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技師会関連 |
田城 邦幸氏が厚生労働大臣表彰を受賞されました!
現在、京都府放射線技師会の監事をしていただいている田城 邦幸氏が厚生労働大臣表彰を受賞されました。22年間日本放射線技師会と京都府放射線技師会の役にたずさわり、放射線技師のため、一般市民のためにご尽力いただきました賜物と思います。会員を代表して、心よりお祝い申しあけます。(社)京都府放射線技師会 会長 轟 英彦

厚生労働大臣表彰を受賞して
平成19年5月25日(金)東京パレスホテルにて開催されました、(社)日本放射線技師会60周年記念式典に起きまして、厚生労働大臣表彰を受賞いたしました。
受賞出来ましたのは、私個人の力だけでなく会員の皆さんのご理解とご協力、ならびに(社)京都府放射線技師会の役員一同のご協力の賜物と心から感謝致します。
顧みますれば、昭和59年(社)京都府放射線技師会北地区理事として技師会のお手伝いを始め、地区理事2年・常務理事(厚生担当)12年・副会長2年・会長6年の22年間(その間日本放射線技師会理事4年)と、皆さんのご協力を得ながら何とかここまでやってこられました。
その間、会長として更には各会長のお手伝いをしながら、統一講習会・臨床実習指導者講習会・法人設立10周年・技師会設立50周年・法人設立20周年等々の各事業にも関わり、微力ながら会活動を推進出来た事に対しての功労賞と考えます。
今まさに、(社)日本放射線技師会では診療放射線技師の地位向上目指し、さまざまな動きを(セミナー・認定制度・資格更新)行っています。各会員の皆さんは、この動きに乗り遅れないよう何をすれば良いのかを考え、行動をとっていただきたい。(社)日本放射線技師会・(社)京都府放射線技師会のますますの発展を期待いたします。
平成19年6月16日
(社)京都府放射線技師会 監 事 田城 邦幸
【平成20年度から(社)日本放射線技師会の会費納入期日が変わります】
平成19年度 会費納入期限 平成19年9月末日
平成20年度 会費納入期限 平成20年3月末日(4月1日)
今年度会費納入がまだの方は、できるだけ速やかに納入頂き来年度会費納入に備えていただきたいと思います。
京放技の会費納入方式に自動振込を導入するかどうか検討中です。適宜アナウンスを致しますので会員皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
財務理事 武部 義行
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事業 |
平成19年度全地区委員会 ご案内
初夏の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は技師会活動及び地区活動にご尽力いただき厚く御礼申し上げます。
下記の要領にて各地区委員の皆さんを対象に全地区委員会を開催いたします。技師会についてのご要望やご意見、また日頃感じておられることなど交流し、技師会活動をより豊かなものにしたいと思います。尚、全地区委員会終了後、地区委員の交流も兼ねて「フレッシュ診療放射線技師の集い」を開催します。併せて参加下さいますようお願い申し上げます。
記
日時:平成19年7月7日(土) 16:00~17:30
場所:ぱるるプラザ京都 5階B会議室
京都市下京区東洞院七条下る東塩小路町676番13
TEL 075-352-7444
※ 出欠の可否については6月23日(土)までに担当地区理事まで連絡して下さい。
以上
“フレッシュ診療放射線技師の集い”ご案内
卒業後2年までの未入会者を対象に、例年フレッシュ診療放射線技師の集いを行っています。これは京都府放射線技師会会員が交流の機会を持ち、楽しく技師会を理解していただく懇親の会です。堅苦しく考えずにお酒の席にて歓談しましょう。今年度も下記の通り開催します。
会員の皆様に合わせてお願いします。貴施設で卒後2年目くらいの未入会員がおられましたら、お誘いのうえ是非一緒に参加ください。会員間の交流も兼ねています。
尚、準備の都合上6月23日までに出欠の連絡を担当地区委員か地区理事までご連絡ください。
記
日時:平成19年7月7日(土) 18:00~
場所:ぱるるプラザ京都 5階A
京都市下京区東洞院七条下る東塩小路町676番13
TEL 075-352-7444
会費:一般会員 6千円
² ※フレッシュ技師は招待(無料です)
² ※卒後3年~5年目までは3千円 |
報告 |
研修会報告
去る、4月28日(土)第一三共株式会社会議室にて第508回学術研修会を行いました。
今回は、音羽病院医局秘書課のハースタッド レイフ マーティン氏を講師にお招きし、放射線技師のための英会話ということで、放射線業務での会話を学びました。>>続きを読む
第64回日本放射線技師会総会報告
事業報告
会長 挨拶要旨
昨年暮れに政府の規制改革民間開放推進会議の答申で医療資格者の免許更新が明確にされた。それに基づいて厚生労働省で具体的な検討に入ることになり、ある程度の方針が決まるのが平成19年度中にするという答申が出されている。
日本放射線技師会では、平成15年度から「生涯学習システム」を行なって成果も上がっているし、この成果は行政にとっては大変重いものである。不安といえば政府のほうが我々よりも動きが早いことである。我々もスピードアップし、考え方と情報網を大きくして、何とか遅れを取らないように対策を講じている。
(平成20年度が1つの節目になります。)
基本的には、我々の職業をどのようにしたいのか、考え、議論しながら進めていきたい。
約3万会員全員が自分たちの将来は、明るくしたいと思っていますから、今のままで行くことは暗がりに落ちていくだけで、将来を明るくするためにはそれなりの頑張りを要求されるし、国民もそれを要求しているため、それに沿った形で活動していく。今後も国民の志向やニーズに合わした形の事業計画を立てて、会員の皆さんに提案して熟していきたい。
事業計画
総括要旨
会長
18年度は、医療法・がん対策基本法が成立した。今年の4月からの施行であるがともに
診療放射線技師の重要性、特にがん対策基本法の中では、診療放射線技師ががん対策基本法にはなくてはならない職種であることが明らかにされた。医療法の中では、医療機器管理にあたる職種として規定されています。これは、我々の長年の実績と政府への働きかけが実を結んだといえる。
免許更新についての対策は、「生涯教育システム」が基本的に対応できると考えているし、
厚生労働省も対応できることを匂わせていただいている。
将来の診療放射線技師を考えた時、大きな問題は、法律上は医師の具体的な指示がなければ我々の仕事は前に進まないという項目が足を引っ張っている。我々が責任をもって、医師の指示なしに対処できるようにするには、自負心と実績が必要でそれは医療被曝である。
責任を取りに行くためには、国民から放射線技師への信頼を得なければならない。それには、「レントゲン手帳」を配布して患者の医療被曝線量を管理して、医療被曝については診療放射線技師なんだという状況を作り出すために「レントゲン手帳」を実施している。実績を作るためにも「レントゲン手帳」を広く配備してほしい。
免許更新の後は、国際免許化の波が押し寄せてくるから今から備えておかなければならない。そのため、国際認定(画像情報管理士)を行なっている。今は国際認定のノウハウを蓄積している段階である。先には、臨床業務いわゆる技能検定に当たるものを国際認定にしていきたい。これは国際的な放射線技師の業務の標準化につながるものである。
また免許更新化になったときにスムーズに対応できるように今から準備していく。
もう一つは、国家試験の受験資格を4大卒の資格にしていくべきである。本格的な委員会を立ち上げて活動した。
(医療科学社との裁判は、10日前に判決が出て、本会の言い分が100%みとめらる結果となった。)
19年度事業計画案
総括要旨
会長
政府が免許更新制度について具体的な検討段階に入る上で日本放射線技師会が行なっている「生涯教育システム」が実績として認められるように事業を進めていきたい。
参院選挙が終われば、具体的な話を厚生労働省に提案をしていきたいし、今年度は、ある意味でヤマ場になると思いますからそういうところに大きなウエイトおいてやっていきたい。同時に、がん対策、医療機器の管理等も診療放射線技師の位置づけを大きくしていくような施策をして、政府にも引き続き働きかけていくつもりである。
チーム医療ということが大きなウエイトをおかれる医療社会になってきている、放射線技師の業務だけにかたよらないように他団体と情報交換しながら、我々の視野が広くなるように、ひいては、業務の拡大につながる方策をとりたい。
免許更新制度について政府と話をして予想を立てているが、本格的な制度がいつ始まるかはわかりませんが、早ければ平成20年か21年度には始まる可能性もある。
免許更新制度が本格的に動きだした場合にかなりの事務量も増えるので、事務所の拡張を考えている。事務所のとなりのフロアーを事務所拡張として理事会にはかって進めている。
当面は、講義室として使用する(100名収容)考えである。
(文責 河本)
技師の将来はわれわれの手で
京都府放射線技師会会長 轟 英彦
(社)日本放射線技師会においては医療被曝の低減を以前から掲げています。そこで私たちは「放射線の専門家だ」と堂々と声を上げてみませんか?それが「国民から見える職業」と繋がり、職業を守ることに繋がるのではないでしょうか。そういった声を上げていかなければなりません。一人が大声を上げていてもはじまりません。多くの声が必要です。ちゃんとした組織が必要です。それが職能団体である放射線技師会なんです。
それではどうすれば効果的かというと政治力を使うことが早いでしょう。それが時代の流れです。永田町の中で仕事をする人を、まずは一人おくことです。その人が私たちの声となり力になるのです。私たちのまとまった行動が医療改革や医療法一部改正もしくは近年中に行われると予想される免許更新等に有利になると信じています。
私たちの団体がまとまった行動が取れずにいると、近い将来訪れる「医療改革」などでは私たちの意見はおろか、存在意義さえ危ぶまれる事態に陥ってもこの時代不思議な事では無いでしょう。
今動かなければ、私たちの将来は50年間このままだとある政治家の方が言われました。今私たちの行動が未来に繋がっているのです。
7月の参議院選挙で我々の将来をあなたの一票で変えてみませんか。
免許更新制度について
(社)京都府放射線技師会 副会長 河本 勲則
国会の衆院教育再生特別委員会にて4人の参考人が教員免許更新制について意見を述べていました。内容は「更新されたからといって教師が尊敬と信頼を得られるものではない。更新制は教師から子供たちとの交流の時間や心の余裕を奪っていく」と免許更新制度の導入に反対する意見でした。会員の皆さんはどのように思われますか? 我々放射線技師免許の更新も医療従事者の資格制度の見直しによって近い将来更新されます。また(社)日本放射線技師会(以後日放技)も厚生労働省に免許更新に関する要望書を提出し、政府の施策に積極的に協力していくことを表明しています。ご存知の通り日放技では、生涯教育システムとしてADセミナー、放射線管理士・放射線機器管理士・医用画像情報管理士講習会を開催しています。ADセミナーでは、看護学(患者様との接し方や介助法)、医療学(医療倫理や患者の心理)、医療安全学(医療機器の安全管理、インフォームドコンセント)、救急医療学(上級救命講習)など患者中心の医療、府民・市民に信頼される医療を提供する上で、放射線技師がコ・メディカルとして必要とされるものばかりです。 また放射線管理士・放射線機器管理士も放射線を取り扱う専門家として発揮できる資格です。会員の中には個人の努力で知識や技術を日ごろから学習しているから別に今さら講習会に出なくてもいいと考えている方もおられますが、会員全員が生涯教育システムに参加し、一定の研修を受けていることが国民に認められる実績となり免許更新のハードルを越えられるのではないかと思います。医療の急速な進歩と医療機器の発達による検査技術の向上によりますます煩雑化する業務内容ですが、一人でも多くの会員がセミナーや講習会に参加し、診療業務に対するレベルアップをはかることは、診療放射線技師の唯一の職能団体として国民から十分評価していただけると思います。しかし、現在の段階では、免許の更新手続きを日放技が単独で行なえる保証はありません。日放技主導で行なうためには、国政の場で意見を言える国会議員を輩出し我々の地位向上や医療放射線の専門家としての業務内容の重要性や医療における診療放射線技師の必要性を確定することです。そのためにも今回の参議院議員選挙比例代表で医療職種の中から出馬されます「21世紀の医療と福祉を支える会」中西 しげあき氏を支援して下さいますようお願いします。最後に免許の更新は、時代の流れといいますか医療安全の確保のためには必要不可欠です。診療放射線技師全員が更新できるように研修会や講習会に参加して、放射線検査技術の向上と自己研鑽に努力しましょう。そうすれば、おのずと成果があらわれます。
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