其中堂　今月の新着情報

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今月の古書　更新いたしました。10/24

10月24日　先週のちょっとした情報

現在、フェイスブックにて新着図書を紹介しておりますので、新刊情報はそちらをご覧くださいませ。
今週の土曜日より「第40回　秋の古本まつり」開催されます。

小店は、これ、という新着本はありませんが、去年に引き続き、和装本を持っていくことにしております。
新しい参加店が３店ありますので、どうぞご期待ください。
また、40回記念の講演会が４回ありますので、そちらもお楽しみに。

今月の古書更新しました。

みうみう事件、羽生三冠の「灰色に近い」説（かなり意味不明）、事態は混沌としてまいりました。

しかしながら三浦九段が、自分を「クロ」と認めないことが明白になったので、真相が藪の中から出てくることはありません。
もっと被害者的に振る舞うことで有利になることもできたのに、けっこう強気に出てしまって、作戦的には損したようにも思いますが、まぁどっちでもいいことです。
今回の件で、千田五段が重要な位置を占めただろうことの推理が当たったのは、個人的にうれしいです。たまたま電王戦の立会で東京にいたからで、もし電王戦がなければ、事件は起きなかったのかもしれません。
それと、渡辺竜王が自分の竜王位を賭して連盟にかけあったことも、推理どおりでした。まぁそうでなければ、こうはなりません。
で、昨日のNHKでの三浦九段の惨敗も、ひょっとすると明暗をわけた要因のひとつになったのかもしれません。

収録はテロップによると、9/19。疑惑の竜王戦準決勝や、挑戦者決定３番勝負はすでに終わっていて、ある程度の情報は出回っていたと思います。そこで、あえて三浦九段の得意戦法である横歩取りに誘導して、撫で切りにしてしまった橋本八段。１億％クロの心証は、ここからきたのでした。これを推理できなかったのは、残念です。

宇都宮の自衛官爆破事件、首都圏でのテロの予行演習と考えられますが、じゃあ主犯は誰だったのか？、ってバレるようじゃ、こんな事件起こしませんよね。
映画「築地ワンダーランド」観てまいりました。市場の管理者、競り場運営会社の社員、仲卸の大将たち、寿司屋のおっちゃん・にいちゃん、それぞれに一人ひとり、個性も考えも欲の深さも違うんですが、それが混沌とまざりあう様が面白い映画でした。先月見た、日本酒のドキュメンタリー「KAMPAI」の出来のよさを100点とすると、45点くらいなんですけれども。それくらい「KAMPAI」は、よかったです。なんでか途中で泣いたりしましたし。

にぎりたての寿司のアップが何度もでてくるんですが、旬のトリガイの握りの味がイメージできなくて、たいへん残念、取り残されてしまいました。数少ない寿司屋体験から、ヒラメ・中トロ・煮アナゴはなんとかわかるんですけど。（でも実際の味は想像をはるかに越えるんでしょう）

10月24日　先週の新着情報

10月17日　先週のちょっとした情報

現在、フェイスブックにて新着図書を紹介しておりますので、新刊情報はそちらをご覧くださいませ。
みうみう事件、将棋を指すこともない将棋ファン（いわゆる見る将）でさえ、胸を傷めてしまうわけで、中の人はなおさら、理事長は毛が抜けるかも。

上海馬券王さんもクロ認定を受け入れて、かつ理事長を責めるし。
で、○ちゃんは○ちゃんで、竜王ｖｓみうみうの疑惑の順位戦をなぞって、竜王に果し合いを挑んで惨敗。男前といえば男前、落とし前といえば落とし前。
連盟は、その常務会で竜王とみうみうを対決させて、どこへ落とし込むつもりだったんでしょう。現状が本当の落とし所とは思えないけれど、ほかに着地点はあったのか。

三浦九段から、どの対局のどの手でスマホを利用したかを聞き出せたとして、１年資格停止以上は不可避だし、
三浦九段がすべて否認して（黙秘でもいいけど）、竜王戦出場するなら、たぶん、今度は竜王が対局拒否（竜王称号の返上、当分の間の対局禁止には甘んじる）するだろうし、それは連盟は傷つかないけど、スポンサー激おこだし、
やっぱり、どんな形にせよ、三浦九段を放擲する以外なかったんではないかと思います。
つまりは、将棋は二人で指すものだから、相手に「こいつとはやりたくない！」って思われたら、終わりなんです。証拠よりも主観（あるいは気持ち）が重要な世界なんです。
だとすると、羽生さんだったら、盤の前に相手が入る限りは、受けて立ってたでしょうね。
で、余談でつなげると、南堂ブログ・泉の波立ちで指摘されているような家庭事情なんかで将棋を指されちゃ困るわけです、トッププロが。

10月17日　先週の新着情報

ツォンカパの思想と文学

10月14日　アドホックのちょっとした情報

まさかの「みうみう」出場停止とは。
今週末より京都嵐山の天龍寺で開幕する、最高棋戦「竜王戦」の挑戦者三浦九段が、その予選などの複数の対局中にスマホ操作した疑いをかけられ、出場停止に追い込まれました。

竜王そのものとか、前竜王とかは、話題にのぼっていましたけれど、まさかの「みうみう」。
たしかに晩婚の新婚で調子を上げていて、でも前々期に行方八段もそうやって名人挑戦までいっきに駆け上がったこともあり、結婚ってやはり励みになるんだなぁ、って素直に思っていたのに。
やりすぎて、嫌疑をかけられた一番が、竜王戦準決勝の対久保戦のようです。久保九段は関西支部所属で、こちらには千田五段をはじめ、前期電王戦で山崎八段を団結して応援していた一線級の若手のソフト研究者たちがいて、おそらくは彼らによる分析で「クロ」判定が出たのだと思います。
谷川会長も関西所属、彼らに対する信頼は大きいですから、この大きな決断をくだせたのだと想像します。
まぁ、相手が一手指すごとに、別室にこもってたら、とりあえずは疑いますよね。普通は、自分が手を指して席をはずしますから。
連盟の、たとえ拙速と批判されようが、断固たる処分を行ったことは評価できると思います。
ただ、裁判に持ち込まれて慰謝料だの地位回復だの、名誉毀損だの、ってなったときに、勝てるか負けるかは、判事しだいのところがあるので、なんともいえません。
とはいえ、スマホより人間のほうが劣ることを証明してしまった今回の一件、もう情報戦では人間は出る幕はないということですねぇ。