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随想
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平成25年1月分 2月分
二月になって
寒さは続いている。東京では大雪が降り路面が氷って転倒したり
自動車がスリップして動かなくなっているのが、テレビで放送されている。
比較的京都では、大雪に見舞われることは少ない。一月もそうだったが雪は京都で本格的に降ったことはない。
二月にもなると、なんとなく春らしい気配を感じてくる季節である。
暑い時期には早く涼しくならないかと思い、寒い時期は早く暖かくなってほしいと思うものだ。
常春のような所はないかと思ったりする。
特に年齢とともに寒さ 暑さには敏感になっきている。
尖閣諸島の近辺で中国との諍いが報道されることが多くなってきて、アメリカは日米安保でもって日本と共同歩調をとるとしているが
却って、本来隣国の中国と仲よくしなければならないことが疎かになるような行動が、日中の間で進んでいるように思える。
日米安保が日本に災いをもたらし、近辺諸国との仲を第一とすべきことが忘れさられている。
戦後何年も経てきても尚、アメリカの半植民地状態維持の日米安保条約に頼ることは情けない話である。
昔の、あの安保反対運動の激しかったことが思い出される。
近隣諸国と一緒になってEUのような地域共同体を目指すのが本来の日本の進むべき道であり重い役目である。
まず日本の本来の姿としてアジアの共同体を第一に目指すべき事柄である。
それが疎かになっているから、アメリカの掌から出ることが出来ず日本はもがいている。
沖縄基地の問題は勿論 オスプレイ問題など、全てがアメリカの言うままに政府は動いている。
貧しくとも良い。独立した日本を目指すべき気概が必要である。
敗戦後約70年近く経っても、独立国に至っていない。
第二次大戦後の植民地支配は形態を変え、米国は戦勝国として敗戦国に君臨しているように思える。
昔のような露骨な植民地支配形態でなく 賢い殖民地様支配を、アメリカ一国支配が続けられ,世界に君臨している。
国連をもっと強力にする必要がある。
アメリカ内での国連を中立国に移転し、強力な国連軍を持つことが第一だ。
世界は必ず一つになることは間違いない。
そうでなければ大国同志の核戦争でもって地球は破壊され、消滅してしまう危険は充分にある。
人間の叡智として、世界が一つになることが一番理想である。
又そうあらねばならない。
TPPはアメリカが考え出した世界での日本を取り込む為の枠組みグル−プにしか見えてこない
でも何時まで経っても、世界中で地域紛争は絶えることがない。戦争がないと成り立たない兵器産業が益々栄え、
日本も兵器産業の下請け会社が増え、栄えてきている。
そのような戦争を支えている産業を平和産業への切り替えが第一義的に必要だか゛、一向に変わろうとしていない。
EU同様、隣国と仲良くする事に努め、地域の連合が一つに国連のもとに統一されれば一番良いことは誰もがわかっている。
現在利益を享受しはている国々 アメリカなどが許さない体制が世界中に布かれてしまっている。
オスプレイが飛び交い 自衛隊を国防軍に変え、強い日本を目指す首相が君臨する限り、アメリカに言いなりにならざるを得ないと思う。
中国の経済発展に伴う大気汚染 は深刻で黄砂と一緒になって日本に大きい影響を与えそうである。
粒子状物質 の一つPm2.5が話題になっている。新しい言葉が毎日のように新聞 テレビを賑わしている。
又世界では中東のシリアでの内戦 エジプトでの観光用気球の爆発炎焼と事件は絶えることなく毎日の様に二ュ−ス報道され続けられている。
中国 韓国では新しい元首が選ばれ 仲良くやっていきたいものである。
出戻り首相の自衛隊を国防軍に変え「強い日本」を目指すような日本では、無理な話かもしれない。
アベノミクスでもって円安ドル高が進み輸出産業は好調で株価も上昇してきている。
だが輸入品の石油などは上昇し、ガソリンは高値になっている。
金融緩和で景気が回復すれば一番よいのだが,株価だけ上がり、収入が増えなければ、尚庶民の暮らしはは苦しくなるだけである。
イタリアでは緊縮財政反対のペルルスコ-ニ氏がが投票結果 票数を伸ばしている。
結果ドルが買われてドル安円高になってきて少し逆戻りになった。
世界で大きな戦争が起きないことだけを願うばかりである。
戦争を知らない子供たち(動画)
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欧州連合(EU) 2012年ノ−ベル平和賞受賞
平成25年の二月になって
これまで中国は「環境より経済」で突っ走ってきた
伝えられる北京の大気汚染がすさまじい。
平成25年1月4日の天声人語よりの引用
中国で環境の問題を取材して「病む天地」と題する記事を書いたのは、かれこれ20年も前になる。
経済発展の奔流がいよいよ急になった頃だが、すでに大都市や周縁では、空も河川も汚染にむしばまれていた。
酸性雨が「空中鬼」と呼ばれるのもそのときに教わった
▼環境保護の担当者は、経済との「板挟み」を嘆いていた。
たとえば石炭火力発電所に、先進国では当たり前の脱硫装置をつけたい。
だが、それより発電施設の増強が優先される、と。
以来これまで中国は「環境より経済」で突っ走ってきた
▼その因果と言うべきか。
伝えられる北京の大気汚染がすさまじい。
子どもらは咳(せ)き込んで病院に詰めかけている。
一説では、汚染のひどい日に北京に一日いると、たばこを21本吸うのに等しいという
▼北京駐在が2度目の同僚は、前回は帯同した妻と子が年中咳をしていた。
それが帰国するとぴたりと止まった。
いわゆる「北京咳」である。
その同僚も、ここまでひどい空は初めて見るそうだ。
マスクなど焼け石に水の感じだ、と不安がる
▼経済発展に爆走する中国は、踊り続ける赤い靴をはいてしまったアンデルセン童話を思わせる。
経済が「踊り」をやめれば、成長の果実を求める民衆の不満は噴出する。
政府が一番恐れることらしい
▼壊せば容易には戻らないのが自然環境であり、深刻な公害は人の命を無残に奪う。
日本にも悔いがある。
病んだ天地を癒やし、人命と人権を尊びたい。
13億の国の舵取(かじと)りを、世界は見ている。
テレビで見る中国の環境汚染は甚だしい。
道路を歩く人々は全員がマスクをかけている。
全体がどんよりとした中国の風景が映し出されている。
大変な生活を強いられているようだ。急にどうしてこのような環境になったか疑念が湧き出る。
煙突 自動車の排気ガスが考えれるが、こんなに一度に起きたのはどうしてかと思う。
年中にこのような状態ならば大変だ。日本にも影響が出てきそうである。
中国の黄砂は毎年のように日本にも飛んでくる。
排気ガスと黄砂が同時に環境に影響与えるならばど゜のようになるかも想像がつかない。
中国の軍艦が海上自衛隊の護衛艦やヘリコプターに、
射撃用レーダーを照射したという
平成25年1月7日の天声人語よりの引用
いささか品を欠くが、ガンをつけるなどと言う。
ガンとは眼のこと。
人の目を凝視するしぐさは、言いがかりの端緒ともなる。
路地裏ならいざ知らず、公海上でガンをつけられるとは驚いた
▼日中がにらみ合う東シナ海。
中国の軍艦が海上自衛隊の護衛艦やヘリコプターに、射撃用レーダーを照射したという。
照射はミサイルなどを撃つ準備で、いわば殴る前の腕まくり。
反撃されても文句の言えない愚挙だ
▼尖閣近海では、わが領海を中国の公船が再々脅かし、海上保安庁や海自に気の抜けない任務を強いている。
攻撃の前触れである「ガンつけ」は数分に及んだそうだ。
艦上のストレス、いかばかりか
▼安倍政権は、中国の横暴に忍の一字で応じてきた。
それが面白くないのか、ちょっかいを無視された酔客よろしく、あちらはすごみの度を増している。
総参謀部は「全軍、戦争の準備を」と煽(あお)りもした
▼にわかに膨らんだ中国海軍は、どうやら公海での作法に疎いらしい。
北京の意を受けた挑発なら深刻、現場の暴走とすればなお怖い。
高をくくっての嫌がらせは腹立たしいが、「なめんなよ」とにらみ返しては術中に陥る。
先方の火遊びを世界に知らしめ、国際世論を味方につけたい
▼大抵の戦争は言い争いの末、一発の銃声で始まる。
一線に憂さ晴らしの底意があれば、偶発を装うこともできよう。
権力の移行期にある中国政府はどこまで承知なのか。
一触即発の海に、ゆがんだ英雄主義の蜃気楼(しんきろう)が揺れる。
これを悪夢と呼ぶ。
歴史を顧みれば戦争は一発の銃声から始まっていることが多い。
第一次大戦 日中戦争などはその良い例だ。
レ−ダ照射で命中を定め攻撃できる時代になった。第一次大戦 第二次大戦の比でないような戦争が
次回起きた時に起こるということだ。究極の兵器 原子爆弾 水素爆弾が使用するにいたると人類破滅
地球破滅の時代に至ることは当然のことで 莫大な数の原爆が存在する。
核の恐ろしさはチェルノブイリ スリーマイル島 福島で原発の放射能汚染で嫌というほどに体験している。
そのようなことを知りながら軍備 軍備と叫ぶ政府の態度は何としても解せないことである。
原爆戦争が起これば十分に地球破滅であることを実感として全世界人は認識する必要がある。
核シェルターに避難するから大丈夫だと言っていた政治家がいた。今もいるかもしれない。
「女性にも教育を」と訴え、
武装集団に襲われたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(15)が
肉声のコメントを出すまでに回復した。
平成25年1月8日の天声人語よりの引用
命に軽重はないけれど、喪失感の大きい訃報(ふほう)が続いた。
才を惜しむ言葉を連ねつつ、神も仏もあるものかと嘆くばかりの小欄だが、ようやく神仏の存在を感じている。
この子を死なせるわけにいかない
▼「女性にも教育を」と訴え、武装集団に襲われたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(15)が、肉声のコメントを出すまでに回復した。
銃撃から4カ月。
砕けた頭蓋骨(ずがいこつ)の穴はチタンの板で覆われ、耳には聴力を取り戻す器具が埋め込まれた
▼心にも鉄の衣を着せ、命がけで闘う決意とみえる。
生死の境をさまよって、なお「神に授かった新たな命は、人助けに捧げたい」と気丈に語る姿は胸を打つ。
ノーベル平和賞の候補とされるのも道理だろう
▼彼女の信念はとりわけ、同世代の女性に響いたようだ。
鳥取の高校生(18)は、大阪本社版の声欄に「学ぶ意味、マララさんに知る」を寄せた。
「教育を受ける権利が保障され、勉強ができることにもっと感謝しなければ。
目的を持ち、楽しんで学ばなければと思います」
▼日本や欧米では、勉強は「させられるもの」かもしれない。
マララさんの受難を知れば、男女を問わず、皆が恵まれた境遇に気づかされよう。
女性差別が残る国では、目覚めた娘たちが立ち上がっている
▼人間、だれにも役割がある。
生まれながらに伝統文化を背負い、歌舞伎の舞台に立つ少年がいれば、立志により「同性の未来」を担う少女がいる。
生かされし幸運までも糧にする闘いに、今はただ、エールを送る。
パキスタンのマララさんは15歳にして大変立派な方である。女性は教育を必要がないとする因習に対する抵抗である。
それを嫌う勢力がパキスタンの勢力が頭部を銃撃して,イギリスで治療わ受け一命を取り留めても尚も女性の教育を
訴え続ける姿は立派だ。
ノーベル平和賞に値する価値が充分ある。イスラム教の教えとキリスト教社会との差によるものかどうか。
日本も戦後価値観は変わったと思うが親や先生を尊敬する心は失わってはならないと思う。
女性の社会進出の中で未だ議員になる人は少ない。もっと社会進出しても良いのてはと思っている。
リクルートの創業者で贈賄側の中心人物だった
江副(えぞえ)浩正氏の訃報(ふほう)が伝えられた
平成25年1月10日の天声人語よりの引用
昭和天皇が病に倒れた1988(昭和63)年、日本は息をひそめ、歌舞音曲(かぶおんぎょく)などの催しが相次ぎ自粛になった。
疑獄史に残るリクルート事件はその年に発覚し、政官財界の大物を巻き込んで広がっていった
▼世はバブル景気に踊っていた。土地長者が続出し、「財テク」時代の殿堂として東京証券取引所は修学旅行の新名所になった。
賄賂(わいろ)に未公開株を大量譲渡した事件は、そんな世相を象徴していた。
「ぬれ手で粟(あわ)」の言葉が事件を言い表したものだ
▼それから25年、リクルートの創業者で贈賄側の中心人物だった江副(えぞえ)浩正氏の訃報(ふほう)が伝えられた。
得意の絶頂から谷底へ。
風雲児と呼ばれた起業家の起伏の人生には、毀誉褒貶(きよほうへん)が入り交じる
▼一代で成功をつかんだ江副氏のカネに政官財のエリートが群がった、というのが事件の素描である。
江副氏はのちに、当時の心境を「(成長しなければならないと)絶えず緊張し孤独だった。
こわれるままに多額の政治献金を行い、心のバランスをとっていた」と明かしている
▼事件は朝日新聞にとっても忘れがたい。
横浜支局などの若い記者たちが、粘り強い独自取材で調べ上げて特報した。
手前味噌(てまえみそ)ではあるが、調査報道の金字塔と讃(たた)えてもお叱りは受けまい
▼明くる年、昭和は平成に変わる。バブルははじけ、日本は「失われた20年」と呼ばれる時代に入っていった。
そして時は流れたが、政治とカネをめぐる負の遺産は今も戒めの鐘を鳴らし続ける。
政界の「耳」に、その音よ届くべし。
奈良 平安時代から政治と金の問題はつきまとって現在に至っている。
江副氏のカネに政官財のエリートが群がり だが現在も厳然として政治とカネの問題は持続し続けている。
古くて新しい問題である。さらに悲惨なことはそれで解決できない場合紛争 戦争が加わっている。
これも古くからあることで権力を暴力 戦争で奪ったりしている。
権力が政治とカネと戦争でもって支配されて市民はただ従い 狼狽するだけのことが繰り返され 今も依然として
繰り返されている。
複雑化しているのが紛争で権力を財を求める人たちがいる。
正義の国アメリカ その正体を鏡のように映るのがイスラエルの姿が有ることからでも判る。
正義と正義が衝突するのが戦争で、それを判断するのが国際司法際花所である。
国内での事件は裁判所だが、その判事 裁判官が不正に加担するようになれば人は何を信じれば良いか迷う。
神の審判をイスラム教徒が変わって、イスラムの教えに従い執行するということになって来ている。
世界は混沌として来ている。
だが是非平和を求める気持ちを全世界の各人が持つようになれば解決できることだと思う。
1年前、福島の原発に乗り込もうとした国会の事故調査委員会は、
家主の東京電力に「今は真っ暗」と制された
平成25年1月14日の天声人語よりの引用
フランスの怖い童話「青髭(あおひげ)」に、秘密の小部屋が出てくる。
夫の留守中、禁を犯して入った新妻が見たのは、先妻たちの死体だった。
「開かずの間」にはえてして、宝ではなく家主の弱みが隠されている
▼1年前、福島の原発に乗り込もうとした国会の事故調査委員会は、家主の東京電力に「今は真っ暗」と制された。
実は1号機の覆いは光を通し、照明もあった。
この状況で4カ月が過ぎた後の説明だ。
勘違いとは思えない
▼東電は同行を拒んで抵抗した。
「恐ろしい高線量地域に出くわす」「転落が怖い」「がれきが散乱」と、「開かず」の理由を並べて立ち入りを断念させている
▼事故調の関心は、建屋4階の非常用復水器にあった。
電源が落ちても使える冷却の切り札はなぜ、肝心な時にしっかり働かなかったのか。
地震の揺れで早々と壊れたのなら、事故は東電の言う「想定外の津波」だけが原因ではなくなる。
原発の耐震性が問われ、再稼働は全国で滞るはずだ
▼「説明者が暗いと思い込んでいた」。
東電の社長は国会で、調査妨害を否定した。
現地も知らぬ社員に任せていたのが事実なら、国政調査権もなめられたものだ。
まず議員が怒るべきだろう
▼原子力ムラは原発より政権の「復旧」で一息ついたようだが、最悪の災害は消しようもない。
原因と対策を世界に報告するのが東電と日本の使命であり、臭い物にフタでは二重の背信だ。
皆が、歴史に裁かれて恥じない言動を求められている。無論メディアも同じである。
親方日の丸の東電なので調査に来た調査員を拒んでいる。
経営が悪化すれば電気料金を値上げすればよいですむ。
致命的なことは出来るだけ隠そうとしている。地震だけで壊れるようならば他の原発施設にも波及する。
外からの人を騙すのは容易な事である。何故に調査に応ぜずに隠したのか。
徹底的な究明が必要である。原発を強力に進めてきた自民党政府でもって出来るか否か
大変に疑問に感ずる。自民党支持率は非常に高い。円安ドル高が進行し輸出産業は景気が大変良い。
原因究明と自民党支持率は全く別箇のものと考える。
北朝鮮が、核実験を強行した
平成25年1月14日の京新聞梵語よりの引用
亡くなった丸木位里・俊さん夫妻の描いた絵本「ピカドン」のページをめくる。
原爆を投下された広島の爆心地近くで切断されたひざ下だけの足が二つ、コンクリートの道に張り付き、突っ立っている
▼池に浮かぶ子どもたちの遺体の間をコイが泳ぐ。
黒く強い線が業火をよみがえらせる。
夫妻は「見たものの責任」として、原爆を描き続けた
▼北朝鮮が、核実験を強行した。
核兵器廃絶を願い、つらい記憶を語り継いできた被爆者の思いを踏みにじるものだ。
おぞましい記憶を利用して世界を挑発し、脅す行為は許し難い
▼福島第1原発事故のあと、広島で被爆した宇治市の被爆者の男性が、講演会で語る静かな声を思い出す。
髪がごっそりと抜け落ち、母と幼い妹は亡くなった。「語り部を続けてきましたが、放射能の恐ろしさを伝えきれたのだろうか」。
男性は、深く悔やんでいた
▼丸木夫妻が沖縄戦を描いた作品を見ようと、沖縄の米軍普天間飛行場に隣接する佐喜真美術館を訪ねたことがある。
館内に銀色にキラキラと輝く折り鶴があった
▼広島市の平和記念公園で10年前、折り鶴約14万羽が燃やされた事件を受け、中学生が回収したアルミ缶で鶴を折って、毎年届けているそうだ。
燃えない千羽鶴だ。
入館者は、1羽を受け取って帰っていく。
戦争の残酷さを繰り返さないとの祈りも、抱えながら。
北朝鮮の核実験は許しがたいものである。でも大国は既に1000発以上の核を持ちオバマ大統領はロシアとの交渉で
核を1000発に削減しようと唱えている。1000発までに核が削減できない時点で北朝鮮の一発の核実験が大きく取り上げられている。
核の恐ろしさをいやというほどに味わった日本では核に対しての傍観者であり得ない。
戦勝国の言い分は何時の世でも正しくなる。歴史をさかのぼればわかることだ。
古代の戦勝者として現在に至るまで日本には天皇は君臨しつつ゜゛けている。世界では徐々に数が少なくなって来ていて
元首が続いている国は稀で、逆にそれが尊いことだとの論理がまかり通っている。
当時の一億玉砕がまぐられたのは天皇のお蔭なのか。?
核戦争が起きれば地球破滅することはあきらかであり、核が徐々に地球を蝕んでいるように思える。
大正時代の演歌
平成25年1月19日の京新聞梵語よりの引用
米は高くても日本人はえらい/それに第一辛抱強い/天井知らずに物価は上がっても/湯なり粥(かゆ)なりすすって生きている
▼大正時代、演歌師の添田唖蝉坊(あぜんぼう)が作詞した「のんき節」の一節だ。
戦前に録音されたSP盤や復刻音源を収集する京都市立芸術大の日本伝統音楽研究センターで聴かせてもらった
▼唖蝉坊自身の録音は見当たらなかったが、別の演歌師が吹き込んだ音源があった。
ざらざらと雑音がして、伴奏はバイオリンのみ。
インフレで暗い世相を「ふふ、のんきだね」と、からっと笑い飛ばす心意気は伝わる。
演歌に情緒や艶が加わるのは後のことだ
▼大正時代の演歌師は街頭で歌い、歌本を売って生計を立てた。
社会の底辺を歩き、「溝板を踏む音にも詩を聞ける男がいた」という。
社会矛盾と闘うシンガー・ソングライターだ。
演歌は自由民権運動の壮士の「演説歌」が起源とされる
▼のんき節と同じ頃、竹久夢二作詞のロマンチックな「宵待草」が流行し、「琵琶湖周航の歌」も生まれた。
歌は世につれというけれど、現代では物価や不況の歌がヒットしそうにない。
いや、今あふれる明るい歌詞こそ、閉そく感の表れかもしれない
▼デフレを脱却しようと政府は2%のインフレ目標を掲げて躍起だ。
のんきに構えてて、いいのかなあ。唖蝉坊がヒゲをひねり、フフッと笑う声が聞こえそうだ。
インフレで難儀し 現在はデフレでなんぎしている。どちらが良いかと言えば戦後の超インフレを知っているものとして
むしろ自然に任せたデフレの方が穏やかである。
アへ゛ノミックスで株価が上がって喜ぶのは資本家である。円安で輸出が好調で企業は儲けが出ているが給料は依然と同じ。
ガサリンは値上がりして家計に響いてくる。此れではむしろデフレの方がましだ。
それに自衛隊が防衛軍に変貌し 米軍と一緒に戦うような事態ともなれば自衛隊を辞める人たちが増えて来て
徴兵制度゜を布かないと防衛軍に集まらなくなってくる。防衛軍は米軍の先兵となり出動する時代になりつつあるのも
先の夢の話のように思えてくる政治気配を感じてくる。