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11月になって
11月に入ると涼しさより寒さを強く感じるようになってきた。寒い日は暖房を入れるようにもなる。
10月の終わり頃からは虫の声も聴かなくなって来た。
次第に樹々が紅葉し、色とりどりの美しい風景を呈してくる。緑だった葉が次第に赤くに変わって行く景色は大変美しい。
秋が深まるにつれて徐々に寒さが増し、自然に厚着となる。
11月6日のアメリカ大統領選挙は投票日に近ずくにつれて戦いは熱気を帯びてくる。
11月初めに東南部にハリケ−ンが襲い オバマ大統領の対応が良くて支持率が上がっている。
日本の政局での野田内閣の支持率は組閣以来の低支持率であることが世論調査で判明した。
石原慎太郎の東京都知事を辞しての新党旗揚げもどうも色あせている。
齢が80歳では新鮮味に欠けることは当然のことで、彼のタカ派的な言動に秘めた恐ろしさを感ずる。
第三極の結集と言われているが、主義主張の違う人たちをまとまることは大変困難なことだ。
小選挙区制度が中選挙区制度に変わったのも、二大政党で競い合うことが眼目に有ってのことだったと思う。
それが今更に又第三極というのもおかしな話だ。
アメリカよりも優れた民主選挙が出来るような制度を作る必要がある。
アメリカ大統領選挙はオバマ氏が再選する。接戦と言われていたが結果的には大差がついているが、
全体の票数の差は前回よりはかなり縮まっている。
ロム二−氏とオバマ氏との主張の差ははっきりしている。
日本の国会が始まり 党首討論でもって自民党阿部総裁 民主党野田首相でもって野田首相が突然衆議院解散発言したのには
驚いた。
衆議院は16日午後の本会議でもって解散された。
この後の臨時閣議で「12月4日公示、12月16日投開票」を正式に決定、与野党は事実上の選挙戦に突入する。
衆議院本会議に先立って開催された午前の参議院本会議では、
特例公債法案や衆議院小選挙区定数の0増5減などを決める選挙制度改革関連法案などが相次いで成立した。
野田首相が党首討論で提案した定数削減については自民、公明が次の通常国会で実現することを受け入れ、
社会保障の国民会議立ち上げを含め首相が解散の環境整備としてきた課題には道筋がついた形だ。
選挙制度改革関連法案が成立しても、今回の総選挙には衆議院の定数是正は反映されず、違憲状態での選挙となる。
違憲状態の衆議院の定数是正がなされてからでも遅くはなかったのにと思う。
政治の世界は一寸先は闇といった状態である。その政治に国民は翻弄されている感じだ。
世界的にはイスラエルとパレスチナで再び戦闘が始まりイスラエルがガザに侵攻しようとしていて
ハマスもイスラエルにロケット弾が撃ち込まれ、市民が一番迷惑している。
何故に戦いが行われるのかが判らない。国連で゛もって大多数でパレスチナが国家として承認されている。
イスラエルとそれに アメリカが反対に回っている。
一部の人たちによって、自己の利益のために戦争が行われているのではないかと憶測している。
アメリカが第二次大戦後世界に覇権が及ぶにつれて、アメリカの意向が強く世界の情勢に及んで今日にいたっているようだ。
その事をを断ち切らない限り世界には平和は来ない。
アメリカの選挙戦で見る素朴なアメリカと、過激なアメリカの素顔を見るようで、何もアメリカが一番とは思わない。
金融資本制度が皆の生活に一番良いかどうかをも検討に値すると思う。
金融資本が世界を蝕んでいるようにも思えてくる。
竹島問題 とか尖閣諸島問題を見ていると領土問題が 争いから戦争に及んでいくことが想像される。
近隣が仲良くしていればこのような問題は起こらない。
まず近隣同志が争わない方法としてEUのような仕組みをアジアに構築することである。
日本は中国とも韓国その他、東南アジアの国々と固く結びつきEUのような関係を早く作ることにある。
勿論世界とも仲良くして貿易を推進することも大切である。
:現在喧しく言われているTPPはアメリカが主導でアジアに刃を貿易でもって突きつけているような組織である。
日本は追随せず、まずアジアの経済圏を構築する努力が必要で、アジが一つになればアジアで゜の戦争はなくなる。
朝鮮戦争 ベトナム戦争 カンボジア戦争など全てが国連の名のもとに、アメリカが主導して起こしている。
自国より遠い所ばかりて、戦争が行われいる。
最近では中東ではブッシュがイラク戦争を起こしている。これも自国より遠くて、戦争でもって軍需産業が盛んとなり潤う人たちを作った。
アメリカ近隣で戦争を起こすと、自国に被害わ及ぼす可能性が強いから起こさない。
それがアメリカの世界戦略のように素人は思えてくる。
アメリカは軍需産業が肥大化し戦争がないと経済が疲幣する国になっているのか。
早く世界が一つになって隣同士の国の軋轢がなくなる世の中に早くなることをを願いたいものです。
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「史上最低の大統領たちが最高に雄弁であることが判(わか)った」
負けていたらオバマ氏も、その仲間入りだったかも知れない
平成24年11月8日の天声人語よりの引用
洋の東西を問わず、有言実行の政治は難しい。
ケネディ元大統領のスピーチライターだったソレンセン氏が、歴代米大統領の就任演説をすべて調べて、こう皮肉っている。
「史上最低の大統領たちが最高に雄弁であることが判(わか)った」。
負けていたらオバマ氏も、その仲間入りだったかも知れない
▼むろんオバマ氏は最低の大統領ではないが、雄弁が独り歩きしてきた印象は否めない。
米大統領は2期目を任されてようやく一人前ともされる。
次の4年でアメリカをどう舵(かじ)取りするか、真価が問われることになる
▼人種も文化も多彩な3億人が暮らす国に、大統領選挙は4年に1度の求心力をもたらす。
人々は候補者に言葉を求め、胸に響く言葉によって連帯を深め合う。
「民主主義の祭り」と呼ばれるゆえんだ
▼しかし、今回は史上最悪の中傷合戦と言われた。
民主と共和、二者択一を迫る悪口(あっこう)のシャワーを浴びて米社会の分裂は深い。
勝利宣言で「激しい戦いは国を深く愛すればこそ」と語ったオバマ氏だが、祭りのあと、傷をふさぐのは容易ではない
▼オバマ氏の雄弁に戻れば、日本人の胸をゆさぶったのは「核兵器なき世界」だった。
もう次の選挙の心配がない2期目には、思った行動がしやすいという。ぜひ広島と長崎を訪れてもらえないか
▼就任前から「情けない大統領ならいくらでもいる。
真に偉大な大統領になりたい」と語っていた。
その願望も昨日の勝利で首がつながった。
雄弁という木にみのる果実を、見せてほしい。
アメリカ大統領には常にスピ-チライタ−がいたのかとがっかりする。自分の思いを自分の言葉で話さなければ
スピ−チがいくら立派でも小説や詩を聞くのと同じだ。作者が別人。
何時もの大統領選挙で感ずることは 民主党 共和党の地盤があることは時代に照らしおかしいことである。
何度選挙が有っても、共和党 保守 民主党 進歩のイメージは崩れない。
アメリカ国内の地域別にそのようになっているようで、常に変わらない。
これではアメリカが進んだ国だとのイメージは壊れる。
余程日本の方が政党政治として進んでいるのではないかと思う。
日本で゛は自民党だった県が全部民主党に変化してしまうことがある。
投票率はアメリカでの選挙であまり放送されないが、日本では必ずと言っていいほど選挙の後には投票率が示され
今回の選挙結果はかなり国民の信頼を得たものかどうかの基準とされている。
大統領選挙中の相手の中傷合戦は盛んだったようで、そのために選挙費用が莫大にかかったとは情けない国家の選挙だと
これで゜はがっかりする。 人間として中傷しい簡単に仲直りできるものだろうか。
こんなアメリカ政府に現在の世界がリードされていると思うだけでも空恐ろしい気がする。
今までイメージしていた、アメリカが民主主義の進んだ国といえるのかどうか。
一部の進歩した民主主義者をみて惑わされない方が良いようだ。
日本は、アメリカが見習うような本当の民主主義国家に前進させてほしいものである。
民主主義と全く関係のない、地盤(世襲制) 看板 カバンによる政治からは完全におさらばしてほしい。
潰瘍を持っている人が総理という激務が務まるのか大変しんぱいだ。
高名な宗祖と暴走大臣を並べるのも何だが、
田中真紀子文科相をめぐる騒動にも同じことがいえないか。
平成24年11月9日の天声人語よりの引用
月を指(ゆび)さしているのに、肝心の月を見ないで指ばかり見ている。
つまり、目の先のものにかまけて、ことの本質に目が向かない。
分かりやすいからか、似た例えは世界にあるようだ。
親鸞にも「汝(なんじ)なんぞ指をみてしかも月をみざると」のくだりがある
▼高名な宗祖と暴走大臣を並べるのも何だが、田中真紀子文科相をめぐる騒動にも同じことがいえないか。
非難の声は高く、野党からは問責決議の声も上がる。
だが政争の具にするばかりでは、指の先の月を見ないことになる
▼たとえば、大学を新設するプロセスも一般にはわかりにくい。
認可が下りる前から建物が造られて、募集のPR活動が行われる。
これを奇異に感じる人も多いのではないか
▼大学の設置認可制度の手引を文科省が作っている。
見ると、「新規参入のハードルは格段に低くなっている」「不認可とされる事例は極めてまれ」といった文言がある。
これでは乱立もやむを得なく思われる
▼そして今、総定員が進学希望者より多い全入時代である。
独自の試験をせずにセンター試験ですませ、中には学力審査がない大学もある。
仮に学生の頭数がそろえばいいという了見なら、学ぶ者のための大学か、経営者のための大学か、わからなくなる
▼迷惑きわまる真紀子台風だが、暴君キャラをあげつらって終わり、にはしたくない。
政治もメディアも、「文教ムラ」の空にかかる月を、一度よく吟味する必要があろう。
教育は国の基(もとい)だから、くすんだ月であってはいけない。
初めから認可有りの大学増設は大学の経営 儲けが先に有って本来の大学の機能である教育が
疎かになっている。教育が先か 大学の収入が先かが判らなくなってきている。
田中真紀子文科相の投じた一石は大変大きいと思う。これ一つ見ても組織だった官僚には大臣とてかなわないことがわかる。
目まぐるしく変わる大臣に何が出来るものかと官僚たちが思うのも 官僚に使われる大臣 議員の姿が浮き彫りになっている。
議員 大臣の役割はなんだろうと国民も気ずく良い機会を与えてくれている。
官僚の敷いた路線を大臣が踏みはずれば叱責されて一人ぼっちになることになる。
仕事が出来ない。置いておかれるだけで官僚たちは順調に昇進して給料も上がり 退職後は関連した組織に天下りして
そこで一生安泰に過ごせる。誰もが官僚になりたがる理由もわかってくる。
慣例を破る突飛なことは別として田中真紀子文科相の投じた一石は大変に大きいと思う。
習近平氏を次期トップに、誰が権力中枢で「前の長い衣」を着るのか。
胡錦濤国家主席は引退後の「院政」を画策するが、
それを前国家主席の江沢民氏が抑えにかかる
平成24年11月10日の天声人語よりの引用
むかし中国の裁断師は、高位にある人の服は、前を長くして作ったそうだ。
逆に、退官した人の服は前を短めにした。
高位の人は胸を張って、そり身になる。
だが失脚するとうつむき加減の姿勢になるから、それぞれに合わせて布を裁ったのだという
▼風刺の利いた俗話だろうが、4千年の王朝権力史が頭をよぎる、中国共産党の人事の暗闘である。
習近平氏を次期トップに、誰が権力中枢で「前の長い衣」を着るのか。
名うての中国ウオッチャーたちも見通すのは至難らしい
▼胡錦濤国家主席は引退後の「院政」を画策するが、それを前国家主席の江沢民氏が抑えにかかる。
高官の子弟グループ「太子党」も野心全開、あれこれ動いて抜擢(ばってき)を狙っていると伝えられる
▼交渉などの密室を英語でスモークフィルド・ルームと言う。
「たばこの煙が満ちた部屋」のニュアンスは隠微な権力争いにぴったりくる。
国民総参加だった米大統領選と、大きな落差を感じる人もおられよう
▼そして、権力は腐敗するという格言どおりの汚職がはびこる。
庶民の間に「幹部の四態」なる戯(ざ)れ歌があるそうだ。
「午前は車であちこち/昼はお皿がぐるぐる/午後はサイコロがころころ/夜はスカートがひらひら」(『笑う中国人』から)
▼内に腐敗と格差への不満を抱え、外には強面(こわもて)の膨張主義で押してくる。
共産党独裁にして資本主義を疾走する大国が、この党大会でどう舵(かじ)を切るのか注視したい。
論語の説く「遠き慮(おもんぱかり)」が日本の中枢にも欠かせない。
共産党支配国家でも資本主義顔負けの腐敗政治が行われている。
初心の頃はこうでもなかったと思うが,人間の性として資本主義から共産主義まで結局に行くつくところは同じなのか。
指導者層にもよるがアメリカ大統領選挙では激しい中傷合戦があり、大金がまかれて大統領が決まった。
中国では革命に貢献した指導者の子弟が優遇され、民衆の選挙なしにトップ層での禅譲が行われている。
国民の不満は大変大きい。尖閣問題でその不満を日本に向けすり替えている。
日本では自民党は三代目世襲子息が党総裁になり、民主党では国民の支持率が低い首相が采配を振るっているようだ。
自民党とのなれ合いでもつて急場をしのいで、選挙が行われそうだが
強面の石原慎太郎 橋下徹氏などが第三極として名乗りを上げている。支持する人たちがいるのかと不思議に思えてくる。
本当に政治家たちは国民の将来を見据え 政治をやっているのかと疑問視することが多い。
福島での原発事故の後始末がわからないのに、原発継続賛成の真意が判らない。
解散総選挙で落選が続出することへの強い懸念、ととらえられた
どじょう宰相こと野田首相への牽制(けんせい)でもあった
平成24年11月16日の天声人語よりの引用
少年時代に金魚を飼った思い出を、作詞家の故・阿久悠さんが書いている。
金魚が死ぬたびに庭の土を掘って墓を作ったそうだ。
周りの子らも同じだったが、「猫や犬が死んだ時のように大泣きする子はいなくて、黙々と土饅頭(どまんじゅう)を作ったものである」
▼そんな土饅頭が累々と並ぶ光景が、民主党の輿石幹事長の脳裏には浮かぶのだろう。
一昨日の会合で「どじょうは泥水でも生きていける。
金魚が水槽から飛び出したら死んじゃう」と語った。
解散総選挙で落選が続出することへの強い懸念、ととらえられた
▼どじょう宰相こと野田首相への牽制(けんせい)でもあった。
解散の「刀」を抜きにかかる首相を、右腕である幹事長が羽交い締めにする。
首相を脅かす強い吹き返しが党内に渦巻いていた
▼首相が16日解散に踏み込んだのは、「野田おろし」を絶つ狙いもあったろう。
覚悟を示さなくては党内がもたない。
そうして久々に、道場の試合ではなく、野天で斬り合うような党首討論を見た
▼いま信を問えば、民主党という金魚鉢が寂しくなるのは避けられまい。
だが政権の土饅頭ができたとして、大泣きしてくれる国民はどれだけいよう。
かくも政治は停滞した。
動かすために仕切り直しはやむを得ない
▼党首討論で首相が明かしていた。
子どものころ通知表に「野田君は正直の上に馬鹿がつく」と評されたそうだ。
民主党が通知表を受け取るのは来月の16日。
内憂外患の募る師走、日本の将来にとってゆるがせにできない、一票の行使となる。
どじょう宰相への通知表は12月16日になるが、決められない首相と言われてきたが参議院が逆転しての
政治では決めることが出来なかったのは仕方ないことであったと思う。
解散すると発言してからは一日で多くの法案が通っている。
互いの政党同志の重ねての討議でもって 妥協でもって良い法律が出来てゆくならば二院制も良いが
,これで゜は解散脅しの手段としてのみ使われるならば二院制はいらないのではないかと思う。
何のための参議院かが判らない。
参議院が過半数とれなくなればそれ以降は決められない政治が続くことになる。
本来の参議院の機能を発揮してほしいものだ。
次回自民党が政権とければ何でも素通りするだけの参議院になるので やはり参議院の意義は落ちることとなり
結局は参議院はいらない存在になるのではないかと、素人考えで推測する。
人数も多すぎて税金の無駄使いにならないか。
森光子さんは文化勲章も受けたし、国民栄誉賞にも輝いた
平成24年11月17日の天声人語よりの引用
文化勲章も受けたし、国民栄誉賞にも輝いた。
でも、自分にとっての森光子さんは松の湯のおかみさん。
そう思う人は多いのではないか。
昭和が薫るテレビドラマ「時間ですよ」での主演は、日本のお母さんを見るようだった
▼だが、そう思われることが、子のないご本人にはくすぐったかったそうだ。
子ども時代は家庭の温かみを知らずにきたが、「ホームドラマの中で家族に恵まれた」とも言っていた。
いい「家族」に囲まれてこその、お母さんの存在感だったようだ
▼下積みの長い人だった。
大阪の舞台で、劇作家の菊田一夫に見いだされた話は伝説だ。
菊田が空港までのハイヤーを待っていた3分間に、8分ほどの即興ものを演じていた森さんを偶然に見た
▼しかしシンデレラ物語ではない。
東京へ誘いつつ菊田は言う。
「君は越路吹雪のようにグラマーじゃない。
宮城まり子ほどの個性もない。
だからずっと脇役でいくんだね」。
迷い悩み、それでも跳び込んだのは、本人の心意気を抜きに語れまい
▼一代の当たり役、菊田の脚本による「放浪記」は演劇史上に輝く。
41歳で主役の林芙美子役をつかみ、89歳まで演じた。
人の世は移ろっても、人気は移ろうことなく、上演は2017回を数える
▼「げたを足にひっかけて、ぽーんと放って、鼻緒が上か下か、どう出るかわからない。
私、明日というものは、こういうものと思っています」と本紙に語っていた。
上を向いた鼻緒をひとつ舞台に残して、92歳の幕が静かに下りた。
放浪記の林芙美子役で2017回公演とするならばあの「でんぐり舞」はそれだ゛消したということになる。
歌も日本の兵隊さんの慰問で歌われているが歌手そこのけに上手だ。
戦後は進駐軍の為に英語で゜うたわれている。うまいし歌手ても通るのではないかとテレビを見ていて感じた。
根性のある優しい女優さんで92歳まで長生きしておられる。
普通の人でないことはこれだけでも感ずる。明るい優しい方で立派な人生を歩まれたと思う。
日本維新の会の橋下徹氏が、37歳上の石原慎太郎氏を新代表に迎え、
しおらしく従う覚悟らしい
平成24年11月19日の天声人語よりの引用
髪形をいじるのは心機一転の表れでもある。
日本維新の会の橋下徹氏が、おでこを出す正統「保守型」に変えた。
この勝負髪で衆院選に挑むという。
37歳上の石原慎太郎氏を新代表に迎え、しおらしく従う覚悟らしい
▼合流は第三極の受け皿を広げ、既存政党や官僚支配への不満をさらう狙いとみえる。
両氏の合意文書には「強くてしたたかな日本をつくる」と表題がついた。
「弱くてお人よしの日本」は耐えがたいと
▼片や石原氏に気を使い、「原発ゼロ」の語は消えた。
政策より大同団結、小異は捨てたというが、コーヒーと紅茶を混ぜたようなドタバタ感が漂う。
色が似ていればいいというものではない
▼なるほど、コーヒー党、紅茶党の独自色より、候補者の調整が先に立つのが小選挙区制だ。
野合との批判に、石原氏は「民主党や自民党が人のことを言えるのか」と反発、橋下氏も「趣味嗜好(しこう)まで同じなら北朝鮮」と開き直る
▼とはいえ、地方分権や行政効率に重きを置く橋下氏の現実主義と、米中なにするものぞの石原流がどう混じり合うのか。
みんなの党や減税日本とも組むとなれば、昔の民主党顔負けの「選挙互助会」だ
▼石原氏がほれたと公言する橋下氏は、政界でいう「じじごろし」に違いない。
新代表を最強のリーダーと持ち上げ、ヘアスタイルを変えた。
「何が目的か分からない年の差婚をした、したたかな女のよう」。
きのうの東京紙面にあった、山本貴代さんの見立てに納得した。
その縁の吉凶は知らない。
維新の会と太陽の党の一番の共通項は日本の戦力を回復し,強い日本国を復活するところにあるようだ。
超保守党で一致しているように思える。時代に逆らっているように思える。
やっと敗戦から立ち上がって、昔のような強い日本では通らない。
善隣友好しながらEUのような隣通しが仲良くなってり、EU初めアフリカ大陸 アメリカ大陸 中東地域 アジアと
まず隣通しがなかよくするこしとだ。それが次第にさらに世界に普及して世界連邦が出来ることが一番である。
2年前、自宅軟禁の続くアウンサンスーチー氏が65歳を迎えた
誕生日を前にオバマ米大統領は解放を求めたが、応じる気配はまるでなかった
平成24年11月21日の天声人語よりの引用
ミャンマー(ビルマ)と聞いて連想する楽器は、日本人なら竪琴だろう。
その国に、「水牛のそばで竪琴を奏でる」ということわざがあるのを、あちらの短編小説の翻訳集で知った。
親身な忠告にも聞く耳を持たない、困った頑迷さを言う
▼軍事独裁下のミャンマーは、頑迷が徹底していた。
たとえば2年前、自宅軟禁の続くアウンサンスーチー氏が65歳を迎えた。
誕生日を前にオバマ米大統領は解放を求めたが、応じる気配はまるでなかった。
それが今、この変わりようである
▼米大統領の初訪問を、人々は歓呼で迎えた。
民主主義の守護者を任ずる国から大統領が来たからには、もう圧政への後戻りはない。
民主化へのお墨付きと、市民は受け取ったことだろう
▼しかし、スーチー氏は訪問を尚早とも案じたそうだ。
「変革の最も困難な時期は成功が見えてきたとき。
蜃気楼(しんきろう)に惑わされないよう十分気をつけなければいけない」と釘を刺す。
オバマ氏と写る写真の、少し困ったような笑顔は、その表れだったろうか
▼スーチー氏の父アウンサン将軍は「建国の父」と慕われる。
そして今、「民主化の母」となった娘を、生まれたばかりの幼子(おさなご)を立派に育てる試練が待つ
▼〈軟禁を解かれし女人(にょにん)たおやかに髪に花挿(さ)す疾風の中〉長田裕子。
だが現実の政治に手を染めれば、民主化の象徴のような純粋を保つのが難しい局面もあろう。
内外に対して「スーチー」という存在であり続けねばならない苦労を思う。
疲れず折れず歩んでほしい。
ミヤンマ-の軍事政権は頑迷である。
如何に軍事力が国内に於いて強いものであるかが判る。
何のために軍事政権が続いているのかが判らない。
軍を支配するものが国を支配し蹂躙していることがよくわかる。
戦いのための軍が自国内の国民に銃口を向け軍事政治が長く続いていることを証明している。
日本の戦前もそうであった。
東條内閣が世界戦争に引っ張って行き、多くの日本人が名誉の戦死をしている。
日本も石原慎太郎 橋下徹、安倍晋三氏などが輩出するようになって来、日本の右傾化が進んできている、
その日本も例外でなくなってきているように思える。
苦しいあの戦争を知らない世代が増えてきているからではなかろうか。
戦前のような軍国日本のようになるのを早期に止めないと、ドイツナチスのように熱狂 雪崩を打って止めようが無くなる。
スーチ-氏の監禁は軍部の都合の良い政治をするためのように思える。
平成の日本も戦国なみ、まれに見る多党乱立のうちに総選挙が迫る
平成24年11月24日の天声人語よりの引用
損得に揺れない身の堅さはすがすがしい。
戦国の昔、合戦で大手柄をたてて徳川家の最年少の部将になった成瀬正成(まさなり)に、豊臣秀吉が目をつけた。
けた違いの俸禄を示して、「あの若武者をくれ」と家康に迫ったそうだ
▼やむなく家康が承知をすると、正成は大泣きした。
「どうしても秀吉の家臣になれというなら切腹する」。
それを聞いた秀吉は「家康殿は良い家来を持たれておる。
目をかけて使われよ」と言って諦めた――磯田道史(みちふみ)さんの『歴史の愉(たの)しみ方』(中公新書)から拝借した
▼平成の日本も戦国なみ、まれに見る多党乱立のうちに総選挙が迫る。
それだけ「脱出ボート」が多いわけで、すでに幾人もが、主に民主党から乗り移った。
理を感じる離党もあるが、損か得か、保身丸見えの遁走(とんそう)も目立って情けない
▼個人に限らず、第三極の離合を見ても信義や信念が軽すぎないか。
群像劇として眺めれば面白いが、AKBの総選挙とは違って国の明日がかかる。
信を置ける人と党の吟味はゆるがせにできない
▼金(きん)と見えた人が実はメッキだったり、逆に、鉛のように思われた人がいぶし銀の光を湛(たた)えていたりする。
乱立にもまれて、人も組織も地金(じがね)は出やすい。
すでに化粧のはがれだした人もいるようだ
▼「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川」。
3年前に天下餅を食った民主党は消化不良で日本の胃もたれは深刻だ。
ここは口に苦くとも、健胃をしっかり促す良薬がほしい。
留飲を下げる偽薬ではなく。
現在の選挙制度では第三極は考えられない。二大政党にするために国会で中選挙区から小選挙区に変えた筈だ。
第三極として勢力を伸ばすことは考えられない。
長い自民党政権が続いて次第に堕落し、次に民主党が政権を取ったが余り変わり映えしていない。
それで自民党民主党でもない第三極が考えられたが、余りにも乱立しすぎ゜様子がさっぱりわかり難い。
石原慎太郎等が出てきて、かなり右派的な世の中に変えようとしているが、戦争を知らない人が多くなっていてその結果による
右派的な言動が新しい進歩的だとかんじているのか、学童疎開で戦争が如何に悲惨で、苦しみをもたらしたかを体験したものとして大変恐れる。
戦時中の世の中では法律で縛り徴兵拒否すれば犯罪者として牢獄につながれた。
橋下徹大阪市長が国歌斉唱しない教師がいれば、懲戒免職するとの法律を作っている。同じように思える為政者の強権を感じる
一旦国民から選ばれれば、何をしても良いと考えている政治家があまりにも多すぎる。
確か、昔消費税導入しないと訴えながら当選すると180度態度を変え、 即消費税導入した首相もいた。
国民の支持を得て当選したのだから、その国民の意志だとしている。
だが票は地盤 看板 カバンでもって当選している人たちはまだまだ多い。世襲制の議員には特に多く見られる。
当選すれば何でもやる それが自衛隊を国防軍に変えたり 現在の憲法を変えたりする人が出てきている。
大変に恐ろしいことだ。
難病の潰瘍性大腸炎 を抱え総理大臣としての激務に耐えられるかが心配だ。
突然に難局に直面すると、病気が悪化し、再び首相の座を投げ出すのではないかとの心配がある。
世襲議員のひ弱さがなんとなく感ずる人のように思えて 外交面では強硬なタカ派的な発言されている。
日本にはもっと多くの人材がいるはずなのに。
敢えて難病を抱えた人を首相にする必要はないと思うのだが。
日本の平和憲法は絶対変えてはならない。戦争は全国民をどん底の不幸に落とすだけのものである。
原発や核戦争は人類の存亡につながる。
戦争しない国として 世界の中で原爆を唯一被害を被った国として 原発事故を起こした三番目の国としても
平和を愛し、平和を世界に発信できる人が是非総理になってほしいものである。
滋賀県知事の嘉田由紀子(かだゆきこ)さん(62)が、
卒原発を掲げて「日本未来の党」をつくる
平成24年11月28日の天声人語よりの引用
電卓をたたいて、意外に小さいと思った。
滋賀県の面積に対する琵琶湖の割合である。
県地図に開(あ)く青い大穴は3割を占める趣なのに、実は17%弱。
淀川流域1500万人の水を賄う存在感が大きく見せるのだろう
▼水がめの番人、滋賀県知事の嘉田由紀子(かだゆきこ)さん(62)が、卒原発を掲げて「日本未来の党」をつくる。
京大在学中から琵琶湖を愛する環境社会学者でもある。
若狭湾の原発群で大事故があれば、水源が汚染されるとの危機感が原点にあるらしい
▼脱原発を訴える各陣営で、発信力が高そうなのは日本維新の会の橋下徹氏だった。
ところが、石原慎太郎氏を代表に迎えるにあたり、橋下氏の歯切れは悪くなる。
「仲間を失った」という思いが、嘉田さんの背中を押したようだ
▼新党の動きに早速、小沢一郎、亀井静香、河村たかしの各氏ら、ひと癖ある政治家が呼応し始めた。
誰の仕掛けか、生臭くもある。
衆院選公示まで1週間、どこも「政策より議席」の実戦モードに入った
▼雨後の竹の子の第三極はこれで、「強い日本」を志す維新の会と、嘉田さんを顔に、脱原発で手を握るグループに大別される。
彼女が言う通り、福島の事故を受けた初の国政選挙で、原子力の未来がとことん論議されないのはおかしい
▼かなりの国民が原発からの卒業を望んでいる。
しかし、このまま票が分散しては、思いが政治に伝わらない。
関西発が続くが、永田町の力学を離れて選択肢が増えるのはいい。
琵琶湖が結ぶ絆も、その一つである。
脱原発は必ず 早く実施されねばならない。
原発は金持ちの為にあるとか、未来の科学の進歩によって原発の危険性は無くなるといったことを言っている人たちがいるが、
やはり原発は恐ろしい。
ドイツなどは脱原発に向かっている。
特に地震国日本には原発は有ってはならない存在である。
地震とそれに伴う津波で原発の施設が破壊された福島の現実をまともに直視しなければならない。
でも現状は今どのように処理するかも途方にくれているような状態である。。
不思議なことに 当然のことかもしれないが 原発誘致する市町村が見返りの交付金欲しさに積極的である。
もし交付金がなければ、何処も設置することに大反対で、原発は出来なくなる。
弱いものを犠牲にして原発がなりたっていることを認識すべきである。
事故を起こした福島の原発処理も下請 孫請けさらにひ孫受けとだんだんと貧しく食べるのに困っている人たちに犠牲を強いられている。
そういった点からでも、原発は金持ちのために存在すると言われているのは理解できる。
原爆も 原発も同じようなもので人間の手には負えない物を作ってしまったとの思いで、学者たちは核反対でもって
アインシュタイン 湯川博士などが反核運動を推進されてきていた。
だが、世の中には安全神話を作り出され、核の平和利用の名のもと推進されてきたのが現在の世界の現状である。
原発を勧めたい議員は、その施設の近くに、必ず住み続ける義務を法律でもって作ったら如何だろう。
地震 津波の他にも台風(ハリケ−ン) テロ 等の爆発 破壊も考慮すれば、原発の絶対安全は存在しないことだ。
安全神話はやはり神話で嘘の話で作りかためられている。
自然エネルギ−をもっと活用する科学が発達しても良いように思う。
11月の言葉から
初めて本格的な政権交代が起こり、今はその実験の途中
平成24年11月30日の天声人語よりの引用
こんなに政党が生まれ、かつ消えた月はたぶんない。
党員や綱領を欠いた、うたかたの止まり木を政党と呼べばの話だが。
「ばか正直解散」で衆院議員が浮草になった、11月の言葉から
▼「初めて本格的な政権交代が起こり、今はその実験の途中。
政党間に差がないなかで小異を競う状況だと、いったんは多党乱立になる」。
評論家の塩田潮(うしお)さんは、そこから二大勢力に結集していくと見る
▼いくつかを「卒原発」で束ねた嘉田由紀子滋賀県知事が「びわこ宣言」。
「重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されない」
▼福島市の幼稚園主任、伊藤ちはるさん(40)が、園児を外に出せないつらさを福岡で報告した。
「ナシ狩りもだめ、運動会、発表会など、これまでとの変化、変化、変化に、室内でどうするかの工夫、工夫、工夫でした。
どうせやるなら楽しくと」
▼「自然が許容する範囲でしか生きられないと気づいた」。
被災地、宮城県南三陸町の後藤一磨さん(65)は広島大で講演。
「文明への過信によって奪われたものがある。
その一つが原爆投下。
震災も忘れないでほしい」
▼総選挙の意義を問われた前の防衛大学校長、五百旗頭真(いおきべまこと)さんは、苦い教訓として満州事変に沸いた世論に言及した。
「社会が行き詰まり、もう耐えられないとなった時、新しいものなら何にでも飛びついてしまう傾向が日本にはある。
ジリ貧を逃れ、ドカ貧に跳躍する病気です」
戦中 戦後の世の中に比べれば、現在は穏やかで栄養失調で亡くなる人もいない。
だが一番恐れることはタカ派的右派が台頭してきて、昔のような世の中を作り出すことが一番心配だ。
憲法をかえるとか、自衛隊を国防軍に専守防衛で゜なく軍隊として戦争できる国にすることは恐ろしい世の中に変わりつつある。
戦争を知らない世代が日本の人口の大部分を占めてきた結果であろうか。
第三次大戦が始まれば地球は滅亡することは必至だ。
いったん戦争が第二次大戦の経験からすれば勝つことだけに為政者は必死で、国民の苦労は全く考えられなくなる。
「勝つまでは欲しがりません」 「撃ちてし止まん」 「贅沢は敵だ」 「日本は神国だがら絶対負けない」と教えられながら
餓死寸前 栄養失調での死亡者が出るほど窮乏して、竹槍訓練しながら頑張ったが原爆投下で敗戦。
敗戦後も停電は常にあって、蝋燭の下で生活を強いられていた。 雑炊 豆粕入りのご飯 サツマイモの代用食などを
食べながら戦中 戦後をしのいできた。
絶対に戦争はあってはならない。原発もいらない。
普通の国日本として、世界と仲良くしながら平和で互いの国を助け合い尊敬しあえる日本になってほしいものである。