刊行予定
※内容見本には全巻の詳しい予定が掲載されています。各巻には単行本未収録(猫々堂資料集には収録済みかも)
の分も多数あるようです。
※この目録の内容はいずれ晶文社のサイトにアップされるでしょう。
※この内容見本の現物は、現在取り寄せ中です。<吉本>本通販のご常連の皆さまには次の通販機会に同封いたします。
※ご予約もお受けいたしますが、完結までに10年近くかかりますので、全巻ご予約ではなくてもかまいません。
御入用の巻のみその都度ご注文くださってもかまいません。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/10/22
非<吉本>本 近刊のお知らせ。11月10日頃発売予定。
○「Myaku18 特集・大城立裕」
A5判/100頁 予価900円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
*目次
大城立裕 沖縄という場所から――私の文学――
仲程昌徳 戦場の性愛――「夏草」小論
大野隆之 『普天間よ』を中心に―『大城立裕全集』以後の文学
武山梅乗 大城立裕、シジュフォス的奪還
青柳瑞穂 魂のゆくえ――大城立裕「亀甲墓」より
比嘉加津夫 作家、大城立裕の誕生
書評 松島淨著『沖縄の文学を読む』仲程昌徳
内田聖子著『清水紫琴――幻の女流作家がいた』豊田素行
崎原恒新 沖縄地方文学史(七)
編集後記
※通販送料100円です。ご予約ください。
※バックナンバーは下記の4号のみあります。
「17号 特集・詩人 山之口貘」定価900円+税 在庫僅少
「16号 特集・今再び、高木 護」定価900円+税
「15号 特集・島尾敏雄と写真」定価1000円+税
「14号 特集・きみは、詩人 高木護を知っているか」定価900円+税
※「12号」は吉本隆明追悼号(※完売)でしたが、19号では「吉本隆明と沖縄」の特集予定と聞いてます。
ご期待ください。なお、こちらのご予約はまだお受けできません。
※その他の脈発行所の在庫はこちらをごらんください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/10/11
連載終了
○「猫びより
2013年 11月号 」
A4版/128頁 定価950円(税込) 辰巳出版
“ハルノ宵子のシロミ介護日誌(最終回)” 文・画・ハルノ宵子
※この連載は50回目にて終了しました。この回も例によって9割以上が猫の話題ですが、ごく少し隆明氏に
関することも出てきます。家は更地にして移住したい気もするが、猫たちの世話があるのでそれもならず、
「猫屋台」という詳細未定プロジェクトをはじめる、そして、隆明氏の原稿・資料はいずれは近代文学館に
寄贈することになるそうです。
※この連載はまとめて本になるとよいのですが、この号にはそういう予告は見当たらないようでした。
※在庫数冊のみ。通販送料100円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/10/10
“飢餓陣営叢書6”近刊のお知らせ。11月末刊行予定。
○井崎正敏
「〈戦争〉と〈国家〉の語りかた:戦後思想はどこで間違えたのか」
四六判/…頁 予価2000円+税 言視舎
*宣伝文
語るべきは<私たちの戦争>であり、<私たちの基本ルール>である。
戦後日本において戦争責任意識の欠如と国民意識の欠如とは密接につながっていた。
それゆえ戦争論では感情的不毛な論争が繰り返され、対立するだけの国家観が語られてきた。
本書は、吉本隆明、丸山眞男、火野葦平、大西巨人、大江健三郎、松下圭一など戦後日本を
代表する論者の〈戦争〉と〈国家〉に関する思考に真正面から切り込み、空転する思想の対立を
超え、戦争と国家を語るための基本的な枠組みを提出する。
*目次
序章 戦後思想、初心と挫折 吉本隆明の「戦争」
第一章 われらが敵、日本軍 戦後民主主義者の「兵隊」像
第二章 兵隊、わが同胞 火野葦平の「戦争」と戦後
第三章 兵隊たちの抵抗 大西巨人の「戦争」
第四章 軍国少年の夢 大江健三郎の「戦争」
第五章 大日本帝国VS「村=国家=小宇宙」 大江健三郎の「国家」
第六章 国家は共同幻想なのか? 吉本隆明の「国家」
第七章 憲法―私たちの基本ルール 松下圭一の「憲法」 ほか
*著者紹介
批評家。一九四七年東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業後、筑摩書房に入社。同社編
集部長などを経て、批評活動に入る。
主な著書『天皇と日本人の課題』『ナショナリズムの練習問題』(洋泉社)『倫理としてのメディア』(NTT出版)他
※通販送料120円の予定です。ご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/10/08
非<吉本隆明>本入荷のお知らせ
<吉本隆明>推薦本完結しました
○内村剛介著作集(編者・陶山幾朗)「第7巻 詩・ことば・翻訳」
A5判/648頁/上製/定価5000円+税 恵雅堂出版
*主な内容
・詩と詩人に対する無限の渇仰と信頼
・「翻訳」とは何か——ワンの発見
・年譜、カラー写真16頁(内村剛介アルバム)、全表現リスト、
*第1巻 わが二十世紀茫々
*第2巻 モスクワ街頭の思想
*第3巻 ソビエト作家論
*第4巻 ロシア・インテリゲンチャとは何か
*第5巻 革命とフォークロア
*第6巻 日本という異郷
各定価5000円+税
※[推薦の言葉]吉本隆明「垣間見えた鮮やかなロシアの大地」は、このお知らせの
2008/04/01をごらんください。
※通販送料1冊300円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/10/07
本日入荷
○渡辺和靖・著「戦う吉本隆明:六〇年安保から七〇年安保へ」
四六判/304頁/定価2800円+税 ぺりかん社
*帯の文
政治的実践と論争に身を投じつつ、『言語にとって美とはなにか』
『共同幻想論』などの理論的著作を発表した詩人の壮年期を描く。
*目次
まえがき
第一章 韻律と喩
T 「詩人論序説」―概念喩という概念
U 「短歌的表現の問題」―現代短歌の考察1
V 「短歌的喩について」―現代短歌の考察2
W 「短歌的喩の展開」―現代短歌の考察3
第二章 新しい批評の原理を求めて
T 「想像力派の批判」―新しい批評家たち
U 「「四季」派との関係」―伝統的自然観の再構成
V 「党生活者」批判
W 純文学と大衆文学
第三章 『言語にとって美とはなにか』
T 言語の本質
U 転調
第四章 政治思想の展開
T 「戦後世代の政治思想」―ブントの政治思想
U 「擬制の終焉」―安保闘争の意義
第五章 安保闘争後一年
T 「廃頽への誘い」―昼寝の季節
U 「現代学生論」―安保後の可能性
V 「花田清輝氏に一言」―逮捕の顛末
第六章 党派性批判の展開
T 「混迷のなかの指標」―党派性と文学
U 「反安保闘争の悪煽動について」―安保闘争の理念を守る
V 「戦後思想の価値転換とは何か」―文化の左翼性
W 「思想的弁護論」―六・一五事件の意味
第七章 埴谷雄高論
T 『死霊』読解
U 永久革命者―政治論文
V 「埴谷雄高の軌跡と夢想」―スターリン批判
W 「埴谷雄高への公開状」―批判
第八章 『試行』刊行
T 創刊一周年まで
U 単独編集へ
第九章 丸山真男研究
T 「日本のナショナリズムについて」
U 丸山真男の戦争体験
V 『日本政治思想史研究』批判
W ファシズム論
第十章 東西冷戦論の否定
T 「非行としての戦争」―古典的戦争概念の解体
U 「模写と鏡」―国家同盟ブロックという虚構
V 「戦後思想の荒廃」―進歩的思想の種々相
第十一章 「日本のナショナリズム」
T 大衆のナショナリズム
U 知識人のナショナリズム
第十二章 『カール・マルクス』
T 「マルクス紀行」
U 「マルクス伝」1
V 「マルクス伝」2
第十三章 「自立の思想的拠点」
T 言語の問題
U 国家論の問題
第十四章 文化大革命と毛沢東
T 竹内好への頌辞
U 内村剛介への書簡
第十五章 『共同幻想論』
T 「禁制論」
U 「憑人論」
V 「巫覡論」「巫女論」
W 「他界論」「祭儀論」
X 「母性論」「対幻想論」
Y 「罪責論」「規範論」
Z 「起源論」
第十六章 共同幻想論とその後の展開
T 「個人・家族・社会」―共同幻想からの解放
U 「天皇および天皇制について」―天皇制無化のために
第十七章 島尾敏雄の文学
T 島尾敏雄の戦争小説
U 島尾敏雄の家族小説
第十八章 『試行』2
T 上昇機運と経費問題
U ひどい時代
あとがき
※通販送料120円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/28
本日入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集129:政治・経済・社会を讀む/鴎外と漱石」
全184頁 頒価1800円+税(送料80円)
・目次
政治・経済・社会を讀む(全13回)……… 2(イ)
鴎外と漱石…………………………………67(ロ)
漱石をめぐって……………………………86(ハ)
漱石のなかの良寛……………………… 119(ニ)
鴎外、漱石の見た東京………………… 145(ホ)
ぼくの見た東京………………………… 163(ヘ)
編集ノート…………………………… 183
※(イ)『八重洲レター』15号〜27号(1994年7月〜1998年12月)まで掲載。
その後、一部が「大震災・オウム後 思想の原像」、「余裕のない日本を考える」、「吉本隆明のメディアを疑え
」に
収録されましたが、まとまったのは今回が初めてだそうです。
(ロ)1971年の講演で、「敗北の構造―吉本隆明講演集」に収録。
(ハ)1983年の講演で、「白熱化した言葉―吉本隆明文学思想講演集」に収録。
(ニ)1984年の講演で、「超西欧的まで」に収録。。
(ホ)1986年の講演で『東京人』1986年4月号掲載。
(ヘ)1987年の講演で『マリクレール』1987年7月号掲載。
※通販送料80円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/23
本日入荷。
○文藝別冊「宮沢賢治:修羅と救済」
A5判/208頁 定価1200円+税 河出書房新社
*宣伝文
没後80年記念特集。「俺はひとりの修羅なのだ」と規定しつつ、そこから世界の救済に
向かう文学を志向した賢治の、童話、詩作品を、3.11以降の文学情況を意識しつつも
う一度読み直す。
*吉本隆明インタビュー(聞き手・守中高明)[「ほんたうの神様」と「科学」]
*鶴見俊輔×中村稔×吉本隆明 [宮沢賢治の価値]
※インタビューの初出は「文藝」1995年秋号。3段組12頁分。
※鼎談の初出は「現代詩手帖」1963年6月号、のちに河出書房の「文芸読本 宮沢賢治」1977年刊、
猫々堂「吉本隆明資料集15」2001年刊に再録。3段組12頁分。
※通販送料100円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/20
本日入荷。
○野崎六助「異端論争の彼方へ:埴谷雄高・・吉本隆明とその時代」
四六判並製/259頁 定価1900円+税 インパクト出版会
*帯の文
巨人たちが残した闘いの跡
思想の巨人たちが残した闘いの跡を独自の観点からとらえ、
今この時代の危機を問う
*目次の一部
序 忠誠と幻視のはざまで
1 三人の異端審問がはじまる
第1章 俺は何かを悟ったような気がしたぜ(1933年)埴谷雄高
第2章 生涯を賭けてただ一つ歌を(1941年)花田清輝
第3章 おれが賛辞と富を得たら捨ててくれ(1954年)吉本隆明
2 異数の世界におりてゆく
第4章 花田清輝よ、そこには厳粛な愚劣があった(1956年)埴谷−花田論争
第5章 ぼくは拒絶された思想としてその意味のために生きよう(1957-60年)花田−吉本論争
第6章 死者の数を数えろ、墓標を立てろ(1962-64年)
第7章 俺たちは彼らを〈あちらの側〉に預けておく(1972-75年)
第8章 資本主義は勝利することによって、資本主義はすべてに勝利する(1984年)吉本−埴谷論争
3 帝国はけっして滅びない
※通販送料120円。現在在庫僅少です。追加入荷は来週末以降になります。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/13
9月初に出ていた本。現物未見。“追悼・吉本隆明”の章あり
○芦田宏直「努力する人間になってはいけない:学校と仕事と社会の新人論」
四六判/496頁 定価2800円+税 ロゼッタストーン
*宣伝文
ソーシャルメディアが、教育・仕事・社会を日々変えつつある。情報社会(=機能主義)によって
雲散霧消しつつある「人間」の再生へ向けて、その影響を広く深く抉った著者渾身のメッセージ。
*目次
まえがきにかえてー話体表出の方法
第1章 努力する人間になってはいけない―これから社会人になるあなたたちへ
第2章 掛け算の思考 割り算の思考―これから勉強を始めるあなたたちへ
第3章 就職活動への檄二〇箇条―大きな企業が有利な本当の理由
第4章 「読書」とは何か―本を読める人はわからないことを恐れない人
第5章 家族は「社会の基本単位」ではない―家族の社会性と反社会性について
第6章 なぜ、人を殺してはいけないのか―愛の自由と出生の受動性
第7章 学校教育の意味とは何か―中曽根臨教審思想から遠く離れて
(個性・自主性教育はいかに間違ったのか)
第8章 キャリア教育の諸問題について―学校教育におけるキャリア教育とは何か
(ハイパー・メリトクラシー教育批判)
第9章 ツイッター微分論―機能主義批判と新人論と
第10章 追悼・吉本隆明―機能主義批判としての言語の「像」概念
※著者のブログに「追悼・吉本隆明」の記事があります。
※ぜんぜん知らなかったので在庫はありません。入荷は来週末になりそうです。
分厚いので送料も300円の予定です。お待ちいただける方はご予約ください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/12
非<吉本隆明>本 近刊のお知らせ。10月刊行予定。
○村瀬学「徹底検証古事記:すり替えの物語を読み解く」飢餓陣営叢書5
四六判/並製/約340頁 予価2000円+税 言視舎
*宣伝文
「火・鉄の神々」はどのようにして
「日・光の神々」にすり替えられたのか?
従来のアカデミズムには、古事記を「瑞穂の国」のあらすじにそって解釈してきた歴史がある。
そこには本居宣長以来、古事記を稲作共同体とその国家の物語とみなすイデオロギーがあった。
その結果、そうした読みではどうしても解釈できない情景がたくさん残されてきた。
本書は旧来の読みに対して、古事記は「鉄の神々の物語」であるという視座を導入して、新たな
読みを提示する。古事記は「火の神・鉄神」が「日の神」にすり替えられた物語だという読みである。
まったく新しい古事記解読の一ページを切り開く画期的試み!
*目次
第一章 古事記のはじまり
第二章 伊邪那岐命《いざなきのみこと》と伊邪那美命《いざなみのみこと》の神話
第三章 天照大御神《あまてらすおほみかみ》と須佐之男命《すさのをのみこと》
第四章 大国主神《おほくにぬしのかみ》
第五章 天降り 忍穂耳命《おしほみみのみこと》と邇々芸命《ににぎのみこと》
第六章 海神の国訪問
※通販送料は120円の予定です。ご予約ください
※飢餓陣営叢書既刊一覧
村瀬学「次の時代のための吉本隆明の読み方 増補」
定価1900円+税
瀬尾育生「吉本隆明の言葉と『望みなきとき』のわたしたち」
定価1800円+税
小川哲生「生涯一編集者」 定価1700円+税
勢古浩爾「石原吉郎 寂滅の人」 定価1800円+税
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/05
近刊のお知らせ
○渡辺和靖・著「戦う吉本隆明:六〇年安保から七〇年安保へ」
四六判/304頁/予価2800円+税 ぺりかん社
9月下旬刊行予定
*宣伝文
1960年代の吉本隆明は「共同幻想論」「言語にとって美とは何か」などの代表的な著作を発表する一方、
政治的活動にのめりこんでいく。60年安保から70年安保へと向かう時代は、吉本自身にとっても『闘い』
の季節であった。「吉本隆明の戦後」につづく野心的〈吉本〉論第3弾。
※通販の送料は120円の予定です。ご予約ください。
※「吉本隆明の戦後:一九五〇年代の軌跡」は2012年3月刊。
「吉本隆明の一九四〇年代」は2010年4月刊。 各定価2800円+税 在庫あります。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/09/01
非<吉本隆明>本 入荷のお知らせ。
○「VAVばぶ No.20(2013.8)」
B5判/74頁 定価762円+税 陶山幾夫・編集 VAV発行所
*目次の一部
成田昭男 詩よ、三人のラディカルをさがせ―松下昇・菅谷規矩雄・北川透の関係史(4)
北川透は谷川雁をどう読んだのか
陶山幾夫 真昼の喧騒――パステルナーク事件の光景(11)
成田昭男 忘年記(八)重水素実験と懐かしの多治見
陶山幾夫 ロシアという魁偉――内村剛介の帰還(7)
※バックナンバー飛びとびに少しあります。追加仕入れはたぶん可能です。通販送料100円
※昨年4月発行の18号編集後記に“吉本隆明氏、逝く”が掲載されていますが、それは現在VAVのサイトで読めます。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/30
本日入荷
○「飢餓陣営 39(2013年夏号)」編集・佐藤幹夫
A5判/272頁 定価1200円+税 飢餓陣営発行所
※目次は2013/08/02にお知らせ済み。
※小特集・吉本隆明と戦後思想
・浦上真二「吉本隆明と保田與重郎(続)」は2段組3頁分
・添田馨「吉本隆明『超』資本主義論ノート(1)」は2段組13頁分で副題が
“震災以後のわが国の経済=社会像をめぐって”
・近藤洋太「戦後思想私記(3)革命的ロマンと倫理:1969年桶谷秀昭ノート」は2段組10頁分
※通販送料120円です
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/25
近刊のお知らせ。9月上旬刊行予定
○野崎六助「異端論争の彼方へ:埴谷雄高・花田清輝・吉本隆明とその時代」
四六判並製/258頁 予価1900円+税 インパクト出版会
*宣伝文
埴谷雄高−花田清輝−吉本隆明、この三人の文学者の喜劇−悲劇−笑劇は、すべて正統と異端とに関わる、
ある種の循環性を持っている。本書は、彼らが同調し、批判を応酬し、背反していった時代を新たにたどり直す
ことによって、この三人とあの時代、そしていま現在を照射する。
※通販送料は120円の予定です。ご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/24
本日入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集128:消費のなかの芸・下」
全170頁 頒価1800円+税(送料80円)
・目次
消費のなかの芸・下……………………… 2(イ)
障害者問題と心的現象論……………… 141(ロ)
浜田知章小論…………………………… 158(ハ)
感想……………………………………… 162(ニ)
つぶやきにのる俳句…………………… 166(ホ)
編集ノート…………………………… 168
※(イ)は『CUT』1991年3月号〜1998年1月号(隔月刊)まで全40回掲載 されました。今回の下巻には
1994年7月号から1998年1月号の最終回までが収録されています。1回〜32回までは、ロッキン
グオンから1996年に「消費の中の芸〜ベストセラーを読む」、として刊行されましたが、33回以降
は1篇を除いて単行本未収録だそうです。
「消費のなかの芸・上」は2011/11/08入荷の「資料集110」に収録されています。
(ロ)『福祉労働 第3号』1979年6月号。
(ハ)『山河 第20集』1956年2月刊。『山河』は浜田らの詩の雑誌のようです。
(ニ)『銀行員の詩集 第10集』1960年11月刊。この集に応募した詩を読んでの感想。
(ホ)『ふらんす堂通信 32号』1990年3月刊。現在も盛業中の版元のPR誌(たぶん非売品)
※通販送料80円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/23
本日入荷
○「Myaku17(2013年8月) 特集・詩人 山之口貘」
A5判/112頁 定価900円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
※目次は2013/08/23にお知らせ済み主な内容
※とよだともゆき著『吉本隆明と「第二の敗戦」』の松本輝夫による書評、
「吉本隆明への入魂の讃歌であり、かつ決別の書でもある」は3段組み7頁分。
松本氏は谷川雁研究会の世話人で、同会の研究誌「雲よ」の編集人。
※通販送料100円
本日入荷。
○「蟹の泡 6」
B5判/26頁/未製本 頒価100円+税(送料80円)
編集・発行/長谷川博之
・目次
松岡祥男 第二の産声
安西美行 〈線〉の物語(3) *写真集『吉本隆明』ほか
松本孝幸 〈動物・自閉症・人間〉(3)〜〈中間〉人間論〜
長谷川博之 現代詩における改行とは?
。
※1号〜5号の在庫あります。各100円+税
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/21
本日入荷
○宇野邦一「吉本隆明 煉獄の作法」
四六判/268頁 定価3000円+税 みすず書房
*帯の文
「関係の絶対性」「大衆の原像」から「自己表出」「共同幻想」を経て母型論、ハイ・イメージ論へ。
「戦・後の断絶」を生きた詩人評論家の軌跡を読みとく思想地図。
*目次
序章 喪の思考
1A 最初の問い
1B 大衆はどこにいるのか
2A 言語、生成と転移
2B 共同性、新たな問い方
3A 心的現象論の軌跡
3B 「現在」から遠ざかる方法
終章 渦巻きの批評
付録
吉本隆明『宮沢賢治』を読む
みるも無残な近代…? 吉本隆明『詩学叙説』
倫理的なもの、詩的なもの
あとがき
初出一覧
※序章と附録の3件の初出は「現代思想」「マリ・クレール」「るしおる」「現代詩手帖」。1A〜終章は書き下ろし。
※詳細目次はみすず書房のサイトにあります。
※通販送料120円。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/13
非<吉本隆明>本 新刊のお知らせ。8月20日発売予定。
○「Myaku17(季刊秋号) 特集・詩人 山之口貘」
A5判/112頁 予価900円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
*主な内容
・高木 護 貘さんの”ダダ―ダダ”
・内田聖子 山之口貘 金魚のあぶく」
・岩本 勇 私と山之口貘の「大儀」
・比嘉加津夫 仕掛ける詩人 山之口貘
・青柳瑞穂 山之口貘のおいしい夢
・伊良波盛男 山之口貘の戒名に触発されて
・仲程昌徳 応答の詩学 ――「いう」の形相
・松原敏夫 山之口貘を語る――『思弁の苑』を中心に
〈脈発行所の本から〉書評
・とよだ ともゆき著『吉本隆明と「第二の敗戦」』
松本輝夫 吉本隆明への入魂の讃歌であり、かつ決別の書でもある
・森岡邦彦短編集『晩秋の音』 比嘉加津夫 読ませる短篇小説
連載論文 崎原恒新 沖縄地方文学史(6)
編集後記
※通販送料100円
※バックナンバーは下記の3号のみあります。
「16号 特集・今再び、高木 護」定価900円+税
「15号 特集・島尾敏雄と写真」定価1000円+税
「14号 特集・きみは、詩人 高木護を知っているか」定価900円+税
※その他の脈発行所の在庫はこちらをごらんください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/09
先月に出ていた本
○島尾ミホ「海辺の生と死」(新装改版)
カバー写真とカット・島尾伸三
文庫判/239頁 定価648円+税
*帯の文
昼は人つくり夜は神つくりとでもいうより致し方のないものがここには生きている(吉本隆明)
※中公文庫の元版は1987年刊行で、吉本氏の解説(初出は「海」1974年11月号)は元版と同じです。
新装版には梯久美子氏の解説が新たに附されています。
※通販送料100円。在庫は少しです。追加の入荷は盆明けになります。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/08
先月に出ていた本
○鹿島茂「悪の引用句辞典―マキアヴェリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき」
新書判/305頁 定価880円+税 中央公論新社
*帯の文
古今東西の名句・名言を集めた「引用句辞典」は、スピーチなどで実用的に役立つだけでなく、
人間の知恵や真理、処世訓の宝庫でもある。本書ではマキアヴェリ、シェイクスピア、タレーラン、
夏目漱石、吉本隆明ら69人、71の名句・名言を紹介。あわせて、政治・経済から少子化、いじめ
問題に至るまで、近年の時事的な話題を切り口に、引用句を生かして社会の深層と人間の本性
を見抜くコツを伝授する。
*目次
1 人間の本性、世界の不条理
2 好き嫌いが決める政治
3 強欲資本主義と財政破綻
4 成熟を拒否する日本人
5 自己表現としての殺人
6 教育の顧客満足度
7 面倒なセックス
8 終わりの始まり?
※69名の71句ですから、2回取り上げられている人が2名あり、その一人が吉本隆明です(あと一人は
タレーラン)。毎日新聞の連載コラムに加筆されたもので1回分がほぼ4頁分。吉本氏の項は『背景
の記憶』から「別れ」の一部と『自立の思想的拠点』から言語論の一部が引用されています。その他
は古今の欧米人ほとんどで、あとは日本人が少々、印度中国アラビア等はゼロです。
※通販送料100円。在庫は少しです。追加の入荷は盆明けになるかもしれません。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/03 入荷のお知らせ ○「詩批評 LIDEN−雷電 No.4(通巻5号)」 A5版/90頁 価500円+税 雷電舎 ※目次は2013/07/02にお知らせ済みです。 ※0号から3号まで在庫ありますが、0号と2号(吉本隆明追悼)は発行所 の在庫も僅少のようです。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/08/02
8月下旬刊行予定
○「飢餓陣営 39(2013年夏号)」編集・佐藤幹夫
A5判/280頁 予価1200円+税 飢餓陣営発行所
*目次
【追悼・監督若松孝二】
・宗近真一郎■若松孝二を奪還するためのエスキス
・高岡健■若松映画についての断章
【特別インタビュー】
・橋爪大三郎のマルクス講義(最終回)――現代の経済問題と『資本論』
【小特集】吉本隆明と戦後思想
・添田馨■「吉本隆明「超」資本主義論」ノート(1)
・近藤洋太■戦後思想私記(3)桶谷秀昭
・浦上真二■吉本隆明と保田與重郎(続)
【特集1】ハイリスク社会の対人援助
1 法に触れる人の援助
・山本譲司■福祉施設化する刑務所、刑事政策の課題
・滝川一廣■発達障害と思春期の「反社会的行動」
・小林隆児■罪を犯した障碍者との医療面接で見えてきたもの
・佐藤幹夫■大阪地裁判決と「社会的受け皿」(『世界』より転載)
2 思想としての「ケア」論
・西研■人の生を支える条件とはどのようなものか
・愛甲修子■現象学的発達障害論の試み(4)
3 現場からの援助論
・水田恵■「ふるさとの会」の取り組みと対人援助論
・石川恒■新しい支援論を創ろう――「かりいほ」の実践とこれから
4 ケアの本を読む
・内海新祐■自閉症論を読む(4)
・浜田寿美男■『学校へ行く意味休む意味』(滝川一廣著)を読む
・山竹伸二■『「甘え」とアタッチメント』(小林隆児編著)を読む
・藤倉英世■『哲学の練習問題』(西研著)を読む
【特集2】東日本大震災の記憶と記録
・村瀬学■原発と『古事記』
・夏木智■東日本大震災個人的体験記(3)
・阿久津斎木■子ども・発達・ハンディキャップ(3)原発汚染と子どもたち
・青木みさき■震災日記(2)
【連載】
・倉田良成■日本の絵師たち(5)
・木村和史■家をつくる(4)
・尾上義和■大阪拘置所勾留記(3)
※通販送料120円です。ご予約ください。
新本バーゲン(60%引き)。近日入荷予定。
○和田司「吉本隆明『共同幻想論』を解体する―穴倉の中の欲望―」
2012年7月刊 四六判/296頁 元定価2800円+税 明石書店
*宣伝文
オウム真理教教祖麻原彰晃を擁護し、社会を驚かせた吉本隆明。戦後日本に大きな影響を与えた
この人物の「思想」とはいったい何であったのか。『共同幻想論』の誤謬を突き、そこに潜む「妄想」を
暴く。「希有思想家」とも評される吉本の虚像を剥ぐ画期的な論考。
※発売一年で早くもゾッキになりました。あまり売れなかったのでしょう。
60%引きの1120円+税でも高いかもしれませんが、御入用の方はお早めにご予約ください。
送料120円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/07/30
入荷のお知らせ
○松島淨「沖縄の文学を読む:摩文仁朝信・山之口貘そして現在の書き手たち」
B5版/185頁 定価1700円+税 脈発行所刊
*帯の文
15年前に「沖縄文学研究会」を立ち上げた。
その思い入れの深さと成果が力強く響いてくる。
*目次(2013/07/26にお知らせ済み)
※通販送料100円です。
※島尾敏雄、山之口貘は新本でいろいろ入手可能ですが、摩文仁朝信は見あたりません。
清田政信は詩学社や思潮 社などから出ていましたが、現在はすべて品切れまたは絶版のようです。
両名とも「 国書刊行会の「沖縄文学全集」に少し
は入っているではと思いますが詳細は不明です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/07/29
入荷のお知らせ
○岡井隆「ヘイ、龍 カム・ヒアという声がする(まつ暗だぜといふ声が添ふ)岡井隆詩歌集2009-2012」
A5判変型上製/462頁/装幀・毛利一枝 定価3800円+税 思潮社
*宣伝文
岡井隆、詩歌の極北へ
なぜ生きて歌ふのか〈死〉に訊いてくれかなり近くに居る筈だから原子力は魔女ではないが彼女とは疲れる、
(運命とたたかふみたいに)
「この本は、一つにはわたしの新しい詩集である。……二つには、わたしの新しい歌集である」(「この本に
ついて」)。
高見順賞受賞詩集『注解する者』以後の自由詩と、短歌新聞社賞受賞歌集『X――述懐スル私』以後の短歌、
東日本大震災をまたいで詠われた岡井隆の苛烈なる詩の現在を集成する。吉本隆明氏を追悼する1章、お
よび入沢康夫、平出隆、穂村弘各氏との対話も収録、日本語の未来へ捧げられた戦後現代詩歌の到達点。
*目次
1 詩集(2009-2012)
2 (入沢康夫、平出隆との対話、玉城徹追悼記)
3 歌集 その1(綜合誌などへの発表)
4 エッセイ
5 歌集 その2(「未来」発表の短歌群)
6 岡井隆に聞くー穂村弘との対話
7 吉本隆明詩への十数箇の註(並びにその現代語訳)ほか
吉本隆明「佃の渡しで」を読む
吉本さんの詩「夢の位置」注解
吉本隆明さんの講演をCDで聴いた午後
吉本隆明さんの「さよなら」
吉本隆明といふ桜
この本について
※7の初出は「詩歌の饗宴における朗読」「季刊文科」「春秋」「暮らしの手帖」「短歌」「未来」で1段組み26頁分。
「この本について」の中に7の各項についての説明が2頁弱あります。
※通販送料300円
●岡井隆の新本バーゲンのご案内
岡井隆歌集「X――述懐スル私」特価952円+税
岡井隆歌集「初期の蝶/「近藤芳美をしのぶ会」前後」特価476円+税
岡井隆歌集「禁忌と好色」(文庫版)特価334円+税
※その他短歌本の新本バーゲンはこちらをごらんください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/07/26
近日入荷
○松島淨「沖縄の文学を読む:
摩文仁朝信・山之口貘そして現在の書き手たち」
四六版/185頁 定価1700円+税 脈発行所刊
*宣伝文
吉本隆明の言語思想に基づいて、沖縄の文学を社会学的現象として解明していく力作。
*目次
沖縄の文学を読む
沖縄の文学における性と愛
島尾敏雄の『死の棘』を読む
山之口貘の詩を読む
清田政信とエロス――清田政信を比嘉加津夫と検証する
あとがきにかえて――吉本隆明の貢献
※もうできあがっているそうです。数日中に届く予定です。
お早めにご予約ください。通販送料120円です。
6月下旬に出ていた本
○「西川徹郎句集 幻想詩篇 天使の悪夢九千句」
一千部特別限定版・著者自筆揮毫一句染筆入。限定番号入
A5判/808頁/函入・豪華美装本 定価27000円+税 茜屋書店
※吉本隆明氏による“西川徹郎さんの俳句”(イ)と“西川俳句について”(ロ)が収録されていますが、
これらは旧稿で、吉本氏が生前に再録を快諾されていたものだそうです。
(イ)は1988年刊の「秋桜COSMOS別冊 西川徹郎の世界」が初出で、猫々堂の「吉本隆明資料集96」に
収録済み。
(ロ)は2000年沖積舎刊の「西川徹郎全句集」の解説です。この「全句集」には2001年刊の普及版もあり、
こちらは元定価9800円+税を新本特価3920円+税にて販売中です(送料284円)。
※「天使の悪夢」そのものは書き下ろしの新句集です。解説・森村誠一。
※たいへんに高価な本なので在庫はしておりません。ご注文いただけば至急取り寄せます。送料は無料です。
◎弓立社について
※「敗北の構造」、「吉本隆明全講演ライブ集全20巻」など多数の<吉本>本を刊行された弓立社の
経営者が変わり、サイトも一新されました。
※「出版ニュース 2103年7月下旬号」に新代表が寄稿された記事よれば、創業者の宮下和夫氏は
引退にあたって元NHK記者の小俣一平氏に、弓立社を無償で譲渡されたとのことです。小俣氏は
2009年正月にNHKでテレビ放送された「吉本隆明語る〜沈黙から芸術まで〜」を企画された方です。
新サイトによれば過去の出版物はすべて不扱いのようですが、出版予定の中には菅原則生氏の
「浄土からの視線〜吉本隆明との対話から〜(仮題)」がありますので、ほかにも<吉本>本の続刊
があるかもしれません。
※新サイトを見ると、立派な本社の写真とか、全国に4つも支社支局を持つとか、なかなか景気よさそ
うな雰囲気ですが、先の記事によればぜんぜんお金はないそうです。出版社と言うのは、過去の出
版物の返品が半永久的に戻って来るリスクがあり、下手すると無償でも高い場合が往々にしてある
ものですが、なんとか無事に続くことを期待しています。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/07/24
本日発売
○松崎之貞「吉本隆明はどうつくられたか」(徳間ポケット)
B40判/283頁 定価952円+税 徳間書店
*帯の文
「戦後最大の思想家」の精神史を描く異色の評伝
米沢で過ごした青年期、敗戦の記憶
吉本思想、誕生と帰結の物語
*目次詳細は 2013/06/24にお知らせ済みです。
*著者について
1947年、埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。70年、徳間書店に入社。一貫して編集部門を
歩き、92年より吉本隆明氏の担当編集者となる。2002年、ノンフィクション部門の編集局長を最後に
退社。フリーとなり、書籍編集に携わる。吉本氏の口述原稿のまとめもおこない、独立後の10年間で
6冊の〈吉本〉本の構成を担当。著書に『「語る人」吉本隆明の一念』(光文社)などがある。
※通販送料は100円です。
本夕入荷。ご予約者には明日発送します。 ○猫々堂「吉本隆明資料集127:情況との対話2・現代とマルクス」 全184頁 頒価1800円+税(送料80円) ・目次 情況との対話2(15〜30)………………………… 2(イ) 現代とマルクス………………………………… 129(ロ) 編集ノート……………………………………… 183 ※(イ)「情況との対話」は『サンサーラ』1993年4月号から1997年4月号まで全45回の連載。 のちに「超資本主義」と「大震災・オウム後 思想の原像」に収録。この「資料集」は 3分冊の予定で、1冊目は2012年10月刊の「資料集119」。 (ロ)は1967年10月の中央大学における講演で、「情況への発言―吉本隆明講演集」、 、「吉本隆明全著作集〈14〉講演対談集」に収録。 ※通販送料80円です。 ※続刊予定 *128集 「消費の中の芸・下」ほか *129集 「政治・経済・社会を読む」「鴎外と漱石」ほか *130集 いろいろ *131集 「総論 柳田民俗学」ほか *132集 いろいろ
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/07/08
2011年11月に出ていた本
○日本編集者学会[編]「エディターシップ VOL.1 時代を画した編集者」
B5判並製/147頁 定価2400円+税
発行・日本編集者学会/発売・トランスビュー
*目次
私の出会った作家たち 吉行淳之介、村上春樹のことなど 徳島高義
恐竜は氷河期をどう生き抜くか 河野通和
人文書の編集者 イメージ・リーディング叢書(平凡社)のころ 石塚純一
震災とメディア 山田健太
文芸誌編集覚え書き 寺田博
【地方小出版の力】寿郎社・土肥寿郎 和賀正樹
〈日本編集者学会・札幌シンポジウム〉書物の現在そして未来
※河出書房の「文藝」、作品社の「作品」、福武書店の「海燕」の編集長だった寺田博氏の項は3段組70頁分。
この覚え書きは季刊「文科」に平成17年から21年まで14回連載され、寺田氏逝去のために途絶したものの
再録です。1962年から1969年までのことがかなり詳しく語られていて、吉本氏に関する記述も「詩的乾坤」、
「共同幻想論」の連載と単行本など数か所に出てきます。途絶していなければ「情況」、「初期歌謡論」、
「マス・イメージ論」、そしてばななさんの「キッチン」の話題も出てきたことでしょう。
※「エディターシップ VOL.2」は今年の5月に出たばかりで、こちらには「河出書房風雲録・抄(小池三子男)」と
「福武書店のころ(大槻慎二)」が掲載されていますが、ちらと見たところでは吉本氏の名は見当たりませんでした。
※通販送料は100円です
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/07/02
近刊のお知らせ。8月上旬刊行予定。ちょっとだけ<吉本>本
○「詩批評 LIDEN−雷電 No.4(通巻5号)」
A5版/…頁 予価500円+税 雷電舎
*目次
詩 剥製人間 東風平恵典
家族 高橋秀明
沖へゆけと彼は云った 小林坩堝
評論 歴史の裂け目から─アンジェイ・ワイダの『灰とダイヤモンド』
吉田裕
〈像〉と映像との戦いでは、〈像〉に味方せよ 日下部正哉
詩 ぼくがこの世で会った人は… 今村秀雄
いづみ、きみはうなだれて/中上健次 築山登美夫
評論 「普遍喩論」から「等価」論へ(下) 高橋秀明
[読書漂流]死神とパラダイス 今村秀雄
死への欲動 築山登美夫
連載 虚の栖──試みの家族誌 W
生きゆく家、死にゆく家 日下部正哉
※高橋秀明氏の評論は“全篇吉本隆明の表現論・詩論を追いかけてい”るそうです。
※送料100円の予定。お早めにご予約ください。
※0〜3号の在庫も多少あります。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/06/29
8月下旬発売予定
○宇野邦一「この世紀に読む吉本隆明(仮)」
四六判/256頁 予価3000円+税 みすず書房
*宣伝文
「逝去の知らせから、しきりに考えつづけている。休火山のように、私のなかで眠りについていたモチーフが
あったようだ。それが呼び覚まされ、もう一度新たに吉本隆明を読む時間が始まった」
吉本隆明とは何者だったのか。いまもなお問われるべき問いとはなにか。「マチウ書試論」から「言語にとっ
て美とはなにか」「共同幻想論」、「心的現象論序説」から「心的現象論本論」「母型論」そして「ハイ・イメージ
論」へ。詩人にして「戦後最大の批評家」の軌跡をたどる渾身の書き下ろし400枚。巻末に「補遺」として書
評2篇、追悼文2篇を付す。
※通販送料120円の予定です。ご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/06/28
7月中旬刊行予定
○岡井隆詩歌集2009-2012「ヘイ、龍 カム・ヒアという声がする(まつ暗だぜといふ声が添ふ)」
A5判変型上製/464頁/装幀・毛利一枝 予価3800円+税 思潮社
*主な内容
1 詩集(2009-2012)
2 入沢康夫氏、平出隆氏との対話他
3 歌集 その1(綜合誌などへの発表)
4 エッセイ
5 歌集 その2(「未来」発表の短歌群)
6 穂村弘氏による岡井隆インタビュー
7 吉本隆明没後に書いた詩と文
※編集部からのメールによると“7章には、吉本氏の作品を読むエッセイ4篇のほか、『マニエリスムの旅』に
発表した「吉本隆明詩への十数個の註」に現代語訳を付したもの、「未来」に発表した吉本氏へ追悼歌が
収録されています(約30頁ほど)。また、あとがき(「この本について」)にも、吉本氏が亡くなった日のことが
書かれた一節があります。”とのことです。
※なにぶんにも分厚い本なので、送料は300円はかかりそうですが、よろしければご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/06/25
非<吉本>本入荷のお知らせ
○飢餓陣営叢書4 勢古浩爾「石原吉郎 寂滅の人」
四六判並製/249頁 定価1900円+税 言視舎
*帯の文
壮絶な体験とは、人に何を強いるものなのか?
ラーゲリ(ソ連強制収容所)で八年間、過酷な労働を強いられ、人間として、体験すべきことではないことを体験し、
帰国後の生を、いまだ解放されざる囚人のように生きつづけた詩人・石原吉郎の苛烈な生と死。
「忘れられた」詩人を再発見し、生きることの意味、倫理のあり方を正面から問い直した、著者「幻の処女作」ついに刊行!
*目次
第一章 喪失 あるいは私
第二章 望郷 あるいは海
第三章 非在 あるいは時
第四章 関係 あるいは点
第五章 幼年 あるいは母
第六章 新生 あるいは信
第七章 単独 あるいは夢
第八章 寂滅 あるいは歌
補遺 書き出しの美学
※通販送料120円
*飢餓陣営叢書1「次の時代のための吉本隆明の読み方」 村瀬学
飢餓陣営叢書2「吉本隆明の言葉と「望みなきとき」のわたしたち」
瀬尾育生
飢餓陣営叢書3「生涯一編集者」 小川哲生
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/06/24
7月下旬発売予定
○松崎之貞「吉本隆明はどうつくられたか」(徳間ポケット)
B6変判/…頁 予価952円+税 徳間書店
*宣伝文
吉本隆明の思想にとって実人生はいかなる契機を与えたのか。
吉本の思想が誕生してくる過程を立体的にわかりやすく描く評伝。
*目次
はじめに
第一章 〈誕生〉の爪痕
少年・吉本の自画像
〈克己の人〉
吉本隆明の胎乳児期
「母の像」
第二章 〈米沢時代〉の心的風景
「貧乏人の箱入息子」
東北の自然
東北での交友
〈擬=同性愛〉考
「女性は異質の外来者」
第三章 天皇の〈像〉
開戦がもたらした「解放感」と「死の覚悟」
「神様としての天皇」
「生き神様」の怖さ
〈怖さ〉の場所
吉本隆明の〈愛国温度〉
第四章 〈敗戦〉の風景
〈敗戦〉という落雷
〈内面〉の風景
立ち尽くす戦後
戦後の課題
『共同幻想論』の萌芽
第五章 戦後の彷徨
〈戦後〉への出立
「地獄というのはあるんだな」
戦後の助走期
組合運動とその挫折
「マチウ書試論」
「関係の絶対性」について
「関係の絶対性」を生きる
第六章 〈詩〉から〈批評〉へ
「失業」の風景
「三角関係」
〈関係の地獄〉
三角関係から手にした自信
家庭人としての評価
「虚業は二十五時間目」
「文学者の戦争責任」論
斬新だった「転向論」の視点
「日本」を離れることがなかった関心
第七章 安保と挫折
「六〇年安保」の流れ
吉本にとって安保闘争とは「革命」だった
短い寄り道
闘争の挫折
六〇年安保の総括
「試行」創刊
『言語にとって美とはなにか』概観
ふたつの創見と批評家の〈誕生〉
文学批評の特質――〈鳥瞰〉と〈虫瞰〉
第八章 自立の思想
「大衆」と「知識人」
「大衆の原像」とはなにか
自立の思想
〈吉本思想〉の特徴――その根源性
〈吉本思想〉の特徴――その粘性
おわりに
※松崎之貞氏は昨年7月に出た「「語る人」吉本隆明の一念」の著者です。
※通販送料100円。御予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/06/15
本日入荷。
○「蟹の泡 5」
B5判/20頁/未製本 頒価100円+税(送料80円)
編集・発行/長谷川博之
・目次
長谷川博之
松岡祥男 ニャンニャン日録 芹沢俊介批判、その他
※「ニャンニャン日録」は全18頁。これは「怪傑ハリマオ」連載の続きの
ようです。なお、「ハリマオ」昨年7月の9号以降発行されていません。
※1号〜4号の在庫あります。各100円+税
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/06/14
本夕入荷
○「吉本隆明資料集126:論争の流儀と決着の仕方/室生犀星」
全162頁 頒価1700円+税(送料80円) 猫々堂
・目次
平林一様………………………………………………… 2(イ)
『佐藤泰正著作集』…………………………………… 5(ロ)
論争腺の話……………………………………………… 6(ハ)
論争の流儀と決着の仕方………………………………16(ニ)
自然と倫理の中の透谷…………………………………48(ホ)
芥川龍之介………………………………………………50(ヘ)
最近の日記から…………………………………………91(ト)
言語と経済をめぐる価値増殖・価値表現の転移……95(チ)
室生犀星……………………………………………… 128(リ)
イメージとしての都市をとらえる………………… 151(ヌ)
編集ノート………………………………………… 161
※(イ)1993年11月刊の平林一著『危機における文化―現代史への試み』栞。
(ロ)は1994年『佐藤泰正著作集』内容見本。
(ハ)1994年刊『別冊宝島:達人の論争術』
(ニ)同上。聞き手・芹沢俊介
(ホ)1994年4月発行『北村透谷研究会会報』第6号。
(ヘ)1994年7月、日本近代文学館にての講演。。
(ト)1994年9月発行『リテレール』第10号
(チ)1996年4月発行『iichiko』第39号
(リ)1988年3月、日本近代文学館にての講演。1988年8月発行『高原文庫』第3号所収。
(ヌ)『積算技術』1990年8月号所収。聞き手・梓澤登。
※通販送料80円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/06/06
本日入荷。
○とよだもとゆき「吉本隆明と『二つの敗戦』:近代の敗北と超克」
四六版/184頁 定価1500円+税 脈発行所
*目次
序 「二つの敗戦」に直面して
1 「第一の敗戦」でつかんだこと
2 なぜ「反・脱原発」を批判したのか
青春時代の不気味な予言
三・一一後の発言
「反核」批判とチェルノブイリ原発事故をめぐって
反核・反原発批判の背景
原発容認論の問題点
3 軋みと危機
「大衆の原像」というOS
「大衆の原像」の危機
産業の高次化の先にみたこと
アジア的・アフリカ的段階の設定
「史観の拡張」は実を結んだか
「贈与価値論」の近代的性格
贈与と遅延をめぐる格闘
4 「第二の敗戦」で問われていること
晩年漏らした意外な慨嘆
引き裂かれと異和
科学技術と「現代の超克」
ハイデガーの技術論と吉本
「第二の敗戦」は「近代の敗北」
5 「存在の倫理」から「贈与存在の倫理」へ
「存在の倫理」と贈与
第三の「宿命」
営為と労に報いる道
言葉と略年譜
※この本は著者のHPに掲載された“吉本隆明と「現代の超克」”に加筆し、未発表原稿を大幅に加えて
まとめたものだそうです。
※通販送料100円です。
※とよだ氏は谷川雁研究会機関誌「雲よ ―現点と越境―第7号」にも
“最後の吉本隆明―原発事故と「第二の敗戦期」”を寄稿されています。
頒価2000円(税込)。在庫あり。
6月下旬刊行予定
○「ことばへの凝視−粟津則雄対談集」
四六判並製/270頁 予価2400円+税
*現実と詩の創造(対談者:吉本隆明)
※この対談は1972年筑摩書房刊の「どこに思想の根拠をおくか―吉本隆明対談集」他に
既収です。
6月10日発売予定
○とよだもとゆき「吉本隆明と『二つの敗戦』」
四六版/184頁 予価1500円+税 脈発行所
*目次
序 「第一の敗戦」でつかんだこと
1 なぜ「反・脱原発」を批判したのか
2 3・11後の発言
3 軋みと危機
4 「第二の敗戦」で問われていること
5 「存在の倫理」から「贈与存在の倫理」へ
※とよだもとゆき氏は『流砂』6号に“吉本隆明と小林秀雄―「第二の敗戦期」と「現代の超克」”を寄稿されていました。
※とよだ氏の旧著
「村上春樹と小阪修平の1968年」
「「がんばらない」宣言―スローライフのすすめ
」
「ほっこり京都時間―千日回遊で私が見つけたスローな古都の愉しみ方」
※とよだ氏のブログ「スロー風録 素浪人の風録」
※発売日まであまり日がありませんので、お早めにご予約ください。
通販送料は100円か120円です。
見落としていましたが先月(5月7日)発売
○「群像 2013年6月号」
定価950円(税込) 講談社
“第56回群像新人文学賞発表!
評論部門 優秀作 多羽田敏夫
「〈普遍倫理〉を求めて―吉本隆明「人間の『存在の倫理』」論註」
※「米国同時多発テロと地下鉄サリン事件への発言から、吉本隆明の90年代以降の思想を探る」ものだそうです。
※現在、在庫はございません。お急ぎでなければ取り寄せます。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/05/18
非<吉本隆明>本 入荷のお知らせ。
○「Myaku16号 特集・今再び、高木 護」
A5判/94頁 定価900円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
※目次等は2013/04/28にお知らせ済みです。
※詳しくは発行所のブログをごらんください。
※通販送料は80円です
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/05/11
本日入荷
○加藤典洋×高橋源一郎「吉本隆明がぼくたちに遺したもの」
四六判/190頁 定価1700円+税 岩波書店
*帯の文
〈音もたてずにおまへは眠りから醒めよ〉
敬愛してやまないふたりが語るそのことばと思想の核心
*目次の一部
まえがき 高橋源一郎
吉本隆明のことば 高橋源一郎
吉本隆明と三・一一以後の思想 加藤典洋
思想から「国」を隔離すること
吉本隆明と「有限性」の人類
ぼくたちに遺されたもの 加藤典洋×高橋源一郎
あとがき 加藤典洋
※ご予約者には本日発送します。
※現在余分はごくわずかです。追加発注中。
※通販送料120円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/05/10
本日発売
○「読書人 2013/5/10号」定価260円(税込)
“鼎談=古谷利裕・西川アサキ・金子遊 「吉本隆明の“宗教と死”」
『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)刊行を機に”
※鼎談は1面の大部分と2面の一部です。
※現在余分はありません。お待ちいただける方はご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/05/09
昨夕入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集125:あかるい太宰、くらい太宰」
全179頁 頒価1800円+税(送料80円)
・目次
あかるい太宰、くらい太宰…………………………… 2(イ)
物語のドラマと人称のドラマ…………………………50(ロ)
感想ひとつふたつ………………………………………76(ハ)
いま、なぜ太宰治なのか………………………………84(ニ)
心身健康な時期の太宰治…………………………… 176(ホ)
編集ノート………………………………………… 179
※(イ)は1993年7月の講演で「ちくま」1994年1〜4月号に掲載、のち「愛する作家たち」に収録。
(ロ〜二)は1988年に弘前市でのシンポジウムで、他のパネラーは 菅谷規矩雄、村瀬学、
鈴木貞美、長野隆。1988年刊の「吉本隆明「太宰治」を語る―シンポジウム津軽・弘前’88の記録」、及び
「全講演ライブ集」に収録。
(ホ)「小説現代12006年11月号掲載。
※通販送料80円です。
本日入荷。
○「蟹の泡 4」
B5判/25頁/未製本 頒価100円+税(送料80円)
編集・発行/長谷川博之
・目次
松岡祥男 遠いふるさと2“わが家の下に学校があった”
松本孝之 <動物・自閉症・人間>2
〜「フランシス子」と自閉症の<間>〜
長谷川博之 荒川洋治の詩について(下)
〜80年代初頭まで
漱石の「行人」について、メモ。
※1号、2号、3号の在庫あります。各100円+税
●お詫び「IICHIKO 118『吉本隆明の文学論』」は連休の谷間に刊行され
たようですが、入荷が遅れております。いましばらくお待ちください。
お急ぎの方は申し訳ございませんがキャンセルしてください。
○岩波書店「吉本隆明がぼくたちに遺したもの」は11日発売予定です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/04/28
非<吉本隆明>本 新刊のお知らせ。5月20日発売予定。
○「Myaku16号 特集・今再び、高木 護」
A5判/90頁 予価900円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
*主な内容
・高木護 これでも人間ですから
・高木護×内田聖子のぶらぶら対談
仙人の千年、蜻蛉の一時、詩人の心の棲み家
・本間健彦 フォークの吟遊詩人・高田渡に贋作を駆り立てたマイナーポエット・高木護の詩の魅力
・岩本勇 詩人高木護の書いた小説『川蝉』を読んで
・青柳瑞穂 かわせみの薬効 小説『川蝉』を読む
・中尾務 かたや〈ぶらぶら〉、かたや〈ふらふら〉
・田中国男 高木護の詩想の原点、詩想の杖をめぐって 短編集『川蝉』と二冊の著書より
・久保田一 高木護さんの話
・西谷晋 まともな世の中のための高木護
・崎原恒新 沖縄地方文学史(五)
※送料100円の予定。
※バックナンバーは下記の2号のみあります。
「15号 特集・島尾敏雄と写真」定価1000円+税
「14号 特集・きみは、詩人 高木護を知っているか」定価900円+税
※その他の脈発行所の在庫はこちらをごらんください
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/27
本日入荷
○「現代詩手帖 2013年5月号」
A5判/216頁 定価1333円+税 思潮社
*主な内容
特集1 大震災のあと、私たちは何を表現するのか
特集2 吉本隆明――没後一年
◎論考 月村敏行「この日まで:横超忌の決定のことなど」
石関善治郎「『コム デ ギャルソン論争』の背景
『ファッション論』まで」
◎講演 瀬尾育生「吉本隆明の初期とは何か」
※吉本特集は2段組39頁分。月村、石関両氏のは新稿、瀬尾氏の講演は2013年2月16日の
講座「詩人としての吉本隆明」をもとに、加筆再構成されたものです。
※送料等100円
現物入荷(発売日は4月6日)
○「dancyu 2013年5月号 炒飯がたべたくなる」
定価860円(税込) プレジデント社
*吉本隆明さんは「食」について、どんなふうに考えていたのだろう?
ハルノ宵子さんに糸井重里さんが訊きました。
※全4頁、写真3葉、対談は3段組み3頁分です。
※送料等100円。現在余分は1冊のみ。
明後日発売
○「現代詩手帖 2013年5月号」
A5判/…頁 予価1400円(税込)
“特集・吉本隆明――没後1年”
*主な内容
・講演 瀬尾育生「吉本隆明の初期とは何か」(27頁)
・エッセイ 月村敏行「この日まで」(6頁)
・論考 石関善治郎「コム デ ギャルソン論争」の背景」(6頁)
※吉本特集は全39頁分だそうです。
※発売日が迫っております。至急ご予約ください。
※通販送料等100円です
4月30日発売予定
○「LIBRARY IICHIKO 118(SPRING 2013)『吉本隆明の文学論』」
A5変形/128頁/ 予価1500円+税 文化科学高等研究院出版局
*宣伝文の一部
吉本文学論は、思想的な文学論として、まったく異色な批評閾をひらいてきた。
文学研究の側からはものたりないものがあるかもしれないが、含蓄されている
ものは、文学批評や文学研究がなしえない深身を展開している。
*内容の一部
高橋順一×山本哲士「吉本隆明の古典文学論」
中村三春「吉本隆明の初期文芸論における『自然』」
高橋秀太郎「愛読・転向・戦争ー吉本隆明の太宰治」
山崎義光「吉本隆明における島尾敏雄論の布置」
森岡卓司「文学を引き裂くー吉本隆明の芥川論」
山崎正純「太宰治・敗戦・田辺元」
※連休に入りますから、入荷が少し遅れるかもしれません。
※通販送料は100円です。至急ご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/04/24
本日入荷
○「開店休業」[追想・画]ハルノ宵子
四六判並製/258頁 定価1500円+税 プレジデント社
*帯の文
「正月支度」から「最後の晩餐」まで。
吉本隆明、最後の自筆連載、
「danchu」食エッセイを単行本化!
長女・ハルノ宵子による書き下ろし
圧巻の追想文、40話を収録!!
※目次は省略しますが、1回分につき吉本氏の文章が4頁と宵子氏の文章が2頁の計6頁、
それが全40話で240頁、そして、宵子氏のあとがき「氷の入った水」4頁と、担当編集者に
よる「『開店休業』のことなど」3頁が附されています。
※通販送料120円です。
現在在庫はありませんが4月6日発売だった
○「dancyu 2013年5月号」定価860円(税込)
*ハルノ宵子さんに糸井重里さんが訊きました
吉本隆明さんは「食」について、どんなふうに考えていたのだろう?
※「開店休業」の宣伝を兼ねた記事が載っています。昨日立ち読みしてきた記憶では5頁ほどでした。
※一週間ほどお待ちいただけるようでしたらご注文ください。送料100円です。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/23
一年先の話ですが
○「吉本隆明全集成(仮題)」全40巻 晶文社
*晶文社のサイトより
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『吉本隆明全集成』(仮題)発行のお知らせ
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立て賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび小社は、『吉本隆明全集成』を発行することとなりました。
吉本先生は2012 年3 月に逝去されましたが、詩、文学論、そして政治、社会、宗教、
文化、思想、消費社会についての論評等は膨大かつ多岐にわたっており、そのイン
パクトはきわめて大きいものがありました。
全40巻予定(本巻36巻、別巻2巻、書簡集2巻)、第1回配本は2014年3月の予定で
編集を進めております。
委細は近々ご報告申し上げる予定でございます。まずは略儀ながら書中をもって
ご報告申し上げます。 敬具
著作権継承者 吉本多子
株式会社晶文社 代表取締役社長 太田泰弘
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※吉本全集は以前から筑摩書房と河出書房が編纂準備中とのうわさは聞いていましたが、
晶文社とはまったく意外でした。
今のところ判型もページ数も予価も不明です。内容見本ができて、予約募集が始まるの
は今秋くらいからではないでしょうか?
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/16 2月に出ていた本。少しだけ<吉本>本。現在在庫無し。 ○「国つ神論:古事記の逆立解読(山本哲士の場所論 1)」 A5判/525頁 定価4200円+税 文化科学高等研究院出版局 *内容 日本には全く異なる二つの設計があった。古事記は「場所」の論理を残滓されている、 それは日本書紀の画一空間の設計論理とはまったく異なる。だが、両者は「国津神」 を無視しえず、その力の存在を表象的に記録した。吉本共同幻想論をさらに深化さ せ、「場所共同幻想」の可能条件を折口信夫・坪井洋文らをふまえて開示する、古事 記の徹底した逆立的解読による思想的転移の書。 ※現在在庫はありません。取り寄せ中です。お待ちいただける方はご予約ください。 分厚そうなので送料は300円かかるでしょう。 ※山本氏が共同幻想論や心的現象論について講義している映像が、何本かユーチューブ にアップされています。 “共同幻想と古事記” “吉本隆明『心的現象論』を読む” それぞれ何本かに分かれているようです。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/13
5月中旬刊行予定
加藤典洋×高橋源一郎「吉本隆明がぼくたちに残したもの」
…判/…頁 予価1700円+税 岩波書店
*宣伝文(編集者からのメッセージ)
吉本隆明――その思想的営為をどう評価すべきかは,生前から,そして没後も,さまざまな
角度から論じられてきました.本書では,吉本隆明を敬愛してやまないふたりが,これまで
語られてきたこととは「もう少し違ったこと」を,高橋さんはその詩のことばを手がかりに,加
藤さんは思想のことばから,論じています.
また,新たな思想的地平にその営みを位置づけ直そうと試みる対話からは,遺された吉本
思想の可能性が掘り起こされてゆきます.
「吉本さんは戦後を代表する,1945年以降を代表する思想家だったわけですが,実は3・11
以降の状況にもきちんと対応していたというのが,この二年間で,ぼくは一番驚きだった」(高橋),
「3・11以後の,世界に発信すべき考えの原点,礎みたいなものを吉本さんが考え提供した,
用意していたということにいま気づくのです」(加藤)
――その思想的真髄に迫るオマージュ (岩波書店のサイトより).
※岩波から<吉本>本が出るのは初めてのような気がします。
※送料は120円の予定です。初回入荷数に限りがありますので、お早めにご予約ください。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/09 非<吉本隆明>本 入荷のお知らせ。ご予約者には明日発送します。 ○「kototoi 5号(2013春)」編集・菊谷倫彦 発行・菊谷文庫 A5判/140頁 和綴じ版・定価2150円+税/ふつう製本版・定価1850円+税 (※当店入荷はふつう版のみ) *目次 藤村靖之 インタビュー「生きることとつくることー科学技術・文化・発明」 創刊一周年記念小特集 「セルフ・アーカイブー私をつくった10点アンケート」 井坂洋子 詩「FIN あるいは始まり」 小島豊美 詩「ザブンザブン」 若狭麻都佳 詩「夢原罪V」 ナガイケジョー 小説「真夏の倍音」 佐藤かよ子 エッセイ「食べること・つなぐこと」 中野佳裕 インタビュー「あらたな文明論の構築に向けて」 勝俣誠エッセイ「関東の冬から南のコトを思い出すーコトバの獲得に向けて5」 高坂勝 エッセイ「うつらうつらテツガクするー第五回 生業って、いいよね」 つくり出す仕事「創業者にきく2ー深夜叢書社 齋藤慎爾さん」 編集後記 へその声 ※<吉本>本としては齋藤慎爾さんの談話が少し触れてます。 ※通販送料は100円です。 ※3号と4号在庫あります。各2150円(税込)
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/05
本日入荷。
○「蟹の泡 3」
B5判/19頁/未製本 頒価100円+税(送料80円)
編集・発行/長谷川博之
・目次
安西美行 つげ義春「ねじ式」
長谷川博之 荒川洋治の詩について(上)
〜80年代初頭まで
※吉本氏に関する記述は何箇所かに見られますが、<吉本>本と言えるかどうかはやや微妙です。
※1号、2号の在庫あります。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/04/04
本日入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集124:二葉亭の文學/三木成夫さんについて」
全180頁 頒価1800円+税(送料80円)
・目次
二葉亭の文學…………………………………………… 2(イ)
「外側の文学」としてのビジネス書(対談)………… 9(ロ)
三木成夫さんについて…………………………………62(ハ)
社会党あるいは社会党的なるものの行方……………87(ニ)
『共同幻想論』を語る(鼎談)……………………… 120(ホ)
青年について………………………………………… 168(ヘ)
編集ノート………………………………………… 158
※(イ)「二葉亭四迷全集 別巻」月報。1993年9月
(ロ)芹沢俊介との対談。芹沢俊介「「ビジネス書」、時代の欲望」、1993年10月、時事通信社刊所収。
(ハ)1993年10月の講演。1994年11月刊「モルフォロギア 第16号 “特集・三木成夫の思想”」所収。
この雑誌はゲーテ自然科学の集いの発行で定価1262円+税。在庫あります。送料95円。
この講演はその後改題されて「新・死の位相学」に収録。
(ニ)1993年11月の講演。1994年1月刊「社会新報ブックレット16」所収。
その後、「全講演ライブ集」に収録。
(ホ)1993年12月収録、1996年7月刊のCD-ROM「吉本隆明『共同幻想論』を語る」所収。
その後「ミシェル・フーコーと『共同幻想論』」に収録。
(ヘ)千葉県立天羽高校にて、1965年10月の講演。「天高新聞 第50号」1966年1月発行に掲載。
※通販送料80円。
*おまけ
本日発売の「週刊文春4月11日号」の“鹿島茂・私の読書日記”にて、鹿島氏が、
菅野道明「再発見 日本の哲学 吉本隆明」を絶賛されてます。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/04/01
本日入荷
○「吉本隆明論集―初期・中期・後期を論じて」
田中和生・岸田将幸・古谷利裕・阿部嘉昭・金子遊・淺野卓夫
志賀信夫・西川アサキ・鹿島徹・神田映良
四六判上製カバー装/304頁 定価2500円+税 アーツアンドクラフツ
*帯の文
思想の核心から、新たな展開へ。
初期詩篇・批評や言語論、国家論、さらに宗教論、映像論等を、
〈現在〉の視角から気鋭の批評家たちが論じる書き下ろし10篇。
*目次は2013/02/18にお知らせ済みです。
※通販送料120円
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/03/19
続報 近刊のお知らせ。4月下旬刊行予定。
○「開店休業」
四六判並製/…頁 本体予価1500円+税 プレジデント社
*最後の作品。父と娘、感動のコラボ。
*40編すべてに長女のハルノ宵子さんによる「解説」つき!
*糸井重里氏“ほぼ日”で大絶賛!
「一周忌も近い吉本隆明さんの本が、4月になったらまた出版されるとのことです。
雑誌『dancyu』に連載されていた食べものにまつわるエッセイ集です。晩年は、
目が不自由になっていたこともあって、口述筆記の原稿ばかりになっていましたが、
この連載だけはなんとか手書きで書いていたものです。
(中略)ひとつひとつのエッセイの解説に、ハルノ宵子さんこと長女の「さわちゃん」が、
本文を上回るような情報量と思いのある文を添えている。食べものの軽いエッセイを
読みはじめたつもりが、吉本家、いや、日本のある家庭の歴史を読みこんでいるよう
な気がしてくるものでした。」
※先の予告では4月中旬刊となっていましたが、少し遅れるそうです。
「解説」がついても予価は変わりません。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2012/03/16
本日入荷
○「流砂 第6号 [追悼]吉本隆明その重層的可能性」
A5判/並製/290頁 定価1200円+税
流砂編集員会・発行 批評社・発売
※内容詳細は2012/02/25にお知らせ済みです。
※予告では250頁でしたが290頁に増えています。定価は変わりません。
※通販送料120円。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2013/03/13
詳報 近刊のお知らせ。4月中旬刊行予定。
○「開店休業」
四六判並製/…頁 本体予価1500円+税 プレジデント社
*宣伝文
知の巨人、吉本隆明がその晩年に雑誌dancyuで綴ったエッセイ、
待望の書籍化!
吉本隆明最後の直筆連載40回分全収録!
人間吉本隆明が語る、食べ物にまつわる果てしない思い出―
子どもの頃の大好物、留置場での食事、血糖値、父との買い食い、酒の失敗談、母が作ってくれたカレーライス、
焼き蓮根、かき揚げ汁、味にまつわるあれこれ……
老人は昨日の夕食のおかずは何だったか忘れてしまうことがあっても、
子どもの頃の楽しかった食べ物にまつわる思い出は決して忘れない
長女で漫画家のハルノ宵子による追送(ママ)文も新規書き下ろし!
「父の“最後の晩餐”は『きつねどん兵衛』だった」
※頁数不明のため送料未定ですが120円の予定です。ご予約ください。
本日入荷
○「フランシス子へ」(構成・文)瀧晴巳
四六判/上製厚表紙/126頁 定価1200円+税 講談社
*帯の文
とりたてて何もない猫、
しかし相思相愛の仲だった――。
自らの死の三ヶ月前、吉本隆明が語った、
忘れがたき最愛の猫フランシス子の死。
*主な内容(目次はありません)
一匹の猫が死ぬこと
特別なところは何もない
いったいおまえは何なんだよ
(以下略)
吉本さんへ あとがきにかえて 瀧晴巳
鍵のない玄関 ハルノ宵子
※通販送料100円です。
○現代詩文庫502「岡井隆歌集」
解説・吉本隆明、大辻隆弘、斎藤斎藤、小笠原鳥類
B6判/158頁 定価1200円+税 思潮社
※詳細は2013/02/06にお知らせ済み。
※現代詩文庫200「岡井隆詩集」も入荷しました
○講談社文芸文庫「マス・イメージ論」
文庫判/364頁 定価1600円+税 講談社
*帯の文
新しい時代を予見した格闘の書
*目次
変成論〜語相論(全12篇)
単行本あとがき
解説 鹿島茂
年譜 高橋忠義
著書目録 高橋忠義
※元版は「マス・イメージ論」1984年
福武書店刊、今回のは1988年刊の福武文庫版を底本としているそうです。
※通販送料100円
本日入荷。
○宇田亮一「吉本隆明『共同幻想論』の読み方」
四六判変型/205頁 定価1200円+税 菊谷文庫
※目次等詳細は2013/01/30にお知らせ済みです。
※通販送料100円です。
現物入荷。
○ 小川哲生「生涯一編集者(飢餓陣営叢書)」
四六判並製/205頁 定価1700円+税 言視舎
※目次は02/27日にお知らせ済みですが、附録3編とあとがきもあり。。
※あとがきによれば「飢餓陣営」に3回掲載された聞き書きと、あらたな語り下ろしを元に、加筆訂正などをほどこしたそうです。
※本書の中に「小川哲生が手がけた吉本隆明著作一覧」リストがあり、大和書房、JICC出版局/宝島社、洋泉社、筑摩書房
で全30冊(再刊本を含む)となっています。
うっかりしてましたが解説が一篇増えてました
○「改訂新版 心的現象論序説」
文庫判/354頁 定価952円+税 角川学芸出版
※奥付によると昭和五十七年三月二十日初版発行、平成二十五年三月二十五日改版初版発行となっています。
角川書店の角川文庫から、角川学芸出版の角川ソフィア文庫になりましたが、これは角川グループ内の体制
変更によるものでたいした意味はありません。
※角川文庫版には川上春雄の解題と森山公夫の解説が附されていましたが、今回のソフィア文庫版には新たに
三浦雅士の「改版解説」(5頁分)が増補されています。
※通販送料100円です。
現物入荷しました
○菅野覚明「再発見 日本の哲学 吉本隆明――詩人の叡智」
四六判/265頁 定価1500円+税 講談社
*帯の文
ついに出た吉本論の決定版!
すべての根源は、ここにある!
詩「固有時との対話」に、初期の論考から『共同幻想論』『言語にとって美とはなにか』などの主著、
そして最晩年の思索にまで一貫する思想の全貌を見通す、画期的力作登場!
「逆立」した「幻想」とはなにか!?
「再発見 日本の哲学」の掉尾をかざる、渾身の一冊
*裏表紙の文
さまざまな仕事を展開しながらも、吉本の軸足は一貫して、個が個であること(「個」性、個体性)の
問題の上に置かれている。個の「個」性の問題は、「自己表出」「個体(自己)幻想」「自立」などさま
ざまな形で捉え返されながら、常に吉本の思想世界の不動の「拠点」となっている。言い換えるなら、
厖大多岐にわたる彼の仕事は、すべて、個性、個体性という一つの主題の変奏に他ならない。
――本書より
*目次
序章 見取り図
第一章 思索の原点
1 「地獄のやうな青春の宿題」
2 純体験のかたち
3 戦争協力詩と日本的近代自我
第二章 固有時との対話
1 題名及び題辞をめぐって
2 現存の基底へ
3 存在を交換する場所
第三章 詩的思想の展開
附録 吉本隆明年譜
読書案内
あとがき
2月27日に出ていますがぜんぜん知らなかったので在庫はありません。
至急取り寄せ中です。
○菅野覚明「再発見 日本の哲学 吉本隆明――詩人の叡智」
四六判/265頁 定価1500円+税 講談社
*宣伝文
ついに出た吉本論の決定版! すべての根源は、ここにある!
「逆立」する「幻想」とは、なんだ!?
戦後の日本思想界を代表する巨星の歿後1年、ついに出た吉本論の決定版。
複雑にして多岐にわたる思想家としての活動を、初期から最晩年まで一貫した
一つの哲学的営為として捉える。そして、その思想の全体像を、初期詩編の傑
作「固有時との対話」に見出す決定的力作。
これが、詩的思想家・吉本隆明の本質だ!
*菅野 覚明(かんの かくみょう、1956年 - )は、日本の倫理学者。現在、東京大学大学院教授。
専攻は日本倫理思想史。2001年に『神道の逆襲』でサントリー学芸賞を受賞。(ウィキペデイア)
※講談社の「再発見 日本の哲学」シリーズは「廣松渉ー近代の超克」、「埴谷雄高ー夢みるカント」
など既刊16点のなかなか“地味”で“渋い”シリーズです。
※入荷は順調に行って今週半ばでしょう。お待ちいただける方はご予約ください。
非<吉本隆明>本 近刊のお知らせ。三月下旬発売予定。
○「kototoi 5号(2013春)」編集・菊谷倫彦 発行・菊谷文庫
A5判/…頁 和綴じ版・定価2150円+税/ふつう製本版・定価1850円+税
*宣伝文
読者のみなさまに支えられて、「kototoi」も創刊一周年号を迎えることができました。
今回は、小特集「セルフ・アーカイブー私をつくった10点」と題して、内山節さん、林良樹さん、
大江正章さん、連載陣にアンケートをおこない、自分自身を形づくったもの・こととの出会いの
記憶を語っていただきました。
また、発明家・藤村靖之さんのインタビュー、詩(井坂洋子さん、小島豊美さん、若狭麻都佳さん)、
ナガイケジョーさんの傑作小説、中野佳裕さんの世界最先端の研究インタビュー、料理勉強家・
佐藤かよ子さんの伝統食についてのエッセイ、連載陣(勝俣誠さん、高坂勝さん)も充実。
齋藤慎爾さんにはご自身の出版社・深夜叢書社の裏話を語っていただいております。
※ご注文の際には「和綴じ」か「ふつう」かをご指定ください。通販送料100円。
※店売は「ふつう」本のみです。
2日遅れですが入荷しています。
○吉田純「Yoshimoto
Takaaki 吉本隆明」(序文・吉本多子)
写真・吉田純/編集・蔵前ノリ子/装幀・中島浩/英訳・Manuel Yang
A4変形(24.6×21cm)/128頁 定価3800円+税 河出書房新社
*帯の文
戦後最大の思想家を40年以上にわたって撮り続けた記念碑的写真集
「吉田さんの撮る父は、私の知らない貌の父だ。“竜骨”の入った人の貌だ。」(吉本多子氏)
※1968年から2009年に撮影されたモノクロ写真集。吉本氏の著書からの引用(※英語対訳)多数。
多子氏の序文は1頁(英訳1頁)、吉田氏のあとがきも1頁(英訳1頁)、簡単な年譜2頁(英訳2頁)
※どこかで見たことのある写真も多いですが、記憶にない写真も多数あります。未発表写真が何枚あ
るのかは不明ですが、「写真集」ですから紙質もよくて印刷はたいへんに鮮明です。
※通販送料130円。
本日発売。現物未入荷。
○ 小川哲生「生涯一編集者(飢餓陣営叢書)」
四六判並製/205頁 定価1700円+税 言視舎
*編集者小川哲生が現場の本音を語る。「著者への執筆依頼状」を含め、仕事の中身を大公開!
あらゆる分野のクリエーター必読。
吉本隆明、渡辺京二、田川建三、村瀬学、清水眞砂子、小浜逸郎、勢古浩爾……40年間、著者
と伴走してきた小川哲生は、どのようにして編集者となり、日々どのような仕事のやり方をしてきた
のか。きれいごとの「志」などではない、現場の本音が語られる。
前代未聞の「著者への執筆依頼状」を含め、仕事の中身を大公開!
本書は400冊を超える人文書の貴重な「メイキング」でもある。
*目次
第1章「小さな会社だからこそ著者一番の仕事をもらいなさい」
第2章 たった四枚の原稿が優に一冊の本に匹敵すると実感するとき
第3章 その人は言った。大衆が豊かになることはいいことだ、と。
第4章 読者と書き手とを結びつけることができれば……
※予告を見落としていたらしく、ぜんぜん知りませんでした。至急取り寄せますが、入荷は来週半ばです。
お待ちいただける方はご予約ください。送料120円。
※前著「編編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた」2011年5月刊。言視舎。定価2000円+税。
非売品DVDの続報。自家用の現物入手しました(※販売不可)
○DVD「吉本隆明氏と『横超』を飲みながら<横超>を考える 座談会」
120mmDVD・2枚組/プラケース入り
*レーベルに印刷されている内容
菅原則生
前川藤一
撮影・倉持承功(写真家)
プロデュース・野村昌子(チヨダ・サケ・デザインニング前川事務所 共同代表)
収録・平成22年12月21日
非売品 オリジナル盤
吉本氏のスナップ写真(NO.1とNO.2のそれぞれに各1枚)
※重要連絡。関係者から連絡いただきましたが、在庫がなくなったので頒布は終了したそうです。
本夕入荷。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集123:物語の中のメタファー/心の病の時代」
全159頁 頒価1700円+税(送料80円)
・目次
出口裕弘『夜の扉』…………………………………… 2(イ)
よしもとばななをめぐって…………………………… 7(ロ)
諸悪の根源は民主・平等の思想(対談)………………25(ハ)
『鳩よ!』に寄せる言葉があれば……………………62(ニ)
茂吉の短歌を読む………………………………………64(ホ)
物語の中のメタファー…………………………………78(ヘ)
心の病の時代(対談)………………………………… 100(ト)
ブッダの実在性から究極の宗教的倫理まで(対談) 110(チ)
笠原さんのいちばん重要な思想…………………… 145(リ)
私の京都観…………………………………………… 146(ヌ)
こころの世紀………………………………………… 154(ル)
編集ノート………………………………………… 158
※(イ)1993年4月刊『夜の扉』跋文。
(ロ)『海燕』1993年5月号。
(ハ)安原顕との対談。1993年5月刊行『ふざけんな!』所収。
(ニ)『鳩よ!』1993年6月号
(ホ)『波』1993年7月号
(ヘ)『情況』1993年8/9月号
(ト)古井由吉との対談。『中央公論文藝特集』1993年9月号
(チ)笠原芳光『宗教の森』1993年9月刊所収
(リ)同上、帯文
(ヌ)『京都新聞』1993年10月29日
(ル)『京都新聞』1993年12月16-17日
※(ヘ)は後に深夜叢書社「寺山修司が生前構想した同人誌『雷帝』」創刊終刊号(1993.12)に転載。
在庫1冊のみあり。定価2136円+税。
(ロ)と(ホ)以外は、吉本氏の単行本には未収録だそうです。
※通販送料80円。
非売品につき情報のみ。頒布終了したそうです
○DVD「吉本隆明氏と『横超』を飲みながら<横超>を考える」
チヨダ・サケ・デザインニング前川事務所
※『横超(おうちょう)』というのはラベルに吉本氏の書を使用した、純米生詰原酒で、前川事務所がデザインを
担当されたようです。このお酒は同事務所のサイトからリンクをたどると注文することが可能です。
※DVDは前川事務所の制作で、前川藤一氏と菅原則生氏が、2010年12月21日に吉本宅を訪問されて、3人で
歓談されたときの模様を収録したものだそうです。非売品なのでうちの店で販売することはできません。
自家用を申し込みましたが、まだ現物が届いていないので感想は述べられませんが、文字起こしは
菅原氏のブログにて公開中です。
近刊のお知らせ。3月中旬刊行予定。
○「流砂 第6号 [追悼]吉本隆明その重層的可能性」
A5判/並製/250頁 予価1200円+税
流砂編集員会・発行 批評社・発売
*宣伝文
吉本隆明の透徹した眼差しが照射する思想の深淵を
多様な位相から解き明かす追悼総特集第2弾!
*主な内容
三上治 三島由紀夫と吉本隆明
山本哲士 左翼的思考と吉本隆明の思想――左翼的思考の閉塞を突き破る
新田滋 吉本隆明の哲学的思考
宮内広利 吉本隆明の彼方へ――もうひとつの時間のゆくえ
中村礼治 吉本隆明と原発
山家歩 脱原発と社会主義の構想への探究――吉本隆明『「反核」異論』について
伊藤述史 吉親鸞論への問い――宮沢賢治論から
高岡健 吉本隆明の西行論
柴崎明 世界視線としての放射能の夢と胎生防御装置――吉本隆明なるものを巡る私にとっての諸問題(6)
佐竹靖邦 吉本隆明のまなざし、死生観
柏木信 大衆よりの自立
平田重正 吉本隆明へのアプローチ
古賀英二 吉本思想との出会い――吉本さん追悼
ともだもとゆき 吉本隆明と小林秀雄――
「第二の敗戦期」と「現代の超克」
菅原則生 問われ続けた《革命とは何か》
高橋順一 〈関係・資質・異和・成熟〉という問題
※通販送料120円の予定です。ご予約ください。
※第1弾は2012年6月刊行の「流砂〈2012年 第5号〉特集 追悼 吉本隆明」定価1200円+税 在庫あります。
非<吉本隆明>本 旧刊入荷のお知らせ。
○比嘉加津夫「喩の水源:読書論ノート」(脈叢書1)
1986年8月1日発行 B6判/348頁 定価1500円+税 脈発行所
*帯の文の一部
ここに収められているもののほとんどは、「脈」の直接購読者を対象に、
1982年4月から1983年9月までに出した「通信 路地」に発表したものである。
※川端要壽「堕ちよ!さらば―吉本隆明と私」、吉本隆明・芹沢俊介「対幻想」ほか、
全部で47本の書評が収録されています。
○比嘉加津夫「島尾敏雄」(脈叢書4)
1987年2月15日発行 B6判/271頁 定価2000円+税 脈発行所
*内容
『死の刺』論、『アスケーティック自叙伝』論、『贋学生』論、『出発は遂に訪れず』論、
『夢日記』論、『鎮魂記』論、『われ深き淵より』論
※1983年から1985年にかけて「脈」に掲載された分を収録
○比嘉加津夫「島尾敏雄ノート」(比嘉加津夫文庫14)
1991年5月10日発行 B6判/238頁 定価1456円+税 脈発行所
*帯の文の一部
『島尾敏雄』(脈発行所)の原型となる「島尾敏雄試論」をはじめ「島尾敏雄風に島尾敏雄を」や
追悼文を収蔵
※1969年から1989年にかけて「沖大新聞」ほかに掲載された島尾敏雄に関する文章を18篇収録。
○比嘉加津夫「書簡 島尾敏雄」(比嘉加津夫文庫15)
1991年5月25日発行 B6判/193頁 定価1456円+税 脈発行所
*帯の文の一部
島尾敏雄文学に精通すしている岩谷征捷氏、神谷厚輝氏とそれぞれ一年間かわした書簡を収録
※1984年から1986年にかけて「脈」に掲載された21篇を収録。
収録されているのは比嘉氏の分のみです。
○「季刊 脈 第43号(1991,5) 特集・島尾敏雄」
B5判/184頁 定価700円+税 脈発行所
※島尾ミホ「沖縄への思い」ほか十数名の島尾に関する文章、島尾敏雄の「那覇に感ず」の原稿コピーもあり。
これのみ新刊です
○「高木護短編集 川蝉」
A5変形/107頁 定価1900円+税
*帯の文の一部
幻の短編集
遂に出た!
1974年に豪華本として発行され、絶版になっていた
詩人 高木護の初の短編集が、覆刻される
川蝉、酒、無名詩人、兎の死
4つの短編小説は同人誌「詩と真実」に発表されたもの。
それらを拾って詩人松永伍一は本にした。
※元版は1974年、風書房刊。限定250部で定価3000円だったそうです。
非<吉本隆明>本 入荷のお知らせ。
○「Myaku15号(季刊春号2013年2月) 特集・島尾敏雄と写真」
A5判/138頁 定価1000円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
※目次等は2012/01/23にお知らせ済みです。
※この号については発行所のブログに詳しい紹介が掲載されています。
※最初の13頁分がグラビアで珍しい写真が多数掲載されています。島尾が撮影した奄美の写真については、
旧「脈ブログ」2010-09-13に詳しい記事があります。
*脈発行所の本の在庫
「Myaku14号 特集・きみは、詩人高木護を知っているか」定価900円+税
「詩人 高木護―浮浪の昭和精神史」青柳瑞穂 定価1600円+税
「高木護短編集 川蝉」定価1900円+税
近刊のお知らせ。3月中旬刊予定
○「吉本隆明論集――初期・中期・後期を論じて」金子遊・編
四六判上製カバー装/304頁 予価2500円+税 アーツアンドクラフツ
*宣伝文
吉本隆明の初期詩篇・批評や中期の言語論、国家論、さらに後期の宗教論、映像論等を、
気鋭の批評家たちが論じる、新しい世代による書き下ろし吉本論10編。
*内容
詩人批評家の誕生―田中和生(文芸評論家)
「固有時」との「対話」、そして…―岸田将幸(詩人)
「関係の絶対性」と「不可避の一本道」をめぐって―古谷利裕(画家)
吉本隆明の「悔恨」―阿部嘉昭(映画・サブカルチャー評論家、詩人)
接木の王國―金子遊(映像作家・批評家)
たれも聞かないうたごえ―淺野卓夫(出版人、サウダージブックス主宰)
吉本隆明の身体論―志賀信夫(舞踊批評家、文筆家、編集者)
死近傍の物語構造とその分解について―西川アサキ(理学博士)
埴谷雄高・吉本隆明論争を読み直す―鹿島徹(哲学者)
像として〈獲得/喪失された〉世界―神田映良(映画批評家)
※送料は300円?。ご予約ください。
非<吉本>本入荷のお知らせ
○「猫びより 2013年 03月号」
A4版/128頁 定価950円(税込) 辰巳出版
“ハルノ宵子のシロミ介護日誌(46)” 文・画・ハルノ宵子
※この号は猫の話題ばかりです。それでもよろしければどうぞ。
※在庫は数冊あります。通販送料100円。
おまけ
◎この「本と奇妙な煙」というブログ、なかなか面白いのですが、どなたが
書いておられるのか正体不明です。あくまでもご参考にどうぞ。
*2013-02-03「呉智英の吉本隆明批判本がかなりヒドイ」
バーゲン本のお知らせ
○「新文芸読本 柳田國男」
1992年2月28日発行/A5判/223頁 河出書房新社
元定価1553円+税→新本特価777円+税 (50%引き)
*吉本隆明「海の流線の方位」(2段組み16頁)
※「海の流線の方位」は『國文学』1984年7月号が初出で、その後「全集撰 第4巻」、「柳田国男論集成」、
「定本柳田国男論」、「柳田国男論・丸山真男論」、「吉本隆明資料集81 柳田国男論(初出)」等に再録
されています。この「新文芸読本」のはJICC出版局刊の「柳田国男論集成」が底本です。
※谷川雁の「柳田国男と宮沢賢治」も載っています。その他内容詳細はこちらでお確かめください。
※「新文芸読本 三島由紀夫」、「同太宰治」、「同萩原朔太郎」もそれぞれ50%引きですが、
吉本氏の文章は見当たりません。
※通販送料は100円。
※〈吉本隆明〉本バーゲン・コーナー
非〈吉本〉本、入荷のお知らせ
○三浦つとむ「意志論集:20世紀マルクス主義が欠落させたもの」編集・解題/津田道夫
A5判並製/242頁 定価2500円+税 績文堂出版
*帯の文
マルクス再審のために
三浦つとむが本書で一貫して問題にしているには、マルクス、エンゲルスが構築した唯物史観の
原理的な再建のカギは意志論にあるということだった。
*目次
第一部
1 ヘーゲルの法理論とマルクス主義
2 観念的な自己疎外としての法
3 第二インターナショナルの亡霊
第二部
4 唯物史観と意志論
5 個人意志・階級意志・国家意志の区別と連関
6 唯物史観と制度
第三部 付論
7 マルクス主義国家論に関する手紙
8 史的唯物論の定式をめぐって
9 続・国家論に関する手紙
10 上部構造とはなにか
解題 唯物史観の原理的再建のために―
三浦つとむ意志論への批判的解題
※初出は6が「試行 32号」、10が「試行 13号」、「現状分析」が6篇、「思想」と「至誠堂新書」各1篇。
各々単行本や選集に既収録かどうかは不明です。
※入荷は1冊のみ。追加仕入れ中。送料は120円です。
※三浦つとむのその他の本の在庫は少しあります。
近刊のお知らせ。3月下旬刊行予定
○黒古一夫「文学者の反核・フクシマ論(仮):吉本隆明・大江健三郎・村上春樹」
四六判上製/…頁 予価2000円+税
*宣伝文
著名な三人の文学者は、どのように発言し行動したのか!
★「我々日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきであった。それが僕の意見です。」(村上春樹)
★「今回、改めて根底から問われなくてはいけないのは、人類が積み上げてきた科学の成果を一度
の事故で放棄していいのか、ということです。」(吉本隆明)
★「私はあの憂わしく沈黙した待合コーナーの人たちを思うたび、フクシマを生き延びた日本人が、
現在の五十四基に十四基以上の原発を加えようとする勢力に、市民規模の抵抗をおこす日を考えます。」
(大江健三郎)
近刊のお知らせ。3月上旬刊行予定
○現代詩文庫502「岡井隆歌集」
解説・吉本隆明、大辻隆弘、斎藤斎藤、小笠原鳥類
B6判/…頁 定価1200円+税 思潮社
*宣伝文
最初期の未刊歌集「0」から、ゼロ年代の歌集「ネフスキー」まで、
黒瀬珂瀾氏の選による約千二百首を収録。岡井隆の全貌を明らかにするとともに、
新しい時代の詩歌を提示する。
※吉本氏の解説は「現代詩手帖2007年6月号」の特集「岡井隆の挑戦」に掲載の
「岡井隆の近業について――『家常茶飯』を読む」の再録で、2段組み8頁分だそうです。
※送料は100円です。ご予約ください。
非<吉本>本ですが同時発売
○現代詩文庫200「岡井隆詩集」
解説・北川透、小池昌代、江田浩司
B6判/…頁 定価1165円+税 思潮社
*宣伝文
『限られた時のための四十四の機会詩 他』『注解する者』(高見順賞)ほか、1962年の
実験連作「木曜便り」を全篇収録。
半世紀にわたる詩人岡井隆の仕事をはじめて一望する。
※送料は100円、2冊なら120円です。ご予約ください。
本日入荷。
○「詩批評 LIDEN−雷電(詩批評) No.3(通巻4号)」
A5版/126頁 価600円+税 雷電舎
※目次は2012/01/23にお知らせ済みです。
※安田有氏の追悼文は2段組8頁分。
※通販送料100円です。
近刊のお知らせ。3月20日頃?発売予定
○「フランシス子へ」
四六判/上製厚表紙/本文128頁ページ予定 定価未定 講談社
*宣伝文
とりたてて何もない猫、
しかし相思相愛の仲だった――。
吉本隆明が最晩年(亡くなる3ヵ月前)に、
自らの老いに重ね合わせながら語った、
最愛の猫・フランシス子の死。
猫好きで知られる吉本隆明氏は、人生のなかで数十匹の猫を飼ったが、
猫との長い生活をふりかえると、
なかでも「フランシス子」という猫が
いちばん心に残っているという。
そのフランシス子といえば、「とりたてて何もない猫」だった。
最愛の猫に死なれたとき、吉本氏は何を感じ、
その悲しみをどう乗り越えたのか。
「戦後思想界の巨人」が、生、老、病、死を考察する一冊を、
一周忌に寄せて刊行。
※2010年刊行の「15歳の寺子屋『ひとり』」と同じ編集者による新刊です。
※定価未定ですが、たぶん1200円〜1500円でしょう。
※送料はたぶん100円、「厚表紙」の厚さによっては120円かも。ご予約ください。
近刊のお知らせ。3月上旬刊行予定。
○宇田亮一「吉本隆明『共同幻想論』の読み方」
四六判変型/約200頁 予価1200円+税 菊谷文庫
・表紙より
最高の吉本入門書
なぜ集団を意識した人間は個人を押しつぶすのか。
吉本が『共同幻想論』で追求した問題を、心のありかたとしてとらえた名著。
あたらしい吉本理解と世界像がここからはじまる
・裏表紙より
原始時代からの人間の歴史を、心のありかたの変遷として語った『共同幻想論』。
臨床心理士の著者がわかりやすく読み解く。現代人の心の不調を共同幻想の観点から語ったはじめての本。
「国家」の次の時代を探るための、世界最高水準の思考を手元へ。著者の吉本論第二弾
・目次
第一章 ”共同幻想”って何だろう
第二章 『共同幻想論』の”凄さ”って何だろう
第三章 『共同幻想論』を読む
第四章 『共同幻想論』は”近未来”を予言する
※著者の吉本論第1弾とは、文芸社刊の「吉本隆明『心的現象論』の読み方」 です。2011年刊行。定価1200円+税。
※この本の送料は100円か120円です。ご予約ください。
※3月中旬に講談社から吉本氏の新刊単行本が出るそうです。詳細わかり次第お知らせします。
本日発売
○「図書新聞(第3096号)2013年02月02日号」
全8頁/定価240円(税込) 図書新聞社
*吉本隆明と中上健次(連載3) 三上治
文明の現在について ──原発事故は、思考の観念性をどう超えて
(3)人類の究極の課題
(4)吉本はなぜ原発容認であったか
※第3回も頁の20%程度の量です。この連載は一年程度続くのではとのうわさです。
毎号お知らせするのは煩雑なので、特に変化がなければ次号以降はお知らせしません。
※毎号御予約者の分以外の余分はありません。ご注文いただけば仕入れます。
非<吉本隆明>本 新刊のお知らせ。2月30日(ママ)刊行予定。
○「Myaku15号(季刊春号2013年2月) 特集・島尾敏雄と写真」
A5判/140頁 予価1000円+税 比嘉加津夫・編集 脈発行所
*主な内容
島尾敏雄と写真 説明と解説・島尾伸三
「富士正晴文学アルバム」と島尾敏雄
岩谷征捷 「島尾敏雄と少女」
田中眞人 「島尾敏雄と『終戦後日記』」
内田聖子 「島尾敏雄と妻ミホ」
中尾 務 「富士正晴と島尾敏雄 ―世話する男と負担に思う男―」
若松丈太郎 「島尾敏雄と〈いなか〉」
松島 淨 「島尾敏雄と永田和宏」
鈴木次郎 「島尾敏雄と眼疾」
砂川哲雄 「島尾敏雄と谷川健一」
松岡祥男 「『月の家族』の中の島尾敏雄」
比嘉加津夫 「島尾敏雄と奄美」他
『詩人 高木護 −浮浪の昭和精神史』書評
久保田 一 確かな眼力を感ず
望月 誠 常識的な価値観を否定
崎原恒新 沖縄地方文学史(四)
※送料100円の予定。
※詳しくは「Myaku」のブログにてどうぞ
※バックナンバーは「「Myaku14号 特集・きみは、詩人高木護を知っているか」
のみ在庫あります。
近刊のお知らせ。2月上旬刊行予定。
○「詩批評 LIDEN−雷電 No.3(通巻4号)」
A5版/126頁 予価600円+税 雷電舎
*目次
詩 日々の成長
安田 有
八月のLUNA 日下部正哉
評論 〈名前を変える〉─活きたものへの転換と、
活きたものからの分離 矢野静明
「普遍喩論」から「等価」論へ(中) 高橋秀明
長編評論 大審問官の政治学─詩と思想編(抄) 神山睦美
詩 SLOW TRAIN/墓を探す 築山登美夫
騎士誕生 高橋秀明
追悼 吉本さんから─(吉本さんへのきれぎれの手紙) 安田 有
日録 微茫録二〇一一 築山登美夫
連載 虚の栖─試みの家族誌 V
仄暗い吹き抜けのある商家(承前) 日下部正哉
※標題に吉本氏の名があるのは1篇のみですが「全員何らかのかたちで吉本隆明に言及して」いるとのこと。
※送料100円の予定。ご予約ください。
※バックナンバー「2号・吉本隆明追悼特集」及び、0号と1号の在庫もあります。
本日入荷。
○「蟹の泡 2」
B5判/22頁/未製本 頒価100円+税(送料80円)
編集・発行/長谷川博之
・目次
松本孝幸 〈動物・自閉症・人間〉
自閉症の人類史的段階について
安西美行 〈線〉の物語 2
松岡祥男 「膏とり」一揆について
長谷川博之 吉本隆明における喩の概念について(下)
※2012/11/10お知らせの創刊号も在庫
あります(※2013/02/11現在)。
本夕入荷。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集122:イメージ論1993〜1994」
全163頁 頒価1700円+税(送料80円)
・目次
イメージ論1993〜1994(7〜13)…………………2(イ)
ドストエフスキーのアジア………………………116(ロ)
「未来元型」を求めて(対談)……………………139(ハ)
編集ノー………………………………………161
※(イ)『新潮』に1992年6月からほぼ隔月で全13回掲載されたうちの後半分で、前半分は「資料集113」に収録済み。
この連載は1994年12月に新潮社から「現在はどこにあるか」として刊行されました。現在絶版。
(ロ)1981年2月、澁谷・山手教会にての講演。1981年12月刊行の「現代のドストエフスキー」所収。後に「超西欧的
まで」にも収録されました。
(ハ)樋口和彦との対談。1989年発行の「プシケー 8号」(日本ユングクラブ会報)収録。
※通販送料80円です。
*続刊予定
・123号「いろいろ」
・124号「いろいろ」
・125号「あかるい太宰、くらい太宰」ほか
・126号「いろいろ」
・127号「情況との対話2」ほか
本日発売
○「図書新聞(第3095号)2013年01月26日号」
全8頁/定価240円(税込) 図書新聞社
*吉本隆明と中上健次(連載2) 三上治
“「3・11」が吉本隆明にあたえた衝撃”
2 「死の風景」、「精神の断層」を前にして
(1)脱原発は新たな社会倫理である
(2)原発についての吉本の発言
※第2回は頁の20%程度の量です。“つづく”となっていますが、あと何回かは不明です。
※御予約者の分以外の余分はありません。
※前号の再入荷は遅れております。御予約者には来週初めには発送できるでしょう。
ごくごく少しだけ〈吉本〉本。昨年10月に出ていた本。
○藤井貞和「人類の詩」
四六判/365頁 定価3200円+税 思潮社
*帯の文
詩人が問う、100の連環
今問うべきはなにか
詩から社会へ、世界へ、法、歴史、古典へと臆せず踏み込み、
まさに起きていることを、切迫した言葉の問題として考え抜く100の連環。
「3・11」の思いを批評に展開する書き下ろしを加え
次代への提起を緊急発信する。
※100項中の69番が「吉本隆明『詩学序説』考」です。10頁弱。初出は『現代詩手帖 2006・5』。
巻末索引によれば、この他3箇所に吉本隆明の名が出てくるようです。
※通販送料300円。
本日発売らしいですが入荷しておりません
○土井淑平「知の虚人・吉本隆明 ― 戦後思想の総決算」
B6判/229頁 定価1500円+税 編集工房朔
※内容不明。入荷次第お知らせします。
同じ著者の本ですが9月に出ていました。在庫なし。
○土井淑平「原発と御用学者―湯川秀樹から吉本隆明まで― (さんいちブックレット」
A5判/117頁 定価1000円+税 三一書房
※ご注文あれば仕入れます。
*土井淑平[ドイヨシヒラ]
鳥取市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。元共同通信社勤務。市民活動家。
さよなら島根原発根ネットワーク会員。ウラン残土市民会議運営委員。四日市公害
(1960年代)、川内原発建設反対(1970年代)、青谷原発立地阻止(1980年代)、
人形峠ウラン鉱害(1980年代末から今日まで)、などの市民運動に取り組む。[Amazonより]
本日発売
○「図書新聞(第3094号)2013年01月19日号」
全8頁/定価240円(税込) 図書新聞社
*吉本隆明と中上健次 三上治
“吉本隆明にとって「3・11」から死までの一年が最後の時間だった”
“中上健次没後二十年”
1 吉本隆明の死に接して
(1)吉本の死がもたらした悔恨
(2)「本質的な事柄」とは
(3)「福島行動隊」をめぐって
(4)吉本隆明から学んだもの
※1面の大部分と2面に少しです。つづくとなっていますが、何回連載なのかは不明です。
おそらく次回からは4分の1頁分程度の量になるのではと予想されますがこれも不明です。
※現在、余分はありません。お待ちいただける方はご予約ください。
再入荷は来週末頃になるでしょう。送料80円
※今年も<吉本>本の情報ご提供とご購入をよろしくお願いいたします。
近刊のお知らせ。2月20頃刊行予定。
○「写真集 吉本隆明」吉田純・写真
A4変形/128頁 予価3800円+税 河出書房新社
*宣伝文
戦後思想最大の巨人をもっとも長期にもっとも近くで撮り続けた写真家による肖像を没後一年に集成。
生涯市井にあったその思考と生活の現場を刻印する記念碑的出版。序文=吉本多子。
*吉田 純 (ヨシダ ジュン)
1935年生まれ。1968年より吉本隆明を撮影。写真集に「イザイホー」がある。
※以上は河出書房新社のサイトからコピペしました。
※写真だけなのか、文章も少しあるのかは不明です。現在、吉田氏に問い合わせ中、わかり次第お知らせします。
※吉田氏は2007年刊行の洋泉社新書『吉本隆明に関する12章』に「吉本隆明と写真」を寄稿されていました。
現在品切れ。
※「イザイホー」とは1993年にジュンフォト出版局から刊行された『沖縄・久高島 イザイホー』のことです。この本には
吉本氏の「イザイホーの象徴について」が載っていますが、これは猫々堂資料集の「第99集 南島論」にも再録さ
れています。
※『沖縄・久高島 イザイホー』の在庫あります。4660円+税。