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4月について


3月末から桜が咲き始め4月に入ると一度に満開となった。例年に比べ桜の咲くのが少し早かったように思われた。

徐々に暖かさも増し、春の気配が一段と強まってきている。

アベノミックスでもって株が゛上昇し景気が回復してきているかのように見えるが、実感として、生活は依然と変わりがない。

一方で円安の為、石油などの輸入物は上昇して,物価の下落は見られない。

収入が゜増えないものだから、家計は依然として同じ状態で、職種によって苦しい生活で推移している。

日銀の総裁が交代し、インフレに持って行くとするが長所 短所もあってどうなることになるのか判らない。

最近北朝鮮が急に強硬な態度に出てきているのが気になることである。

北朝鮮の近辺で米韓軍事演習が行われての反応なのか、急に強硬姿勢になってきた原因が何なのかが判らない。

やはり2か月前より米韓合同演習が行われていたようで合同演習は4月30日で終わった。

独裁者が統治すると、どうしても体制維持のため強硬にならざるをえないものかと考えたりするが、

それともアメリカが此のところ戦争が無いので、戦争をするための準備として強硬策の反作用によるものなのか。

戦争するのならばアメリカ近辺でやってほしいものだ。

どうして、同じ人間同士で仲良く共存できないものかと思う。

韓国の故金中大統領が相手と仲良くする方法として太陽政策を打ち出していた事を思い出す。

ノ−ベル平和賞をもらわれたのも納得出来る。

同じ民族同士、 日本の植民地から米ソ対立の余波でもって、朝鮮は北と南との二ヶ国に分断され、憎しみ合うようになった朝鮮の方たち

互いに南北で憎しみ合う状態におかれ、大変気の毒な事とだと思われてくる。

沖縄も同様、終戦間際に第二次大戦の戦場を強いられ、アメリカ軍の占領下に置かれて、

未だにアメリカは基地を返還しようとしない。

もともと軍事基地は侵略を防ぐために存在するのだが、何故にアメリカ軍の基地が日本に多くあるのか、何故に必要なのかが判らない。

アメリカはさらに長く基地を保有する約束を自民党政権 安倍氏に強いて来ている。

これまでも、日本との返還の約束を繰り返しながら日本の基地からアメリカは撤退しようとしない。

日米安保でもって、アメリカの従属下に日本は置かれていることを強いられている。

これは日本にも朝鮮同様の戦争の傷跡が未だに残っている。敗戦後も約67年経てもである。

核兵器が数多くある中では、人類存亡 全生物破滅 地球破壊の瀬戸際で国際間のやり取りが行われているように感ずる。

人間としての業は何時の世になってもあり続け、現在も続いている。

日本でも戦争体験者が少なくなってきており、勇ましい富国強兵の機運が高まりつつある。

安倍首相の自衛隊の国防軍への憲法改正は再び恐ろしい世の中への序曲でもありそうだが、断固阻止すべきである。

イラク戦争のブッシュ大統領ではないが、自分は若い頃戦役をのがれ、イラク戦争を始めて 

多くの若者を亡くすような事の無いように願いたいものだ。

これからの大戦争は人類破滅 地球破壊につながることを理解してほしい。

近隣とは仲良くすれば戦争は起きない。

軍隊も基地も兵器もいらなくなる。

軍需産業依存国家はもう時代遅れである。

アメリカが海外に基地を多く持つことが、アメリカをも含め全世界を不安定化させているように思えてくる。

そのアメリカでボストンマラソン大会で、二人の普通の青年によってテロが起き、多くの死傷者が出ている。

簡単な爆弾 高圧鍋を使って殺傷力の強い兵器が作られている。犯人は幼いころにチェチェンから移民してきた2兄弟のようである。

防犯カメラが犯人を写しだされ 兄は死亡し弟は重傷を負っているようだ。

ボストンマラソン爆弾テロの爆発の瞬間(動画)



日本ではアベノミックスで経済復興させようと試みられている一方、憲法を改正し国防軍を作ろうとする試みが

安倍自民党によって推進しようとしているが、世論は反対の人たちが多いようだ。

た゜が主義主張と異なり、自民党基盤は長年の自己の利益さえ良ければとの考えの人たちが多く居る。

地盤 看板 カバンが揃った 二世 三世が多く所属している政党である。

世論とは異なってて投票する人たちも多く出ている。

結果それが国民と意思としてとらえられ 憲法が改正、軍隊を持つ国と変わり戦争に現在の自衛隊員が戦場に出るようになる。

多くの戦死者が出て来るようならば自衛隊を辞める人たちが増えてくる。

そうすると軍隊として体をなすことが出来なくなって徴兵制度が布かれる可能性がある。

日本国家 国民のためだと国に奉仕するのが国民として,当然の義務とされ、軍役につかない者は非国民扱いされて懲役に服すこととなる。

戦死者は英雄として靖国神社に祭られ神様となる。

そんな大勢な神様が靖国神社に英霊として祭っられ、と゜゛んどん増えて行く。

そんな将来が予想されてくる。

でも日本国民は既に苦い苦い経験してきた。

それが忘れられようとしてきている時代になったのかと嘆く。

安倍首相はアメリカのブッシュと同様に兵役には就かない。年齢と同時に難病持ちだからである。

現在、ブッシュは充分に余生を満喫しているのではなかろうか。

安倍首相は歴史に残るような政治をしたがっているように思えてくる。

それが国民にとって幸福か、不幸かを十分に考える必要がある。

「春雨や 地球の痛み わが痛み」




米軍に対する日本の負担


県民に伝えられないオスプレイの姿(動画)


戦争を知らない子供たち(動画)


戦争を知らない(動画)


学童疎開先の粟生光明寺(動画)


光明寺三分間法話



戦争を語り継ごうのリンク集
(粟生光明寺での疎開生活)


第二次大戦関連リンク集
(集団疎開時の生活・写真)






先月29日の予算委員会で安倍晋三首相に強い調子で切り込んだ
日本国憲法のなかで一番大切な条文は何か





平成25年4月7日の天声人語よりの引用


あれから1週間で、ブログへのアクセスが20万を超えた。

いわゆる炎上の状態である。

「驚いたが、勉強にもなった」と、民主党の民主議員の意味のない質問にあきれかえる安倍総理は言う。

多くの批判にもひるんではいない

▼先月29日の予算委員会で安倍晋三首相に強い調子で切り込んだ。

日本国憲法のなかで一番大切な条文は何か。

個人の尊厳をうたい、人権の保障を包括的に定めているのは何条か。

逃げは許さじと畳みかけた

▼首相は「クイズのような質問」に不快感を示し、「大学の講義ではない」と反発したが、答えとなる条文をあげることはなかった。

小西氏が首相から引き出そうとしたのは13条である。

その前半に「すべて国民は、個人として尊重される」とある

▼ざっくりいえば、自分の人生は自分で決められるということである。

社会の中の多数派も少数者も等しくそうであり、そこに国家が口出しすることは許されない。

「切り札」としての人権とも呼ばれる

▼首相が、この憲法のいわば肝の部分をきちんと捉えていないのではないか。

小西氏はそこを突こうとした。

氏との問答に「何の意味があるのか」と首相は不満げだったが、意味は大いにあった。

「首相として」憲法を改正したいという安倍氏の憲法観、人権観は、もっともっと子細に明らかにされるべきである

▼政界の憲法論議がいよいよ盛んになってきた。

まっとうな議論なら聞く耳も多いだろう。

小西氏は5月の憲法記念日に向け、13条を考える超党派の議員連盟をつくりたいという。




議員は法律を作り 全国民をば如何に安らかに安心して生活できるかを考え施行するのが仕事で責務を

負って議員になられたものと思っている。

自己の安楽のためになっておられる人はいないと信じたい。

憲法は法律の基本で議員に成ろうと思われるならばある程度知っておいてほしいものである。

憲法は何かも知らずして改正しようとするのはもっての他である。

自衛隊を国防軍に変えようとされるのはどうしてか。?

又その憲法を変えたいために三分の二の賛成なければならないのを二分の一に変えようとされる人が

憲法の大切さを理解しておられないのは非常に恐ろしいことと思われる。

ひ弱な世襲総理では国益がどんどんと失われていくのではないかと感ずる。

議員は国民の代弁者で有る筈なのが 議員の代弁者となって人々を困らせる人たちを多く見かける。

民主議員の意味のない質問にあきれかえる安倍総理(動画)





憲法の根っこにある立憲主義という考え方を改めて確認しようとしている
個人の権利や自由が、国家権力なり社会の多数派なりによって
奪われることがあってはならない







平成25年4月28日の天声人語よりの引用


 原点に立ち返って憲法を議論し直そうという国会議員らの動きが広がっている。

憲法とは何か、何のためにあるのか。

そもそもから考える、という。

確かに、それ抜きの議論が先走っている。

歓迎したい

▼民主党の議員らが25日に「立憲フォーラム」という超党派の議員連盟をつくった。

同じ日に、やはり超党派の議連「13条を考える会」も発足した。

いずれも、憲法の根っこにある立憲主義という考え方を改めて確認しようとしている

▼個人の権利や自由が、国家権力なり社会の多数派なりによって奪われることがあってはならない。

そのために権力を憲法によって縛っておく、というのが立憲主義である。


様々に異なる価値観を持つ人々が、公正に平穏に共存できる社会をつくる。

そのための知恵である

▼個人の尊重という思想は従来の改憲派には好かれていない。

いまの憲法のせいで、「ほっといてくれ」と国家に背を向ける国民が増えた。

憲法を通じ、国家が国民にもっと「ああしろ、こうしろ」と言うべきだ。


そんな発想が根強い。

立憲主義への無知なのか、あるいは懐疑か嫌悪か

▼もとより憲法とは国民からの国家への命令であり、逆に国家からの国民への命令が法律である。

ああしろ、こうしろが必要なら法律のレベルでやればいいことであり、憲法でどうこうする話では本来ない

▼立憲主義を蔑(ないがし)ろにして改憲をする。

そのとき憲法は憲法という名前の別物になる。


それでいいのか。

目下の議論の最前線は実はここにある。





現在日本は大変な岐路に立っていてる。

愛国心をあおり、戦争の出来る国に自衛隊を防衛軍に変わろうとしている。

多分に安倍自民党乃至保守系の党が参議院で過半数を取るようなことになれば自衛隊が国防軍に変わり

軍隊として強い力を持つようになるだろう。

戦争放棄 の平和憲法は改憲されることとなる。

これは大事件だ。

たった一つ一番日本が世界に誇る事のできる平和憲法がなくなれば日本はただの戦前の日本国に戻るだけである。

長い、にがい苦しい戦争と敗戦の経験を経て得た憲法を放棄することは 戦争で亡くなった人たち

又それを維持してきてくれてきた人たちに大変申し訳ないことである。

戦争になれば明日の命が判らず 唯再び窮乏に耐えることとなる。

絶対あってはならないことである。

人間同士の戦争には何一つ良いことはないが、人類の歴史は戦争の歴史ともいわれるものだが、

敗戦後の日本では平和憲法の為,この約60年間戦争に関与せす゜過ごしてきた。

同じ愚を繰り返さないためにも平和憲法を変えてはならない。

安倍首相は戦争を出来る国にしようとしている。






本気さを打ち出した「異次元の金融緩和」は確かに日本経済の空気を変えた。
期待に膨らむ金融市場の一方、多くの国民はまだ何も手にしていない





平成24年4月28日の京都新聞凡語よりの引用

 「景気は気から」なのだろうか。

日銀は最新の展望リポートで今後の物価上昇率の見通しを引き上げ、

2015年度に1・9%と黒田東彦総裁が掲げる「2年程度で上昇率2%」達成が可能とした

▼強気と市場関係者は受け止める。

直近の物価上昇率はマイナス0・5%。

金融機関など大方の民間予測を大幅に上回る想定だからだ


▼本気さを打ち出した「異次元の金融緩和」は確かに日本経済の空気を変えた。

急速な円安、株高が輸出大手など企業収益の改善見通しと相まって進み、個人資金も相次ぎ相場に参戦。

百貨店では宝飾など高額品販売が好調という


▼期待に膨らむ金融市場の一方、多くの国民はまだ何も手にしていない。

そもそも政府の金融経済政策しだいで長期のデフレ構造を転換できるのか、バブル回帰を懸念する声も聞かれる

▼「カジノ資本主義の再来を防いでほしい」。

彦根市で先月あった滋賀大卒業式で佐和隆光学長は、

投機マネーに翻弄(ほんろう)される世界経済を批判した経済学者スーザン・ストレンジの言葉を引用して卒業生に訴えた

▼バブル経済が日本人の勤勉さや努力、創意などの倫理観を後退させ、「失われた20年」を招いたという。

いよいよ安倍政権が放つ3本目の矢・成長戦略は、実体と実感を伴う景気回復への気概と根気が問われる。



株は踊り株価は上昇しているが,実感として国民は景気回復を感じていない。

株を持っている人たちにとっては景気回復の恩恵に浴しているが庶民には実感はない。

年金生活者にとって乱高下する物価に戸惑いを感ずる。

年金額は一定である。その中での物価の上昇は大変にこたえる。

むしろインフレよりデフレの方が良い。

物価は安い方が有り難い。

安倍首相は物価がデフレからインフレへのアベノミックスを掲げ景気回復の兆が見えてきたと喜んでいるが、

消費税も上がる予定である。

年金生活者にとってどんなメリットがあるのか教えてほしい。

浜矩子氏:アベノミクスは浦島太郎の経済学だ(動画)



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