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7月になって


7月になると本格的な夏である。毎日が暑い日が続く。身体がぐったりするほどにも暑い。

たまに涼しい日が有ると有り難く助かる気持ちだ。

7月中旬頃には猛暑が続いた。中旬頃より蝉の鳴き声も聞くようになってきている。

毎日の冷房は欠かせない。熱中症で救急車で運びこまれる人たちが増えてきている様子がマスコミで報道されている。

しかし原発再稼働には反対である。

安倍内閣は原発再稼働には賛成のようだが、一旦事故が起きると人的被害と同時に復興には何年 何十年もかかるようで

コストは結局大変高くつくことと、一挙に国民の平凡な毎日の穏やかな生活を奪ってしまう。

又安倍首相は原発の他の国への売り込みに大変積極的で、何かお金の亡者のようで、経済界の言うまま世の中が運んでいるようだ。

一般庶民の生活は全く変わらず ガソリン 一部輸入品の食品が値上がりしている。

給料も 年金も、変わらないがアベノミックスがもてはやされ 日銀が政府の言うとおり紙幣を大量に刷って社会に流通させているが、

末端の生活は全く変わってこない。

唯新聞・テレビで゜日本経済が好転しているとの報道はされているが、毎日の実際の生活は全く変わっていない。

それに7月4日より参議院選挙に入ったようだが、テレビで゜見ている限り、選挙で候補者の名前を連呼を聞くのは何日に一度聞くだけである。

新聞では自民党大勝という報道だけに、恐ろしい軍国日本の復活の気配を感じるようになった。

富国強兵は時代錯誤も甚だしい。隣国との仲は仲良くしなければならないのに、韓国・中国とは仲が悪い。

一方ではアメリカは 中国 韓国とも仲が良いように報道がされている。

アメリカにとって中国 韓国と日本が仲が悪いのが好都合かと思えてきた。

ただ日本はアメリカだけが頼りで日米合同軍事練習がなされていることが報道されている。

アメリカの先兵になり世界のあちこちで戦争する国になってゆくのではないかと心配だ。

日本も戦争を知らない世代が中心的な存在となってきて、又昔のような勇ましい国になるのかと悲しい気持ちでいる。

憲法九条で日本は永遠に戦争放棄した国であってほしい。

戦争になれば犠牲者 健康な人がある日 突如として亡くなる人たちが増えること間違いない。

安倍首相は「取り戻せ日本」を声高に叫んているが、その意味がよくわからない。

強大な昔の様うな軍事大国になろうとしているのか、自主的な強い国になろうとしているのか意味不明である。

日本の思うことが主張出来ない日米関係でも、堂々と言えるだけの国にするのならば判る。

自民党はず-とアメリカ追従外交を続けていて、一度にそのようなことが出来るのか疑問だ。

沖縄問題 これから始まるアメリカとのTPP交渉でどれだけ日本の立場が主張出来るのか大変疑問を抱く。

多分に周辺の韓国 中国に対し強気に出られる日本に成れることが安倍首相の本音だと思う。

堂々とアメリカに対し、自国の意見が言える国になることが「取り戻せ日本」だったなら立派だ。

そんな気配は毛頭に感じられない。

以前には儒教の教えが世間一般に行き渡っていたのが戦後のアメリカの政策でその考えはすたれてきている。

先生や親 年長者を尊ぶ心は何処かにすっ飛んでしまっている。

それらを含め良き日本の慣習を復活しようと思われるならば立派だ。だがひ弱な感じを受ける安倍首相には

不可能なことで,近隣諸国へのナショナリズムを主張するのがせいぜいの事かと思える。

参議院選挙での国民を欺く容易な手段をとっているだけの事のように思えてくる。

勇ましいだけで終わってほしくない。

第二次大戦、その敗戦による惨禍を忘れずに、

何時までも平和を求め続ける日本であってほしいものである。

参議院選挙結果は自民党大勝に終わっている。

全体の投票率では自民党より野党へ投票した票の方が断然に多数である。

野党の乱立化でもって自民党が大勝している。

アベノミックスの行方 そして国防軍の創設 原発の存続 世界への原発の販売戦略そしてTPP問題など大変に危惧することを

抱えての安倍政権の発足となる。

参議院のねじれが解消したので思う存分に自民党はやりたい放題の事が出来る情勢になった。

国民の意志を無視しての政権運営では、いずれ国民から見放されることとなるにちがいない。

国民はそんなに馬鹿ではないと思う。

じっと見守る必要がある。

選挙報道がマスコミとして大きかったので、世界の情勢はあまり注目されることが少ない。

シリア エジプト トルコなど国民の反発が大きい国々が多くある。

トルコでは、ただ何も叫ばない立っているだけのデモは大変印象的だった。




戦争を知らない子供たち(動画)


Hidetoshi Meekataのface book






パキスタンで武装勢力に頭を撃たれたマララ・ユスフザイさん(16)が
12日、ニューヨークに姿を見せ
国連での演説はそれほど感銘深いものだった







平成25年7月15日の天声人語よりの引用


 若くして歴史に残る存在となってしまったことの重さはいかばかりかと思う。

しかし、この少女ならその重さを正面から受け止め、力に変えていくのではないか、とも思わされる。

国連での演説はそれほど感銘深いものだった

▼パキスタンで武装勢力に頭を撃たれたマララ・ユスフザイさん(16)が12日、ニューヨークに姿を見せた。

イスラム過激派の逆鱗(げきりん)に触れた「女の子にも教育を」の信念は、より確かなものとなったようだ

▼事件が彼女の志を挫(くじ)くことはなかった。

むしろ彼女の中で「弱さ、恐怖、絶望が死に、強さ、力、勇気が生まれた」という。

「本とペンを手に取ろう。

それが最強の武器なのです」。

堂々の語り口は理想を追う政治指導者の風格すら感じさせた

▼自身を銃撃したテロリストをも赦(ゆる)す。

「彼らを憎んではいません」。

慈悲の心、非暴力の哲学。

預言者ムハンマドやキリストからガンジー、マザー・テレサまで、先哲からの学びの厚みが言葉を支える

▼世界では多くの女子が低年齢での結婚を強要されたり、無理に働かされたり、人身売買されたりしている。

彼女らの人権を守れ。

マララさんは、日本の憲法前文でいう「人類普遍の原理」に拠(よ)って立つ

▼元は西欧起源の思想かも知れない。


しかし、それが南西アジアの少女の血肉となり、武器となる。

その意義をわかち合った聴衆の総立ちの拍手は、世界に残された希望である。

普遍の原理があまりお好みでなさそうな為政者にも、ぜひ画像で見ていただきたい




宗教による偏見でもって女性として勉学に励むことが宗教の教えにはんするとして銃撃されて

奇跡的にマララ・ユスフザイさん(16)は助かった。

その彼女が国連の場で演説することは異例のことで女性への差別に対し堂々と立ち向かっている。

イスラム社会では男女の差別が顕著であることは一般に知られているが。

銃に撃たれても尚且つ奇跡的に助かり、男女の差別 今回の場合教育機会での闘いは

大人でもまねできないような意志の少女に思われる。







自公で76 政権をしっかり固めさせてしまった





平成25年7月28日、京都新聞の梵語よりの引用


自民党がいやになって民主党へ。

その民主党がだめなので新党へ。

でも頼りない。

有権者は結局、自民党と共産党に戻った−大阪で当選した共産党の新人候補がそんなふうに解説していた

▼言われても野党の面々は反論できそうにない。

といって共産党も威張れない。

当選8はみんなの党、日本維新の会と同じ数字だ。

自公で76。

政権をしっかり固めさせてしまった

▼「一強多弱」と言うそうだ。

圧倒的な与党の勢力。

野党は内紛ばかりが目立つ。

おそらく今後3年間は国政選挙がない。

政権にとって「黄金の3年」とまで表現した新聞があった。

政治の安定はいい。

その隣に怖さもある

▼求められる野党の姿とは? 

政権担当能力があり、一定の規模を持つことが不可欠だ。

政権党へのチェック機能が働き、有権者の選択肢も広げてくれる。

「多弱」では無理か?

▼参院選に好例があった。

山形選挙区。

みどりの風の候補を民主党と社民党、連合山形が後押しし、自民候補にあと一歩のところまで詰め寄る。

野党同士が批判し合い、結果として与党を楽にさせた京都や大阪とは大違いだ

▼野党結集には強いリーダーシップが欠かせない。

開票の夜。

民主党候補の事務所で「解党的出直し」を明言し、野党の連携にも触れた前原さん、言葉通りの行動を期待したい。





今回の参議院選挙では野党が乱立して結局に自公の大勝利になった。

参議院のねじれがなくなったので法案は全て殆ど素通りできることになった。

だが独裁にはなってほしくない。

投票率は低く、与党対野党の支持人数で゜は野党の方が遥かに多く有る。

野党は分散したため、当選者が少なくなったことを念頭に自公政権はしっかりと国民の世論を意識し

政治を行ってほしい。

人数で自分たちの思いを通すだけで有ってもらいたくない。

あくまで日本は民主主義であることを念頭に、国民の為の政治を行ってほしいことを願うものである。

与党の責任は非常に重く重大である。

其のことを国民から託されたことを念頭に政治を行ってほしいものです。







麻生氏はまずナチスがどうやって独裁権力を獲得したかを語った
憲法はいつの間にか変わっているくらいがいいという見解にうなずくことは到底できない





平成25年8月1日の天声人語よりの引用

ぎょっとした。

麻生副総理が7月29日、ある会で改憲に触れて、こう述べたという。

「気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた。

誰も気づかないで変わった。

あの手口に学んだらどうか」。


同僚記者の取材と麻生事務所に確認した結果をあわせ、以下紹介する

▼麻生氏はまずナチスがどうやって独裁権力を獲得したかを語った。

それは先進的なワイマール憲法の下でドイツ国民が選択したことだ、と。

いかに憲法がよくても、そうしたことは起こるのだ、と

▼次に、日本の改憲は騒々しい環境のなかで決めてほしくないと強調した。

それから冒頭の言葉を口にした。

素直に聞けば、粛々と民主主義を破壊したナチスのやり方を見習え、ということになってしまう

▼氏は「民主主義を否定するつもりはまったくない」と続けた。

としても、憲法はいつの間にか変わっているくらいがいいという見解にうなずくことは到底できない

▼ヒトラー政権は当時の議会の機能不全に乗じて躍り出た。

対抗勢力を弾圧し、全権委任法とも授権法とも呼ばれる法律を作って、やりたい放題を可能にした。

麻生氏の言うナチス憲法とはこの法のことか。


そして戦争、ユダヤ人大虐殺へと至る

▼巨大な罪を犯した権力集団を、ここで引き合いに出す発想が理解できない。

熱狂の中での改憲は危うい、冷静で落ち着いた論議をすべきだという考えなら、わかる。

なぜこれほど不穏当な表現を、あえてしなければならないのか。

言葉の軽さに驚く。




平和憲法を変えたいとする自民党の執念のようなものを感ずる。

平和を愛する、願う人々の気持ちは同じだと信じたい。

だが自民党の一部には富国強兵の考えのある方がいるのか゛よく判る。

でも第二次大戦によって苦しい体験を強いられたものは到底賛同できるものではない。

この記事を読んでギョ-とした。

大変な人物が安倍内閣の陰にいるのかと。

確かに安倍首相もタカ派であることには間違いない。

でもその一番の側近中の側近がこのような発言をするには驚いた。

この発言が参議院選挙前にあったならば選挙結果ももっと違っていると思う。

何か国民を騙し強引に政治をば進めようとする自民党の体質が良く出ていると思う。

即刻に閣僚を麻生大蔵大臣は辞任してほしい気持ちだ。

ひ弱な感じの安倍首相には強引な麻生首相を頼る所があるように思える。

加藤紘一 の系譜に有る京都出身の前自民党総裁 谷垣禎一の方が良識的な人物のように思えてくる。




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