震災復興まちづくり　５年と今後

このページは2000年3月4、5日に神戸まちづくり会館で行われた神戸まちづくり協議会連絡会／阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク主催「阪神大震災復興まちづくりセミナー2000」の記録です。 この記録はブックレットにもなっていますが【品切れ】です。 A5判、128ページ、定価700円＋税です。

目　　次

• 開会のあいさつ　神戸まちづくり協議会連絡会事務局長（松本地区まちづくり協議会）　中島克元
• １ 花と緑を通じての地域コミュニケーション　深江地区まちづくり協議会　佐野末夫
  • 震災前からのまちづくり活動
  • 震災後の活動は「緑」に重点を置く
• ２ 区画整理を乗り越え、今後のまちづくりを考える　琵琶町復興住民協議会　池田寔彦
  • 集まって話せる場所づくりが最初のポイント
  • 若手を入れて活動を活性化
  • これからの課題
• ３ 新しいまちづくりと舟券売場騒動　新開地周辺地区まちづくり協議会　青木　寛
  • 地区の衰退
  • モール化
  • その他の取り組み
  • アートビレッジ構想と舟券売場騒動
  • 震災後
• ４ 協議会活動を母体に新たなコミュニティ組織を　松本地区まちづくり協議会　中島克元
  • 住民の要望でできる歩道のせせらぎ
  • 新しいまちづくり組織「有限会社ＣＤＣ神戸」を作る
  • 新しい自治組織「川池自治会」
  • ５年間を振り返って
• ５ 区画整理事業は誰のもの？住民の家は建つのか　鷹取東復興まちづくり協議会　谷口和市
  • 区画整理事業ってどんな事業？
  • 「まちづくり＝家づくり」は誤解だった。―いかに情報を徹底させるか
  • 減歩
  • ５年間を振り返る

• １ まちづくり協議会の今後（現場から）
  • 鷹取東の場合
  • 松本地区の場合
  • 新開地の場合
  • 琵琶町から
  • 深江地区から
• ２ まちづくり協議会の今後の展開（神戸市から）
  • まちづくり協議会の歴史
  • 震災復興で果たした役割
  • 協議会とは何か
  • 協議会の今後
• ３ 会場からの意見、質問
  • 六甲道駅北地区から
  • 移転補償と協議会
  • 女性が出てこないのは何故

• 開会のあいさつ　市民まちづくり支援ネットワーク（コー・プラン）　小林郁雄

• １ 野田北部地区―建築、街なみ環境整備事業　森崎建築事務所　森崎輝行
  • 震災直後を振り返ると
  • 建築・街なみ環境整備に取り組めた背景
  • 力を入れたのは人と人との交流
  • ５年間に見えてきた三つのこと
  • これから
• ２ 新長田北地区―土地区画整理事業　久保都市計画事務所　久保光弘
  • 震災復興３年と５年
  • 杜の下町構想
  • 快適居住構想
  • シューズギャラリー構想
  • アジアギャラリー構想
  • いえなみ基準
  • コミュニティ道路
  • これからの課題
• ３ 真野地区―密集事業とまちづくり　神戸・地域問題研究所　宮西悠司
  • 密集事業
  • 真野地区
• ４ 御蔵地区―共同化、市民まちづくり　まち・コミュニケーション　小野幸一郎
  • 御蔵地区について
  • 共同化住宅の実現
  • 御蔵地区の今後に向けて
  • 質　問
• ５ 旧居留地地区―地区計画、企業まちづくり　地域問題研究所　山本俊貞
  • 三宮地域について
  • 旧居留地の歴史
  • 地元組織「旧居留地連絡協議会」について
  • まちづくりの取り組み−継承すべき景観要素
  • 地区計画
  • 質問

• １ （仮称）若手プランナーズネットワーク神戸　山本和代＋慈憲一
  • （仮称）若手ネットの結成と活動
  • 今後の目標
• ２ 阪神グリーンネット　林まゆみ＋室賀泰ニ
  • これまでの活動テーマ
  • これから
• ３ コレクティブハウジング事業推進応援団　石東直子＋吉川健一郎
  • コレクティブハウジング交流会
  • 各コレクティブの様子
  • 二つのガーデンクラブ

• １ 魚崎地区―共同化、白地まちづくり　遊空間工房　野崎隆一
  • 共同化それぞれの事情
  • 地域と交流する共同化住宅
  • 魚崎・住吉のまちづくり
  • 行政に望むこと―幅広いまちづくりに対応できる部局設立を
  • 質問
• ２ 六甲道北地区、神前地区―土地区画整理事業　ＵＲ都市・計画・設計研究所　岩崎俊延
  • 六甲道駅北地区の区画整理事業
  • 神前町地区のミニ区画整理
• ３ 六甲道南地区―市街地再開発事業　環境開発研究所　有光友興
  • 再開発の都市計画決定への反発とまちづくり協議会
  • 都市計画決定変更案
  • 現在の状況
• ４ 新在家地区―共同化、街なみ環境整備事業　ジーユー計画研究所　後藤祐介
  • 始めにまちづくり協定
  • 積み重ねのまちづくり

• １ 都市計画は自信を持て　北海道大学　越澤　明
  • 都市計画とまちづくり
  • 過去の復興事例
  • 復興まちづくりの課題
• ２ 復興で出来たこと出来なかったこと
  • ひらがなのまちづくり
  • 行政と住民の関係の変化
  • 多様な人の参加
  • 住民が戻れなかった
  • まち協こそ残すべき成果
• ３ 市民まちづくりの現場
  • やっかいごとの共有
  • まちづくりの単位ときっかけ
• ４ まちづくり支援のあり方
  • まちづくりの三つの課題
  • 行政からの苦言
• ５ これから生まれてくるもの
  • 平成の長屋の再生
  • 神戸の記録を残すことの意味
  • 神戸のまちづくりは歴史の積み重ね
• ６ まちづくりの多様性
  • 理屈が先行していないか
  • コレクティブを擁護する
  • 出来てきたものはコモン
  • コモンづくりは復興の貧しさを隠しているだけ
• ７ 我々の失ったもの
  • 地域が失ったものは取り戻せたか
  • 取り戻すべきは地域のプライド
  • ５年間だけの蓄積ではない
• ８ 情報発信の意味
  • 神戸だけで良いのか
  • 受け手が考えるべき
  • 地方分権と大都市の責任
  • できなかった事を問うべき
• ９ 社会的な調査の必要性
  • 基本的なデータがない
  • 自分たちで調査するしかない
  • 再び、まちのかすがいとは
  • まとめにかえて
  
  
• 閉会のあいさつ　市民まちづくり支援ネットワーク（ジーユー計画研究所）　後藤祐介

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