其中堂　2017年7月の新着情報

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• 7月25日　先週の情報
  

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• 下鴨納涼古本まつりの古書目録ができました。小店は写真版２頁、本文目録８頁出稿しております。
• 目録は、一部500円で店頭販売しております
• 古本まつり自体へは例年通り参加致しません（お盆ですので）。
• でんでん殿下のお友だち砲、もうさすがに弾切れと思われた防衛大臣から打ち込まれました。大将を残そうとしたら、群臣みな自刃するんでしょうかしら。
• 閉会中審査第二弾は、後でハイライトを見るだけにします。ご本人を防衛しようと周りの皆さん記憶喪失になられますが、ツール・ド・フランスのチームスカイのようには行きませんねぇ。殿戦は、決戦ではないですからねぇ。
• 銀行に預けたお金が金庫から盗まれるのを手引した行員が、みんな故意に記憶喪失したら、ドロボーは捕まらないっていうのはいくら何でもひどい話で。
• 実写版「銀魂」観てまいりました。アニメじたいは、ほとんど観ていなかったんですが、菅田くんの新八に興味がありまして。実写版は、アニメ映画化 第一作目とほぼ同じ脚本・カット割りだったようで、なにも知らないワタシは周りのお客さん（20代中心）とは笑う場所が違っていて孤独でした。。。という わけで、DVDを借りて今晩見る予定です。
• 次回はぜひともオリジナル脚本でお願いいたします。
• 「この世界の片隅に」、も立誠シネマで４度目鑑賞したんですけど、周りのお客さんももちろん何度も観ているわけで、スジがわかってるから笑う べきオチのところで誰も笑わない、寂しい上映でした。最初観たのが、立誠シネマ。その後、大きなシネコンで観ましたが、結局、この立誠シネマが一番迫力 あった感じですね。呉駅で高射砲の砲声を聞いたときの違和感は、ここでしか味わえませんでした。さて、お盆に京都シネマでやるんですが、どんな感じで見れ るんでしょうね。
  

• 7月25日　先週の新着情報　　リンクは、フェイスブック　スマホ向けページにリンクしています
• 敦煌写本『大乗起信論疏』の研究
  
  タイトル　敦煌写本『大乗起信論疏』の研究
  
  シリーズ　金剛大学外国語叢書
  編集　　　金剛大学仏教文化研究所
  発行所　　国書刊行会
  定価　　　本体8800円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー・352頁
  ジャンル　大乗起信論
  
  杏雨書屋（武田薬品工業によって

  設立された公益財団法人が運営する資料館）所蔵・羽田亨旧蔵の敦煌写本「大乗起信論疏」（擬題・撰述者未詳）の残巻が2011年に新出史料として公開された（『敦煌秘笈』）のを受け金剛大学仏教文化研究所にて行われた講読をもとに編集。解題として論文５本と、池田将則責任編集によって、起信論本文を掲げ、その下に杏雨書屋本の翻刻文を曇延疏本文と対照し、現代語訳もつける。欄外には翻刻注・校注を含む脚注。
  
  
• 東アジアの女性と仏教と文学
  
  タイトル　東アジアの女性と仏教と文学
  
  編者　　　張龍妹・小峯和明
  シリーズ　アジア遊学207
  発行所　　勉誠出版
  定価　　　本体2800円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ソフトカバー・333頁
  ジャンル　仏教文学
  
  2013年、北京日本学研究センターのシンポジウム「女性・文学・仏教」をもとに編集。19本の論文と8本のコラムを５つの章（女性と仏教の文学世界・女人の道心と修行・『法華経』と女人の形象・東アジアへの視界・近世近代文学の女性と宗教）にわける。
  
  
• 東アジアの仏伝文学
  
  タイトル　東アジアの仏伝文学
  編者　　　小峯和明
  発行所　　国書刊行会
  定価　　　本体14000円＋税
  （〒510円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー・832頁
  ジャンル　仏教文学
  
  2014年に立教大学日本学研究所主催で開催されたシンポジウム「日本と東アジアの〈仏伝文学〉と天竺世界」をベースに、26本の論文と8本のコラムを収録。東アジア・中国・朝鮮半島・ベトナム・日本・仏伝文学とその周辺の６つの章にわける。
  
  
• 京都　地蔵盆の歴史
  
  
  タイトル　京都　地蔵盆の歴史
  著者　　　村上紀夫
  発行所　　法蔵館
  定価　　　本体2000円＋税（〒180円）
  
  判型頁数　B６判・ソフトカバー・232頁
  ジャンル　民間信仰
  
  京都における地蔵信仰の歴史を数少ない史料から読み解き、近現代にいたる地蔵盆の歴史・現況とつなげたもの。フィールドワーク的な要素はあんまりありません。
  
  ※今年は町内会長を仰せつかっているので、地蔵盆の日は丸一日仕事になりません。町内の子どもたちのために、ええ大人が一生懸命とりくんでいる姿を見せることが、このよき伝統をつなげるものと信じるものです。
  
  
• 平成29年本願寺安居講本
  
  タイトル　観経玄義分窺義
  シリーズ　平成29年本願寺安居
  本講
  著者　　　森田真円
  発行所　　永田文昌堂
  定価　　　本体7500円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー函・373頁
  ジャンル　浄土真宗
  
  善導『観経四帖疏玄義分』の講読。序論として「善導大師当時の時代状況と仏教界」。
  
  タイトル　『浄土三経往生文類』の講述
  シリーズ　平成29年本願寺安居副講
  著者　　殿内　恒
  発行所　　永田文昌堂
  定価　　　本体7000円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー函・313頁
  ジャンル　浄土真宗
  
  親鸞『浄土三経往生文類』の略本と広本の原文と現代語訳、講述よりなる。底本は浄土真宗聖典全書２。巻末に本願寺本略本と興正寺本伝広本の翻刻テキストと論考として論文３本を載せる。
  
  
• 『大乗荘厳経論』「無量の章」講読
  
  タイトル　『大乗荘厳経論』「無量の章」講読
  
  副題　　　第�]�Z章「供養・師事・無量の章」の解読と解説
  　　　　　　付・サンスクリット校訂本の和訳と漢訳の書き下し文の対照テキスト
  シリーズ　平成29年本願寺安居副講
  著者　　　内藤昭文
  発行所　　永田文昌堂
  定価　　　本体6500円＋税（〒360円）
  判型頁数　A4判・ソフトカバー・342頁
  ジャンル　唯識
  
  第一部は大乗荘厳経論の構成・構造について他。第二部は第17章のきわめて詳細な講読。
  第三部に、自照社出版発行の『『大乗荘厳経論』第�]�Z章の和訳と注解』より梵文和訳と、新国訳大蔵経『大乗荘厳経論』より漢訳の書き下し文を対照して収録。
  
  ※著者は、自照社出版の『第�]�Z章の和訳と注解』に「『大乗荘厳経論の構成と第�]�Z章』」という論文を掲載されています。
  
  
• 善導大師著『般舟讃』現代語訳
  
  タイトル　善導大師著『般舟讃』
  現代語訳
  訳者　　　浅田恵真
  発行所　　永田文昌堂
  定価　　　本体1700円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ソフトカバー・165頁
  ジャンル　浄土宗・浄土真宗・中国仏教
  
  昨年の本願寺派の安居講本『般舟三昧行道往生讃（般舟讃）講読』から現代語訳と解説の部分を別刷りとしたもの。底本は本願寺出版『浄土真宗聖典全書一』。文科は柔遠『般舟讃甄解』による。
  
  
• 落語に花咲く仏教
  
  タイトル　落語に花咲く仏教
  副題　　　宗教と芸能は共振する
  シリーズ　朝日選書954
  発行所　　朝日新聞出版
  定価　　　本体1400円＋税（
  〒180円）
  判型頁数　B６判・ソフトカバー・218頁
  ジャンル　仏教文学・仏教教養
  
  『おてらくご』・NHK『落語でブッダ』の著者による書き下ろし。芸能の発生を宗教面でとらえるだけでなく、宗教と芸能の相互発生を確かめつつ、その両者（仏教側からは法要・説教・説法、芸能側からは伎楽・能楽・文楽・歌舞伎）が落語というかたちで接合していく展開と、落語に秘められた仏教の教えについて説く。巻末に著者と笑福亭松喬師匠による新作落語「お座参り」を収録。
  
  

• 7月17日　今月上旬の情報
  

• 現在、フェイスブックにて新着図書を紹介しておりますので、 新刊情報はそちらでもご覧になれます。
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• 新刊書目、古書書目は、ネットでご覧いただけます。
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• 5月までの新着情報で送料が460円としたものは、510円とみなしてください。
• また、350円としたものは450円とみなしてください。
  
• 新着情報は、m. ではじまる、フェイスブックのスマホ向けページにリンクしています。フェイスブックにアカウント持っていなくても、見やすい仕様です。
• また、今月から同一情報をこのページにコピペしておくようにしました。
• 更新を３週飛ばして申し訳ありません。今週から新刊の入荷がつづきますので、来週は更新できそうです。
  
• 都議選の結果ぐらいでぐらつくような政権ではないようにも思いますが、後ろから大将に大砲を打ち込むお友達が続きそうなので、内閣改造直後を切り抜けられるかどうか。。。
• ローゼン閣下かゲル閣下、ウォームアップ始めてますが、ローゼン殿はフライングしすぎかな。
• アベ閣下と呼ばれないのは、陛下を僭称したかったか、殿下と呼ばれたかったからではないか？晩年に「でんでん」の愛称が生まれましたけど。。
• 前川喜作という人は、傑出した人物のようで、中曽根弘文の礼讃文を読めば、並み居る教育者や宗教者どころではないのがわかります。まるで仏典に出てくる長者のようです。
• もちろん、叩き上げじゃない政治家なんて歯牙にもかけないでしょう。こんな祖父に見守られているなら、ちょっとやそっとじゃ旗を下ろすわけはありません。
  
• 100分de名著「維摩経」、テキストは売り切って、入荷待ちです（いつになるかは不明）。また、再放送してください。
• きょうは、さきまつり。テレビで1100年続いた祭、といわれると「あれっ？」ってなりますが、応仁の乱後の祇園祭から、今の祇園祭が出来上がったという思い込みのせいでしょうか。
• また、ただしくは祇園祭でなく「祇園会」「祇園御霊会」、神社は八坂神社でなく「祇園社」、祀る神はスサノオでなく「牛頭天皇」です。
  

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• 日本天台教学論
  
  タイトル　日本天台教学論
  副題　　　台密・神祇・古活字
  著者　　　水上文義
  発行所　　春秋社
  定価　　　本体9000円＋税（〒180円）
  
  判型頁数　A５判・ハードカバー・383頁
  ジャンル　天台宗
  
  1986年から2016年にかけて発表した論文19本を収録。前著『台密思想形成の研究』に収録されなかったものをまとめたもの。天台密教の諸相（11本）・台密の図像（2本）・山王神道（3本）・近世初頭の天台宗と古活字（3本）の４篇にわける。
  
  
• 2017年大谷派安居講本
  
  タイトル　『蓮如上人御一代記聞
  書』試論
  シリーズ　2017年安居本講
  著者　　　大桑　斉
  発行所　　東本願寺出版
  定価　　　本体4000円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー・247頁
  ジャンル　浄土真宗
  
  『蓮如上人御一代記聞書』がどのように書き留められ、編集され、出版され、読まれたのか、を述べる序説と、各条に現れる教義上の要語がどのように蓮如の教えを伝えているかを分析する本論と、清沢満之の本書の理解を論じる終章よりなる。
  
  タイトル　『後世物語聞書』聴記
  シリーズ　2017年安居次講
  著者　　　木越　康
  発行所　　東本願寺出版
  定価　　　本体3500円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー・177頁
  ジャンル　浄土真宗・浄土宗
  
  浄土宗の僧・隆寛律師の作とされ、親鸞が重視した『後世物語聞書』の本文（ひらがな文）と現代語訳と解説。底本は専修寺蔵定専書写本。巻末に片カナの翻刻文を収録。
  
  
• タミル古典学習帳
  
  タイトル　タミル古典学習帳
  副題　　　『パットゥパーットゥ
  （十の長詩）』訳注研究
  英題　　　an Annotated Translation of Pattuppattu
  シリーズ　インド学仏教学叢書19
  著者　　　高橋孝信
  発行所　　山喜房
  定価　　　本体5000円＋税（〒180円）
  判型頁数　B５判・ソフトカバー・225頁
  ジャンル　インド文学
  
  ３世紀にタミル語で書かれた詩文集「十の長詩」の前半５編について、原文・英語訳・日本語訳（タミル語の語順を守る逐語訳）。底本はUVS版第四版。
  
  ※タミル語といえば、大野晋が日本語の先祖語としたことで有名。語順や単語が似ているだけ、ということで今は省みられていないように思いますが。
  
  ※※花・植物、動物・昆虫、楽器などが比喩に用いられていて、豊な南インドの風景が眼の前に広がる詩です。
  
  
• テーラワーダ仏教の比丘戒律

  タイトル　テーラワーダ仏教の比丘戒律
  副題　　　パーティモッカ条文の略訳と解説・別住行法
  訳・編纂　落合隆
  発売所　　中山書房
  定価　　　本体1300円＋税（〒180円）
  判型頁数　230×170・ソフトカバー・139頁
  ジャンル　戒律・上座仏教・タイ仏教

  タイのサンガで試験用に用いられているタイ語の教科書『ナワコーワート』の前半部分”Vinaya Pannatti”の日本語訳と注釈。さらに、副読本より内容に関する問答の日本語訳を付ける。また、タイ語の律解説書”Ariyawinai”より”Vutthana Vidhi”　別住行法（僧残罪からの復帰行法）の日本語訳も後半部に収録。

• 三国伝来　仏の教えを味わう
• タイトル　三国伝来　仏の教えを味わう
  副題　　　インド・中国・日本の仏教と「食」
  監修　　　花園大学文学部
  発行所　　臨川書店
  定価　　　本体2100円＋税（〒180円）
  判型頁数　B６判・ソフトカバー・206頁
  ジャンル　仏教教養
  
  2016年、花園大学「京都学講座」の講義内容６本を文字起こししたもの。
  ・ブッダの食生活【原始仏教の律をもとに食事について解説】（佐々木閑）
  ・一日不作、一日不食【中国仏教での食についての戒律を解説】（柳幹康）
  ・何時やるか、いまでしょ【道元の典座教訓をもとに解説】（中尾良信）
  あと３篇は写真入りのコラムとして収録。点です。
  
  
  
• 陀羅尼思想の研究・陀羅尼の世界
• タイトル　陀羅尼思想の研究　新装版
  著者　　　氏家覚勝
  発行所　　東方出版
  定価　　　本体3500円＋税（〒180円）
  判型頁数　A５判・ハードカバー・195頁
  ジャンル　密教
  
  タイトル　陀羅尼の世界　新装版
  著者　　　氏家覚勝
  発行所　　東方出版
  定価　　　本体2000円＋税（〒180円）
  判型頁数　B６判・ハードカバー・234頁
  ジャンル　密教
  
  昭和52年、59年初版のもの。経典の中にある陀羅尼が初期大乗から密教へと発展・展開する中に、大乗仏教における陀羅尼の意義と、そこから発展する密教における陀羅尼思想の展開をみる。