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11月 12月  平成12年1月   2月  3月分

 


お彼岸の頃


彼岸の頃になると暑さ寒さも彼岸迄で,大体に温暖な気候になるのが,普通である。

今年は3月の初めの頃は暖かい日がつづくと又寒い日がつづくといったことで,交互に気温が

変化していた。さすがにお水取りの頃になると穏やかな日がつづくようになってきた。

時候の話になると毎年いつも同じことを書く事になるが,同じ事が書けるのも有りがたい事だ。

一寸先は闇のたとえのように,突如如何様の天災が起こるとも限らない。

又身辺にどんな異変が起きるとも限らない。

でも毎日が平凡に暮らせる事は有りがたいと感謝しつつ暮らして生きてゆきたいものだ。



宿命


最近は宿命と言う事を感じる事が多くなってきた。

人間として生まれようとして生まれてきたもので無い。

自分自身の意志でこの20世紀に生まれようとして,生まれてきたものではない。

特に地球上の,この日本の京都という土地を,自分が選んで生まれてきたものでもない。

自分が両親を選んで生まれてきたものでもない。

兄,姉達は既に自分が生まれる前に生まれていて,兄弟となった。

その配偶者達も自分が選んだだものでもない。

叔父 伯母達は既に生まれて来た時にはこの世におられた。

そのように考えると自分が選び得るのは全体からすると,ほんの僅かなものになってくる。

その選びえる事も,自分の周りの偶然の原因及び縁などが関係している。

何か大きな不思議とも言える力の中に,現在の自分という存在があることが判る。

そう,生かされている事にきずかされる。

このことは地球上の全ての人達全員に当てはまることだろう。

そういった人達が寄リ集まり,今の同時代の人達によって,世界が構成されていることになる。

現在生きているものは皆,偶然に,平成の地球号に乗り合わせたもの達なのです。

一人一人の人達がこの事に気ずけば 又,違った世の中になるのではないでしょうか。



医師への信頼
度は


今日の新聞をみていると,信頼度についての世論調査データ−がでていた。

不詳事件の連続で警察への信頼度は落ちている。

相も変わらずと言っても良いのか,政治家への信頼度は低い。

絶対と言って良いほどだった銀行への信頼度は昔に比べて下がっている。

教師も然り,さて医師に対する信頼度はと探して見ていたのだが,

医師への信頼度は書いてはいなかった。

信頼できない医師に,命を預けるような重症の患者の時には恐ろしくて仕方ない。

医療関係者は患者からの絶対の信頼が得られるよう肝に銘じて

努力を怠る事のないようして行きたいものです。

何事でも信頼失くしては上手く行くはずが無い。

皆それぞれが,天職の中で人からの信頼を失くさないよう努力しながら生活しているものと信ずる。



学ぶ心 (松下幸之助の言葉より)


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 人は教わらず、また学ばずして何一つとして考えられるものではない。

幼児のときは親から、学校では先生から、就職すれば先輩から、というように教わり、

学んでのちはじめて自分の考えが出るものである。

 学ぶという心がけさえあれば、宇宙の万物はみな先生となる

物いわぬ木石から秋の夜空に輝く星くずなどの自然現象、また先輩の厳しい叱責、後輩の純粋なアドバイス、一つとして師ならざるものはない。

どんなことからも、どんな人からも、謙虚に、素直に学びたい。

学ぶ心が旺盛な人ほど、新しい考えをつくり出し、独創性を発揮する人であるといっても過言ではない。


全てが我が師に通じる話です


 三日の手伝い(松下幸之助の言葉より)

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「三日の手伝い」という言葉があります。たとえ三日間の手伝い仕事であっても、

その仕事に一生の仕事のような心構えで真剣に立ち向うならば、そこから必ず大きなものを得ることができる、ということです。

そうしてこそあらゆる場面に直面しても動じない精神が身につくということでしょう。

 そう言うと「本業についたらもちろん一生懸命に努力する」と言う人がいるかもしれません。

しかし、私のこれまでの体験から言うと、現在与えられた、いまの仕事に打ち込めないような心構えでは、

どこの職場に変わっても、決していい仕事はできない。これははっきり申しあげることができると思うのです。


なかなかに出来ない話だが,このような考えもあることを知って努力目標として

毎日生活してゆきたいものです。



運動 栄養 休養

ある程度の年令になってからの身体上心がける事は 運動 栄養 それに休養を取る事が大切な事を

教えていただいた。

運動 栄養に心がける事はわかっていたが休養も大変必要である事を知った。

小渕首相が倒れたのも適切な休養が取れていなかった事によるもので,誰もはついつい忘れ勝ちになってしまう事である。

大変困難なことが伴う事があるかも知れないが,誰も適切な休養がとれるような,互いにいたわりの心を持つ社会になってほしいものです。

又,大変な年配の方(90才以上の方)から聞いた話だが,健康を維持するにはある程度義理を欠いてしまうのも

止むを得ないと言った話を聞いた事が有る。


天命のもと人事を尽くす

全ての人達は宇宙の原理・原則から離れる事はできないが,

その下で自分の精一杯の努力はしたいものです。

よく一般に言われる「人事を尽くし天命を待つ」より,

「天命のもと人事を尽くす」の言葉の方が素直で人間らしくて良い。



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