2008年8月の新着情報

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• 8月30日　今週のちょっとした情報
  • 梶山雄一著作集、入荷してすぐ売れてしまったので紹介が遅れました。全８巻です。予約受け付けております。
    • １…仏教思想論、２…般若の思想、３…神変と仏陀観・宇宙観、４…中観と空Ｉ、５…中観と空」II、６…浄土の思想、７…認識論と論理学、８…業報と輪廻　仏教と現代との接点
  • 岩波文庫『大乗起信論』、版元品切になりました。重版から1年もちませんでした。小店在庫あと2冊です。『仏弟子の告白』は、一括重版のあとこつこつ重版してますから、そういう扱いになればいいのですが。
  • ゆうちょ銀行の総合口座からのＡＴＭでの送金手数料（120円）の無料キャンペーン期間が１年延長になり、来年の９月30日までとなりました。１年間で300件ほどの送金がありますから、３万円ほどの支出が助かります。元はといえば15円で済んでいたのですから、4500円助かる、というのが正しいと思います。
  • 実際、キャンペーン終了後は、３万円未満の送金は振替用紙を利用してＡＴＭで払い込む予定でしたから、大助かりです。振替用紙に送金先の口座番号・金額・名前、および小店の住所・社名をパソコンで印刷して、ＡＴＭに１枚ずつ突っ込んで通帳入れて、暗証番号入れて、金額と口座名義の確認をして、明細を受け取ってたら、１件当り２分はかかります（現状のたぶん倍、現金でやりとしてたら現金カウントとかお釣り確認とかでもっとかかるでしょう）。20分かけて10件送金して300円助かるだけですから、あきらめてネット送金したほうがましかも、ですが。
  • それから、11/17から「配達記録郵便」（210円）が廃止され代わりに「特定記録郵便」（160円）が新設されるようです。新しい「特定記録郵便」は発送されたことを記録するだけのようで、メール便に対抗しているようなしていないような、中途半端な感じです。簡易ポスパケットぐらいの位置づけでしょうか？おそらくは、ネット販売の債務の履行が「商品の発送」というコンセンサスができつつある、ということを受けての措置だと思います。
    • ちなみに配達記録郵便の配達記録というのは、ゆうパックなどの受領とは違ってあくまで「配達したよ」という記録なので、厳密には本人が受け取ったという証明にはなりません。エクスパックの受け取りもこのレベルです。
  • オリンピック、決勝だけでも全種目を見たいものです。日本のオリンピック動画サイトは日本選手のダイジェストだけ。水球の決勝戦が見たかったのですが、米ＮＢＣの動画は日本では見られない。。。
• 8月30日　今週の新刊

• 8月23日　今週のちょっとした情報
  • ランダムウォーク寺町店、今日通りかかったら、開店していて、全点20％オフのセールをやってました。
  • コンビニの深夜営業問題は、門川京都市長が「環境にやさしいライフスタイル」という言葉で丸め込もうとしたのですが、コンビニ協会から総スカンを喰らってしまいました。「コンビニ店長の労働環境を考える会」みたいなのをでっち上げて、店長代表を委員会に入れて意見を拾ったら面白いのですが。
    • つまりは「環境にやさしいコンビニスタイル」というのを確立すればよいわけで、店長を深夜ただ働き同然に働かせて市街地にコンビニを乱立させる商売のスタイルを見直せばよいのです。（タクシーの運転手と同じようなものですが、深夜は長距離がのぞめるので、コンビニは少し違いますね。コンビニこそ深夜料金とったらいいのに）
• 8月23日　今週の新刊

• 8月17日　先週のちょっとした情報
  • 納涼古本まつりご来場ありがとうございました。
  • グーグルのストリートビュー、道路の両側の画像を勝手に撮影していく車を「グーグルストカー」と呼びならわすようです。
  • アーバンコーポレイションという会社が倒産しました（負債2500億円）。最近は、ビル開発会社といっても「森ビル」のように開発したビルを保有して利益を得るようなやりかたではなく、建てたビルを証券・債券にバラして売り払う、という「不動産流動化」という業態になっているようです。昨年下半期からのミニバブル崩壊で破綻したわけですが、この場合も破綻したときのリスクが開発中のビルの関係者に降りかかる（先月、300億の増資に応じていたファンドはすでに株式を売り抜け、いっぽう広島大学跡地の開発は相当めんどうになりそう）のは、どうも合点が行きかねます。
  • 京都八条口の複合商業施設も、今年３月開業予定のはずが、いまだに開業のメド立っていません（開発業者はジョイント・コーポレーション）。また、四条烏丸角の三和銀行京都支店跡地（ＮＴＴ都市開発）、京都駅前プラッツ近鉄跡地（ヨドバシカメラ保有）、いずれも整地はすみましたが、着工する気配がありません。本格的な不景気はまだ始まったばかりなので、この先どうなるか、気になるところです。
• 8月17日　先週の新刊

• 8月12日　先週のちょっとした情報
  • グーグルのストリートビューがはじまって約１週間、ひどいもんです。たとえば親戚の住所を打ち込めば、ピンポイントで玄関先を見ることができる（停まってるクルマも写ってる）のです。
    • もう、住所を誰かにさらすことさえ出来ない時代になったようです。コンビニので出す宅配便だろうが、スーパーのポイントサービスだろうが（もちろんツタヤレンタルも…）。たとえば、会員登録していた、とあるのお店の人が、この商品を買っているお客さん、どんな家に住んでいるのだろう？、と思えばいつでもその家の姿を見ることができるのです。（もちろん小店のサイトで購入していただいたお客様の住宅も見ようと思えば見られるのですが、商売上のモラルとしてする気はございません。万一、事故にかかわるような場合はその限りではないかもしれませんが）
    • グーグルの中の人の言うことがふるってるので（「日本では、（略）一戸建てでは名前を表札に書いている。（略）わざわざ自分の名前を公道に出しているわけだから、プライバシーなんて気にしていない。」）、もうグーグルで検索するのはやめにしました。もし、この発言が真意だとしたら、表札のない住宅はストリートビューを忌避していると見なしてそこを全部まっくろにするべきでしょう。それをするつもりがないのなら、この発言の真意はただただストリートビューをやって利益をあげたい、ということを隠すための詭弁（「日本ではプライバシーなんて気にしていない」→「日本人はプライバシーなんて気にしていない」、という結論を勝手に導いている、本来は対偶の「プライバシーを気にしている人は表札を出していない」、が妥当な結論だし、「表札を出している人はプライバシーなんて気にしていない」ということも文化論や社会学的に議論していけば間違っているはず）にすぎないことになります。
    • グーグルの中では、こんな検索をかけている人はこんな商品を購入している、という情報を集積してサイトの価値付けをしているようですから、こんな住所を検索している人はこんな人です、とか分析されそうでこわくてグーグルでは検索できません。（グーグルのアカウント持っているわけではないので、そこまで恐がる必要はないのですが、なにごとも「バランス」ですから、この場合は近づかない方が吉と思っています）
    • アマゾンもほとんど使わなくなって、だんだん不便になるきょうこのごろです。（グーグルのことを論評するとサイト更新が若干遅れるというのは経験済みですから、この「ちょっとした情報」は、いずれどこかに移動する予定です）
  • 日本仏教学会年報、横書きのページの方が若干多いです。情報量は縦書の方が勝りますから、文字数はまだ負けてませんけども、原稿じたいはすでにワープロで書かれているでしょうから、すでに横書きの圧勝なのでしょう。
• 8月12日　先週の新刊

• 8月2日　今週のちょっとした情報
  • ［再掲］『大正新脩大蔵経』のいわゆる豪華版（函付きハードカバー）が、在庫商品に限り、現行定価21,000円の半額、10,500円にて特価販売中です。普及版の定価が14700〜21000円ですので、大変お買得です。もしご入用でしたら、一冊から取り寄せますので、ご注文下さい。［図像部は、セール対象ではありません。ご注意下さい］
    • 現在、すでに品切になって入手不能なのは、
      • 2（阿含部下）・8（般若部）・9（法華部・華厳部上）・12（涅槃部・宝積部下）・15（経集部２）・19（密教部２）・33（経疏部１）・51（史伝部３）・53（事彙部上）・80（続諸宗部11）・83（続諸宗部13）、昭和目録1・昭和目録2、の13点です。それ以外の75点につき、ご注文を受け付けます。
    • この半額セールは８月末まで、それ以降は、出版元の大蔵出版は注文を受けなくなります。お早めに。
  • 7/31、洋販が自己破産しました。青山ブックセンターを買い取ったことで注目されましたが、本体の商売での破綻です。青山ブックセンターを買収したときの受皿会社である「洋販ブックサービス」はいったん倒産［民事再生］させて、ブックオフに買い取ってもらうようです。ブックオフはブックオフで、保有していた洋販ブックセンターの株式が紙切れになるので、その分の特別損失2.5億円ほど下方修正して赤字予想を7/31に出しました。今後もＡＢＣ再建に資金が必要だし、所帯をでかくしてウマくいくんでしょうかしら？木は森に隠せ、なんでしょうか？
  • 洋販じたいは、アマゾンに食い破られて、経営転換でファンド（名前はＩＣＧ、現時点でのＩＣＧ社の筆頭株主はポラリス・プリンシパル・ファイナンス（株））に出資してもらった上での破綻なので、最初からＡＢＣなぞ買わずに、旧来の商売だけでもよかったんではないかなぁ、と無責任に論評しておきます。（ファンドの目標は株式上場による創業者利益を手にすることでしょうが、全部が全部うまくいくもんでもないのは出資時点で織り込み済みなのでしょうか？ファンドの経営者じたいは、出資を募るきっかけさえあればそれでよし、ということなのでしょうか？サブプライム問題と通底するところを感じます）
  • 寺町蛸薬師にできていた洋書専門店「ランダムウォーク」は、洋販直営店なので、7/31から閉店しておられます。廃業するかもしれません。東京のランダムウォークは昨年中に全店閉店ずみ、大阪の心斎橋店も昨年暮れ閉店。残る京都・神戸の２店も先月で閉店、ということです。
  • これで、四条・寺町・御池・河原町の圏内のじべた書店は、一つ減ってふたば書房と紀伊国屋と喜久屋書店だけ。河原町のジュンク堂とブックファーストと高島屋の書籍部はじべたに店がありません。それにしてもこのごろの河原町通は人気がありません。。。新京極・寺町・三条は連休ともなると人があふれかえるのですが。。。
• 8月2日　今週の新刊