其中堂　2013年9月の新着情報

• 其中堂へのご注文はメール（kiraya@mbox.kyoto-inet.or.jp）で。注文方法等は、こちらをご覧下さい。
• 過去の新着情報
  • 1999年　10-11月・12月
  • 2000年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2001年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2002年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2003年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2004年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2005年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2006年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2007年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2008年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2009年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2010年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2011年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2012年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・11月・12月
  • 2013年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・今月の新着情報

• 今月の古書　更新しました。（9/24）

• 9月28日　今週のちょっとした情報
  • 京阪京津線、ようやく日曜午後５時から運転再開。旧街道ぞいの線路はどうしても川沿いになるので、その川が土砂崩れでせきとめられたら自動的に線路が川底になってしまって、いつまでたっても土砂流入が止まらない、ということのようでした。
  • 林古渓は「浜辺の歌」作詞の方が有名なせいで、Wikipediaにはこの作詩（作詞でなく）のためのロングセラー（平仄字典と作詩関門）について触れられていません。。。
  • 石上先生のＮＨＫテキスト、巻末に参考文献があがってますが、やはりどうしても入手困難な本（藤堂恭俊著や藤井実応著の一般向け解説書）が数点まじるようです。（「新鸞聖人全集」の誤植はクレームものでしょうか）
• 9月28日　今週の新刊書籍

• 9月28日　今週の重版書籍

• 9月26日　今期朝ドラのちょっとしたレビュー
  • なんと10月７日から、あの名作ゴシックドラマ「ちりとてちん」が復活再放送決定！ハードディスクを買い増さなくては！
  • あまちゃんは、ここのところ毎日が最終回（＝回収回）。若春子の生き霊も消えて（なんてゴシック！）、あとはストーブさんの魂のゆくえだけが、回収されてないくらいか。されそうにはないけれど。
  • あまちゃんのちりとてちんオマージュはいろいろあって、極めつけは東京編の終わりで鈴鹿さんが楽屋の鏡をじっと見るところ。これは最終週で若狭が楽屋の姿見を何度も見返して、虚と実のいずれに存するか決断するシーンの引用。その後、春子さんも喫茶アイドルの窓ガラスに映る姿をじっと見つめるシーンもある。
  • ちりとてちんが「虚」と「実」をめぐるドラマであるのに対し、あまちゃんはそこを「虚実」同体として、プロでも素人でもない「アマちゃん」の凄さを描くドラマでした。ま、それより「じゃりん子チエ」みたくどうでもいい日常がきちんと描かれていることの方が重要なのですが。（昼ドラ「我が輩は漱石である」と共通するところ）
    • あと、男女の描き方が違っていて、ちりとてちんは最後、女はスポットライト当てる側、という結論で、大ブーイングを浴びたのですが、あまちゃんでは、じっちゃんと正宗さんを外で稼いで「アマちゃん達」を支える側として描いて、ある意味、ちりとてちん批判になっています。
  • ということですが、朝ドラランキングは、てるてる＞ちりとて＞あまちゃん　ということで。
  • （9/28追記）ストーブさんのエンディングは北三陸観光協会のＨＰにありました。ヒビキ一郎のラストシーンもふくめて、男性ってしょせんこんなもん！、っていう割り切りがクドカンですね。さぁ、明日から半年かけて毎日録画再生だ！
  • （9/29追記）アルファブロガーのフモフモ編集長のあまちゃん最終回についての指摘（第二章・イーハトーブへ）を読んで気付かされたのですが、この物語は、アイドルという虚に鼓舞されて実が動き出す、という構造になっていて、ユイちゃんが実はわれわれ視聴者を象徴するものだった、のです。虚（アキちゃん）と手に手を取り合って、実（ユイちゃん）よ進め！って。そしてその外側の構造において、このドラマ（虚）によって現実社会（実）よ動け！、という魔法がかけられていたのでした。この構造は、ちりとてちんの上を行くのかもしれません。
    • ということで、来年２月に岩手旅行を予定している次第です。（ちりとてちん放映中にオバマにも行きましたが）

• 9月21日　今週のちょっとした情報
  • 嵐山の洪水は、京都市内というよりは、それより北で桂川水系に降った大雨によるところが大きいです。
  • 小店は鴨川水系ですので、オーバーフローにはまだ余裕があったようです。（雨水用の下水道も貯水場もありますし）
    • 京都市のハザードマップを見ると、店の立地場所は、鴨川があふれても床下浸水どまりのようです。天性寺は低いので、池になる感じです。三条名店街もアウト。
  • 一方、山科にある地下鉄御陵駅の地下二階と地下三階のホームへは、ほぼ真上を沿うように流れる安祥寺川から溢れた水が、一気に京津線の地上への線路出口から流れ込み、結果、総量16000トン弱の水に浸かってしまいました。
    • 地下二階の市営地下鉄ホームはまる三日後に復旧、地下三階の京津線ホームはまだ整備中のようです。
    • 御陵〜浜大津の京津線じたいは、追分〜大谷〜上栄町あたりの土砂崩れと土砂流入がひどく、復旧はまだまだ（来月？）そうです。
  • なにより悲惨なのが信楽高原鉄道。鉄橋の橋脚が流されてしまい、復旧の予算がたたなければ、そのまま廃線の可能性も。
  • 消費税10％時にあわせて法人税減税もスケジュール化へ。利益出してる企業に追い銭なんて、筋の悪さは否めないよね。
  • サンガ発行の藤本氏の著作、二冊入荷。『浄土真宗は仏教なのか？』は６月発行で、入荷したものはすでに三刷になってました。さすがの親鸞さんも、ほぼ同時代とは言えセイロンの上座部仏教までは勉強してなかったでしょうから、大乗仏教を代表して叩かれても、痛くも痒くもないはず、かな。大乗仏教を客観的にみるには好適な本だとはいえます。
• 9月21日　今週の新刊書籍

• 9月14日　今週のちょっとした情報
  • オリンピックはめでたく決まって、さて７年地震が来ないことを祈るのみ。というか、地震・津波・液状化カモーン（いや脆弱）な立地すぎです。
  • 大飯４号機は明日から定期検査で停止。また来年春ころに電気たらないキャンペーンするのかな？
  • 消費税増税、ほぼ本決まり。名目成長率も修正されて年換算４％弱、去年の民主党政権下の増税決定時では考えられない状況で、文句はつけられません。（東電じゃないから数値にウソはないでしょう）
    • にしても、１％ずつ増税の代わりに、３％増税分の２％分を企業向けの減税に充てるというのは、富の再分配としては最悪だと思います。３％という数値にこだわりたいなら、社会福祉の国民負担を２％分減らすようにすればよいのに。（そうすると喜ぶのが厚生族だけになるからやれないんでしょうけれど）
  • ということで、来月から小店の古書の値札は総額表示でないものもできますのでよろしくご理解下さい。ウェブサイトの価格は、来年１月の全面改定時に本体価格表示のみに変更いたします。
  • 傍訳シリーズで有名な四季社が自己破産しました。小店は、『ひろさちやの公案解答集』を常備しておりますが、残りは３冊です。ご入用のお客様はお早めにご注文下さい。
  • おおむね四季社の本は、内容と価格が釣り合っておらず、店頭に並べることはほとんどなかったのですが、良い本ほど品切で入手困難だったことは確かです。
  • 四季社の在庫は、数カ月したら古書市場へ出てくるとは思います。小店として取り扱いたい本（浄土宗系の傍訳本）はだいたい品切でしたので、期待はしておりません。
• 9月14日　今週の新刊書籍

• 9月7日　今週のちょっとした情報
  • いま唯一稼働している大飯４号機も来週には止まります。でも、ちっとも騒がしくないのは電気が足りているからです。昨夏、計画停電の地区割りのハガキがばらまかれたのは、関電によるプロパガンダだった、とも言えるでしょう。そういう意味で、震災直後の東電の計画停電の経緯が、一日も早く暴かれんことを祈ります。
  • 消費税は、納税する企業からすると、従業員に支払う給料は控除されないので、税率アップした分だけ払う金額が増える税金です。したがって、消費税を節約しようとすれば、給料を下げたらよさそうですが、これでは消費税そのままで利益が増えて法人税が増えてしまいます。そこで利用されそうなのが、派遣社員制度。派遣社員に払うのは給与でなくて経費なので、消費税がまるまる節約できることになります。同一金額で受け入れる、ということはこんどは派遣会社の消費税が増える、ということになりそうですが、そこは口入れ料に上乗せして、給金からさっぴけばＯＫ。かくして、派遣社員の受取分は本来従業員として受け取れたはずの金額から、手数料と消費税分を引かれたものになります。
    • こういう状態の派遣社員は、消費税が増税になると税率の二倍の担税を負わさせられることになります。手取りは派遣会社から消費税分削られ、物価は消費税分増えてしまうわけですから。で、この二重分を国とどこが召し上げているのか、というとやはり企業側、ということになり、企業経営者と国の役人が、口をそろえて消費税増税を唱えている、という理由がわかると思います。
    • もとから利益のない中小企業の従業員なら、給料がいずれ消費税増税分下がるので派遣社員と同じ状態になります。
    • 消費税増税でデフレにならないように財政出動（国債増刷）を、などと矛盾したことを堂々と言っている根元を見すえれば事の本質はつかめます。ブラック企業とブラック国家だけが残るのでしょう。
  • ゆうちょの通帳の印鑑影のシール、なんでも６月から廃止して、ゆうちょ内のデータベース登録に移行しているようです。印影の偽造防止のためっていうけれど、日本全国のゆうちょ端末から印影にアクセス可能、っていうほうが、もっと危険だと思うんですけれど。いえ、局員を信じてないわけじゃなくてですね。
  • 角川文庫『空海・即身成仏義』、7月の新刊ですが、いまだ入荷しません。
  • ＮＨＫ『法然の問答集をよむ　下』は、9/21刊行予定です。
• 9月7日　今週の重版書籍