其中堂・2022年７・８月の仏教書籍

其中堂　2022年7・8月の新着情報

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今月の古書　８月の古書更新しました。（9/3）

9月3日のちょっとした情報。

コビッド19のちょっとした情報　google検索で「京都　コロナ」と検索するとグラフが出るようになりましたので、更新は３月から取りやめております。

コビッドの跳梁はとどまるところを知りません。
ゆえあって、抗原検査というものを2度ほどやりましたが、検査陰性だから大丈夫、というわけではなくて、街を歩いて良いというお墨付きがもらえるだけにすぎない、と承知して検査するのは忸怩たる思いしか残りません。

統一協会問題、これ以上被害を出させない、被害者およびその家族を救済する、というメッセージが、ぜんぜん出てこない。

どちらかというと、関係国会議員をいかに此の問題から救済するかに腐心しているようにさえ見える。
だからこそ、大勲位受章者を称える人はいても、真摯に悼む人の姿をとんと見かけない（気の所為なら喜ばしいが）。
個人的には、称えたくはないが、悼む気持ちの用意はある。神社ぐらい建ててあげないと、化けて出るかもしれないし。
まあ、大勲位剥奪とか、未来にありえそうではある。。

「カルト」と呼ばれる団体からしたら、協会と切り分けて欲しいはずだろうから、定義をきちんとしたいと思っているはず。伝統仏教の宗派にしても、教義の根本からして違う、というメッセージをキャンペーンしないで、自民党や立憲民主党から国会議員を出していてはまずいんではないでしょうか。
自民党じたいがカルトかどうかは置いておいて、戦争を受けて立ったら、消費税は早晩50％ぐらいになるだろうし、そうなると日本国内で生活する富裕層はほぼゼロになるだろうし、もうディストピアしか見えないんですが、それでも始めますか戦争。
戦争が始まらなくても、円安は止まらないし、物価はあがるし、物価が上がったら、消費税収増えるんですが、物価が上がってるから、おんなじですね。
久々の映画鑑賞は「犬王」。舞台は室町時代の京都、申楽の申し子「犬王」が演じるのはローック！！。声を当てているアヴちゃんという男声、なかなかいいです。森山未來は安定感。松重さんはミスキャスト。まー、アニメの熱量はすごい、全編パロディだらけなのはどういう意図なのかな？見終わって鴨の河原に出て、あー、現実と映画と繋がってるー、と実感できた一夜でした。

9月3日　7・8月の新着情報　　リンク先のフェイスック　写真ページには、書影と追加コメントを掲載しております。

7・8月の新着情報

日蓮遺文の思想的研究

タイトル　日蓮遺文の思想的研究
著者　　　大平宏龍
発行所　　東方出版
定価　　　本体8000円（税込8800円・送料520円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・502頁
ジャンル　日蓮宗（法華宗）

桂林学叢（法華宗教学研究所発行）等に発表した、日蓮遺文にかかわる論文・講演録20編をまとめたもの。

摩多羅神

タイトル　摩陀羅神
副題　　　我らいかなる縁ありて
著者　　　山本ひろ子
発行所　　春秋社
定価　　　本体3500円（税込3850円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・384頁
ジャンル　異神信仰・民俗信仰

『異神』の著者が、研究対象を摩多羅神にしぼった論考9編をおさめる。その由来、各地の寺院に伝わる儀礼・作法を通して、その信仰のあり

禅の中世

タイトル　禅の中世
副題　　　仏教史の再構築
著者　　　末木文美士
発行所　　臨川書店
定価　　　本体3300円（税込3630円・送料220円）
判型頁数　B6判・ハードカバー・330頁
ジャンル　禅宗・日本仏教

真福寺（大須観音）の調査、中世禅籍叢刊の編集などを経て得られた新たな知見にもとづき、日本の中世の禅が日本仏教に何をどのようにもたらしたかを明らかにする第二部「中世禅の複合」と、院政期から鎌倉期にいたる中世仏教についての著者の見解を述べた第一部「中世仏教

釈雲照と戒律の近代

タイトル　釈雲照と戒律の近代
シリーズ　日本仏教史研究叢書
著者　　　亀山光明
発行所　　法蔵館
定価　　　本体3500円（税込3850円・送料220円）
判型頁数　B6判・ハードカバー・306頁
ジャンル　日本仏教・戒律

近代明治の日本仏教界において、戒律護持をとなえた真言宗の釈雲照の著作・活動を軸に、近代

法然上人　二十五霊場への誘い

タイトル　法然上人　二十五霊場への誘い
著者　　　山本博子
発行所　　東方出版
定価　　　本体1800円（税込1980円・送料220円）
判型頁数　B6判・ソフトカバー・236頁
ジャンル　浄土宗

知恩院発行の機関誌「知恩」に2018年から21年に連載の「法然上人　二十五霊場への誘い」をもとに増補改訂したもの。
二十五霊場の創設など新知見を含め解説する第一章と、各霊場と御詠歌の解説、御朱印の写真など霊場ガイドとなる第二章、御詠歌・霊場の改定など、霊場にかかわる論考４編をあつめた第三章からなる。

※二十五霊場は、550年御遠忌の時に成立したとされ、京都・大阪を中心とした25（法然の忌日25日に拠る）の霊場がさだめられました。著者は、元・知恩院史料編纂所研究員で、二十五霊場
「正信念仏偈」講讃

タイトル　「正信念仏偈」講讃
著者　　　本多弘之
シリーズ　2022年安居本講
発行所　　東本願寺出版
定価　　　本体4000円（税込4400円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・156頁
ジャンル　浄土真宗

正信偈の一節一節ごと、またその句ひとつひとつに

『親鸞聖人伝絵』考察

タイトル　『親鸞聖人伝絵』考察
著者　　　東舘紹見
シリーズ　2022年安居次講
発行所　　東本願寺出版
定価　　　本体4000円（税込4400円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・180円
ジャンル　浄土真宗

覚如上人が撰述した『本願寺聖人伝絵』について。覚如の生涯、構成と諸本の特徴、制作の意図、各段の考察の４章よりなる。巻末に資料篇として琳阿本・高田本・康永本の詞書の翻刻を三段対照して収録。

仏のなりかた

タイトル　仏のなりかた
副題　　　上座部、説一切有部、唯識派による古典的成仏論
著者　　　大竹　晋
発行所　　春秋社
定価　　　本体3500円（税込3850円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・366頁
ジャンル　仏教学

仏にはどうしたらなれるのか、について９の観点（行位・受生・種姓・現観・断惑・延寿・成仏・仏身・仏土）をたて、仏教の諸部派／諸学派から（それについて伝承のある）上座部・説一切有部・唯識派の３つを選び、それぞれの仏

末灯鈔講述

タイトル　末灯鈔講述
著者　　　井上善幸
シリーズ　令和４年安居副講
発行所　　永田文昌堂
定価　　　本体9500円（税込10450円・送料520円）
判型頁数　A5判・ハードカバー函・462頁
ジャンル　浄土真宗

今年の本願寺派安居副講の講本。原文（聖典全書）と現代語訳（現代語版　末灯鈔）、概要、講述よりなる。巻頭に序論、補説を４編、また巻末に付録として末灯鈔にかかわる既発表の論考三編を収録。

選択本願念仏集講義

タイトル　選択本願念仏集講義
著者　　　普賢保之
シリーズ　令和４年安居本講
発行所　　永田文昌堂
定価　　　本体16000円（税込17600円・送料520円）
判型頁数　A5判・ハードカバー函・856頁
ジャンル　浄土真宗

今年の本願寺派安居本講講本。原文・読み下し・検討よりなる。

勝鬘師子吼一乗大方便方広経講読

タイトル　勝鬘師子吼一乗大方便方広経講読
著者　　　東光爾英
シリーズ　令和４年安居副講
発行所　　永田文昌堂
定価　　　本体6500円（税込7150円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー函・261頁
ジャンル　仏教経典

今年の本願寺派安居副講の講本。勝鬘経の概説、原文・読み下し・語注・解説。

真宗伝道学研究序説

タイトル　真宗伝道学研究序説
著者　　　深川宣暢
発行所　　永田文昌堂
定価　　　本体2400円（税込2640円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・140頁
ジャンル　浄土真宗

教義を対象とする「真宗学」に対し、「伝道」という実践を「真宗伝道学」として、普遍的な学問として体系づけ、基礎づけを目指した書。

建保版『往生要集』翻刻と訳註

タイトル　建保版『往生要集』翻刻と訳註
編者　　　天台真盛宗宗学研究所
発行所　　法蔵館
定価　　　本体9000円（税込9900円・送料520円）
判型頁数　A5判・ハードカバー函・571頁
ジャンル　天台浄土教

『往生要集』最古の刊本である建保版（1216）の翻刻と読み下しと註釈。翻刻の底本は現存する２点の刊本（いずれも完本でない、出口本（四天王寺蔵）・日下本（専光寺蔵））とし、刊本の写本である引接寺蔵の写本とあわせ相互に対校させている。校註つき。訳註は引接寺本にもとづく延べ書き文。訳文についての校註つき。巻末に寺井良宣勧学による解説。
チャンドラゴーミン研究序説

タイトル　チャンドラゴーミン研究序説
副題　　　仏教徒の見たサンスクリット文法学
著者　　　矢崎長潤
発行所　　法蔵館
定価　　　本体6000円（税込6600円・送料220円）
判型頁数　A5判・ハードカバー・302頁
ジャンル　サンスクリット

名古屋大学への学位請求論文を改稿したもの。５世紀ごろの仏教文法家、チャンドラゴーミンによるチャンドラ文法学について、パーニニ文法（前５世紀）との関係などを先行研究における検討を踏まえ、解析する。付録に『チャンドラ文法』第１巻第３章規則の訳注。
縮刷版　伝教大師真蹟集成

タイトル　縮刷版　伝教大師真蹟集成
編者　　　伝教大師真蹟集成復刊委員会
発行所　　法蔵館
定価　　　本体9000円（税込9900円・送料520円）
判型頁数　B5判・ハードカバー・245頁
ジャンル　天台宗

昭和54年に法蔵館から出版された『伝教大師真蹟集成』を縮刷化・カラー化（原本は二色刷）して復刊。
収録は
久隔帖・入唐牒・天台法華宗年分縁起（山家学生式）・六祖恵能伝・羯磨金剛目録・伝教大師将来目録・弘法大師請来目録
解説と釈文を第二部とする。
明治維新と宗教

タイトル　明治維新と宗教
シリーズ　法蔵館文庫
著者　　　羽賀祥二
発行所　　法蔵館
定価　　　本体1800円（税込1980円・送料220円）
判型頁数　文庫・666頁
ジャンル　国家神道・近代宗教史

初出は1994年筑摩書房。明治維新の宗教制度の再編成、国民教化に現れた思想と方法、日本近代の国家と密着した宗教制度である「神道」、の３点について４編９章にわたって詳説する。

※古書価もそこそこしておりましたので、お値打ちの一冊となっております。厚さがぎりぎり３センチなので、 520円の送料になるやもしれません。

1999年　10-11 月・12 月
2000年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10 月・11 月・12 月
2001年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10 月・11 月・12 月
2002年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10 月・11 月・12 月
2003年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10 月・11 月・12 月
2004年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10 月・11 月・12 月
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2013年　１月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10 月・11 月・12 月
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