「きんもくせい」を再び復刊します
大震災24日後の1995年2月10日に阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワークの広報機関誌として、月2回A4版全4頁で、神戸・阪神間の震災からの復興まちづくりへの「市民」の取り組みを伝えてきました。ネットワークの相互連絡メディアであると共に、全国のまちづくり関係者にニュースとしてFAXを中心に送り、1997年8月27日第50号で終刊しました。
1999年4月、震災5周年をめざして、兵庫県・神戸市を中心に多くの復興検証の取り組みが進められ、私たち支援ネットの活動も緊急対応段階からそれらの結果の成果失敗を確認し、再び全国の方々にお知らせする義務があると思い「報告きんもくせい」として復刊し、2002年3月50+36号まで3年間月刊で発行しました。
1年間休みましたが2003年4月より、震災から生まれたネットワークが本当の「市民まちづくり」にこれからも取り組んでいくことを改めて宣言し、「月刊きんもくせい」として再復刊します。だから50+36+第1号です。少なくとも「大大特研究」が続くであろう2007年3月までの4年間48号までは月刊で発行することを約束します。
「市民まちづくり」に取り組む多くの人々やそれを支援する人々のための、小さくとも輝くメディアをめざします。あるいは、小さいからこそ輝くことのできるミニコミであり続けていくつもりです。また、2003年秋までに支援ネットは特定非営利法人化し「NPOきんもくせい」とする予定です。その機関誌としても「月刊きんもくせい」は機能することになるでしょう。(小林郁雄/030410記)
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