提供: 野次馬集団

Gable

barbaroi.gif


  「バルバロイ!」それは歴史の闇に葬り去られた者たちの反攻の叫び。

   「今日は、死ぬには、いい日だ!」
  サウスダコタの歴史に残る「傷ついた膝」(Cankpe Opi)が
占領された時
、こう叫ばれた。
  しかし、誰が最初に叫んだかは記憶されていない。

  1876年6月25日、 ジョージ・アームストロング・カスター将軍に
屈辱的な敗北をもたらしたオグララ・スー族の「狂った馬」(Ta-shunca-uitco)は、
その1週間前、「薔薇のつぼみ」における戦いで、
  馬に乗り突進しながら、同志たちに叫んだ。


   ホカヘー! われに続け。
   今日は戦うには、いい日だ。
   今日は、死ぬには、いい日だ!

(『夜明けへの道』より)



[注意]
 このサイトには、古代ギリシア語フォントが使われている場合があります。その際は、"TekniaGreek"フォント、あるいは、"SPIonic"フォントがインストールされていないと、適切に表示されません。"TekniaGreek" のダウンロードはTeknia Language Tools から、"SPIonic"のダウンロードはGet Greek Font から、機種に合わせてダウンロードしてください。
 フォントが解凍されましたら、TekniaGreek.ttf、あるいは、SPIonicというファイルをシステムフォルダに放りこんでください。再起動する必要はありません。
 インストールが終わったら、ギリシア語が正しく表示されるかどうか、「ギリシア語フォントのテスト」を開いてみてください。





 《 ソークラテース同時代

  言葉は本当に通じるのか?

  通じるとすれば、それはどのように通じるのか?
  あるいは、アテナイ民衆はソークラテースの言うことを理解できなくて処刑したのか?
  それとも、理解したがゆえに処刑したのか?――

  こういう問題に衝き動かされて、原典を読み進む過程で、心覚えのための訳が
  いつしかたまってしまいました。不備な点も多いですが、読んでくださった方々との
  協働で、鑑賞に堪える訳になれば、これにまさる歓びはありません。
  それが、「提供:野次馬 集団」となっている所以です。


目次

  • 「ソークラテースの徒」文献集
     ソークラテースの後継者で、「ソークラテースの徒(Sokratikoi)」と呼ばれている人たちのうちで最も重要なのは、プラトーン〔アカデメイア学派〕、クセノポーン、アンティステネース〔キュニコス学派〕であるが、かの「十人衆」と言われている人たちのうちで最も著名なのは、アイスキネース、パイドーン〔エリス学派〕、エウクレイデース〔メガラ学派〕、アリスティッポス〔キュレネ学派〕の4人である。〔D.L. II_5(47)〕

    • クセノフォーン『ソークラテースの思い出』
       クセノポーンは、ソークラテースを理解するうえでは器が小さかったと悪口されるが、ソークラテースの実像を知るうえでの基本資料。すでにすぐれた訳が出ている以上、あたしが出しゃばることはない(^^)
    • Xenophon : 酒宴(Symposion)
       プラトーン『酒宴(Symposion)』があまりに有名なため、あまりに無視されてきた作品。しかし、所詮は酔っぱらいの戯れ言が実相のはず。その意味では、充分に信じられる同時代証言。
    • Xenophon : ソークラテースの弁明
       プラトーンによる『弁明』の陰に隠れているが、当時の人々がソークラテースをどう見ていたか、同時代証言として欠かせない。
    • ソークラテース学徒アンティステネース
       ゴルギアスの弟子だったとされるが、ソークラテースに傾倒。ソフィスト的傾向が強い。犬儒派〔キュニコス学派〕の祖とされるが、疑わしい。


    • 犬儒派(キュニコス学派)作品集成
       哲学がもはや偽善的にしか自分の語るところを生きることができなくなって以来、生きているままを語るというのが不遜であることの務めとなる。硬直した観念論によって嘘が生活様式とされている文化においては、真理の過程は、真実を言うだけの攻撃性と自由(無恥)とを備えているかということに懸かってくる。(Peter Sloterdijk "Kritik der zynischen Vernunft")


  • Lysias弁論集
     リュシアスは、イソクラテース、デーモステネースと並ぶ大弁論家。
     プラトーンの『パイドロス』の批判に災いされてか、日本ではあまり知られないが、
     ソークラテースのために弁明を書いたとも伝えられる〔D.L. II_5(40〕)。


  • Andocides弁論集
     アテナイ史上最大のスキャンダルともいうべき前415年のヘルメース神像毀損事件に関与。これによって人生の狂ってしまった弁論家の弁論集。
     この人物が注目されるのは、ヘルメース神像毀損事件にソークラテース学徒も関与していること、前399年、ソークラテース裁判に先立つ数ヶ月前、アンドキデースも同じ不敬罪で裁判にかけられていることなどである。


  • Antiphon弁論集
     アンティポーンは、法廷弁論の創始者にして、十大弁論家の最初に位置する弁論家。
     前411年の寡頭派クーデターの首謀者でもある。


  • 群小ソフィストの正義論
     「正義は弱者の約束事にすぎない」として、後にニーチェの奴隷道徳思想に霊感を与えた
     ソフィストたちの正義論集。ソークラテース最大の論敵といってよい。


  • Xenophon : ラケダイモン人の国制
     厳しい鎖国政策により謎に包まれたスパルタの国制の同時代証言。
  • (伝)Xenophon : アテナイ人の国制
     前5世紀のアテナイ民主制批判のプロパガンダの書とされるが、
    じっさいは真意のよくわからない謎の書である。


  • 伝Plutarchos : 情炎物語(Amatoriae narrationes)
     男のヒュブリス(hybris)の前に散った女たちの癒されることなき怨念の数々……。
  • Plutarchos : 女たちの勇徳(Mulierum virtutes)
     バハオーフェンが名著「母権制」において、父権制社会に先行する母権制社会を透視する
    典拠とした問題の書。
  • Plutarchos : ヘラス設問集(Aetia Graeca)
     古代ギリシア諸都市における風俗・習慣の起源について。
  • Plutarchos : ラケダイモン人たちの古習(Instituta Laconica)
     特異なスパルタの風俗・習慣について、いくつかの出典からの寄せ集め。
  • Plutarchos : ラコニア女たちの名言集(Apophthegmata Lanonica)
     女上位の点でもスパルタは異色であったが、軍国の母たちの名言集。





 《 歴史書・歴史断片集

目次




 《 古代ギリシア案内


 《 反・ギリシア神話
 太女神は、つねに、「処女-母親-老婆」という三相一体のすがたで観念せられ、 崇拝されていた。しかるに、むくつけき男性原理を誇示するオリュムポスの神々の 侵攻によって、彼女(たち)は分断され、圧殺・封殺され、世にも醜怪な姿に変ぜられて辺境の地に追放され、あるいは、体制の中にとりこまれていった。
 そういった迫害を一身に受けた 太女神メドゥサに関する Alicia Le Vanの論文
から入っていただきたい。
  • 古ヨーロッパの神々
     インド=ヨーロッパ語族侵入以前の古ヨーロッパの世界。
  • ギリシア神話・伝説ノート
     バーバラ・ウォーカーの『神話・伝承事典』(大修館)はじつに興味深い書物だが、たわごとも多い。そのたわごとを一々検証してゆく。



メーリング・リスト「ML_Barbaroi!
 そういうわけで(???...説明は面倒)、メーリング・リストを立ち上げることにしました。当サイトに関連することは、何でも議論の俎上にのせてゆくつもりです。目下、差別論、「両手利きの樹」の探究、事実と真実の相違などを議論中。
 登録は【MLコミュホームページ】からどうぞ。
 新着情報ご希望の方も、当MLをご利用ください。




 《 My Gem of the URLs


「野次馬通信」愛読者のための
野次馬小屋
それまでの野次馬
  〈講話〉
  〈野次馬通信 抄録〉
  〈創作〉
yaziuma.gif それからの野次馬
  〈童話〉
  〈エッセイ〉


「鹿野武一」関連資料集

 野次馬小屋を訪問していただけるかたは、入口よりお願いします。


キュニスカの部屋kyniska.gif


幕末・外国人要撃
 イラクの状況は、日本の幕末と同じではないのか。そういう問題意識から、Kyniskaさんが調べた幕末・外国人要撃の実情。


休暇村あっちこっち
new.gif 現在、全国に36箇所あるという国民休暇村。なら、「全村」めぐってみようと始めた二人旅の記録。


 Kyniskaはスパルタ王アルキダマス2世の娘。オリュンピア祭の戦車競技に、女として初参加し、2度優勝したと伝えられている。


 このサイトについてのコメントをいただけると嬉しいです。
 コメントをいただける場合は、 post/gif をクリックしてください。
Since 01/April/1997 Last Modified on 20/November/2009
Copy-Left, TOMITA_Akio <tiakio@mbox.kyoto-inet.or.jp>