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随想
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5月になって
新緑の候となった。暑くもなく寒くもない丁度良い季節である。
「目には青葉、山ほととぎす、初がつお」という俳句はこの5月には青葉、ホトトギス、かつおの良い時期だということをうたった俳句である。
300年ほど前になる、享保年間(1716年没)の山口素堂とうい人の作と言われている。
桜も去り、いたるところが新緑に覆われてくる。太陽が照ってもそう暑くはない。
空気もなんとなく新鮮な感じを受ける。あたりの樹々は勢よく緑の枝葉を伸ばし、もうすぐ夏の到来を告げるかのようだ。
5月の後半にもなってくると、真夏を思わせるような日が次第に多くなってくる。
原発事故の事はあまり報道されることがなくなった。
安倍首相の外交のこと、即ちロシア サウジアラビア トルコ訪問が報道され長嶋茂雄 松井秀樹への
国民栄誉賞授与のことなどが連日報道されるようになった。
その時々の政権の為によるものか、ニュースの取り扱い方も異なってきているのがよくわかる。
これも政権交代があっての事によるもので、やはり同じ政党が長く政権を担当することはよくないことが判ってきた。
第二次大戦中ほんの一部を除き、国民全部が連日の報道により洗脳されていたのかもしれないと、今だからこそ、そう思える。
福島の原発事故の後の様子がどうなっているのかも知りたい所でもある、だが報道は殆どない。
もし自民党政権時に:原発事故が起きていれば、こんなに喧しく騒がれなかった可能性が充分あったと思う
政権が変われば取り扱うニュースも異なって来たり、大きさも変わるよだったとすれば、大変困りものだ。
国民も騙されないようにしないといけない事かと思うのだが。
しかしネットの時代だから昔のようなことはあり得ないと思う。北朝鮮のあの熱狂ぶりをみていると恐ろしい気持ちはある。
安倍政権と中国・韓国とは仲が悪く、一番大切な隣国と仲良くできないのは大変に残念なことだ。
安倍政権のタカ派的性質が災いしているようだ。
靖国神社参拝 国防軍を持とうとする動き、前の戦争が中国、韓国への侵略戦争でなかったかのような発言が災いしているようだ。
何故に強い日本に変わるろうかしているのかが、理解できない。
円安 株高が続き、安倍人気の支持率は報道を見ている限りにおいて変わっていない。だが五月の下旬急速に暴落し出している。
株の投資の6割が外国からの投資と言われているので、値上がりすると思って、投資しだし始めた素人の日本人が大損している。
世論調査もその時の政権の意向で世論操作に使われるようだったら、大変恐ろしいことである。
米韓 米中が親密な関係に有るにも拘わらず、 日中 日韓の関係が冷え込んで゜いるのは安倍首相のタカ派的体質が
災いしているのではないかと思う。
大局的な目から見るなら、近隣諸国と仲良くすることが一番大切だと思う。
TPPへの参加についても将来に大変な負担を強いられる事が予想されるが、アメリカ追従外交は依然として戦後からず-と変わっていない。
アメリカに沖縄基地で何も言えない、どうして日本がTPPでアメリカに対し、ものが言えるか、大変疑問をもっている。
これで日本が本当の独立国家かなのかと大変疑わしく思われる。
中東のシリア アフガニスタンのことなどはあまり報道されなくなってきている。
米韓が北朝鮮近辺で合同演習した時に、一時緊迫した報道がなされ 北朝鮮がミサイル発射準備したとの報道が流れた。
だが米韓が北朝鮮近辺で合同演習が終わってから 発射準備は解除されているようだ。
かなりアメリカでは武器の在庫が溜まってきているものと思うが。それによって定期的に世界の何処かで戦争が起きている。
正義の為の戦争だと言って、イラクで戦争始めたブッシュを見ればわかる。
朝鮮半島で戦争が起きれば,日本も戦場の一部になる事は真違いないと考える。
安倍政権は自衛隊を国防軍に変え、戦争ができる国に変えようとしているが、
苦しい生活 とんでもない災難を経験していない戦後生まれの苦労知らずの首相が考えることかと、大変情けなく思っている。
維新の会の連中も同じような考えを保持しているように思う。
だが日本は世界から注目されている一つとして、憲法でもって「戦争を放棄した」ことを世界に発信しているが為である。
大きな犠牲を払って得た教訓だからこそ、これからも日本の宝である「世界平和」 「戦争放棄」を大切に発信し続けていきたいものである。
戦争は何と言っても悲惨である。
勝っても負けても国民は大変な苦しみだ。
それを今までの「戦争しない国・日本国」を変えようとしているのが安倍首相である。
アベノミックスに誤魔化せられないよう、性念をしっかり持っていきたいものです。
多分、第三次大戦が起きれば地球は破滅し 生物は住むことが出来なくなることだろう。
水爆 原爆などの究極兵器が有ることだから 放射能でもつて地球は汚染され、住めなくなることは広島 長崎の原爆投下、
最近勃発した福島原発事故を見れば誰にも明らかなことである。
世界で唯一の被爆国として、原爆の悲惨さを発信し、そして国として「日本国は軍隊を持たないこと」を発信し続けていいきたいものです。
国民全部に背番号をつける法律があっさり国会を通過した。 一人一人の個人情報が政府の手に握られることとなる。
フェイスブックや ツイタ−でのつぶやきなども含め、大変膨大な情報が一つに集まって、悪用されるようなことがあれば大変なことだ。
人間は弱いもので洗脳 マインドコントロールされた第二次大戦中の「一億一心」 「打ちてし止まん」 「天皇は神様」だと信じ天皇陛下万歳を叫び
多くの若者が戦死し、又空襲でもって多くの人たちが亡くなっていっている。
特に沖縄では戦争に巻き込まれた多くの人たちが玉砕 集団自殺 戦死されている。
なおも現在、日本は占領下に置かれているかの如く、日本国中に多くの基地が存在している。
その約70%が沖縄に集中している。何故にそんなに多くの基地が必要なのか大変疑問を感じる。
戦後の数々の世界の戦争に於いて、日本の基地からアメリカ軍は出撃している。
基地は膨大な日本からの「思いやり予算」でもって賄われている。
日本国及び基地はアメリカ軍によって守られているが、万が一の場合には、逆に攻撃される危険性は必ずにある。
まず戦争をしない国、基地もいらない国になってほしい。
変わりに独立した大規模な強い国連軍を創設し、しっかり世界の治安をば維持する必要がある。
国連軍のもと「世界の平和」に務めてほしいものてす。
戦争を知らない子供たち(動画)
さとうきび畑(動画)
終戦後の日本(動画)
アメリカから見た第二次大戦(動画)
主権回復の日反発が広がる(動画)
右肩上がりの成長を知らずに育った世代である。
だからか万事、欲がない
80年代半ば以降の生まれで、20代半ばまでの年代をいう
平成25年5月6日の天声人語よりの引用
懐かしいCMソングを思い出した。
「24時間戦えますか ビジネスマーン」。
1989年、バブルの絶頂期だった。
徹夜仕事のお供に、眠気防止のためのドリンク剤が定番とされた時代だ
▼あの浮かれた世相が頭をよぎったのは、「さとり世代」という言葉を知ったからである。
ネットの世界で誕生し、広がっている。
本紙教育面の「いま子どもたちは」でも、4日までの連載で取り上げた
▼80年代半ば以降の生まれで、20代半ばまでの年代をいう。
さとりとは悟りであろう。
仏教でいえば、迷いを去り真理を会得することとされるが、ふつうには、知る、理解する、気づくといったところか
▼右肩上がりの成長を知らずに育った世代である。
だからか万事、欲がない。
車もブランド品も欲しくない。
海外旅行にも恋愛にも興味が薄い。
将来、偉くなりたいとも思わない。
同僚記者の表現を借りれば、「結果をさとり、高望みしない」
▼長引く不況が彼らにそう強いただけなのか。
時代が生んだ新しい生活哲学なのか。
もっとも、作家の高橋源一郎さんはすでに10年前の本紙で指摘している。
身近な欲望しか持たない「喪失の世代」が登場した。
これは「世界最先端の現象」だ、と
▼世代論は難しい。
的を外すと「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」となりかねない。
ただ、趨勢(すうせい)として若い世代の考え方は確かに変わりつつあるらしい。
バブル時代の狂騒を思えば、真っ当な方向だ。
景気回復もいいが、あんな時代に戻りたくはない。
不況から景気回復への道をたどろうとしているが、
二度目の不況に見舞われ景気回復への道をたどっているようだが,
不確かである。
一方顕著なのは軍国日本への復興回帰傾向である。
自衛隊を戦う国防軍即ち軍隊を復活しようとする気運である。
其の為の憲法改正が叫ばれ出して、まず三分の二の賛成議員を二分の一に変えようとする動きである。(:憲法96条)
タカ派安倍首相の悲願のようだ。
前回に首相になった時も同じような動きがあったが挫折している。
日本の「平和憲法」は世界に誇るべき憲法である。
戦争放棄は莫大な犠牲と貴重な体験から生まれたものである。
時代が変わり戦争を知らない世代が増え、まず国防軍から軍国日本へ同調する人たちが増えて来ているが、現実問題として
今、世界で大戦が始まれば,.戦争のルールをも逸脱しての大戦争になり、きっと原子爆弾 水素爆弾が使われ出し
戦争に勝っても放射能に汚染され 全生命が人間を初めあらゆる動物 植物が放射能に汚染されてしまい
地球は破滅するだけである。
現在の福島の原発事故を見ればよくわかることだ。
福島では除染に閑どっているが これも放射能汚染物を住居地から他に移すだけで,何百年も放射物は残り続ける。
それが全世界的に起きればどうなるか。人類や すべての生物は死ぬ以外にない。
それに日本は世界で唯一の原爆被災国である。広島 長崎で原爆が投下されて、それその後遺症は続いている。
現在の原爆 水爆の威力は当時と全く変わっている。世界に何千発の原爆所有国に存在している。
そのような世界の現状で争い 戦争は決してやってはいけないことである。
それを回避するには隣国同士か゛まず互いに親密な関係にあればそようなことは起きない。
世界が平和に仲良く暮らすことだ。
現在世界はアメリカにより支配されているような感じがする。アメリカでは極めて軍事産業が進んでいる
そのようなアメリカと親密さを強調するような政党 首相には日本の政治を任すことはできない。
世界で唯一原爆体験し原発事故を体験した、そして戦争放棄をうたった平和憲法をもつ日本が世界をリ−ドする気構えが必要である
安倍首相の環太平洋連携協定(TPP)交渉への正式参加表明によって農水産業を生業とする国民(県民)は
先々の展望が見通せない不安や焦燥感に陥りつつある。
確かに政府は農業分野で砂糖や米・牛・豚肉・乳製品の重要5品目の関税は維持すると強調する
▼関税を撤廃すると安い外国産が押し寄せる。
政府試算では農林水産物の国内生産額の4割超3兆円が失われ米の生産は3分の2に減る。
砂糖はすべて外国産に置きかわると指摘されている
▼それゆえか日本の国益のため重要品目の関税はしっかり守らなければならないと首相や関係閣僚は口をそろえる。
が、4月12日のTPP日米事前協議において政府は米国の国益優先にそった大きな譲歩を余儀なくされている
▼米国が日本車に課している現行関税は当面維持。
関税を引き下げるにしても長期間で段階的に行う。
さらに関税の撤廃時期は最大限に遅らせるなど米国主張を全面的に容認し譲歩したのである
▼「米国が強く出ると腰くだけになるわが国の対米外交」と識者から苦言を受けるゆえんである。
「これでほんとうに日本の農業は守れるのか」「重要5品目の関税維持うんぬんは来る参議院選挙を見据えたパフォーマンスではないか」と
関係農家も怒りを隠さない
▼そして昨今は「日台漁業協定」である。
政府は台湾主張の暫定執法線≠謔閧ウらに宮古石垣海域にはみ出した漁場水域での台湾漁船の操業を認め協定は去る2日発効した。
仲井真知事や県内漁業者の猛反発に対し水産庁は「後ろ(官邸)からの強い意向」と答えている。(知)
TPPの将来が心配だ。日本はまるっきりアメリカとの交渉力が無い。アメリカの言うままでもって敗戦後続いている。
基地問題は勿論の事オスプレイの配置にしても アメリカで充分に訓練をつんでからにすべきことが
アメリカでは危険だから訓練出来ないので、日本で訓練することになっている。
基地の問題も同様にアメリカとの交渉が政府と沖縄との交渉にすり替わっている。
アメリカとの交渉では何にかついても相手の言うままに推移しているとしか思えない事ばかりである。
それがTPPに参加してアメリカとどれだけ対等に交渉できるかは大変疑問である。
徐々にアメリカの言うままになるのが目に見えているは間違いない。
多分混合診療も認められて 日本の一番良いとされている国民皆保険制度もアメリカの保険会社によって徐々に
浸食され破壊されるのは時間の問題の様に思える。
オバマ大統領がアメリカでも日本に真似て国民皆保険をしようとするが出来ていない。出来ない。
それは民間の保険会社の業界の力が強い所以によるものか。?
多分選挙前待てアメリカとの交渉で農業を守るとしているが,選挙が終われば日本の農業は壊滅的打撲を受けると思う。
将来が大変心配だ。
判断力も持たなければ品位も欠く
そんな政治家に日本の将来は託せない
危なくて仕方がない
平成25年5月19日の天声人語よりの引用
安倍首相の尊敬する祖父、岸信介・元首相が含みのある言葉を残している。
「政治というのは、いかに動機がよくとも結果が悪ければ駄目だと思うんだ。
場合によっては動機が悪くても結果がよければいいんだと思う。
これが政治の本質じゃないか」(『岸信介証言録』)
▼日本維新の会の橋下共同代表がどんな動機で一連の発言をしたのかはともかく、どんな結果を招いたかは明らかだ。
米軍の司令官に風俗業の活用をすすめたとき、「建前論じゃなくて」と言ったそうだが、剥(む)き出しの本音では政治はできない
▼橋下氏だけの問題ではない。
西村真悟氏の驚くべき発言もあった。
石原共同代表の「暴走」も続く。
維新だけの問題でもない。
首相の言葉や閣僚の靖国参拝も含め、多くのことが積み重なって、日本の政治家の歴史観、人権観が疑われている
▼政治家の資質ということを考えざるをえない。
マックス・ウェーバーの『職業としての政治』によれば、政治家にとって決め手となるのは判断力である。
対象を冷静に距離を置いて見るべし。
「距離を失ってしまうこと」は政治家の大罪だ。
一連の発言はまさにその過ちを犯している
▼ウェーバーは戦争を道義的な意味で終わらせる筋道にも触れている。
「品位のない憎悪や憤激」が繰り返されるうちは、戦争は「埋葬」できない。
それは「品位によってのみ」可能になるのだ、と
▼判断力も持たなければ品位も欠く。
そんな政治家に日本の将来は託せない。
危なくて仕方がない。
日本の政治家は往々にして品性はかけているように思う。地盤 看板 カバンが営々と続いている限り代議士になることに必死の様だ。
そのような人でなければ橋元氏のようにとんでもない発言を繰り返し 行動とることにより人気を博す事に専念しているとしか
思えない人たちが政治家になっている。
早い話が政治の事は何も判らずして、お笑い芸人や 運動選手で名前が知れたり タレントなどが政治家に変身しているケースが多い。
それこそ最低の政治家の知識テストでもしてからに政治家に志望できるようにすべきである。
こんなに品性の欠けている人たちが政治家になるのはおかしい社会現象で対策を打つべきである。
相手の弱みを突くのが上手だから立派な政治家とは言えない。やはりこの人たちも品性がかけているように感ず゛る。
立派な政治家とはどんな人物か やはり国民の為 自分の能力一杯犠牲に出来る人で有ってほしいものである。
政治家は国民に君臨するのではなくて 国民の為に身を粉にして働く人が政治家になってほしいものである。
極端な例 選挙の時には土下座して 当選すればふんぞり返って偉そうにする人たちは政治家になってほしくない。
もちろん日頃の地盤 看板カバンをもって政治家になる人はもっての他で 二世 三世議員は腐敗の元である。
樋口さんを代表とする「96条の会」が発足した
安倍首相が掲げる憲法96条改正に反対する会である
平成25年5月24日の天声人語よりの引用
大阪の通天閣の話をつい先日書いたばかりだが、ここの展望台には幸運の神様「ビリケンさん」がいて、名物である。
とんがり頭でつり目の不思議な顔。もとは米国生まれのマスコットというが、明治末から日本でも人気だった
▼その容貌(ようぼう)が似ていたことから、大正時代の寺内正毅首相は「ビリケン寺内」と呼ばれた。
ビリケンは「非立憲」という音にかけている。
陸軍長老で、閣僚に政党人が一人もいない「超然内閣」だったから、立憲主義にもとると見られたのだろう
▼憲法学界の大御所、樋口陽一・東大名誉教授はきのうの記者会見で寺内のあだ名に触れ、
「立憲という言葉は、当時の帝国臣民にも耳慣れない言葉ではなかった」と語った。
非立憲とは、政党が藩閥政府を攻めるときの「決め言葉」だった、と
▼樋口さんを代表とする「96条の会」が発足した。
安倍首相が掲げる憲法96条改正に反対する会である。
そうそうたる憲法学者、政治学者らが発起人に名を連ねる。
改憲派の論客、小林節・慶大教授も加わった。
立場を超えて現状を憂える
▼憲法とは政治権力が勝手をしないよう国民の側から縛っておくための約束事なのに、
それを都合よく変えやすくしようと権力側が動き出す。
これは憲法の存在理由そのものへの挑戦であり、立憲主義の破壊だ、と
▼憲法の基本がビリケン宰相の時代ほどにも理解されていない。
それが樋口さんの懸念だろう。
80歳の三浦雄一郎さんも凄(すご)いが、78歳の樋口さんの奔走にも凄みを感じる。
戦後今までの間 この安倍政権になってから急に軍隊を持つ話が浮き上がってきている。
まず憲法96条を変え 憲法変えるのに必要な三分の二から、二分の一の賛成にしてから、
変えようてしている。
憲法を変えるに必要な人数を三分の二から二分の一に変えようと企んでいる事になる。
今のところの世論調査では変えることに反対する人たちが多いようだ。
憲法を易々と変えられては国民としてはたまったものである。
権力者によってコロコロと世の中が変わり 変貌するようでは大変だ。
権力者を縛るものとしての憲法を大切にしてほしい。
軍隊はいらなくて 自衛隊で充分だ。
自衛隊が海外で活躍するのはただアメリカ軍の傭兵として利用されるだけである。
アメリカに弱い安倍首相では、ただアメリカに経済も軍隊も利用され続けるだけで
国民の為には何の役にたたない。北朝鮮 中国 韓国と近隣諸国とは対立を深めてゆくように思える。
全く逆で 近隣諸国とは仲良くし 対アメリカに対して日本の国益に反することは大いに言ってほしいものである。
二世 三世の議員の多い政党には余り期待は持てない。
自衛隊が国防軍に変わらないことだけを願う。
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