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10月になって




10月になると一段と涼しい日が多くなり、暑く感ずる日は殆ど無くなった。

ス-パ-に出かけても暑さから逃れ涼みに来る人が少ないので、夏のように、ス-パ内の人の数も少なくなってきている。

夜にもなると鈴虫の音が涼しげに聞こえてくる。窓の外に満月が見られるようになった。

いつのまにか稲穂も黄金色の穂が一面となり、もう秋だという実感が湧いてくる。

次第に紅葉も見られる事にもなるが、最盛期は多分例年の様に11月になるだろう。

日本の政界では民主党 自民党の総裁選挙が終わり民主党は野田氏が首相で続投、幹事長も輿石 氏がそのままである

一方の自民党は総裁には阿部氏がなり、次点の石破氏が幹事長に就いている。

日本の政界再編成と同様に、アメリカ大統領選も次第に熱が帯びてきている。

民主党オバマと統領と共和党のロム二-候補との間の最初の討論会はでロム二-氏の方が優勢だったと報じられている。

三回の論戦が終わって後の二回の論戦はオバマ氏が優勢と伝えられているが,僅差の接戦が続いている。

日本では民主党野田首相と自民党総裁阿部氏との間の争いとなるが、両国とも本格的な政権争いはこれからの事である。

IMF総会と世界銀行と一緒に毎年秋に催され 今年は日本の東京で開催されることになっていた。

中国は尖閣諸島問題で日本に抗議するため欠席している。

新聞の解説にもあるよう、国際司法裁判所で判定してもらい、判決には必ず従うという慣例がつくられ守られれば、

領土問題による戦争はなくなることとなる。

シリア騒乱は依然として続いており、政府軍がトルコ領土に砲弾を発射し死傷者が出ている。

トルコ軍がシリア領内に入り攻撃を防ごうと進駐している。シリア情勢は泥沼化している。

今年のノーベル生理学・医学賞が8日に発表され、連日の新聞 テレビ 雑誌などで山中伸弥教授が話題になっている。

山中伸弥教授はiPS細胞(=人工多能性幹細胞)の生みの親である

京都大学「iPS細胞研究所」所長の山中伸弥教授(50)とケンブリッジ大学のジョン・B・ガードン教授と一緒に2人が選ばれた。

 ヒトの皮膚細胞から筋肉や血液など様々な組織や臓器に成長できるiPS細胞に関する研究が評価されての共同受賞となった。

2人は09年、ノーベル賞の登竜門といわれるラスカー賞も共同受賞している。

12日には2012年のノーベル平和賞を、第二次大戦後、長期にわたり欧州大陸の平和を維持し、欧州の統合で歴史的役割を果たした

欧州連合(EU)に授与すると発表された。

 27ヶ国が加盟するEUは創設以来最悪のユーロ債務危機を抱え、欧州分断が懸念されている。

ノーベル賞委員会は、EUに賞を授与することで、その重要性を改めて強調した形になっている。

 ノーベル賞委員会は授賞理由について、「EUは欧州を戦争の大陸から平和の大陸に変革させる重要な役割を果たした」と説明している。

EUとその前身が60年以上にわたり、欧州の平和と和解、民主主義や人権の進展に貢献したことを評価した。

ノ-ベル賞の 授賞式は12月に、スウェーデン・ストックホルムで行われる。

EUは欧州が一つの連合体になってお互い仲良くなり 戦争の連続だったヨーロッパに平和をもたらしたことは大変貴重なことである。

EUと同様のものがアジアでも出来て良いことだ。

現在日本は強烈なアメリカの志向によって、実現されそうもないが,EUと同じようなものがアジアで有っても良いことで、是非作るべきだ。

その他同様にアメリカ大陸 アフリカ大陸でも有って良いが余りにその情報について聞くことが少ない。

それぞれの地域連合が集まって、世界連邦が作られることである。(世界連邦運動)

湯川秀樹等が初めて言い出してから久しいことである。

この運動にはバートランド・ラッセルアルベルト・アインシュタインアルベルト・シュバイツァーウィンストン・チャーチル湯川秀樹などの

ノーベル賞受賞者が賛同している。

そして、現在まで名前を変え続いているようだ。

10月下旬になると涼しさから寒さを感じるようになり、突然の石原慎太郎東京都知事の辞職には大変驚いた。

晩節を汚すようなことになってほしくないのだが。

彼の主張は過激で、第二次大戦時あの苦しみを経験しておられないのかと不思議に思える。

戦争を体験した世代が少なくなってきている。

世の中次第に強硬な主張を唱えられる人たちが多くなってきているような感じをうけるように思う。

アメリカ大統領選挙が11月6日の投票日までどちらが勝利するかによって、世界の情勢も変わることだろう。

アメリカは世界に対し影響力を依然として持ち続けており、日本はアメリカの衛星国に成り下がってしまっている。

沖縄の基地問題 強硬なオスプレイ配置を見れば明らかである。

案の定に日本の自衛隊がオスプレイを買うようなことが言われ出している。

値段は100億円もするようだ。情けない日本の現状で゜ある

自民党政権時代に首相が変わるたびに、参勤交代で、アメリカ詣が行われ続けていた。

少なくとも民主党政権ではそれがない。

アジアの近隣諸国と仲良くして、EUのような東南アジア連合体を作って、アメリカと同等に交渉出来る国になってほしいものである。



戦争を知らない子供たち(動画)





戦争を知らない(動画)




坊や大きくならないで(動画)




愛する人に歌わせないで(動画)



佐々木貞子の物語(動画)






米海兵隊の輸送機オスプレイが渡り始めた
岩国基地から、沖縄の普天間飛行場へ







平成24年10月2日の天声人語よりの引用

各地の水辺で旅鳥(たびどり)が観(み)られる季節である。

北国で繁殖し、日本を経て越冬地に南下する渡り鳥で、チドリやシギの仲間が多い。

国内でひと夏、ひと冬越す鳥たちに比べ、どこかお客さんのよそよそしさがある

▼陸揚げされた岩国基地から、沖縄の普天間飛行場へ。

しばし休んで飛び去る旅鳥のように、米海兵隊の輸送機オスプレイが渡り始めた。


台風をやり過ごし、いよいよの「実戦配備」である

▼住宅地にあり、世界で最も危険とされる基地に、墜落が続く新型機がたむろする。

日本を守る約束には「沖縄を捨て石に」のただし書きが付いているかのよう。

「頭に落ちてくる可能性があるものを、誰が分かりましたと言えますか」。

県知事の怒りは当然だ

▼軍用機に求められるのは、様々な「強さ」だろう。

下界の平穏は、乗り心地や騒音と同じく二の次、三の次だ。

日米両政府の安全宣言ひとつで、「安心」になるわけではない

▼オスプレイの沖縄投入の背景には、中国の軍拡という要素もあるやに聞く。

尖閣諸島をめぐる緊張と、かの国のあけすけな圧力は、安全性に対する心のハードルを引き下げた感がある。

少し危なっかしくてもという「甘え」が、本土の国民になかろうか

▼すぐ西には尖閣の島々、台湾海峡、中国本土。

きな臭い東シナ海に、同じ臭いの渡り鳥が飛来し、有事の空気はさらに濃い。

これを吸わされるのも沖縄の民だ。


安保の負担に加え、外交のツケまで回され、日本という国に愛想が尽きても不思議はない。




沖縄の基地による負担は日本本土の比ではない。戦時中の沖縄戦 それに続くアメリカの占領時代

そして日本復帰後も大きな負担は続いている。

今回も又オスプレインが普天間基地に到着した。騒音はヘリコプターの比ではないようである。

市街地の上空を通る騒音はひどく、何時事故で墜落するかもしれないと思いながら日々を暮らす島民のことを

考えれば気の毒である。

何故沖縄にオスプレインが必要なのか根本的に考える必要がある。

有事の際に必要だとするならば、まず有事を作らないような努力が必要だ。

もう力で押すような時代ではないと思っている。

第三次大戦が勃発すれば人類が地球上から滅亡する時でもある。





ダビンチの名画「モナリザ」の、若き日の姿を描いたような絵がある
先ごろ専門家が「これもダビンチの作」と鑑定した





平成24年10月3日の天声人語よりの引用


昭和が薫る名言「男の顔は履歴書」は、「女の顔は請求書」と続く。

それなりの容姿を保つには金がかかる、という意味だろう。

美顔エステやサプリメントは「10歳若く」などと宣伝するが、時を戻すのは重力に逆らうより難しい

▼ダビンチの名画「モナリザ」の、若き日の姿を描いたような絵がある。

先ごろ専門家が「これもダビンチの作」と鑑定した。


すなわち時は戻り、ルーブル美術館にある至宝は「連作の2枚目」ということになる

▼この絵は1913年、英国で見つかった。

発見地の名から「アイルワースのモナリザ」と呼ばれ、ここ40年はスイスの銀行が保管中。

実は6月まで、日本での美術展で公開されていた

▼二つの美顔は造作がそっくりで、ポーズも同じだ。

デジタル解析、炭素による年代測定の結果、巨匠自身が同じ女性を約10年前に描いたもの、と判定された。

未完の背景は筆致が異なり、別人が描き足したらしい


▼疑問もある。

モナリザはポプラの薄板に描かれたが、若い方はダビンチには珍しくカンバスの上でほほえむ。

髪形まで一緒なのに細部の仕上げが違うとして、模写と断じる識者もいる。

筆者も「初対面」での違和感、つるりとした気味悪さを拭えないでいる。

魔性の若さである

▼思えば、これほど「消費」されてきた絵もなかろう。

まねされ、盗まれ、日本にも来た。

研究論文、関連商品、パロディーのたぐいは数知れず、今も話題を提供し続ける。

5世紀分の「微笑代」を請求したいに違いない。




ダヴィンチのモナリザは有名で広く知れ渡っている。だが同一の人物を若い頃に 若い姿の同一人物を同じポーズで

書くとは信じがたい。てせも専門家は本物だと鑑定いているようだが、少し出来過ぎているように思う。

贋作だと思うのだが, ロマンが消え 謎が増えた方が夢が有る。





運転免許こそ要らないが、自転車は道路交通法にしばられる






平成24年10月6日の天声人語よりの引用

 自転車をこぐのは、20歳くらいのお嬢さんだった。

コンビニのおにぎりを左手でほおばる合間に、右手がスマホをいじっている。


四肢と五感を総動員した「曲乗り」である。

歩行者をはねる勢いはないけれど、ふらつく本人が誰より危ない

▼マイカーがなく、街歩きが趣味の当方、自転車はいつも強者と映る。

歩道で身の危険を感じるのは、高速でのすり抜けだ。

こちらは若い男性が多い。


運動神経に感心する前に、常識を疑ってしまう

▼運転免許こそ要らないが、自転車は道路交通法にしばられる。

昨年摘発された信号無視などの違反は4千件に迫り、5年前の約7倍、今年はさらに4割増しのペースという。

警察庁は、悪質な違反者への安全講習を検討し始めた

▼マナーやルールの徹底とは別に、人を自転車から守り、自転車を車から保護する早道は、専用道や優先レーンだろう。

街を安全にする公共事業は歓迎だ。

「自転車天国」のオランダで車を走らせた経験からすると、交通の分離でドライバーも楽になる

▼駐輪場や都市型レンタサイクルは増えたが、走る環境が整わないと勇んで乗る気にならない。

エコと健康に資する利器をのけものにしないよう、皆で知恵を絞りたい。

この乗り物、悪役は似合わない

▼〈あまりにも落葉の美しき歩道にて路肩を選(え)りて自転車を漕(こ)ぐ〉後藤正樹。

まずまずの日和(ひより)に恵まれそうなこの連休、ペダルを踏み込み、しばし秋風と遊ぶのもいい。

きらめく季節を頬(ほお)に、はずむ命を靴底に感じながら。




自転車によっての被害はもっとある。注意せずに車道で自動車にぶっかっり転倒して怪我をしても自動車の方が悪く

自動車は高い罰金を支払わねばならない。

歩道で後ろからス-と近ずいてくる自転車にはひやりとする事もある。

歩道 自転車道 車道のすみ分けによる交通分離が是非必要だ。

自転車事故防止を推進するために三者の通路は絶対に必要だ。

老人になると転倒でもすると大変なことになる。

重症化するので老人は自転車は極力乗らない事が必要て゛ある。

杖代わりに、自転車を押しながら歩いている方がよく見かけることがあるが良いことと思う。






山中伸弥京大教授(50)のノーベル医学生理学賞である





平成24年10月9日の天声人語よりの引用


「日本代表」は五輪やW杯だけではない。

連休中、テニスの錦織圭選手は母国でツアー2勝目をあげ、パリの凱旋門賞に挑んだオルフェーヴルは首の差に泣いた。

そして、山中伸弥京大教授(50)のノーベル医学生理学賞である

▼教授が先駆けた「iPS細胞」はあらゆる人体組織となり、再生医療の切り札と期待される。

ご自身が「まだ一人も助けていない」と謙遜した通り、いわば現在進行形の発明だ

▼自分の皮膚から作った細胞で、臓器を治せる日が来るかもしれない。

山中さんには、難病の患者や家族から激励と相談が絶えないと聞いた。

「待つ人」の存在はありがたくも、身が引き締まる思いだろう

▼同僚のチームはマウスのiPS細胞から卵子を作り、子を誕生させた。

万能細胞をめぐる日進月歩を、山中さんは冷徹に見守る。

今は京大iPS細胞研究所の初代所長として、倫理面など、ほやほやの技術の管理にも関わる立場となった

▼お見かけする限り近づきがたさはない。

白衣より小じゃれたジャケットが似合う、ナイスミドルの趣だ。

19歳で芥川賞を受けた綿矢りささんが、苦節何年の風情から遠かったのを思い出す。

「らしくない」人の栄誉は、清新でいい

▼この賞も、ゴールではなく新たなスタートだろう。

道を究めれば、一人の医者が一生かけて救える命の、何倍もを救える。

まだ見ぬ功績は「日本代表」の域を超えて、人類史に刻まれるかもしれない。

未来につながる「現役の頭脳」の快挙を、ともに喜びたい。




IPS細胞が将来多くの人を救うことが出来る手段を山中教授は見つけた。

色んな事に利用される道は残っている。

命を救う道はこれだけでないことは古くから知っている。

長崎広島などのように 原爆によって生きた人を殺さないようにすることである。

原発も然りで、 戦争で多くの若い元気な人の命を奪っていった。

そのことがすっかり忘れられ、世の中が再び戦争への道を歩んでいるのではないかと思う節がある。

改めて考えてみたいこととして、元気な人を多勢殺さないことは、難病の人を救うと同じくらい大切なことである。

人間はIPS細胞で難治の人たちを救おうとしている一方で原爆 原発でもって大勢の人たちを殺している矛盾した存在である。




わが国での開催は48年ぶりとなる
国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会だ





平成24年10月11日の天声人語よりの引用

わが国での開催は48年ぶりとなる。

国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会だ。

14日まで、188カ国の財務相や中央銀行総裁らが世界経済のあれこれを論じ合う

▼約2万人が来日するこの祭りに、中国はトップを送らず、大手銀行も欠席させるという。

尖閣の一件を理由に、日本に恥をかかせる腹なのか。


あらゆる機をとらえての意趣返しは、体ばかり大きい子どもを思わせる

▼IMFは世界の成長見通しを引き下げた。

ユーロ危機は長引き、日米の財政難は変わらず、新興国の勢いにも陰りが見える。

こんな時こそ協調が必要なのに、大国の自覚はないらしい。


せっかくの場をプロパガンダに使う粗雑さは、未熟な国内市場とも重なる

▼中国では日本車の販売が失速した。

9月はトヨタが去年の半分、日産やホンダも約4割の減で、ドイツや韓国の車が売れている。

政府が不買を容認し、性能や価格で選ばれるべき商品が憎悪の的になる。

悲しいかな、これが「世界一の新車市場」の現実である

▼報復を案じてか、日本ツアーの解約も続く。

心配ご無用、少数の嫌がらせはあったが、五星紅旗も中華街も安泰だ。

国柄や民度に触れるまでもなく、それが世界の常識というものだろう

▼経済規模で世界2位とはいえ、その源泉である13億人の所得格差は広がり、民主主義なき発展の矛盾は覆いようもない。

官民あげての「愛国無罪」も、国際社会の評判を落とすだけである。

とりあえず「大人の所作」を覚えよう、と難じておく。




IMF総会の欠席が尖閣諸島が問題とするならば 日本が今国有化する必要があったのかどうかも反省すべきことである。

東京都の石原慎太郎の言動を見れば、中国が怒るのも一理ある。

戦中、子供の頃「チャンコロ」と言って侮蔑の言葉を知らず゛に自然使っていた。

今では「支那」という人は誰もいない。

ほとんどの人たちは「中国」と言ってるが、石原慎太郎氏は「支那」の言葉を使用し続け話されている。

話し方も横柄である。

公人である東京都知事としてふさわしくない。

「中国」と言うべきことだろうと思う。

中国旅行した時に日本人が一定の特別な地域に住んでいるとのガイドが話されていた。

特権階級層にいるような感じだった。

そのような反動も今回の問題を複雑化しているのではないだろうかと思う。

仲良くするには相手の目線で対話する大切さを日本人は忘れてはいないだろうかと思う。

この事は同じくアメリカにも、対日本に対しての態度に通じていると思う。

アメリカには同等に話すこと出来ず マスコミも中国に対する論調とは違って

遠遼しながら 又は避けている節が見られる。残念だ。

中国も アメリカに対しても同じ目線で主張すべきことは主張してほしい。

「大きい図体したアメリカが何故に小さな沖縄基地でオスプレイの練習するのか アメリカでもっとしっかりと練習すべきて゜

沖縄配置の理由が不明のままで゜あるのは疑問だ。日本国民も納得しない。これでは日本を子供扱いしている」との記事は見ない。






東京の世田谷区で、元警察官の男(86)が向かいに住む女性(62)を
日本刀で殺害し、自ら命を絶った





平成24年10月12日の天声人語よりの引用


くたびれる夜勤で、ストレスのはけ口にされては駅員もたまらない。

昨年度、鉄道職員への暴力行為が過去最多となった。

危ないのは酔客が交じる夜である。

統計に表れない客同士のトラブルは、その何倍もあろう

▼しかも、車内の怒鳴り合い、つかみ合いの沸点が下がっているようだ。

肩が触れ合う空間には、かんしゃく持ち、気配り下手、仕事でしくじった人もいる。

許容の物差しは各様で、ささいな言動があらぬ化学反応を起こす

▼思えば、都会そのものが巨大な満員電車のようなもの。

軒を接し、壁を隔てて多数が暮らせば、気に障ることもあろう。

物音、臭い、習慣、立ち居振る舞い。


大概は互いの気遣いで収まるが、ひとたび顔を見るのも嫌になると、火薬はたまるばかりだ

▼東京の世田谷区で、元警察官の男(86)が向かいに住む女性(62)を日本刀で殺害し、自ら命を絶った。

二つの家に挟まれた細い路地では、植木の世話やゴミ、猫の餌やりを巡ってもめ事が絶えず、警察が駆けつける騒ぎもあったという

▼都市生活には近隣トラブルがつきものだ。

東京、大阪といった「揺れのひどい大型車両」には、爆発寸前の関係も潜む。

近所が間に入るなりして、火薬を抜くしかない

▼「仲よき事は美(うつ)くしき哉(かな)」「君は君 我は我也(なり) されど仲よき」。

ごろりとした野菜に添えた武者小路実篤(むしゃこうじ・さねあつ)の画賛を読み返す。

人は感情に動かされるが、それを制する理性も併せ持つ。

実篤が好んだ南瓜(かぼちゃ)でも食し、心の火種を自ら除いておきたい。




ストレスが溜まると人に当たり、ストレスを発散するのも一時的に身体に良いのかもしれないが

結果的に人を殺すようなことになれば全く反対になっている。

ささいな心の問題が喧嘩になりさらには戦争にもなりかねない。

「仲よき事は美(うつ)くしき哉(かな)」「君は君 我は我也(なり) されど仲よき」。

誰かの言葉にも「ならぬ堪忍 するが堪忍」という言葉もあるように中の良いことは一番良いことであることには間違いない。






iPS細胞の「実用」で騒がせた森口尚史(ひさし)氏(48)である。





平成24年10月17日の天声人語よりの引用

売名が目的なら、ずいぶん安く売ったものだ。

いや、高くついたというべきか。

iPS細胞の「実用」で騒がせた森口尚史(ひさし)氏(48)である。

「気鋭の学者」だったのは1日だけ。


氏は手柄話の大半を虚偽と認め、たちまち怪人の扱いとなった

▼山中伸弥教授にノーベル賞をもたらした万能細胞を、いち早く治療に使ったとすれば医学史に残る出来事だ。

読売新聞が1面トップで報じ、共同通信が追いかけ、配信先の地方紙やテレビ局が伝えた

▼うそと分かり、各社はおわびや検証に追われている。

記者会見では、質問というより詰問の矢がぶすり、ずぶりと、しどろもどろの藪(やぶ)に突き刺さった。

手術は6回ではなく1回、私は見学しただけ、証明は難しいと、発言は後退を続ける

▼いずれボロが出る作り話を堂々と語ったのはなぜか。

世間の関心は「治療」のてんまつより、森口氏その人に移りつつある。

氏の研究には国も助成しており、後始末が大変だ


▼多くの難病患者と家族が、iPS細胞に希望をつないでいる。

だが、ここで拙速に流れては新技術に傷がつきかねない。

病床の思いを誰よりも知る山中さんだが、さらに研究を重ねて万全を期す方針という。

雑音に動じず、先を急いでほしい

▼それにしても、待つ人の渇望、待たれる者の重圧や覚悟にお構いなしの、はた迷惑な一人芝居を見せられた。

森口氏に転職をお勧めした上で、有名大学の肩書、専門家の威光、何より「旬のスクープ」に弱い、我らメディアの習性を戒めたい。




とんでもない事の話題に新聞が飛びつくことに対し恐ろしさをも知った。結果論だが、森口氏の姿を報道写真で見て

こんな人がとの思いがある。

人を見て嘘をつく人かどうかを知る初歩的な事に対することが忘れ去られている。

業績の内容 外国でのといっただけでもって新聞社が騙されたのかと思えてくる。

裏付けを取るとの初歩的なことが、スクープ争いで忘れ去られていた。

山中氏の9回失敗しても1回成功すれば良い方だとの発言には「本まもの」の思いを感じる。

早く実用化への道が開かれ多くの人たちが救われることを願いたい所である。





他人のパソコンを遠隔操作し、殺人予告などを送信させた「真犯人」から
手口や目的を詳述した犯行声明である








平成24年10月18日の天声人語よりの引用


捕まらない自信があるのだろう。

人のパソコンを遠隔操作し、殺人予告などを送信させた「真犯人」から、手口や目的を詳述した犯行声明である。

東京の弁護士と放送局に届いたメールには、犯人だけが知り得る事実が含まれていた

▼この人物は、事件で逮捕された4人に「巻き込んですみません」と謝る。

一方、警察と検察には「あそんでくれてありがとう」とふてぶてしい。

望み通り、捜査当局に「ネット冤罪(えんざい)」という恥をかかせた形である

▼逮捕の決め手はいずれも、インターネット接続時に残るIPアドレス、いわばパソコンの指紋だった。

ネット犯罪では、これの特定が犯人に迫る早道とされるが、犯行現場に他人の指紋を残せるとなれば、サイバー捜査のイロハが揺らぐ

▼逮捕時は否認したのに、訴え空しく動機まで「自白」した人もいるらしい。

「動かぬ証拠」をもとに、またぞろ密室で強引な調べがあったのではないか。

体は拘束を解かれても、心の傷はなお残る

▼ネットの闇には、面白半分に腕試しをしたがる狂気が潜んでいる。

乗っ取りウイルスの主も、そこそこの手練(てだ)れなのだろう。

そして、己の愚行が誰かの人生を狂わすことに想像が及ばぬ、高慢な未熟者に違いない

▼誤認逮捕で人権を侵し、時間と血税を無駄に使った警察は、まなじりを決して逆襲するしかない。

この手のモンスターが野放しでは、おちおちクリックもできない。

愉快犯の続発を防ぐためにも、うぬぼれの仮面をはがし素顔を拝みたい。





遠隔操作はPCの世界だけではなさそうだ。犯人にされた人は大変気の毒なことである。

PCの世界だけでなく実際の人間関係の中でも遠隔操作は行われていると思い考ている。

ずるい人間が編み出すテクニックで、あたかもある人間を重要な地位に上らせ遠隔操作で自分の思い通りに

しているような人間もいる。又全く関係ない人を恰も関係があるような術でもってすることがある。

その人はPCでのウイルスに感染したようなもので、操る人の思いとおりに操作されているような

ケースがよく見かける風景である。

被害に会うのは操作されている人間だけで、その本人が知らない間に色々なことが進行してしまっている。

裏で操作している人間はいつまでも元気なまま安全である。

PCに感染したような人が壊れても、又犯人は別の次の人をPC代わりにして、元気なまま生き残り活動して続けている。

警察 捜査などの犯罪とは無縁の世界のこととして、悪は続きつづいている。






沖縄で16日未明、米兵2人が女性を襲った疑いで逮捕された。





平成24年10月19日の天声人語よりの引用


その悔しさ、男は想像するしかない。

「トイレで泣くときは声を出しちゃいけない……ハンカチを口に当て、歯を食いしばる。

声を出さない泣き方も自然に覚えていった」。

24歳の時に見知らぬ男2人に暴行された女性の手記から引いた

▼沖縄で16日未明、米兵2人が女性を襲った疑いで逮捕された。

帰宅中の被害者に声をかけ、追いかけて物陰に引きずり込んだという。

通報を受けた県警の捜査員が、ホテルにいた2人を捕まえた

▼いずれも米本土の海軍基地に所属し、3日に来日して14日に沖縄入り、16日にはグアムに移る予定だった。

その数時間前だから、高飛びを逆算しての犯行らしい。

二重三重の卑劣である

▼言い間違いと思いたいが、森本防衛相は何度か「事故」と口にした。

正念場の日米同盟に無用の波風を立てる偶発事、そんな思いが胸の片隅になかろうか。

女性にすればむろん事故ではなく、己を消されるほどの悪夢だろう

▼それこそ事故続きのオスプレイを配備され、全県が怒りに燃えている折だ。

日米の政府は時局知らずの愚行と頭を抱えるが、ことの本質は出張兵の鈍感さではない。

米国が沖縄を、米兵が日本女性を、占領中と同じ目で見ているような現実にこそ、いびつな同盟の矛盾が凝縮する

▼婦人団体代表は「空に欠陥機、夜道に米兵」と嘆いた。

騒音から犯罪まで、基地の負担を狭い島に押しつける国策は、やがて日米関係をも損なおう。

沖縄の痛みを分かち合える想像力が、本土の側に問われている。




沖縄は未だに占領下に置かれているようなものである。

オスプレイもそうだが沖縄は未だに典型的な米軍の支配下にあることを示しているようなものだ。

なんとかならないものかとため息がでてくる。

鬼畜米兵と言っても過言でないような事件が連続的に起きている。

日本を支配下に置かないと現在の米国の維持が困難なのかと考えたりする。

1945年に終戦で現在は2012年である。 

70年近い年月が経っても変わらない。

今回EUがノ-ベル平和賞をもらっている。

同じくアジアでも東南アジア連合としてアジアが一つにまとまれば近隣との戦争は起きない。

そうなれば中国 韓国などとも仲良くなり戦争の脅威はなくなる。

日米軍事同盟も必要としなくなり、アメリカ大陸で米国もアメリカ連合を作って仲良くすればよい。

そして世界が連合同志がまとまり最後に世界連邦になれば人類にとってこんなに喜ばしいことはない。

軍需に回すお金を 、生活を豊かにする方面に回せば皆が幸福になっていくのにと考えるのだが。

EUの成功を阻止したい国は 金融経済大国アメリカなのだろうか?





駆け引きに終始する二大政党を見るにつけ、
いつにもましてまぶしいのは米大統領選だ




平成24年10月24日の天声人語よりの引用


さるジョーク集より。

「玄関の花瓶、ボクが割らないかずっと心配してたよね、ママ」「それで?」「もう心配しなくていいよ」――。

国会を乗り切れるか危ぶまれた田中法相が辞任した。

心配の種は消えたが、政権の信頼という「花瓶」は粉々だ

▼献金や暴力団絡みの傷を持つ田中氏は、法の元締に適さないばかりか、答弁力も不安視されていた。

国政より党内融和を考えてか、氏を重職に就けた野田首相も甘い

▼民主党の惨状には目を覆う。

解散怖(こわ)しで遅らせてきた臨時国会では、赤字国債、定数是正などの急務を片づけ、「近いうち」に信を問うしかなかろう。

自民党も策を弄(ろう)する時ではない。

席に着き、決めるべきは決め、言論で内閣を追い込むべし

▼駆け引きに終始する二大政党を見るにつけ、いつにもましてまぶしいのは米大統領選だ。

投票まで2週間、弁舌で鳴らすオバマ大統領に、共和党のロムニー候補が食い下がる。

両者の支持率は拮抗(きっこう)し、3回の討論会はどれも白熱した

▼最終回は外交がテーマ。

アラブの春から中国の脅威まで約90分、現職がさすがの安定ぶりなら、挑戦者も得意の経済に引きつけて反撃を試みる。

「ベスト2」の真剣勝負とは知りながら、つい永田町の「口べた」と比べていた

▼しゃべりは政治家の生命線である。

口だけでも困るが、わが国会が退屈なのは「ただの頭数(あたまかず)」が多いせいだろう。

論戦力における雲泥の隔たりを思えば、日米で佳境を迎えたベースボールの実力差など、無いに等しい。




日本の二大政党はまだまだお粗末の状態で,内閣改造し何日も経たないのに、もう法務大臣の交代がある。

論功行賞で支持している人に大臣席を与えた結果 ヤクザとの交際 外国人からの献金で答弁を逃げての交代となった。

何となく自民党時代を想起するような事態が起きている。

一方アメリカでは大統領選挙の接戦が報じられ 不思議なことに献金された莫大なお金が接戦地区で費やされている。

票の買収か?とも思われるくらいのお金が投入されているようだ。何故にそんなにお金がひつようなのかと。

11月6日が投票日で結果がどのようになるか 世界を左右するような大国であるので大変気になる。

アメリカらしからぬ州ごとの勝敗が何時ものような形で色分けされているのが不思議にも思える。





福島の原発事故でも、東電や政府の関係者が民事と刑事の双方で訴えられている





平成24年10月25日の天声人語よりの引用

「知る者は言わず、言う者は知らず」という。

物事を深く理解する人は軽々に語らない、との戒めだ。

世の地震学者は今、この言葉を呪文のように唱えていよう

▼3年前にイタリアで起きた地震で、直前に「安全宣言」を出した学者ら7人に、禁錮6年の判決が下った。

危険を十分に知らせず、被害を広げた過失致死傷罪。

求刑の4年を上回る厳罰である

▼一帯は当時、群発地震に見舞われ、不安が募っていた。

発生6日前、7人は「知る者は語れ」を期待されてリスク検討会に臨む。

結論は「大地震の予兆とする根拠なし」、防災局幹部は「安心して家にいていい」と踏み込んだ。

遺族会によれば、やれやれと帰宅した中から30人ほどの犠牲者が出た

▼死者309人、被災者6万人の現実は重いが、専門家は実刑に戸惑いを隠さない。

山岡耕春(こうしゅん)名大教授は「驚いた。

学者の責任を厳しく問えば、自由な発言や本音の議論を妨げる。

長期的には住民にも不利益では」と語る

▼口が災いの元では、学者たちは黙り、万一の備えが綻(ほころ)びかねない。

同じ地震国の住人として、科学の手足を縛るような判決には首をかしげる。

弁護側は「まるで中世の裁判」と控訴する構えだ

▼福島の原発事故でも、東電や政府の関係者が民事と刑事の双方で訴えられている。

被告席の背後にどっかと座る「安全神話」は、一片の安全宣言より罪深い。

再び神話に頼ることのないよう、原子力に携わる全員が口を開く時だ。

安全に関する限り、沈黙は「禁」である。



脱原発すれば放射能被害の憂いは完全になくなる。やろうとすれば幾らでも出来る。

民営化 経済的効率だけを求めていれば出来ることもできなくなる。

国民の直接生死にかかわることは経済効率だけ求めていれば何もできなくなる。

原発がなくとも産業は成り立っていた。風力 水力 熱エネルギ- 火力などを総動員すれば

原発はいらなくなる。何万年と放射能を出し続けるものに手をだし経済的効率求め出したのが

そもそもの間違いである。人間がコントロールできないものに手を出している。

原発神話は神仏から大きな罰が下されたと思っても良いことだ。






国政に戻る石原慎太郎氏の新党は、
「党」ぬきの凝った名前になるのだろうか。
霞が関との闘いはともかく、憲法の破棄、核武装、徴兵制といった超タカ派の持論を、
新党にどこまで持ち込むのか。






平成24年10月27日の天声人語よりの引用


 甘党から悪党まで、党のつく言葉は多い。

政党名に至っては増える一方だ。

自由民主党、公明党、日本共産党などの老舗は辞書にもあるが、多くは載る間もなく消えていく

国政に戻る石原慎太郎氏の新党は、「党」ぬきの凝った名前になるのだろうか。

なにせ母体となる「たちあがれ日本」の命名者である。

氏が閣下と尊ばれるネット上では、「石原軍団」「大日本帝国党」と党名談議がにぎやかだ

▼80にして起(た)つ。

「なんで俺がこんなことやらなくちゃいけないんだよ。

若い奴(やつ)しっかりしろよ」。

脚光が嫌いなはずもなく、うれしそうに怒る記者会見となった。

心はとうに都政を離れ、「やり残したこと」に飛ぶ

▼霞が関との闘いはともかく、憲法の破棄、核武装、徴兵制といった超タカ派の持論を、新党にどこまで持ち込むのか。

抜き身のままでは、氏が秋波を送る日本維新の会も引くだろう。

保守勢力の結集は、深さ広さの案配が難しい

▼政界は再編の途上にある。

旧来の価値観や秩序を重んじる保守と、個々の自由に軸足を置くリベラル。

競争と自立を促す小さな政府と、弱者に優しい大きな政府。

乱雑なおもちゃ箱のように、二大政党にはすべての主張が混在する

▼安倍さん率いる自民党など保守の品ぞろえに比べ、反対側、とりわけ「リベラル×小さな政府」の選択肢が寂しい。

今から再編の荒海に漕(こ)ぎ出すなら、この方位も狙い目だ。

もとは「泥船」からの脱出ボートでも、針路を問わず、漕ぎ手しだいで船の名が残る。




よくもまあ80歳にして超タカ派の石原氏が何を憂い東京都知事を投げ出して政界にのぞむのかが判らない。

最近では中国と尖閣諸島で東京都が買い取るとして、 結局国が買い取り中国との関係が冷え込む。

デモでもって進出している企業が大変な損害を被っている。youtube で見る言動は横柄である。

時代遅れもいいことを言い出している。 世界がグローバール化している時に日本がという日本優秀の言動は

通じない。地球に住む生物が仲良く生きなければならない時に、何を血迷ったのか 大切な知事職を投げ出して

することがあるのだろうか。

第一次大戦後疲弊したドイツの民衆の心をつかんでヒットら-が台頭してきて、結局ドイツを破滅に追い込んだが

本来のドイツ民族の勤勉さでもって現在EUを指導している。今年にEUはノーベル平和賞をもらっている。

日本でヒットラーが出るのか メルケル首相のような地味な指導者が良いのか、これから日本の国民の選択が問われている。






2年前の夏、参院選で自民党が勝って与野党の勢力が逆転した
その3年前の参院選では、自公が大敗して過半数を割った。
民主党はここぞとばかり、参院で首相の問責決議を連打して政権を揺さぶった






平成24年10月30日の天声人語よりの引用

2年前の夏、参院選で自民党が勝って与野党の勢力が逆転したとき、小欄でこんな言葉を引用した。

「もっともよい復讐(ふくしゅう)の方法は自分まで同じような行為をしないことだ」。

古代ローマの哲人皇帝マルクス・アウレリウスの金言である

▼その3年前の参院選では、自公が大敗して過半数を割った。

民主党はここぞとばかり、参院で首相の問責決議を連打して政権を揺さぶった。


ついに自民は下野の涙をのむ。

恨みつらみは分からなくもない

▼しかし立場が変わり、やられたらやりかえせと意趣返しに走るなら、幼いけんかと変わらない。

ここは器の大きさを見せてほしい。

そんな意味合いの引用だった。

ところが首相や閣僚の問責は繰り返され、きのう参院は野田首相に所信表明すらさせなかった

▼史上初のことといい、演説に対する本会議での代表質問もない。


なのに委員会の審議には応じるそうだ。

玄関は閉めて勝手口から入れる――首相のメンツをつぶしたつもりで、参院の存在を自ら貶(おとし)めていないか

▼これが前例になれば、参院には玄関など不要ということになる。

その先は参院不要論だろう。


当選後は6年間保証される身分が「良識」につながらず、解散のない安全地帯で政争にかまけては、世間の風は冷ややかになる

▼もっとも今は政権に吹く風の方がよほど冷たい。

野田首相もそろそろ通知表を国民からもらう覚悟がいる。

潔さは、政治家の器を測る大事な物差しだ。

政権に恋々とした目では、国の針路もよくは見えまい。



最近喧しく言われ出しているのが、政界の第三極の勢力がマスコミでやかましくいわれだしている。

新しく改正された小選挙制度は確か二大政党によって切磋琢磨し、競い合い政治を良くするといったことのように思う。

それが又再び第三勢力の結集 少数政党の集まりがささやかれ出している。

あの選挙制度を 選挙の仕方を変えたのは何のためだったのだろうか。?

中選挙区 大選挙区の方法で選挙した方が第三勢力を作るに適した制度ではなかったのか。

アメリカのように二大政党勢力が戦い政治を良くする方法が良いように思える。

選挙そのものにお金をかけない方法はネットでの投票できる制度を確立することだ。

投票率がぐ-んと上がり  票の買収による効果も薄れてくること間違いなしである。

政治にはお金が必要としなくなって、膨大な寄付金も必要としなくなる。


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