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スリランカ国旗 スリランカの歴史− 2004年4月〜2005年11月(独立後10)− スリランカ国旗

独立前(483BC-1948.2)独立後1(1948.2-82.12)独立後2(1983.1-87.7)独立後3(1987.7-90.3)独立後4(1990.3-94.7)独立後5(1994.7-97.12)独立後6(1998.1-99.12)

独立後7(1999.12-00.10)独立後8(2000.10-01.11)独立後9(2001.12-04.3)独立後11(2005.11-06.7)独立後12(2006.7-07.2)独立後13(2007.2-07.10)独立後14(2007.11-)





− 時 代 区 分 −

2004年4月2004年7月2005年1月2005年7月


 西 暦  出 来 事 
政権交代(2004年4月〜05年11月)
第13回総選挙は、ラニル・ウィクラマシンハの統一国民党 (United National Party, UNP) を主体とする「統一国民戦線 (UNF)」 が、スリランカ自由党 (SLFP) と人民解放戦線 (JVP) からなる「統一人民連合 (UPFA)」 に敗れるという結果に終わった。 ウィクラマシンハ政権の末期において既に途絶えつつあったスリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) との和平交渉は、これ以降、益々見通しの立たないものになっていく。 それはまず、LTTEの提案する「暫定行政機構案」すなわち「Interim Self-Governing Authority (IAGA)」の設立をめぐる両者の対立に始まり、続いて、2004年末の大津波による被害から復興するための資金を両者の間で公平に配分するための組織 「津波後の運営管理体制 (P-TOMS)」の設立をめぐる対立に発展していく。
2004年4月
2004. 4. 2 第13回総選挙が実施される (投票率は75.9%)

全225議席 (括弧内は比例区選出議員数 [計29議席]) のうち、統一国民党 (United National Party, UNP)を主体とする「統一国民戦線」 (United National Front, UNF) が82議席 (11)、スリランカ自由党 (Sri Lanka Freedom Party, SLFP) を主体としながらも人民解放戦線 (Janatha Vimukthi Peramuna [People's Liberation Front], JVP) との選挙協力によって形成された「統一人民自由連合」 (United People's Freedom Alliance, UPFA) が105議席 (13)、国民伝統党 (Jathika Hela Urumaya [National Heritage Party], JHU) が9議席 (2)、スリランカ・ムスリム会議 (Sri Lanka Muslim Congress, SLMC) が5議席 (1)、「タミル民族同盟」 (Tamil National Alliance) が22議席 (2)、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) が1議席 (0)、高地人民戦線 (Up-Country People's Front, UCPF) が1議席 (0)

統一国民党 (United National Party, UNP) は、UNFを組織して選挙戦を戦い、セイロン労働者会議 (Ceylon Workers Congress, CWC) と協力。 CWCからも一人が当選 (Arumugan Thondaman)

UPFAは、今回の選挙戦に勝利するために、SLFPとJVPによって結成された連合体

UCPFは、CWCに対抗すべく結成されたインド・タミル人の政党。 セイロン島に来島してから数世代目のインド・タミル人のなかには、インド起源という出自ではなく、「高地に住むタミル人」という属性にアイデンティティを感じる者が増えてきており、そのような世代の人々は高地タミル人 (Up-Country Tamil) という呼称を好むようになりつつある。 UCPFから当選したのは、リーダーのチャンドラセカラン (P. Chandrasekaran)

TNAは、スリランカ・タミル人政党の連合体。 タミル統一解放戦線 (Tamil United Liberation Front, TULF)、タミル会議 (Tamil Congress, TC)、イーラム人民革命解放戦線 (Eelam People's Revolutionary Liberation Front, EPRLF)、タミル・イーラム解放機構 (Tamil Eelam Liberation Organization, TELO) の4組織で構成されており、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) 寄りとされる

JHUは、シンハラ人仏教僧からなる民族主義政党で、2004年2月に結成された。 なお仏教界からは、仏教僧が政界入りすることに反対する声もあがっていた

クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領率いるUPFAが、第1党に。 マヒンダ・ラジャパクサ (Mahinda Rajapakse) が第18代首相に就任 (6日)

2004. 4. 5 タミル・イーラム解放のトラが、「タミル・イーラム (Tamil Eelam) 国建国の要求が受け入れられないのであれば戦闘を再開する」との声明を発表
2004. 4. 7 クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、「新しい政府は、和平交渉の再開、大統領制の廃止ならびに選挙制度の改革のための憲法改正とを最重要視する」と発言
2004. 4. 8 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) が、ラジャパクサ (Mahinda Rajapakse) 首相率いる新政府に対して、「和平交渉を、クマーラトゥンガ大統領が拒否したLTTEによる『暫定行政機構案 (Interim Administration proposals)』をもとにして再開すること」を要求
2004. 4. 9 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) のウェルガル (Verugal) 川付近で、タミル・イーラム解放のトラとカルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) グループの戦闘。 少なくとも22人が死亡
2004. 4.12 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) 寄りのウェブ・サイトである「タミル・ネット (Tamil Net)」が、「カルーナ大佐が、北中部州 (North Central Province) のポロンナルワ (Polonnaruwa) 県にあるスリランカ政府軍基地に保護を求めた」と報道
2004. 4.13 東部地域で、国連児童基金 (UNICEF) が、タミル・イーラム解放のトラによる150人あまりの子ども兵士の解放を助ける
2004. 4.15 スリランカ陸軍司令官のウィジェヤグーネワルダナ (Vajira Wijeyagoonewardena) とタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のラメシュ (Thambirajah Ramesh) が会談し、2002年の「停戦協定」を維持することに合意
2004. 4.20 タミル・イーラム解放のトラのリーダーであるプラバーカラン (Velupillai Prabhakaran) が、第13回総選挙でLTTEの支持のもとに新しく当選したタミル民族同盟 (Tamil National Alliance) に所属する22人の国会議員と会談
2004. 4.23 ノルウェイのボンデウィック (Kjell Magne Bondevik) 首相が、「スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の和平交渉の仲介を再開するように」とのクマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領の要請を受諾
2004. 5.11 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県で開かれた会合で、スリランカ陸軍とタミル・イーラム解放のトラが、「情報の共有を促進し、深刻な犯罪を予防するためのメカニズムを設けること」に合意。 さらに両者は、「停戦協定」を維持し、かつ遵守することにも合意
2004. 5.12 アメリカにおける講演で、カディルガマル (Lakshman Kadirgamar) 外相が、「タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の『暫定行政機構 (Interim Self-Governing Authority, ISGA)』は、将来の分離独立国家のための青写真であり、スリランカ政府には受け入れることができないものである」と発言
2004. 5.26 タミル・イーラム解放のトラの政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、ノルウェイの和平特使であるソルハイム (Erik Solheim) に対して、「スリランカ政府と紛争の核心的な問題について議論する前に、『暫定行政機構』を制度化 (institutionalising) することを求める」と発言
2004. 5.31 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県マンムナイ (Manmunai) で、ベテランのジャーナリストであるナデシャン (G. Nadeshan) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のメンバーと思われる人物によって射殺される
2004. 6. 4 統一人民自由連合 (United People's Freedom Alliance, UPFA) の構成党である人民解放戦線 (Janatha Vimukthi Peramuna [People's Liberation Front], JVP) が、国際社会に対して、「『スリランカ政府が暫定行政機構案を採択すること』をタミル・イーラム解放のトラが和平交渉再開の前提条件にしないようにするために圧力をかけること」を要求
2004. 6.13 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) が、クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領を「政治的な二枚舌 (political duplicity) 」と非難し、「国際社会がスリランカ政府に圧力をかけなければ、スリランカは再び血の海 (bloodbath) に舞い戻るであろう」と援助国に対して警告を発す

さらにLTTEは、「紛争の核心的な問題に関わる議論と『暫定行政機構 (ISGA)』に関する議論とを同時並行で行うべきである」というクマーラトゥンガ大統領の提案を拒否し、「シンハラ・レジーム (Sinhala regime) には『暫定行政機構』の要求を満たす準備はできていないはずだ」と非難
2004. 6.18 コロンボ (Colombo) で、警邏活動中のスリランカ警察が、自爆テロ用のジャケットとかばんの中に隠された爆発物を発見
2004. 7. 1
クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) による、「スリランカ政府は、スリランカ政府軍がカルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) に対する支援活動を東部州 (Eastern Province) で実施することを了承している」との批判を否定
2004. 7. 7 コロンボ (Colombo) のスリランカ首相公邸に隣接するコルピティヤ警察署 (the Kollupitiya Police station) で、タミル・イーラム解放のトラのメンバーと思われる女性が自爆テロを実行。 警察官4人が死亡、9人が負傷
2004. 7.11 元タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のカルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) が、BBCのインタビューに答えて、「1ヶ月以内に政党を立ち上げる予定である」、「LTTEのリーダーのプラバーカラン (Velupillai Prabhakaran) は戦争を再開するつもりである」と発言
2004. 7.15 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 刑務所で、カルーナ大佐のシンパであるシャンタクマール (Sarvanamuttu Shanthakumar) が襲われ、殺害される
2004. 7.21 東部州のバッティカロア南方にあるアッカライパットゥ (Akkaraipattu) で、イーラム人民民主党(Eelam People's Democratic Party, EPDP) のメンバーである ラヴェーンドラン (Velayutham Raveendran) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のメンバーと思われる者によって射殺される
2004. 7.23 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 北方のワカライ (Vakarai) 近郊のカンダラディ (Kandaladi) で、 タミル・イーラム解放のトラのメンバーであるマハリンガム (Seenithamby Mahalingam) が射殺される

クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、「内戦が勃発するきっかけとなった1983年7月のエスニック暴動に責任のある者は全て、 スリランカが前に進もうとするのであれば、謝罪しなければならない」と発言
2004. 7.25 コロンボ (Colombo) 近郊のコタワ(Kottawa) で、カルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) グループのメンバーと思われる者7人とシンハラ人1人が、射殺される
2004. 8. 2 統一人民自由連合 (United People's Freedom Alliance, UPFA) の総務会で、クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、「スリランカ政府はタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の『暫定行政機構案』にもとづく和平交渉を進める準備はできていない」と発言
2004. 8. 5 内閣報道官のサマラウェーラ (Mangala Samaraweera) が、「スリランカ政府は北部地域・東部地域の新たな暫定行政組織に関する提案を作成する予定である」と発表
2004. 8.10 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 北方のカルワンチクディ (Kaluwaanchikudy) で、カルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) に通じているとされるヨガラジャン (Seniththamby Yogarajan) が、何者かによって射殺される

東部州のトリンコマリー (Trincomalee) 市で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員が、何者かによって射殺される
2004. 8.11 東部州のバッティカロア北方のキラン (Kiran) で、 カルーナ大佐に通じているとされるシヴァセーラン (Sivrajah Sivaseelan) が、何者かによって射殺される
2004. 8.16 クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、 「和平交渉が再開されて何らかの前進が見られた場合には、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のリーダーであるプラバーカラン (Velupillai Prabhakaran) に会う用意がある」と発言
ただし同時に、「LTTEとの内戦がスリランカを危機に陥れるようなことがあれば、LTTEの支配地域に軍を進める用意がある」とも発言
2004. 9.11 ジャフナ (Jaffna) 半島西方のカイツ (Kayts) 島で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) のチャンドラモハン (Maivan Chandramohan) が、知人の結婚式に出席中に、何者かによって射殺される
2004. 9.15 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、「暫定行政機構 (Interim Self-Governing Authority, ISGA) は修正不可能なものでも最終的な案でもなく、いつでも交渉に応じられる性質のものである」と発言
2004. 9.18 西部州 (Western Province) のプッタラム (Puttalam) で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) のシヴァクマール (Thambithurai Sivakumar) が、何者かによって射殺される
2004. 9.23 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県のイルッパディッチェナイ (Illuppadichchenai) 地域で、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のメンバーが、カルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) の兄であるレジー (Reggie) を殺害
2004.10. 1 東部州のバッティカロア北部のワカネリ (Vakaneri) 近郊のクラットゥ・マドゥ (Kulaththu Madu) で、カルーナ大佐の極めて親しい仲間であるルビン (Rubin) が射殺される。 タミル・イーラム解放のトラの「ジャングル戦特殊部隊 (special jungle warfare unit)」 による犯行
2004.10.12 カルーナ大佐が、自らの政党である「Tamileela Makkal Viduthalai Pulikal (TMVP)」 を結成。 さらにタミル人に対して、これまでの殺人を謝罪したうえで、解放闘争から身をひくことは決してないことを言明
2004.10.14 内閣報道官のサマラウェーラ (Mangala Samaraweera) が、「北部地域・東部地域の暫定行政組織に関するスリランカ政府の対案が既に作成されており、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) に送付されるのを待っている状態にある」と発表
2004.10.15 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の報道官であるマスター (Daya Master) が、「LTTEは、和平交渉が再開された場合にはスリランカ政府による暫定行政組織の代案について喜んで議論するつもりである」と発言
2004.10.17 カルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan])の政党「Tamileela Makkal Viduthalai Pulikal (TMVP)」と、 イーラム民族民主解放戦線 (Eelam National Democratic Liberation Front, ENDLF)が、新たに「Tamileela Iykkiya Viduthalai Munnani (TIVM)」を結成
2004.10.20 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、スリランカ政府による和平交渉再開の提案を拒絶
2004.10.23 スリランカ政府に送付した報告書において、停戦監視団 (Sri Lanka Monitoring Mission, SLMM) が、「タミル・イーラム解放のトラが東部州 (Eastern Province) のトリンコマリー (Trincomalee) 港に軍事施設を建設中である」との報告について、ありえないものとして否定
2004.11. 1 クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、「権力分有 (power sharing) にもとづくエスニック問題に関する最終的な解決策は、憲法の修正を通じて行われるべきであり、主権国家・単一国家・統一国家(within the framework of a sovereign, undivided and united Sri Lanka) の枠組みの中にとどまるべきものである」と発言
2004.11. 3 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の和平交渉責任者であるバラシンガム (Anton Balasingham) が、「オスロで2002年11月25日に開催された援助国会議、2003年6月10日に東京で開催された援助国会議、さらにこれらの会議で採択された決議は、最終的な政治的解決に関わる特定の枠組みにLTTEを結びつけることができるようなものではない」と発言
2004.11. 5 ノルウェイ外相であるペテルゼン (Jan Petersen) が、「スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラの間で和平交渉が再開されることを強く期待することはできない」と発言
2004.11.26   スリランカ政府軍兵士2人が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のメンバーによって襲撃され、重傷
2004.11.27 タミル・イーラム解放のトラのリーダーであるプラバーカラン (Velupillai Prabhaharan) が、毎年恒例の「英雄の日 (Hero's Day)」の演説を実施
プラバーカランは、スリランカ政府に対して、「LTTEの『暫定行政機構 (Interim Self-Governing Authority, ISGA) 設立案』にもとづいて和平交渉を再開すること」を要求し、さらに、「スリランカ政府が交渉を遅らせた場合には、タミル人の自由を確保するための闘争を前進させることになるであろう」と警告
2004.12.20 ノルウェイの和平特使であるソルハイム (Erik Solheim) が、BBCに対して、「膠着状態にある和平交渉を再開させるのは、現状では困難である」と発言
2004.12.23 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) が、ノルウェイを通じて伝達された、「和平交渉を再開させよう」というクマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領の新しい提案を拒否
2004.12.26 インドネシアのスマトラ島沖で発生した地震によって大規模な津波が発生し、スリランカの東部・南部・南西部沿岸地域に甚大な被害。 3万1000人が死亡、80万人が負傷、数千人が行方不明
2004.12.29 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のリーダーであるプラバーカラン (Velupillai Prabhaharan) が、国際社会と国連に対して、津波による甚大な被害を受けたスリランカの北部地域・東部地域の人々に対する寛大な支援を求める声明を発表
2005年
復興資金の配分をめぐるスリランカ政府とLTTEの対立、着実に進む情勢の悪化
2005. 1.19 南部州 (Southern Province) のハンバントタ (Hambantota) で、クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、「今後5年間は選挙を実施しないこと」を表明したうえで、「あらゆる政治勢力が政治的な見解の違いを乗り越えて津波に蹂躙された国家を再建するために共同すること」を求める

タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、 「タミル人は差別されていると感じている。 なぜならインドは、津波救援作業をスリランカ政府が支配している地域だけで実施しており、LTTEが支配しているタミル語が話されている地域における、より甚大な人道上の被害を完全に無視しているからである」と発言
2005. 1.23 タミル・イーラム解放のトラが、「和平交渉が再開される前の段階で、北部地域・東部地域の津波被害者に対する救援を施すための『共通プログラム』に政府と共に参加する意思がある」と表明
2005. 1.28 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のリーダーであるプラバーカラン (Velupillai Prabhaharan) が、「北部地域・東部地域への津波関連援助資金の供与をスリランカ政府を通じてではなくNGOを通じて行うこと」を国際的な援助資金提供者に要請
2005. 2.11 内閣報道官のサマラウェーラ (Mangala Samaraweera) が、 2006年11月12日もしくはそれ以降に大統領選挙を実施する予定であることを発表
2005. 2.24 人民解放戦線 (Janatha Vimukthi Peramuna [People's Liberation Front], JVP) が、「タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の『暫定行政機構案』にもとづいて和平交渉を再開すること」に反対
2005. 3. 2 北部州 (Northern Province) のワウニヤ (Vavuniya) で、停戦監視団 (Sri Lanka Monitoring Mission, SLMM) の監視員2人が、タミル・イーラム解放のトラ (LTTE) の襲撃に遭う。 この監視員は、「タミル・イーラム人民解放機構 (People's Liberation Organisation of Tamil Eelam, PLOTE) の構成員2人がLTTEによって拘留されている」というクレームに関する調査を行っていた
2005. 3. 7 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 警察署近郊で、タミル・イーラム人民解放機構 (People's Liberation Organisation of Tamil Eelam, PLOTE) の元メンバーであるキルベスワラン (A. Kirubeswaran) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の兵士によって射殺される
2005. 3.11 東部州のバッティカロア市で、タミル・イーラム人民解放機構のメンバー3人が、手榴弾の攻撃により負傷
2005. 3.30 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員5名を載せた自動車が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の兵士と思われる者によって襲撃される
2005. 4. 1 東部州のバッティカロアで、タミル・イーラム解放のトラの兵士が、イーラム人民民主党のシンパを射殺
2005. 4. 5 東部州 (Eastern Province) のトリンコマリー (Trincomalee) 近郊のウッパル (Upparu) 沖で、スリランカ海軍パトロール艇に乗船していた停戦監視団 (Sri Lanka Monitoring Mission, SLMM) 員のシュテーラム (Alf Stoelam) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) 兵士の発砲により、負傷

東部州のバッティカロア (Batticaloa) 市の映画館で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の元党員であったアンビカイパハン (Arumugam Ambikaipahan) が、銃で撃たれ負傷

東部州のアンパラ (Ampara) 県で、イーラム人民革命解放戦線 (Eelam People's Revolutionary Liberation Front, EPRLF) の元兵士であったアメラシンハム (John Silva Amerasingham) が、LTTE の兵士によって射殺される
2005. 4.11 東部州のトリンコマリーで、イーラム人民民主党の党員であるウィジェンドラン (Vijayadas Wijendran) が、タミル・イーラム解放のトラ の兵士によって射殺される
2005. 4.20 ノルウェイの和平特使であるソルハイム (Erik Solheim) が、「スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) との間で合意を取り結ぶことによって、北部地域・東部地域の津波被害者に対する共同の救援資金提供メカニズムを創設することができる」と発言
2005. 4.26 人民解放戦線 (Janatha Vimukthi Peramuna [People's Liberation Front], JVP) が、 スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) との間で提案されている「共同の救援資金提供メカニズム」に反対する意思を表明。 「LTTEは分離独立の意思を放棄していないし、民主政治への道のりを歩み始めているわけでもない」というのがその理由

JVPのリーダーであるアマラシンハ (Somawansa Amarasinghe) 曰く、「子ども兵士のリクルートを止めること、政治的殺人を止めること、ライバルの誘拐を止めること、北部地域・東部地域における自由で公正な選挙への道を開くことに関して、言行をともなった保証をLTTEが行わない限り、LTTEとのいかなるプログラムについても合意することは不可能である」
2005. 4.29 コロンボ (Colombo) 近郊のバンバラピティヤ警察署 (Bambalapitya Police Station) 付近で誘拐されたジャーナリスト、シヴァラム (Dharmaretnam Sivaram) の死体が、ヒンブララ (Himbulala)で発見される

シヴァラムは、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) 寄りのニュース会社「タミル・ネット (TamilNet)」の編集局員であった
2005. 5.16 クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、 国際的な援助資金提供者に対して、「政府内外からの私の生命に対する脅迫がなされてはいるが、私はタミル・イーラム解放のトラとの『津波援助共有協定(an Tsunami aid-sharing deal) 』の締結に取り掛かることにした」と発言。 世銀、日本、米国など125ヵ国・組織が参加した援助国会議の場で
2005. 5.18 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の活動家であるムルガパライ (A. Murugapallai) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の兵士によって射殺される。 他に2人が負傷
2005. 6. 9 人民解放戦線 (Janatha Vimukthi Peramuna [People's Liberation Front], JVP) が、「スリランカ政府がタミル・イーラム解放のトラとの津波支援計画を6月15日までに撤回しなかった場合には、連立を解消する」と発表
2005. 6.15 統一人民自由連合 (United People's Freedom Alliance, UPFA) 政府の連立のパートナーである人民解放戦線が、連立を解消
2005. 6.20 北部州 (Northern Province) のワウニヤ (Vavuniya) 県で、タミル・イーラム人民解放機構 (People's Liberation Organisation of Tamil Eelam, PLOTE) のメンバーが、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の兵士によって射殺される

東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員が、LTTE の兵士によって刺殺される
2005. 6.24 スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラが、スリランカ沿岸部の再建のために供与された国際的な資金を公平に配分することを目指した、「津波後の運営管理体制 (Post-Tsunami Operational Management Structure, P-TOMS)」の設立に関する覚書 (Memorandum of Understanding, MoU) に署名
2005. 7. 3
カディルガマル外相 (Lakshman Kadirgamar) が、Sunday Island 紙とのインタビューに答えて、「和平仲介者ノルウェイの中立性について、疑問を持っている」と発言
2005. 7. 5 ラジャパクサ (Mahinda Rajapakse) 首相が、公式に署名された「津波後の運営管理体制 (Post-Tsunami Operational Management Structure, P-TOMS)」に関する協定を国会に提出
2005. 7. 7 the Convention on the Suppression of Terrorist Financing を発効させるための草案が、国会を通過
2005. 7.15 スリランカ最高裁が、スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の間で合意された「津波後の運営管理体制 (Post-Tsunami Operational Management Structure, P-TOMS)」に関して、その核となる4つの条項に対する発効停止命令 (stay order) を下す
2005. 7.19 重要な資金援助国・組織である EU、米国、日本、ノルウェイが共同声明を発表。 悪化しつつある治安情勢に対する憂慮を表明し、スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラが殺人を予防するために緊急に行動することを要求
2005. 7.25 クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、「スリランカ政府は、治安情勢を改善し、より一層の信頼を醸成するために、停戦協定について再検討する意思がある」と発言
2005. 7.26 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員であるジョージ (Pankirajah George) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のピストル・ギャングによって射殺される
2005. 7.27 タミル・イーラム解放のトラの和平交渉責任者であるバラシンガム (Anton Balasingham) が、「LTTEは停戦協定について再交渉することには関心がない」と発言
2005. 7.28 ジャフナ (Jaffna) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の活動家であるニクソン (Sooriyapillai Nixon) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のピストル・ギャングによって射殺される
2005. 7.29 スリランカ政府が、最高裁に対して、「津波後の運営管理体制 (Post-Tsunami Operational Management Structure, P-TOMS)」に対する仮差し止め命令 (interim injunction) を再検討するよう求める申し立てを出願

スリランカ政府は、P-TOM のもとでタミル・イーラム解放のトラ (LTTE)に与えられる権限の性質について、「スリランカ政府が政府代行権限をLTTEに対して委託しているに過ぎず、政府権限そのものをLTTEに与えるようなものではない」と主張した模様
2005. 8.12 コロンボ (Colombo) 中心部のブラーズ・レーン (Bullers Lane)にある自宅プールで、カディルガマル外相 (Lakshman Kadirgamar) が、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の狙撃手と思われる者によって射殺される

直後に、スリランカ全土に非常事態宣言 (state of emergency) が発令
2005. 8.13 タミル・イーラム解放のトラの政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、カディルガマル外相の暗殺事件に対するLTTEの関与を否定
スリランカ政府は、そのようなLTTEの主張を否定
2005. 8.14 クマーラトゥンガ (Chandrika Bandaranaike Kumaratunga) 大統領が、国民に向けた演説において、カディルガマル外相 (Lakshman Kadirgamar) の暗殺事件を評して「すさまじく残忍なテロ行為」と発言。 また、「初期捜査の結果、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) がこの暗殺事件に対する明白な責任を有していることが明らかになった」とも発言
2005. 8.18 スリランカ国会が、非常事態宣言 (state of emergency) を1ヶ月延長
2005. 8.19 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の和平交渉責任者であるバラシンガム (Anton Balasingham) が、「停戦協定の実務的な機能 (practical functioning) に関するスリランカ政府とLTTEとの直接会談を開催する」というノルウェイの提案を受諾
2005. 8.20 北部州 (Northern Province) のワウニヤ (Vavuniya) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員であるケサヴァヴァルナン (Nadaraja Kesavavarnan) が、タミル・イーラム解放のトラの兵士によって殺害される
2005. 8.24 スリランカ政府が、「和平交渉をオスロで開催する」というタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の提案を拒否。 「さしたる理由がないにもかかわらず外国で開催しようとするLTTEの見解に賛同できない」というのがその理由

北部州 (Northern Province) のワウニヤ (Vavuniya) 県で、タミル・イーラム人民解放機構 (People's Liberation Organization of Tamil Eelam, PLOTE) の党員が、LTTEの兵士と思われる者によって殺害される
2005. 8.31 タミル・イーラム解放のトラが、「スリランカで会談を開催する」というスリランカ政府の提案を拒否。 スリランカ政府がノルウェイにおける開催を拒絶したこと (24日) に対する意趣返しのようなもの
2005. 9. 1 スリランカ政府が、「和平交渉を北部州 (Northern Province) のキリノッチ (Kilinochchi) 県で開催すること」を求めるタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の提案を拒絶し、「スリランカ政府とLTTEのどちらの支配にも属さない土地 (no-man's land) で開催すること」を提案
キリノッチはLTTEの支配地域であり、政治局本部のある場所
2005. 9. 8 タミル・イーラム解放のトラが、「コロンボ (Colombo) のカトゥナーヤカ (Katunayake) 国際空港で和平交渉を再開する」というノルウェイの提案を拒否
2005. 9.13 スリランカ最高裁が、、「津波後の運営管理体制 (Post-Tsunami Operational Management Structure, P-TOMS)」の幾つかの条項の実施を停止させる仮差し止め命令 (interim injunction) を、2005年11月25日まで延長
2005. 9.16 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) の政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、停戦協定に関する緊急の会談を提案した模様

北部州 (Northern Province) のワウニヤ (Vavuniya) 県で、イーラム人民革命解放戦線 (Eelam People's Revolutionary Liberation Front, EPRLF) の党員であるロガナタン (Loganathan) が、何者かによって射殺される
2005. 9.19 スリランカに対する国際的な資金援助国・組織が、停戦協定が最も深刻な危機に直面していることを改めて表明。 さらに、タミル・イーラム解放のトラに対して、「和平プロセスを尊重していることと変化を求めていることとを明確に示すために、何らかの措置を公に実施すること」を要請し、「政治的な暗殺を即刻やめること」ならびに「子ども兵士のリクルートを停止すること」を要求
2005. 9.20 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のリーダーであるプラバーカラン (Velupillai Prabhaharan) が、新しく選ばれたノルウェイ首相のストルテンボルク (Jens Stoltenberg) に宛てた手紙の中で、ノルウェイ政府が和平交渉仲介役としての役割を継続するよう強く求めた模様
2005. 9.21 スリランカ国会が、非常事態宣言 (state of emergency) を1ヶ月延長
2005. 9.27 EUが、タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) のメンバーが EU加盟国を訪問することを禁止。 さらに、「LTTEをテロ組織に指定することを検討中である」と表明
2005. 9.28 タミル・イーラム解放のトラ (LTTE) の政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) が、EUに対して、「『さらなる通告のない限り、LTTEの代表団は、いかなる EU 加盟国においても受け入れられることはない』とする決定を再考すること」を求めた模様
2005.10. 1 スリランカ政府報道官であるデ・シルヴァ (Nimal Siripala de Silva) が、「タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) による停戦協定違反が、がLTTEに対して EU が何らかの行動を取るように促した」と発言した模様
2005.10. 6 東部州 (Eastern Province) のトリンコマリー (Trincomalee) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員であるウェーララトネ (Kinsley Weeraratne) が、タミル・イーラム解放のトラのピストル・ギャングによって射殺される
2005.10. 7 コロンボ (Colombo) のノルウェイ大使館が、スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) との和平交渉が早期に再開される可能性を否定
2005.10.13 北部州 (Northern Province) のキリノッチ (Kilinochchi) で、ノルウェイの和平特使であるフルホーデ (Trond Furuhovde) が、タミル・イーラム解放のトラの政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) と会談し、和平交渉を早急に再開するよう強く要請
2005.10.17 カルーナ大佐 (通称はColonel Karuna)(本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) が、英国首相のブレア (Tony Blair) に対して、「タミル・イーラム解放のトラを EU諸国において非合法化するために確固たる行動を起こすこと」を強く求めた模様

カルーナ大佐は、さらに、国連国際刑事裁判所 (the United Nations International Criminal Court) に対して、「プラバーカランは戦争犯罪及び人道に対する犯罪の科で起訴されるべきである」と強く説得
2005.10.18 スリランカ国会が、非常事態宣言 (state of emergency) を1ヶ月延長
2005.10.20 タミル・イーラム解放のトラ (Liberation Tigers of Tamil Eelam, LTTE) が、ノルウェイが仲介する和平交渉を拒絶した模様
スリランカ政府報道官であるデ・シルヴァ (Nimal Siripala de Silva) によれば、「LTTEは態度を変えることがなく、停戦協定に関する会談にも人権侵害に関する会談にも参加する準備ができていない」
さらにデ・シルヴァは、スリランカ政府空軍が飛行させた無人航空機が北部州 (Northern Province) のワウニヤ (Vavuniya) 県に墜落した事件 (10月19日) について、それを完全に否定し、「スリランカ政府は停戦協定を破っていない」と言明

北部州のキリノッチ (Kilinochchi) で、停戦監視団 (Sri Lanka Monitoring Mission, SLMM) の団長であるホウクランド (Hagrup Haukland) が、LTTEの政治局長であるタミルシェルバム (S. P. Thamilselvan) と、「11月17日の大統領選挙中に停戦協定を遵守すること」ならびに「将来において停戦協定を強化すること」について会談
さらにホウクランドは、LTTE に対して、イギリス人の小児性愛者を逮捕するために LTTE の支配地域に侵入したことを理由に9月9日に拘留された警察官3人を解放するよう要請
2005.11. 3 東部州 (Eastern Province) のバッティカロア (Batticaloa) 県で、イーラム人民民主党 (Eelam People's Democratic Party, EPDP) の党員であるパサマカンタン (Arumugam Pathmakanthan) が射殺される。 民間人1人と警察官3人が負傷
2005.11.12 コロンボ (Colombo) 県のウェラワッテ (Wellawatte) 地域で、イーラム人民民主党の党員であるラサナヤガム (Vellaipodi Rasanayagam) が射殺される
2005.11.16 タミル・イーラム解放のトラとタミル民族同盟 (Tamil National Alliance, TNA)が、「11月17日に行われる大統領選挙に際して、いかなる候補者も支援するつもりがない」と再度表明

カルーナ大佐 (通称はColonel Karuna) (本名は、ムラリタラン [Vinayagamoorthy Muralitharan]) が、北部地域・東部地域の人々に対して選挙をボイコットしないよう呼びかける

独立前(483BC-1948.2)独立後1(1948.2-82.12)独立後2(1983.1-87.7)独立後3(1987.7-90.3)独立後4(1990.3-94.7)独立後5(1994.7-97.12)独立後6(1998.1-99.12)

独立後7(1999.12-2000.10)独立後8(2000.10-01.11)独立後9(2001.12-04.3)独立後11(2005.11-06.7)独立後12(2006.7-07.2)独立後13(2007.2-07.10)独立後14(2007.11-)



  参考: TamilNet、 BBC News Southasia、  本ホームページのリンク集に掲げたニュース・ソース



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