虫草日誌 2003 年(10)


「花粉の飛ぶ日」パネルにテンペラ、油彩 199x年 334x212mm

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ツツナガクモタケ?

12月27日(土)

K川へ。Y谷に向かう川筋を調べる。とても寒い。時に雪がちらつく。イトヒキミジンアリタケは相変わらず大量に見つかる。川筋の葉裏を調べると、この時季でも意外にたくさんの虫草が見つかる。アスケルソニアの仲間がいくつかと、ハダニ生のトルビエラがたくさん、それにツツナガクモタケと思われる完全型のクモ虫草がニ体。今年はこれが最後か?



(左)シュイロクチキタンポタケ?(右)不明種

12月9日(火)

K川へ。シュイロクチキタンポタケの坪に行く。完熟個体2、残骸1が見つかった。寄主を確かめようと朽木(たぶん赤松)を掘り起こしてみると、いつもより深い。なんと寄主がいつもと違っていた。いつもはゴミムシダマシの仲間の幼虫からでているのだが、これはコメツキムシの仲間の幼虫だ。夏に普通のシュイロクチキタンポタケが出ていた木なので寄主が違っても同じ種類だろうと思うが、まだまだよくわからない種だ。 近くに未熟なオイラセクチキムシタケのような虫草が出ていたがこれも寄主が違う。追培中。この日は他に未熟なアリタケと干涸びたシャクトリムシハリセンボンを見つけた。



不明種

11月26日(水)

K川へ。キャンプ場に向かう本流に沿って行く。いつもはダム湖の上で細流の方に折れてしまうのだが、今日はそのままキャンプ場のほうに向かう。ゴム長をはいて川の中を通るうち、アオキの葉裏に1mmほどの小さなトルビエラ型の虫草を見つけた。9月12日に見つけたのと同じ種類のようだ。ただ、今度のはほぼ完熟個体だ。



(左)ヒメクチキタンポタケ、(右)マユダマタケ

キマワリ生分生子世代

11月14日(金)

K川へ。ヒメクチキタンポタケの坪である倒木群を調べる。予想通りピンク色の新芽が出ているものが幾つも見つかった。マユダマタケも何体か見つけた。この場所ではあまり見ないオイラセクチキムシタケ?も出ていたが子嚢果はできはじめてもいない。その他キマワリから出ている分生子世代の虫草が一体見つかったが、ヒメクチキタンポタケの分生子世代ではなさそうだ。未知のキマワリ生虫草があるのだろうか?途中でムラサキシメジの菌輪に出会ってしまったので、それからはキノコ狩りになった。

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