ワイルド・ニューヨーク
 

都市環境デザインセミナー 2000年第8回記録

ワイルド・ニューヨーク

−パブリックを問う(2)−

平山洋介

ニューヨークの荒廃した街 ノンプロフィットが手掛けたSROプロジェクトで作られた庭
 

セミナー趣旨

 昨年5月の「パブリックを問う(1)−個から全体へ」におけるランドスケープデザイナーの三谷徹氏に問題提起に続き、今年は住宅・都市計画についての若手の理論家であり、アメリカの非営利組織による住宅供給を深く研究してこられた平山洋介氏をお招きし、都市環境デザインにとってのパブリックとは何かについて、ニューヨークの新しい動きを例にお話いただきました。
フォーラム委員 丸茂弘幸

講演内容

 グローバル化が進むニューヨークでは住宅危機が深まっている。低家賃住宅が消滅してホームレスが増えている。それに対してローカル・グループは独創的な反応を示してきた。グローバル/ローカルの交錯は新しい公共空間をどのように立ち上げるのか。スライドをまじえ報告する。
平山洋介

平山洋介氏略歴

 1958年生まれ。1981年神戸大学工学部卒業、88年同大学院修了。学術博士。現在、神戸大学発達科学部助教授。専攻:住宅、都市計画。
 主な著書「コミュニティ・ベースド・ハウジング」(ドメス出版)「Housing and Family Wealth(共著、Routledge、1995)「講座現代居住1・歴史と思想」「同3・居住空間の再生」「同5・世界の居住運動」(共著、東大出版会、1996)、「欧米の住宅政策」(共著、ミネルヴァ書房、1999)、「講座社会学4・都市」(共著、東大出版会、1999)ほか。

  • 日 時:2000年9月29日
  • 場 所:大阪ドーンセンター

記録目次

 

ワイルド・ニューヨーク

 

 

質疑応答


この記録は田渕真弓子さんとYU_YU編集工房の前田祐子さんによるテープ起こしを、講演者が推敲されたものです。

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